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杭工事が進んでいます。
※杭工事とは、軟らかい地盤に構造物を建築する場合、構造物を安定して支えるために、
深く固い地盤まで建物の荷重を伝達する役割をする柱状の構造材を打設する工事
あらかじめ地中に穴を削孔し、既製コンクリート杭を打設する工法です。
建物の下に約300本の杭を打設します。
写真は、建設重機にて所定の深さまで先行して削孔を行い、孔内にセメント系の液体を注入している様子です。
既製コンクリート杭は、外殻が鋼管である「上杭」と節付きの「下杭」に分かれており、現場で組み立てを行います。
削孔した孔内に組みあがった杭体を埋設し、所定の深さに設置します。
杭の深さ、傾きなどはデジタル機器で精度管理しています。