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全国の自殺者数は、平成10(1998)年以降3万人を超えて推移していましたが、平成22(2010)年から減少傾向となり、平成24(2012)年からは継続して3万人を下回っています。しかしながら、日本は先進国の中でも自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)が高く、依然として毎年2万人を超える水準で推移しており、令和2(2020)年は11年ぶりに 前年を上回り、増加傾向に転じました。
国においては、令和4(2022)年10月に、新たな「自殺総合対策大綱」が閣議決定され、女性や子ども・若者の自殺者数が増加していること等を踏まえ、女性に対する支援の強化や、こども家庭庁に子どもの自殺対策の司令塔として自殺対策室が設置されるなど、体制の整備が進められています。
このような状況を踏まえ、本市では平成31(2019)年3月に策定した「高槻市自殺対策計画」を更に充実させ、本市の自殺対策を総合的かつ効果的に推進するため「第2次高槻市自殺対策計画」を策定しました。
目次
第1章 計画策定にあたって
1 計画策定の趣旨
2 計画の位置づけ
3 計画の期間
4 計画の策定体制
第2章 高槻市の現状
1 高槻市における自殺の状況
2 「前計画」の取組状況と評価
第3章 基本的な考え方
1 自殺対策における基本理念
2 基本認識
3 基本的な方針
4 計画の数値目標
第4章 自殺対策の取組
重点施策1 市民のこころの健康づくりを進める
重点施策2 市民一人ひとりの気づきと見守りを促す
重点施策3 社会的な取組で自殺を防ぐ
重点施策4 自殺対策に関わる人材の養成及び資質の向上を図る
重点施策5 適切な精神科医療を受けられるようにする
重点施策6 自殺未遂者の再度の自殺企図を防ぐ
重点施策7 遺された人の支援を充実する
重点施策8 関連施策との有機的な連携と民間団体等との協働を推進する
重点施策9 子ども・若者の自殺対策を推進する
第5章 計画の推進と評価
1 計画の周知・啓発
2 計画の推進体制
3 進行管理と評価
4 計画の推進にあたって踏まえる視点
資料編
1 策定経過
2 高槻市自殺対策連絡協議会規則
3 高槻市自殺対策計画推進本部会議設置要綱
4 関係法令及び国の方針
5 用語の解説
第2次高槻市自殺対策計画(概要版) (PDF:2.18MB)
・大阪府自殺対策計画
https://www.pref.osaka.lg.jp/chikikansen/jisatsu_taisaku/jisatsu_keikaku.html<外部リンク>