HISTORY & CULTURE

きっと何かと出会える公園の中の劇場「高槻城公園芸術文化劇場」

豊かな緑とともに高槻市の歴史を伝える高槻城公園のまん中に令和５年（２０２３年）にオープン。北摂最大級のトリシマホールやコンサートに最適な太陽ファルマテックホール、本格的な演劇やダンス公演が可能なサンユレックホールなどがあり、様々な公演のほか幅広い世代の人々が文化芸術を体験できるイベントが開催されています。 外構にはかつての高槻城を思わせる堀や塀を再現するほか、外壁には城下町の格子の木材を張り巡らせるなど、歴史的な遺構を現代的にアレンジしています。 日常使いできる劇場として、館内にはテラス席を有するカフェが併設されています。劇場を訪れる人だけでなく、カフェだけの利用も歓迎しています。

「将棋のまち高槻」にある将棋界の西の聖地「関西将棋会館」

2024年12月にJR高槻駅「きた西口(将棋会館口)」を出てすぐの場所に日本将棋連盟の関西将棋会館が移転オープン。 将棋の盤をイメージした外観に加え、5階には最も格式の高い「特別対局室」が設けられています。和室対局室すべてから中庭「内なる庭」の緑が眺められるよう配置され、公式戦をはじめとする棋士たちの熱戦がほぼ毎日繰り広げられています。また、本市への移転を記念して名付けられた「市民の木『欅(けやき)』」という対局室もあります。 1階にあるオフィシャルショップや道場には、一般の方も入ることができます。

全国で唯一の自由に散策できる大王墓
「いましろ大王の杜（今城塚古墳公園・古代歴史館）」

街中に多くの古墳が存在するのも、高槻の大きな特徴。
中でも「今城塚古墳」は実際に立ち入ることのできる全国唯一の大王墓。NIKKEI プラス1の『何でもランキング』の特集「ロマンに興奮!!古墳巡り」で、全国15万基以上の古墳や古墳群の中から、 全国第１位に選ばれました！

今城塚古代歴史館は古代体感ミュージアムです。10年間におよぶ発掘調査で明らかになった形象埴輪群と3基の復元石棺をはじめとする展示品、ジオラマ模型や映像解説により、今城塚古墳のありさまをくわしく知ることができます。また、体験学習も定期的に開催しており、ハニワづくりや勾玉（まがたま）づくりなどを通じて、楽しみながら古墳時代の歴史文化を学ぶこともできます。

戦国時代以降の文化財 約10万点を収蔵する「しろあと歴史館」

高槻市立しろあと歴史館は、かつての城下町の名残をとどめる高槻城三の丸跡の一角に建つ歴史博物館です。
戦国時代から江戸時代の高槻の歴史を、豊富な資料、模型などで紹介しています。
また、高槻の豊かな歴史遺産を守り、次世代に継承するため、戦国時代以降の文化財約10万点を収蔵し市内に眠る文化財収集や保存、調査研究も行っています。
テーマを決めた特別展・企画展のほか、講座や体験教室なども随時開催し歴史や文化を体感できます。