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巻貝(つぶ貝)による食中毒にご注意ください!

ページID:101709 更新日:2023年7月6日更新 印刷ページ表示

つぶ貝の唾液線には毒があります

エゾバイ科を中心とした巻貝は「つぶ貝(バイ貝)」という俗称で流通しています。

この巻貝の唾液線にはテトラミンという毒素が含まれており、食べると頭痛・めまい、しびれ等の症状が現れます。

テトラミンは加熱しても分解されないので、生食・加熱に関係なく、調理の前に唾液線を確実に除去することが必要です。

つぶ貝(エゾボラモドキ)

つぶ貝

写真は、千葉市のご厚意により掲載させていただいております。

 

唾液線は必ず除去しましょう

貝殻から身を取り出し、貝のフタを下にして置き、貝の身を中心で切り開くと、左右に1対(2個)の唾液線が確認できます。

唾液腺を取り除いたら十分水洗いして調理してください。

切り開いた貝の身(指しているのが唾液腺)

切り開いた貝の身

除去した唾液腺と貝の身(右が唾液腺)

唾液腺

 

 

 

 

 

 

写真は、千葉市のご厚意により掲載させていただいております。

唾液腺の除去方法の図解

図解

この図は、滋賀県のご厚意により掲載させていただいております。

 

事業者様へのお願い

これらの巻貝を加工せずに、殻付きのまま販売する場合は、ご購入者に対して唾液腺の処理方法について説明いただくようお願いします。