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令和4年度第2回高槻市子ども・子育て会議録

ページID:079779 更新日:2024年2月26日更新 印刷ページ表示

会議の名称

高槻市子ども・子育て会議

開催日時

令和5年2月27日(月曜日) 午後2時から午後3時10分

傍聴者数

1名

出席委員(五十音順)

石井 智子 委員

岡部 祥光 委員

小阪 啓介 委員

小島 雅一 委員

新海 智恵子 委員

鈴平 絹代 委員

田村 みどり 委員

中川 久志 委員

藤吉 麻理亜 委員

三木 正博 委員

安盛 啓史 委員

事務局(担当課)

保育幼稚園事業課

議題

1 教育・保育施設、地域型保育事業所の確認(4月開園分)について

2 その他

配布資料

資料1 令和5年度4月に確認を予定する教育・保育施設・地域型保育事業所について (PDF:2.51MB)

資料2 日輪保育園について (PDF:93KB)

資料3 令和5年度子ども・子育て会議のスケジュール(案) (PDF:123KB)

審議内容

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 案件

 

【会長】

案件1「教育・保育施設、地域型保育事業所の確認(4月開園分)」について事務局より説明をお願いします。

 

【事務局】

<案件1「教育・保育施設、地域型保育事業所の確認(4月開園分)」について説明>

 

【会長】

事務局より案件1の説明がありました。こちらについて委員の皆様から事前に受けたご質問がございましたら、事務局から説明をお願いします。

 

【事務局】

事前質問はございませんでした。

 

【会長】

この件につきまして、ご意見やご質問、ご感想等ございましたら、挙手をお願いいたします。

 

【委員】

市の計画として待機児童の解消を優先するために3つの施設が開園することに反対するものではないのですが、昨今の虐待や不適切保育のニュースがでているのは、極端な人手不足が要因で負のスパイラルが起きているからではないかと思っています。大半の先生は誠実に保育の現場にあたっていると思うのですが、どうしても人手不足からかモラルが低い先生が出てきてしまったり、子どもを長時間預かるためのローテーションが非常に厳しいなかでストレスからいろいろな事件が起きているのではないかと思っています。少子化で園児数が減っていくのでいずれは人手不足も解消されるのかもしれませんが、0、1、2歳児は非常に配置基準が厳しいので人手が膨大にかかる、しかし施設が増えるといつまでも人手不足が解消しないのでないかと現場としては複雑な思いがしています。

 

【会長】

はいありがとうございました。ご感想ご意見ということでよろしいでしょうか。

 

【委員】

はい。

 

【会長】

他にございますか。

 

【委員】

子どもが保育所に通っているのですが、他の保護者の方から小規模保育施設に入れた後の連携施設が結構離れた場所になってしまっているパターンがあると聞いたことがあります。なかなか近くの保育所を連携施設にするのが難しいところもあるとは思うのですが、できるだけ考慮していただければと思います。例えば、今回開園予定のぽぷらの里富田保育園の連携施設は場所でいうと富田認定こども園が一番近いのではないかと思います。その辺りを考慮していただければ助かるなと思いました。

 

【会長】

今のご意見に対して、事務局いかがでしょうか。

 

【事務局】

小規模保育施設を開設するにあたって連携先を設定していただくことを事業者にお願いしています。各施設が連携先を見つけて連携協定を結ばれるのですが、その結果として近いところが見つかる場合もあれば少し距離が離れたところになる場合もあります。受入れ人数も1名2名というケースもあれば、もう少し多いケースもあり、それぞれ違う状況になっています。市として、引き続き連携施設を設定することを求めていきます。また、小規模保育施設を卒園される方について、昨年度から公立の保育施設の3歳クラスでは小規模の卒園児を優先して受け入れる制度を始めております。小規模の卒園児で認可施設を希望される方が入園できるよう引き続き取り組んでまいります。

 

【会長】

よろしいでしょうか。

 

【委員】

はい。

 

【会長】

引き続き努力をしていただくということでお願いいたします。他にございますか。

 

【委員】

連携施設の記載がなかった時代から考えるとよく考えてくれていると思います。以前は小規模保育施設に入園できても3歳児から通う施設がないのではと不安に思う保護者が多く、それから考えると事業者に連携先を決めてもらうことや、公立施設で受入れることなど頑張ってくれていると思います。今後、富田認定こども園が公立から社会福祉協議会の運営に変わりますが、2、3年は公立のメンバーも入って運営していくわけですので、連携施設として富田認定こども園を希望される方がいたら受入れを考えられないかなと思います。

 

【会長】

今の件について事務局はいかがでしょうか。

 

【事務局】

ご意見としてごもっともだと思います。富田認定こども園を民営化し、社会福祉協議会が民間事業者として運営するにあたって、当面の間、高槻市の職員も出向します。今後、安定した状態になり、公的な役割を果たす施設として小規模保育施設を卒業した児童の受け入れ可能な状態になれば、連携先の施設として検討の余地は十分あると思いますので、前向きに考えていきたいと考えています。

 

【会長】

はいありがとうございます。過去に3歳児難民をなくすという意味で連携先を明確にしていこうという論議もありましたので、努力されていると理解したいと思います。他にございませんか。他にご意見、ご質問はないということでしたら案件1「教育・保育施設、地域型保育事業所の確認(4月開園分)」についてはこれまでといたします。次に、案件2「その他」のうち資料2について事務局より説明をお願いいたします。

 

【事務局】

<案件2「その他」のうち資料2 日輪保育園について説明>

 

【会長】

ありがとうございます。この件につきましてのご意見ご質問ご感想等ございましたら、挙手にてお願いいたします。

 

【委員】

結局、日輪保育園は今後どのようになっていくのでしょうか。

 

【会長】

今後の見通しということですね。

 

【事務局】

保育幼稚園指導課になってから年1度、確認のため訪問しております。理事長のご意向を確認すると、理事長としては再開の意向はお持ちです。ただこちらの資料にもありますように園舎の雨漏りや園庭の遊具等に老朽化が見られるということで、現状140人の園児が入れる状況ではなくその辺もクリアしないと、理事長の思いだけでなかなか難しいと考えています。3月にも一度訪問しますけども、またその辺、お伺いした上で、令和5年度に子ども未来部として通常の確認で入るのか監査で入るのか、またその辺も今後の課題かと認識しております。

 

【会長】

ありがとうございます。理事長の意思はあるけれども課題があるということですね。一度運営が止まってしまうと再開するのはかなりのエネルギーが要ると思います。単に老朽化を改善すればいいという問題だけではなく、先生方をどう確保するのか、働く人たち労働条件も十分に考えていただかなかったら簡単に人が集まらないことになります。そういう課題がまだ山積している気がします。老朽化した施設を改善することは資本があればそう難しいことでありませんが、人の確保については相当悩ましいと私は思っています。なぜなら保育所、幼稚園、認定こども園に関わらず、やはり派遣職員等で運営したとしても、労働条件が思わしくない場合は人が離れてしまいます。離れたら次を雇えばいいということではなくて、人を育てるという教育、育成という視点がなかなか整わないことがあるわけですので、働く者にとっての働きやすい環境の改善を十分にここは見ていただかなかったら、頭数さえ揃えばいいということではなかなか前に進みにくいだろうと思いますので、ぜひご指導いただくときに、その辺のことも十分勘案して、理事長ともお話をいただけたらと思っています。この点、事務局いかがでしょうか。

 

【事務局】

人の確保も大変重要で施設もということですけども、課題が山積しているというのは会長と同じ認識です。令和5年度はどのような形になるかわかりませんが理事長とじっくりお話をして対応していきたと考えています。

 

【会長】

待機児童を少しでも減らしていくとか、またそのスムーズな移行ができるようにするためには施設の確保というのは大変重要な案件だと思いますが、一度休園した園をまた再開するにしても、いろいろな課題がありますので、是非ともここは丁寧な対応をお願いしたいと思います。この件で他にないでしょうか。ではこれにて終了したいと思います。続きまして案件2「その他」のうち資料3「令和5年度子ども・子育て会議のスケジュール(案)」について事務局より説明をお願いいたします。

 

【事務局】

<案件2「その他」のうち資料3「令和5年度子ども・子育て会議のスケジュール(案)」について説明>

 

【会長】

この件につきましてご意見ご質問ございましたら挙手でお願いいたします。

 

【委員】

ニーズ調査は必要だと認識していますが、小学生は学校を通じて配布、回収をされるので有効回答率が90.3%、就学前児童は郵送されるので回答率は62.6%になっていると思います。いろいろな事情があってこうせざるを得ない状態になっていると思いますが、私立園長会や公立園長・所長会で配布・回収とした場合、回答率はもっと上がると思いますし、郵送料もいらなくなると思います。なぜニーズ調査をしないといけないのかを説明していただいて、今の高槻市の子育て支援の状況をどのようにしていかないといけないかという視点をそれぞれに持っていただいて協力していただくことが必要だと思います。コロナの中で子育て中の親子がすごく大変な中で子育てをしてきました。そういったものが今後何年かしたら現れてくると思います。厚生労働省のなかで0歳児が3対1、1歳児と2歳児が6対1という職員配置基準を変えない限り子どもの状態は変わらないと思いますし、保育者も集まらないという状態があるので国にもっと言っていかないといけないのではないかという話が出ています。そういったなかで虐待が起きていて、対大人との信頼関係の定着を図らないといけない時期にコミュニケーションスキルも不足してきていて子どもたちが自分の思いを言えないということも起こっています。だからこそ親の思いをニーズ調査でくみ取ることが大事だと思います。大変だとは思いますが、施設と協力体制をしていただき、小学校の回答率に近づくようにしていただければと思います。

 

【会長】

前向きな意見だと思います。就学前児童についても回答率を上げるため、園長会等で協力をお願いしてはどうかということですが、事務局いかがでしょうか。

 

【事務局】

ご意見ありがとうございます。確かにこれだけ見ると小学生の回答率がかなり高いというのがわかります。就学前児童につきましては、どこかの保育所、幼稚園等の保育施設に所属している児童と家庭で保育されている児童がいるので、全ての方から満遍なく意見を聞くためにはこういう手法を取らざるを得ないというところがあります。ただ、回答率を上げることについては課題として認識していますので、次のニーズ調査の時にご提案いただいた方法等も踏まえて検討して参ります。

 

【会長】

前回、小学生を対象にして学校を経由した調査票はA4両面で11ページに対し、就学前児童を対象にして郵送した調査票はA4両面で23ページになっています。答える側としたら、最初は気持ちを込めて一生懸命やるけれども10ページほどしたらもう疲れてくるというのが本音ではないかという気がします。必要なことが23ページに網羅されていると思いますが、ぜひ内容の検討としてページ数を減らして答えやすくするということについてもお考えいただきたいと思います。ご家庭で保育をしているお子さんもいることを考えますと、お金がかかるかもしれませんが郵送という方法も必要だという気はします。他にこの件でございますか。

 

【委員】

子育て総合支援センターが虐待防止のために子どもみまもり・つながり訪問事業をされているのですが、来年度も継続するのであれば、事業者に受けていただけるかはわかりませんが、いろいろな子どもの状態を把握しているのですから、連携して訪問の時、ニーズ調査に答えてもらってはどうでしょうか。疲れている子育て中の保護者にとっては、自分で書くより訪問した時に聞き取りをした方が答えてもらいやすいと思います。

 

【会長】

あわせてご検討願えたらというふうに思います。他にこの件でございますか。

 

【委員】

就学前児童に配布する3,000人の内訳は、幼稚園に通っている人、保育園に通っている人、その他に分類して満遍なく配られているということですか。

 

【事務局】

就学前児童につきましては、完全に無作為抽出という形で配っております。事業計画の提供区域が6区域に分かれていますので、区域ごとの統計上必要な数を確保する形で配布しております。

 

【委員】

先ほどの訪問した時に一緒に書いたらという案を今後検討していただいて実施されるのであればそれも良いなと思いますが、まずはみまもり訪問やこんにちは赤ちゃん訪問、子育て相談の訪問のように、市はいろいろと訪問型に力を入れてくれているので、そういう時に、アンケートが郵送されてきたら、あなたの意見が子育ての環境を変える大事なものだからぜひ協力してねと声掛けをするのもいいと思います。私は子育て広場で活動しているので、施設からの声掛けをするということもあると良いのではないかと思いました。

 

【会長】

ありがとうございます。こちらのご意見も踏まえてよろしくお願いいたします。他、いかがでしょうか。

 

【委員】

アンケート方法が紙というのが既に嫌がられているのかなというのが一番かなと思います。中学校でPTA会長をしていますが、紙での回答だと返ってこないけどグーグルフォームを使うと返ってくるということがあります。この世代は子どもを寝かしつける時もスマートフォンを持っていたりするので、難しいかと思いますが回答する手段の一つとしてスマートフォン等での回答があった方が回答率は上がるのかなとは思います。

 

【事務局】

委員がおっしゃるようにこの世代のほとんどの方がスマートフォンを持っていますので、そのようなツールで回答してもらうことも検討したのですが、コスト的な事情で導入が難しく、次年度は紙での調査を考えています。ただ、もう少し答えやすいよう工夫する余地はあると考えていますのでご意見を踏まえて考えさせていただきます。

 

【会長】

いろんな意味でこうせざるをえないという実態も理解できないことはないのですが、郵送で返信用の封筒に切手もつけるとかなりの費用がかかるのですから、それに代わってデジタル化できるということであれば予算はある程度確保できるのではないかと思います。そういうことをあわせて今後のことも考えてご検討願えたらと思います。この件でいかがでしょうか。それでは、案件2の「その他」について終了させていただきます。本日各委員から出ましたご意見と、今後提出される意見につきましては、私にご一任いただけますでしょうか。

 

【各委員】

異議なし

 

【会長】

本日の案件はすべて終了いたしましたが、最後に事務局お願いいたします。

 

【事務局】

今年度の会議につきましては、これが最後となります。資料3にも記載しておりますが、本会議の委員の任期が2年であり、今回の委嘱期間が令和5年6月4日までとなっていることから来年度は委員の改正がございます。4月以降に各団体様への推薦依頼などをする予定としていますので、よろしくお願いいたします。なお、来年度の1回目の会議につきましては9月頃の予定としております。

 

【会長】

ありがとうございました。ただいま事務局から説明もありましたように、現在の委員での会議は、これが最後になるかと思います。委員の皆さんにおかれましては、会議運営に関してご協力をいただきありがとうございました。それでは、以上をもちまして、令和4年度第2回高槻市子ども・子育て会議を終了いたします。皆様お疲れ様でした。

関連リンク

「第二次高槻市子ども・子育て支援事業計画」

よくわかる「子ども・子育て支援新制度」こども家庭庁<外部リンク>

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