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子育て講座「子育て世代の時短クッキング:手間を抜くコツ・かけるコツ」を開催しました

ページID:085656 更新日:2023年1月24日更新 印刷ページ表示

令和5年1月17日(火曜日)にカンガルーの森の管理栄養士による子育て講座を実施しました。

まず初めに、味覚はどのように発達していくのか、それによる脳への刺激、また注目すべき栄養素など、食に関する基礎知識についての話を聞きました。題名の通り、子育て世代に向けてのお話ということで、離乳食や幼児食を作る上での抑えるべきポイントについても話をしていました。離乳食や幼児食は特別なもの、作ることが大変なものというイメージがある方もいるかもしれません。ですが、離乳食は「つぶす(きざむ)」、「うすめる(のばす)」、「まとめる(とろみをつける)」で何とかなり、幼児食は分量・大きさ・味付け、すべて大人の半分ほどにすれば良いと思って、肩の力を抜いて調理すれば良いことを教えてくれました。

また、お子さんの食に関する悩みの一つに「好き嫌いとの付き合い方」というものもあるのではないでしょうか。付き合い方のポイントとしては、“根気よく食卓にのせる”や“盛り付け量を少なくし、食べたらほめる”などいくつかありますが、何より“食事は楽しく食べる・作る人も楽しく”ということが大切で、「大人になる頃には食べるようになるかな」と気軽な気持ちで、怒らず向き合ってもらえたらと話していました。とは言っても食べてもらいたいと思うのが親心だと思います。声掛けの工夫として「おいしいから食べてみよう」ではなく「おいしくできたか味見してみてくれる」など言い方ひとつで食べてくれることもあるので、試してみてほしいとのことでした。

講座の後半では、炊飯器でお米を炊く際、一緒に野菜を入れて下ごしらえをしたり、コップにお米を入れておかゆを作ったりする方法など、時短につながる調理法の紹介をしてくれました。また、少し手をかけてみてほしいと教えてもらったのが、和風だしをとることです。スライドで詳しくやり方を教えてくれ、試してみたいと思われた方も多かったのか、しっかりとメモを取られていました。アレンジレシピやフリージングの活用方法、カンガルーの森で行われたクッキングメニューの紹介などもありました。最後には、野菜炒めをテーマに参加者の方々とアイディアをだしながら、アレンジ方法を考えるワークを楽しみ、講座は終了しました。

食に関してたくさんのヒントが詰まった講座であり、受講してくださった方からも、「好き嫌いが出てきており、子どもの食事に悩みが出ていましたが、ゆったりした気持ちで進めていけば良いと思いました」、「レパートリーが増えそうです」、「ごはんが大好きな子どものために頑張って料理していこうと思いました」などうれしい感想もいただきました。

カンガルーの森では様々な子育て講座や親子で参加する親子講座も開催しておりますので、ご興味がある講座がありましたら、ご参加をお待ちしております。

講座の様子 だし

ワーク1 ワーク2


子どもの発達・障がい