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令和2年10月15日(木曜日)午後3時00分、令和2年第11回高槻市教育委員会定例会を教育委員会室に招集した。
出席者(5人)
樽井 弘三 教育長
美濃 律 委員
深堀 基子 委員
浦野 真彦 委員
岡本 華世 委員
説明のために出席した事務局職員の職、氏名
教育次長 土井 恵一
学校教育監 安田 信彦
教育次長代理 田中 宏和
参事 田中 健文
教育総務課長 田口 裕之
保健給食課長 橋長 忠司
地域教育青少年課長 丹羽 正裕
教育指導課長 青野 淳
教職員課長 三谷 倫匡
教職員課主幹 岩佐 知美
教育センター所長 藤田 卓也
教育総務課副主幹 多留谷 泰子
教育総務課副主幹 平野 裕士
保健給食課課長代理 丸本 訓
教育指導課課長代理 丸山 みち子
教育指導課副主幹 杉野 暁子
教育指導課副主幹 水口 裕介
教育指導課副主幹 平井 新一郎
教育総務課副主幹 奥 博志
議事日程
日程第1 議案第30号 高槻市教育委員会表彰被表彰者の決定について
日程第2 議案第31号 令和3年度大阪府新学力テスト(小学校すくすくテスト)の実施について
(午後3時00分開会)
樽井弘三教育長
ただいまから、令和2年第11回高槻市教育委員会定例会を開会いたします。
本日の会議の出席者は、5名でございます。なお、本日の会議の署名委員は、美濃委員 深堀委員にお願いいたします。
樽井弘三教育長
ここで、会議録の承認をお願いいたします。本日は、令和2年第10回定例会会議録の承認をお願いいたします。会議録の朗読を省略してご異議ございませんか。
(異議なし)
(署名委員 会議録署名)
樽井弘三教育長
次に、教育長職務代理者の指名について報告いたします。
教育長職務代理者の指名につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項により、教育長職務代理者を教育委員会委員のうちから、教育長があらかじめ指名することになっております。10月1日に、美濃委員を教育長職務代理者に指名させていただいております。よろしくお願いいたします。
樽井弘三教育長
それでは、議事に入ります。
日程第1、議案第30号、「高槻市教育委員会表彰被表彰者の決定について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第1、議案第30号、「高槻市教育委員会表彰被表彰者の決定について」提案理由のご説明を申し上げます。
本件につきましては、高槻市教育委員会表彰規則第8条に基づき、11月3日に開催されます「文化の日 記念式典」において教育委員会表彰を致そうとするものです。今回の表彰件数は、個人27名、団体は2団体で、合わせて29件でございます。
それでは、表彰の内訳及び個々の推薦理由につきましてご説明させていただきます。
まず、規則第3条「教育功労賞」は、「教育の振興や社会教育関係諸活動または体育関係諸活動において顕著な功労のあった者及び団体」を表彰するもので、個人では、体育活動関係として、高槻市居合道連盟 理事 山下 義弘氏ほか10名、社会教育関係では、高槻市吟剣詩舞道連盟 会長 宮原 保男氏ほか6名、また、団体では、社会教育関係として桜ヶ丘こども会ほか1団体でございます。
表彰基準は、社会教育関係表彰基準内規第2条により、団体は5年以上の実績、個人は連合組織にあっては5年以上、単位組織にあっては10年以上、指導的役割を果たしてこられた方が対象となっております。
次に、規則第4条「学校保健功労賞」では、「学校医等として在職20年に達した者」として、難波 繁伸氏ほか2名、「学校医等として15年以上在職し退職した者」として、植田 和子氏ほか5名でございます。
なお、各賞の経歴等の詳細につきましては参考資料の被表彰者推薦書をご覧いただきますようお願いいたします。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申しあげます。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
深堀基子委員
今回、こども会が表彰されていますが、今、高槻市にこども会はどのくらいの数がありますか。
地域教育青少年課長(丹羽正裕)
こども会の数につきましては、高槻市こども会連合会に加入されている団体ということで申しますと、令和元年度の実績でございますけれども、50団体、人数にいたしまして、1,929人となってございます。
深堀基子委員
年々こども会の数が減少していますね。
樽井弘三教育長
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。議案第30号、「高槻市教育委員会表彰被表彰者の決定について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、議案第30号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第2、議案第31号、「令和3年度大阪府新学力テスト(小学校すくすくテスト)の実施について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
学校教育監(安田信彦)(提案理由説明)
ただ今上程されました日程第2、議案第31号「令和3年度大阪府新学力テスト(小学生すくすくテスト)」の参加につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
令和3年度より、大阪府教育委員会が新たに実施します本テストへの参加について提案するものでございます。
資料にございます実施要領1ページをご覧ください。
まずは、本テストの目的でございますが、「子どもたち一人ひとりが、学びの基盤となる言語能力や読解力、情報活用能力等を向上させ、これからの予測困難な社会を生き抜く力を着実につけること」でございます。また、その目的を達成するために、児童、家庭、学校、市町村教育委員会、大阪府教育委員会がそれぞれの立場から、テスト及びアンケートの結果や分析等を活用した取組の充実に努めることとなっております。
次に、本テストの対象につきましては、小学校第5学年、第6学年でございます。
内容につきましては、第5学年は、国語、算数、理科及び、「教科横断的な問題」、第6学年は、「教科横断的な問題」の実施となります。
「教科横断的な問題」とは、特定の教科の枠にとらわれず、複数の文書や資料から情報を読み取ったり、根拠や理由を明確にして自分の考えを表現したりする力を問う問題等でございます。
また、各教科等のテストに併せて、両学年ともに児童対象のアンケート及び、第5学年、第6学年の学級担任対象のアンケートを実施いたします。
実施日は、全国学力・学習状況調査と同日の、令和3年5月27日(木曜日)でございます。現時点の予定でございますが、第6学年の児童につきましては、両調査を同日に行うこととなります。
本市では、これまでも、全国学力・学習状況調査や市学力テスト等を活用し、児童の学力状況を分析し、指導及び評価の改善・充実に生かしてまいりました。
本テストにつきましても、結果の活用・分析を通して、各学校が児童の各教科や教科横断的に身に付けた資質・能力の状況を把握し、教育課程全体を見通した組織的・計画的な取組の改善・充実につなげるとともに、本市の教育の充実のための施策に生かしてまいりたいと考えております。
また、中学生チャレンジテスト等の分析とも合わせて、連携型小中一貫教育の中期である小学校5年生から中学校1年生の学習指導の充実を図ってまいります。
以上の理由から、本市教育委員会事務局といたしましては、大阪府新学力テスト(小学生すくすくテスト)へ参加する方向で考えているところでございます。
なお、結果の公表につきましては、全国学力・学習状況調査の結果の取扱いと同様に、学校別の公表は行わないことと考えております。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、本件につきまして、よろしくご審議のほどお願いいたします。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
美濃律委員
全国、大阪府、高槻市でテストがたくさんあると思いますが、この「教科横断的な問題」というのは、他のテストでもわりと出題されているのですか。
教育指導課長(青野淳)
今回、大阪府のほうで実施しますこのテストにおいて、初めて「教科横断的な問題」というのが実施されます。
浦野真彦委員
「教科横断的な問題」ですが、もう少し具体的にどういった問題が出るのか教えていただけるとありがたいのですか。
教育指導課長(青野淳)
実際に、まだ問題ができてはいないのですけれども、現在把握していることにつきましては、実施要領にもありますとおり、特定の教科の枠にとらわれず、複数の文書や資料から情報を読み取ったり、問いに対して判断の根拠や理由を明確にして自身の考えを表現したりする力を問う問題と聞いております。この問題の作成につきましては、大阪府教育委員会にて、読解力や情報活用能力などの育成に関する有識者、教育心理学・認知心理学などに関する有識者、その他、大阪府や市町村教育委員会の代表者等で構成された検討委員会及びワーキングチームで今現在作成が進められていると聞いております。
浦野真彦委員
問題がどういうものかまだよくわからないのですが、教科書の中でも、算数の問題の中に社会のことが関係しているとかいうのはあったと思うのですが、そういうことなのですか。何か例題的なものはないのですか。
教育指導課長(青野淳)
実際の問題というのはまだできていないのですが、例えばそういった社会的な地域的ないろんな統計の情報等の資料を活用しながら、そういったものを根拠立てて文書で表現していく、そういった問題等が教科横断的な形の1つの例として考えられます。
樽井弘三教育長
まだできていませんので。
浦野真彦委員
もう1点気になっているのが、教科横断的な問題の定義のところで、「判断の根拠や理由を明確にして自身の考えを表現したりする力を問う」とあるのですが、自身の考えを表現したり、私はこう思いますというようなことだと思うのですが、そういう問題の回答にどうやって点数をつけるのかというのが気になるのですが、その辺りはどうでしょうか。
樽井弘三教育長
これは、府のテストですから、市に届いていなくて答えられない範囲もありますので、答えられる範囲で、わかっていれば、答弁をお願いします。
教育指導課副主幹(杉野暁子)
まだ、実は実施要領以上のことは伝えられてはいないのですけれども、予測になるのですけれども、例えば、きちんと理由づけをしていたら満点のうちのある一定の点数が与えられるとか、そういう条件づけをして、自分の考えだけを書いてこれがいいと思いますと書いていたら1点とか、それに対して資料等に基づいて根拠を明確にして書けていたらさらに2点とか、そういう判断基準というのが、おそらく採点の基準がつけられて、それに基づいて採点するものではないかなと予想されます。これは、全国学力・学習状況調査等ではそのように採点されているところがあります。
浦野真彦委員
教科横断のテストですけれども、はっきりと算数とか国語とか言えないわけですよね、子どもにはどういうテストと説明するのですか。教科横断的なテストと言うのか、別の言い方をするのか。その辺りはどうですか。
教育指導課長(青野淳)
基本的にこの教科横断的な問題について、複数の教科で身に付けている力が問われるというふうに思われますので、実際にどういう指導をしていくのかということになると思うのですが、基本的なところについては、例えば言語能力や情報活用能力の育成など複数の教科で身に付ける力については、各教科等の特質に応じた学習や役割を明確にしながら、教育課程全体を見通し、組織的、計画的にカリキュラムを編成し、育成をしていくことが必要とされております。例えば、言語能力の育成については、言語を直接の学習対象とする国語科の学習を要としつつ、各教科で扱う語彙の段階的な習得や、論理的に思考し表現していく力などを身に付けていくなど、各教科の学習の関連を意識して指導していくことで、より効果的な育成につながることができるというふうに考えております。
浦野真彦委員
子どもにこういうテストですというのはどのように説明するのですか。
教育指導課課長代理(丸山みち子)
子どもたちへの説明ですが、まだ資料が届いていない状況の中で、推測という形の回答になりますが、要領にもございますとおり、2ページの上のア、第5学年は、国語、算数、理科及び教科横断的な問題と書かれています。まずは、教科横断的な問題をやりますよという形で、子どもたちにはこのまま伝えることになるだろうと思います。細かいことについては、また子どもたちに説明する資料等が出された時に、そえて説明していく形になるかなと考えております。
深堀基子委員
実施日が令和3年5月27日の全国学力・学習状況調査と同じ日に合わせてやるということになっているのですが、6年生は教科横断的な問題だけということなのですが、6年生に負担というのはないのでしょうか。
教育指導課長(青野淳)
6年生では、このテストを実際に実施することにつきましては、小学校6年生については、全国学力・学習状況調査の国語と算数の各45分の調査、及び20分から40分程度の児童アンケートを実施します。合わせてこの小学校の新学力テストの中の教科横断的な問題の40分、それと児童アンケート20分程度を組み合わせて実施することになります。具体的には実施方法についてはまた別途実施マニュアル等で示されることになります。
岡本華世委員
テスト後の提供資料というところで、1.児童と書いているのですが、保護者のほうにはどういう結果だったかというところまではお知らせがなく、先生と児童の間でこういうところが苦手やったねという感じの対策になるのですか。
教育指導課副主幹(杉野暁子)
結果の返却に関しては、要領の3ページの提供資料のところの1.児童のところに、「自身の結果とともに、強みや弱み、今後のアドバイスを記載した個人票」とあります。基本的には、児童に対して、自分の学習の到達状況から、ここが出来ていたね、とかここが出来ていなかったというような内容がわかるものを返却されるというように聞いております。この目的の中で、1ページの(2)家庭に「子どもの伸びや課題を知り、子どもを誉め、励ます等によって、子どもを支援する。」と書かれています。家庭、保護者が、子どもを誉めて励ますことも目的の中に含まれることを考えますと、結果の返却の仕方というのも、各学校で工夫がいるかなと思います。例えば、懇談時にアドバイスとともに返していくなど、各校で工夫をしていくように、事務局の方も言ってまいりたいと思います。
美濃律委員
基本的なことをお伺いしますが、小学校でいくつか学力テストがあると思うのですが、これを含め、採点はその学校でその担任の先生がされるのですか。
教育指導課課長代理(丸山みち子)
採点につきましては、委託されている業者等が行っている形になりますので、学校は実施する、採点するのは別の業者等がやるという形になっています。
浦野真彦委員
今回、教員アンケートが5年生、6年生の学級担任にあると思うのですが、これまでもこういうことはあったのでしょうか。
教育指導課課長代理(丸山みち子)
例えば、全国学力・学習状況調査につきましても学校質問紙調査というのがございまして、学校が答えるという形で回答しております。それは校長先生等が答えるという形になっております。このたびの、校長先生でない方というのは初めてになります。
浦野真彦委員
これは匿名のアンケートになるのですか。
教育指導課課長代理(丸山みち子)
まだ手元にアンケートのない状態なので、中味がわからないのですが、もしかしたら学年とクラスを入れるとかいうと誰かというのがわかってきてしまいますので、もしかしたら学年だけという形かもしれませんし、ただ1クラスしかない学校であればそれが誰かというのが特定されてしまうので、どういう形になるのかというのは、まだわからないです。
樽井弘三教育長
まだまだこの実施要領を読むと、精緻ではないところが何か所もあって、言葉の使い方、意味についても、多様にとれるところがあるので、今後こういったことを基に、府の教育委員会はさらに説明会等を実施するのだろうというように思います。今、我々がこれに参加する、参加しない、そして、結果を公表する、公表しない、この辺を今日、教育委員の皆さんに議決いただきたいのですけれども、事務局としては、参加する方向、そして公表はしないということで、考えているところなのですが、今たくさんのご意見が出てきたように、まだまだこの実施要領、私も読み込んでいるのですが、これどういう意味だろうというところがたくさんあるので、初めてのテストですから、動きながら整理をしてより良いものにしていかないといけないのかなと思っているところです。
確認で聞くというか、ここで共有しておきたいことがいくつかあって、よろしいでしょうか。まず、この手のテストですね、本当にたくさん、全国学力・学習状況調査、これは6年生と中学校3年生です。もう1つは、大阪府の中学生チャレンジテストがあります、これは中学校1、2、3年生全員が対象です、時期が違いますけど。それと高槻市独自の5、6年生の学力テストというのがあります。実に公的な大きなテストだけで3種類あります。さらにこの大阪府新学力テストというのが、入ってくる。これは整理をしていかないといけないと思っているのですけど、確認です。それぞれの今までの3つのテスト、全国学力・学習状況調査、府の中学生チャレンジテスト、市の学力テスト、それと今回の新学力テストの目的、同じなのか違うのか、おおまかは同じだと思うのですが、そこを整理して共有しておきたい。これだけテストがあったら、目的はどうなっているのか。
教育指導課長(青野淳)
これら学力調査等の共通した目的につきましては、市教育委員会や学校が、児童生徒の学力の状況を把握することにより、教育施策や教育の成果と課題を検証し、指導の充実や改善等に役立てることを目的とするものです。また、子どもたちが、自らの学習到達状況を正しく理解することにより、学習への意欲を喚起することを目的としています。
樽井弘三教育長
今答弁していただいたように、それが目的なのですが、今回の新学力テストで言うと、こう書いてあります、「予測困難な社会を生き抜く力を着実につけること」。とても幅広い、すごい目的があげられている。もちろん、その目的から課長が答弁していただいたように、学校がそれを指導改善に生かしていくとか、子どもが学習意欲につなげるとか、市が施策に反映するとかいうことにはくっついていくのでしょうけど、この目的自体は本当に大きなもので、次の社会を担う子どもたちの実力を付けていくことに、これをつなげる、そんな目的になっています。
ということは、ちょっと目的が大きいので、高槻として、参加をする方向で考えていますけれども、高槻としての参加目的、府のこれは実施目的ですけれども、参加目的を焦点化して明確にしないといけない、せっかく受験するわけですから、明確にしたうえで、結果と分析のあり方について、統一の見解を持っていないといけないだろうというふうに思っています。こういうような焦点化した目的で高槻はやる、で結果についてはこういう狙いで分析をして、こう返していく。これはすでに事務局で考えられていることだと思いますので、これを確認したいと思います。
教育指導課長(青野淳)
本市としましては、このテストを活用しまして、各設問ごとの子どもの解答状況を分析し、十分に身に付いていない内容等があった場合は、全体の指導あるいは個別の指導を行うなど、各学校の教育活動の改善や充実につながるよう支援を行ってまいりたいと考えています。
また、連携型小中一貫教育の中期であります小学校5年生から中学校1年生までは、抽象的な概念や学習内容が増加する時期であり、学習の充実を図っていく必要があると捉えております。この中期のスタートである小学校5年生の、前年度までの学習状況を把握することで、今後の学校のカリキュラムの改善や、市としての教育施策に生かしていきたいと考えております。また、今回は、担任教員対象のアンケートがございます。児童の学習面での課題と、担任が授業等で工夫しようとしている内容に齟齬がないかなど、分析を行うことができると考えております。
樽井弘三教育長
そういうようなことを明確にしながら、参加の方向でということなのですけれども、今の目的とか結果、それから分析の活用の仕方を考えると、現在、市独自で実施している小学校5、6年生の学力テストについては、重なりが多いので、廃止する方向で考えています。重なりますので、府が出していただける費用を使って参加できるので、そういうふうに事務局としては考えている、ということを確認しておきたいと思います。
樽井弘三教育長
他に何かございませんでしょうか。
それでは、いくつか確認もしたのですが、採決に入ります。議案第31号、「令和3年度大阪府新学力テスト(小学校すくすくテスト)の実施について」、「参加する」ことに、ご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
つづきまして、結果の取り扱いについて、「学校別の公表は行わない」ことに、ご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、議案第31号は、「参加する」こと、そして「学校別の公表は行わない」ことに決しました。
以上で、本日の日程がすべて終了いたしましたので、閉会といたします。
(午後3時38分閉会)