ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

高槻城公園芸術文化劇場をご紹介します

ページID:004418 更新日:2023年5月2日更新 印刷ページ表示

高槻市では、老朽化した市民会館(昭和39年開館。令和4年7月閉館)に代わる新たな文化施設の整備を進めてきました。

令和5年3月18日、豊かな緑とともに高槻市の歴史を伝える高槻城公園の真ん中に、「高槻城公園芸術文化劇場」としてオープンしました。

外観写真

文化芸術を通してまちのにぎわいと魅力を向上

施設のコンセプトは、「ひと・まち・未来が輝く 文化芸術の創造・発信拠点」。

文化芸術を通して人が集い、交流が生まれることで、まちのにぎわいと魅力の向上を目指します。

大ホールや小ホール、防音機能などを備えたスタジオのほか、飲食施設や駐車場も整備され、これまで以上に市民が利用しやすい施設となります。

また、演劇やダンスなどの公演、オーケストラによるコンサート、子どもが文化芸術を体験できるイベントなど、多くの人に利用してもらえるよう多彩な文化事業を展開し、市内外に発信していきます。

ホールでのオーケストラ公演のイメージ画像

ホールでの和太鼓演奏のイメージ画像

高槻城の歴史的な遺構を現代的に再生

建設予定地は、キリシタン大名として有名な高山右近が城主を務めた高槻城二の丸跡地です。かつての高槻城を思わせる堀や塀を再現するほか、外壁には城下町の格子戸をイメージした縦格子の木材(ルーバー)を張り巡らせるなど、歴史的な遺構を現代的にデザインしています。

北東の外観

名称について

令和元年に、公募により新しい施設の名称を「高槻城公園芸術文化劇場」に決定しました。

高槻城跡として歴史的価値が非常に高く、貴重な緑の空間である「高槻城公園」に建設されること、そして、これまで以上に芸術・文化を通して感動と喜びをもたらし、広く発信していく劇場へ生まれ変わるという期待を込めました。

※令和3年2月に公園名称を変更したことに伴い、劇場名称も変更となりました。

劇場名称の画像

名称の決定について

ロゴデザインについて

令和3年に、クラウドソーシングを活用してロゴデザインを募集した結果、113件の提案がありました。

本市で特に優れた提案5作品を選定し、インターネットや街頭での人気投票の結果、このロゴデザインを決定しました。

ロゴデザイン

デザインコンセプト

本劇場のコンセプトである、「ひと・まち・未来が輝く 文化芸術の創造・発信拠点」をテーマとし、お城のイメージ、緞帳(舞台の幕)、建物の特徴である縦格子(ルーバー)をモチーフに、歴史的な跡地で、さまざまな人たちに利用していただく、開かれた発信拠点を末広に繁栄するイメージで表現されています。

主な施設

トリシマホール(大ホール/客席数1,505席)

全1,505席を備える北摂最大規模のホールで、音楽・演劇・舞踊などの公演から各種式典や発表会まで多彩な用途に使用できます。高機能な舞台装置を備え、市民だけでなくプロのニーズにも対応。ホールの壁面から天井までホール全体を包み込む木製のキューブが特徴的で、ランダムに並んで見える木製キューブはデザインだけでなく音響効果にも配慮して設置されています。

ホール形式:プロセニアム形式、可動音響反射板、オーケストラピット(組立式)

客席数:1,505席(1階席 固定席975席、車椅子席8席/2階席 固定席522席)、親子室2室

※「トリシマホール」は、ネーミングライツパートナーである株式会社酉島製作所による大ホールの愛称です。

大ホール舞台から

大ホール客席から

太陽ファルマテックホール(小ホール/205席)

ソロやアンサンブルの演奏会をはじめ、小規模の舞台公演、講演会など様々なシチュエーションで利用しやすい、コンパクトなサイズの205席のコンサートホールです。壁面は床から天井まで木製ルーバーで囲み、客席のシートはグリーンカラーに。サイドバルコニーからは中庭の緑が見えます。木の持つやさしさを活かしたデザインで、ステージ上でも客席でもリラックスるできる空間を実現しています。

ホール形式:オープン形式

客席数:205席(固定席203席、車椅子席2席)、立見スペース(バルコニー)、親子室1室

舞台から客席

客席から舞台

大スタジオ(最大168席)

ステージを引き立てる黒を基調とした大スタジオは、168席の段床(ひな段)の客席を常設。高槻ではじめての演劇・ダンス公演に特化したホールです。スタジオ上部にはギャラリースペースや音響・照明機材を整備。一部壁面には公園の緑と自然光を取り込む地窓を設け、抜けが良い空間づくりをしながら、必要に応じて電動スクリーンで遮光することも可能です。充実した上演機能と自由度の高さを兼ね備えたスタジオです。

客席数:最大168席(可変) 車椅子席あり

大スタジオ

客席から舞台

中小スタジオ(10室)

面積140平方メートル、天井高6m、バレエマット敷きで公演利用も可能な中スタジオ1。防音機能を備えた音楽系スタジオ。壁一面に鏡を張り、ビニール床材を敷いた身体表現系スタジオ。机、椅子を常設した会議系スタジオ。これら中小、全10室のスタジオがあります。各スタジオにはガラス面を設け、自然採光や開放感を確保。ここから何かがはじまる、秘密基地のようなワクワクを体感できます。

室数:全10室(中4室、小6室)

中スタジオ1

スタジオ通路

カフェ

劇場のエントランスロビーには、N.Y.ユニオンスクエア発祥、プレッツェルクロワッサンが名物の人気ベーカリー&カフェ、THE CITY BAKERYがオープン。ガラス越しに外を眺められる開放的な空間と公園に臨むテラス席を設けており、劇場を訪れる人だけでなく、カフェだけの利用も歓迎。学生からファミリーまで、幅広い人々が集まる街のコミュニティとしてご活用ください。

詳しくはこちら<外部リンク>

駐車場、駐輪場等

駐車場は、地下2階に位置し、約140台収容可能です。

このほか、駐輪場やバイク置き場があります。

施設パンフレットについて

施設パンフレットをご覧いただけます。

「高槻城公園 芸術文化劇場」施設パンフレット

公式ホームページ

施設の利用方法や、コンサートなどの催しは、下記の公式ホームページをご覧ください。

公式ホームページ<外部リンク>