本文
平成30年4月からの国民健康保険制度変更について
【平成29年10月26日掲載】
国民皆保険を将来にわたって守り続けるため、平成30年4月から、これまでの市町村に加え、都道府県も国民健康保険制度を担うことになりました。
国民健康保険制度が抱える構造的な課題として、「年齢構成が高く医療費水準が高い」、「所得水準が低く保険料の負担が重い」、「財政運営が不安定になるリスクの高い小規模保険者が多く、財政赤字の保険者も多く存在する」といった現状があります。これらを改善するため、平成27年5月に「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」が成立し、平成30年度から財政運営の責任主体が都道府県となり、安定的な財政運営や効率的な事業運営において中心的な役割を担い、市町村は引き続き保険料の賦課・徴収、資格管理、保険給付、保健事業を行うこととされました。
見直しによる主な変更点
- 平成30年度から、大阪府も国民健康保険の保険者となり、高槻市とともにそれぞれの役割を担います。
(資格や保険料の賦課・徴収等の身近な窓口は、引き続き高槻市です。) - 平成30年度以降の一斉更新から、新しい被保険者証等には、「大阪府」が表記されるようになります。
制度内容は平成30年4月より、段階的に変更していきます。
詳細につきましては、順次お知らせいたします。
なお、現在お持ちの被保険者証は有効期限までそのままお使いいただけます。
制度変更の詳細について(平成30年2月)
【平成30年2月23日 追記】
今回の制度変更に伴い様々な検討を重ね、大阪府では被保険者証の様式や保険料率などの統一基準を定めていくことになりました。府内の市町村はこの基準を満たすように制度を変更していくこととなります。
このため平成30年4月以降の本市国民健康保険事業への変更点について資料にまとめ、本市国民健康保険加入世帯の世帯主様宛てに送付いたしました。
また、国民健康保険制度変更に関するQ&Aを別途作成しておりますので、あわせてご連絡いたします。
国民健康保険制度変更に関するQ&A(PDF:290.6KB)
制度変更に関しては、皆様のご負担に配慮し、今後も検討を重ねてまいりますので、何卒ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。