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高槻市立幼稚園では昼食の際、保護者の手作り弁当を食べています。クラスの友達や先生と一緒にお弁当を食べる中で、バランスのよい食事について興味をもって学べるような工夫を行っています。
食べ物が体の中でどんな働きをするかによって赤・黄・緑の仲間に分けることができます。重要なのは食べ物の見た目の色ではなく、食べ物の働きによって色を分けることです。最初は見た目の色で判断していた子どもたちも「トマトは赤いけど野菜やから緑やな。」と食育の話をしていく中で学んでいます。
園児「おべんとうできたよ!!」
教師「ソーセージは何色の食べ物かな?」
園児「・・・あか!!」
栄養がバランスよく入っているかな? 食べきれるかな? 食べたくなるお弁当かな?
自分で考えながら、バランスの良いお弁当を作っています。
お弁当の時間になると、「お肉は赤!」「ごはんは黄色!」「にんじんは緑!」と子ども達が確認しながら食べています。
また「見て!3つの色、全部入ってた!」と嬉しそうにお弁当を見せてくれます。三色食品群一覧表にない食べ物は自分達で何色の仲間かな?と考える姿も見られました。
毎日お弁当を作ってくれる保護者は、
「バランスの良い食事って何?」
「どんなお弁当がいいの?」
「うちの子、野菜が苦手で…。」
など様々な悩みをもっています。
そこで、保護者対象の「栄養の話」を通して「食」について考え、子ども達の健やかな成長につなげています。
記事作成:保育幼稚園総務課(072-648-3273)