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東京栄養サミット2021が開催されました

ページID:070989 更新日:2022年7月19日更新 印刷ページ表示

栄養サミットとは

栄養サミットとは、栄養改善に向けた国際的な取組です。オリンピックイヤーにオリンピック・パラリンピックの主催国が開催する慣行であり、第3回目となる「東京栄養サミット2021」が2021年12月7日・8日に日本主催で開催されました。各国の政府、国際機関、民間企業、市民団体などのリーダーが集まり、健康・食などをテーマに世界中の人々の栄養改善に向けて幅広く議論し、今後の行動の方向性についての共通認識を深めるものです。

東京栄養サミットの成果

東京栄養サミットでは、飢餓や貧困による低栄養と、生活習慣病等を引き起こす過栄養の「栄養不良の二重負荷」が取り上げられました。2030年までに栄養不良を終わらせることを目指し、サミットの成果として「東京栄養宣言」を発出し、5つのテーマにわたって、栄養改善に向けて国際社会が今後取組むべき方向性が示されました。

その中の1つに「食:健康的な食事の推進と持続可能な食料システム構築」があります。
これは、栄養改善には食環境を整える必要があり、そのためには、安全で持続可能かつ健康的な食を推進する食料システムの構築が重要であるとするものです。世界の食料生産・消費の在り方、気候に配慮した農業等を通じて人と地球の健康を目指すとされています。

私たち一人一人ができること

地球のため、世界のためと聞くと規模が大きくて難しい問題に感じられますが、私たち一人一人ができることもたくさんあります。
まずは、自分自身やご家族等が健康な体を保てるように、栄養バランスのとれた食事をとるように心がけましょう。また、有機農産物など環境に配慮して作られた食材を購入したり、食材を無駄に廃棄することのないよう、意識してみましょう。自分も人も地球も、皆が健康で幸せになる食事について、考えてみませんか。

 

サミットイラスト

 

記事作成:健康医療政策課(072-661-9330)