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令和2年10月5日(月曜日) 14時00分から15時00分
教育委員会室
計画策定にかかるスケジュールについて
(参考)高槻市教育振興基本計画(冊子及び概要版) (注釈)下記リンク先をご覧ください
0名
岩井八郎委員、山本新一委員、安盛啓史委員、内藤雅代委員、原綾委員、溝部れい子委員、城広香委員
土井教育次長、安田学校教育監、田中教育次長代理、中原教育政策官、田口教育総務課長、多留谷教育総務課副主幹、今福学校安全課長、川本学校安全課主幹、橋長保健給食課長、丹羽地域教育青少年課長、田中参事兼城内公民館長、境谷参事兼中央図書館長、田中参事(学校教育担当)、青野教育指導課長、丸山教育指導課課長代理、三谷教職員課長、藤田教育センター所長、万井子ども未来部長、白石子ども未来部部長代理、野谷保育幼稚園総務課長
委員長
定刻となりましたので、第4回高槻市教育振興基本計画検討委員会を開催させて頂きます。本日はお忙しい中ご参集頂き、誠にありがとうございます。
本日の委員の出席は、定員7名中7名の出席ということで、過半数に達しておりますので、本委員会規則第3条第2項により、会議が成立していることを報告します。
なお、本日の傍聴者はおられません。では議事に入る前に、事務局より配布資料の確認をお願いします。
事務局
<配布資料の確認>
委員長
それでは、議事1について事務局から説明をお願いします。
事務局
<議事1第2期高槻市教育振興基本計画答申(案)について、素案及び資料1・資料2によって説明>
委員長
計画の素案について、事務局から説明がありました。計画案について、主に、前回から変わった点を中心に説明いただきました。
内容をみますと、大きな方向性などは変わっていないかと思います。また、各委員からの意見についてもそれぞれ考えを示し、盛り込むなどされていると思います。
それでは、今日が最終回になりますので、変更があったところを中心に、全般に対して、ご意見や感想などをお願いしたいと思います。
委員
短い期間のなかでの4回の会議ということで、私にとっては貴重な経験でした。これからの教育に向けての方針や、災害についても触れて頂けたと思います。また私たちの意見を受け、何度も修正をしていただき、分かりやすい文章になって良かったと思います。
委員
私から提案した意見も含めて、皆さんの意見を取り入れて頂いて良かったです。何より全体の流れが分かりやすくなっていて、どの学年の保護者が目を通してもイメージしやすく、園の保護者にも分かりやすいものになっていると思います。この会議に参加させて頂いて本当に勉強になりました。
委員
毎回、自由な発言をさせて頂き、また楽しく参加させて頂きました。最初は義務教育についての計画、というニュアンスが強かったのですが、私の幼児教育についての意見をたくさん取り入れて頂き、良かったです。ICT教育についても、今後は高槻の特色を出して、高槻が教育のまちとして注目を浴びると良いなと思います。私の子どもは、まだまだ高槻でお世話になるので、これからもこの計画の進展を見守りたいと思っています。
委員
様々な意見を、短期間で良くまとめて頂いたと思います。高槻の課題が明らかになって、今後の方向性が明確になったと感じます。特に第1期計画の振り返りのところで、研修による大きな成果が出ていることを、うれしく思います。また保護者や地域との協働による取組によって、学校の教育水準の向上に役立っていることを、学校も実感している点が良かったと思います。
働き方改革の取組も進んでいますが、学校で取り扱う教育内容が非常に多くなってきています。新型コロナ感染症の対策もあれば、人権教育も年々内容が増えてきている。その中で、先生方が教育に専念できる体制がより大切になってくると思います。今後は、コミュニティ・スクールが大切で、よほど研究をしないと、逆に学校の負担が増えてくる懸念があるので、その点をぜひしっかりと研究して頂き、基本路線を出して欲しいと思います。そして、学校に負担を掛けずに、地域と学校が相互に作り上げていく取組としたいと思います。またこの答申の後、パンフレットについても素晴らしいものを作って頂きたいと思います。
委員
すごく読みやすい形になって、保護者にとっても読んでみたいなという親近感を覚える内容になって良かったです。PTAは必要なのか、というような報道もあって、私たちはPTAの在り方について悩んでいるのですが、学校とPTAとの協働が必要であるということをこの計画に書いてもらって良かったと思います。私自身、PTAの役員の方々の意見を聞きながら、この委員会で発言してきましたが、PTAにとって心強い内容になって良かったです。
これからコミュニティ・スクールへの取組が始まりますが、地域の中にある学校に通っているのだという意識を持って、皆で分かち合わなければならないと思います。
そして、幼児教育があってこその小学校、中学校なのだということを、保護者も分かってきましたので、PTAとしても、園の方々と交流を深めていきたいなと思いました。学校の先生方は色々とお忙しいと思いますが、この計画を踏まえ、高槻の教育を進めて頂きますよう、お願いしたいと思います。
委員
意見を2つ、述べさせて頂きたいと思います。1つは、第3章におけるこれまでの取組の成果のところです。学力の向上については分かりやすく記載されていますが、小中一貫教育の成果について、もう少し前面に出して記載があっても良いのかなと思いました。もう1つは、社会参画力についてですが、20ページから21ページのところで、もっと社会参画力という言葉を前面に出したら良いのではと思います。
最後に、ここからは感想になりますが、今年の3月から5月は、学校に子どもたちが来ないという空白の期間でした。そして同時に、子どもたちのために、自分達には何ができるのかと考える苦しい期間でした。6月から子どもたちは学校に来てくれましたが、新しい生活様式のなかで、大切な「つながり」を制限され、マスクで表情が読み取りにくく、子ども同士がくっついていたら距離を開けようねと声を掛けねばならない状況の中で、何とか学力を保障しながら、学校行事も見直しながら、様々な体験活動をやっていこうと、試行錯誤してきました。
この計画の中には、未来に向かって取り組む姿が示唆されていると思います。私たちも早く、学校現場でこの計画共有していきたいなと思います。
委員長
今、21ページに社会参画力という表現を加えたら、という意見がありましたが、私は、23ページの「た・か・つ・き」をもっと前に出したらどうかと思いました。
それから私は、8ページの人口推移が一番印象的でして、人口急増の時期を経て、そのあとは高齢化が進んでいることが如実に見えてきて、昭和50年あたりから高槻の姿は固まっていて、人口の変化は無くなり年齢構成だけ変わっていくという状況で、色々な課題が見えてきました。先程お話のあった、「つながり」とか、「ふれあう力」などが、どうなっていくのか。今後も様々な工夫が必要となってくると思います。
そして学校は、安定して「変わらない」という側面と、変化に応じて「変わる」という側面の両方が大切だと思っていまして、学校現場の先生には、大変お忙しい中で対応していかなければならないということになりますが、頑張って頂きたいと思います。
それと、13ページの「授業がよくわかりますか」というグラフですが、要するに、分からないという人が減っているということですから、それをもっと分かりやすく表現できないかと思います。そして、図表について、番号を付けて頂くと良いと思います。
委員長
委員の皆様、他に何かご意見、ご感想はございますでしょうか。
委員長
無いようですので、今後の流れについて進めさせていただきます。今後は、この委員会で最終的にまとめたものを、教育委員会に答申するという運びになります。今日頂いたご意見もふまえ、私と事務局で最終の調整をして、私と職務代理者で確認を行い、教育委員会に答申したいと思います。
今後は、委員長と職務代理者にお任せいただくということで、皆さん了承していただけますでしょうか?
「異議なし」
委員長
それでは、そのようにさせて頂きます。
これまで、4回にわたって貴重なご意見を頂き、また進行にご協力頂きまして、誠にありがとうございました。それでは、議事の2その他を含め、事務局に進行をお返しします。
事務局
<議事2その他の計画策定にかかるスケジュールについて説明>
事務局
<閉会の挨拶>
<終了>