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高槻城公園芸術文化劇場をご紹介します

ページID:004418 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

昭和39年の開館以降、長い間市民の皆さまに親しまれてきた市民会館は、老朽化のため、建て替えを進めています。

市民会館に代わる「高槻城公園 芸術文化劇場」(高槻市新文化施設)は、令和5年(2023年)春のオープンを目指し、整備に取り組んでいます。

北側からの外観イメージ

文化芸術を通してまちのにぎわいと魅力を向上

施設のコンセプトは、「ひと・まち・未来が輝く 文化芸術の創造・発信拠点」。

文化芸術を通して人が集い、交流が生まれることで、まちのにぎわいと魅力の向上を目指します。

大ホールや小ホール、防音機能などを備えたスタジオのほか、飲食施設や駐車場も整備され、これまで以上に市民が利用しやすい施設となります。

また、演劇やダンスなどの公演、オーケストラによるコンサート、子どもが文化芸術を体験できるイベントなど、多くの人に利用してもらえるよう多彩な文化事業を展開し、市内外に発信していきます。

ホールでのオーケストラ公演のイメージ画像

ホールでの和太鼓演奏のイメージ画像

高槻城の歴史的な遺構を現代的に再生

建設予定地は、キリシタン大名として有名な高山右近が城主を務めた高槻城二の丸跡地です。かつての高槻城を思わせる堀や塀を再現するほか、外壁には城下町の格子戸をイメージした縦格子の木材(ルーバー)を張り巡らせるなど、歴史的な遺構を現代的にデザインしています。

東から見た外観

予定地

「高槻城公園 芸術文化劇場」(高槻市新文化施設)は、旧城跡公園野球場や市営駐車場跡地に整備されます。

施設のオープンに伴い、現在の市民会館を閉鎖し、その跡地と文化ホール周辺を、緑と城跡の風情が感じられる公園へ再整備していきます。

劇場の位置図

名称が決定

令和元年に、公募により新しい施設の名称が「高槻城公園 芸術文化劇場」(※)に決定しました。

高槻城跡として歴史的価値が非常に高く、貴重な緑の空間である「城跡公園」に建設されること、そして、これまで以上に芸術・文化を通して感動と喜びをもたらし、広く発信していく劇場へ生まれ変わるという期待を込めました。

※令和3年2月に公園名称を変更したことに伴い、劇場名称も変更となりました。

劇場名称の画像

名称の決定について

主な施設

大ホール(客席数1,512席)

劇場の中核となる大ホール。地元大阪の木材をキューブ上に加工し、天井から壁面まで覆うことで、高い音響効果と非日常の空間を演出します。大阪北部で最大規模の1500席を実現し、市民の発表会からプロの公演まで、多彩な演出に対応。

ホール形式:プロセニアム形式、可動音響反射板、オーケストラピット(組立式)

客席数:1,506席(1階席984席、2階席:522席)、車椅子席あり、多目的室2室

大ホールのイメージ画像

小ホール(206席)

緑に包まれる小ホール。壁面を囲む木ルーバー、サイドバルコニーからは公園の緑が顔をのぞかせ、リラックスできる空間を提供します。ソロやアンサンブルなどの演奏会、小規模な舞台公演、講演会。誰もが利用しやすい小ホールは、将来にわたって市民の方々の文化活動を応援します。

ホール形式:オープン形式

客席数:206席 車椅子席、その他立見席、多目的室1室あり

小ホールのイメージ画像

大スタジオ

黒を基調とした大スタジオは、168席の段床(ひな壇)の客席を常設した、高槻発の本確定な演劇・ダンス公演に適した第3のホールです。

スタジオ上部には、ギャラリー空間や音響・照明機材を備え、高い上演機能と自由度の高い空間を実現しています。

客席数:最大168席(可変) 車椅子席あり

大スタジオのイメージ

 

中小スタジオ(10室)

音楽、身体表現、ワークショップ、打合せなど様々な用途に気軽にご利用いただけるよう、規模や仕様の異なるスタジオを11室整備します。

室数:全11室(大2室、中3室、小6室)

 

エントランス広場

北東の入口前には、エントランスロビーやカフェに広く面した屋外広場を計画しています。屋内外で舗装を統一することで、イベント空間としての一体感を高め、様々な催しの舞台として活用することができます。また、エントランスは公園の散策路とつながっており、施設内外の境界を曖昧にすることで、公園にもまちにも開かれた施設となっています。

エントランス広場のイメージ画像

駐車場、駐輪場等

駐車場は、地下2階に位置し、約150台収容可能です。このほか、駐輪場やバイク置き場を設置します。

施設パンフレットについて

最新の設計を踏まえた施設パンフレットをご覧いただけます。

「高槻城公園 芸術文化劇場」施設パンフレット

運営について

「高槻城公園 芸術文化劇場」南館(新文化施設)は、継続利用する文化ホールを北館として、一体的な運営を行います。

また、本市の文化振興の拠点となる施設として運営していく予定です。

運営方法、予算、文化事業の展開の考え方など、詳細は下記をご覧ください。

高槻市新文化施設の管理運営について

寄附のお願い

本市では、施設整備やコンサートなどの文化事業に活用させていただくため、皆さまからの寄附を募集しています。

施設へのネームプレートの掲示や、オープニングイベントへのご招待などの特典をご用意しています。詳細は、下記をご覧ください。

寄附の募集について