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令和2年5月18日(月曜日)午後3時00分、令和2年第5回高槻市教育委員会定例会を教育委員会室に招集した。
出席者(5人)
樽井 弘三 教育長
八十 祐治 委員
深堀 基子 委員
美濃 律 委員
浦野 真彦 委員
説明のために出席した事務局職員の職、氏名
教育次長 土井 恵一
学校教育監 安田 信彦
教育次長代理 田中 宏和
参事 田中 健文
教育総務課長 田口 裕之
学校安全課長 今福 幸正
保健給食課長 橋長 忠司
教育指導課長 青野 淳
教職員課長 三谷 倫匡
教職員課主幹 岩佐 知美
教育センター所長 藤田 卓也
教育総務課副主幹 多留谷 泰子
教育総務課副主幹 平野 裕士
保健給食課課長代理 丸本 訓
教育指導課課長代理 丸山 みち子
教育指導課副主幹 杉野 暁子
教職員課副主幹 喜久元 敬尚
子ども未来部長 万井 勝徳
子ども未来部部長代理 白石 有子
保育幼稚園総務課長 野谷 研介
教育総務課副主幹 奥 博志
議事日程
日程第1 承認第2号 令和元年度歳入歳出補正予算(第6号)教育費について
日程第2 承認第3号 高槻市教育委員会人事異動の承認について
日程第3 承認第4号 高槻市立小・中学校教職員人事内申の承認について
日程第4 承認第5号 高槻市教育委員会表彰被表彰者決定の承認について
日程第5 承認第6号 高槻市教育委員会事務決裁規則等中一部改正について
日程第6 議案第13号 高槻市立学校の府費負担教職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則中一部改正について
日程第7 議案第14号 高槻市立五領小学校校舎の一部用途廃止について
日程第8 承認第7号 令和2年度歳入歳出補正予算(第1号)教育費について
日程第9 承認第8号 高槻市教育委員会学校結核対策委員会委員の委嘱について
日程第10 議案第15号 令和3年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書選定委員の任命について
日程第11 議案第16号 高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則中一部改正について
( 午後3時00分開会 )
樽井弘三教育長
ただいまから、令和2年第5回高槻市教育委員会定例会を開会いたします。
なお、本日の会議に傍聴の希望がございましたので、許可をいたしております。
本日の会議の出席者は、5名でございます。なお、本日の会議の署名委員は、八十委員 深堀委員にお願いいたします。
樽井弘三教育長
ここで、会議録の承認をお願いいたします。本日は、令和2年第3回定例会会議録の承認をお願いいたします。会議録の朗読を省略してご異議ございませんか。
(異議なし)
(署名委員 会議録署名)
樽井弘三教育長
新型コロナウイルス感染症への対応について、事務局から報告がございます。
教育次長(土井恵一)(報告)
議事に入ります前に、お時間を頂戴いたしまして、この間の「新型コロナウイルス感染症防止に関する経過と対応」につきましてご報告いたします。
新型コロナウイルス感染症につきましては、1月29日の大阪府内での最初の感染報告があって以降、感染者数は日々増加し、大阪府の「感染拡大警戒地域」の指定、4月7日には政府より「緊急事態宣言」が発令されました。
前回ご報告しましたとおり、学校につきましては、感染予防のための措置として、3月24日まで臨時休業・休園としておりましたが、緊急事態宣言の発令や大阪府からの要請を受け、4月8日に行う予定でした中学校の入学式については延期とし、すべての教育活動を停止するとともに、当面登校日は設定せず校庭開放も実施しないことといたしました。
臨時休業期間中の対応といたしましては、家庭訪問等により、児童生徒の生活状況の把握や精神的なケアに努めるとともに、小学校1年生から3年生までの自宅で一人になる子どもの居場所確保として、平日8時30分から13時までの間、受け入れを行っております。
また、臨時休業中の家庭学習支援の取組としまして、教育センターのホームページ「はにたんまなびのひろば」の中で、4月20日より学習プリントの解説動画の配信を行うとともに、支援の必要な児童生徒には、個別に対応を行っております。
幼稚園につきましては、学校に準じた形で、教育活動を行わないように取り扱うこととしております。
現在の状況でございますが、5月4日の新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことを受け、5月5日に開催された高槻市新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、市立小中学校の臨時休業の措置は、5月31日まで延長することとなりました。
加えて、5月11日から、児童生徒の心身の状況の確認と学習機会を保障することを目的とし、週1から2回程度の登校日を設定いたしました。
また、延期しました中学校の入学式につきましては、学校再開日の翌日に新入生、教職員のみで実施を予定しております。
次に、市主催イベントや公共施設の休館についてですが、公民館・図書館・青少年センター・キャンプ場等の社会教育施設につきましても、学校と同様に、期間を5月31日まで貸館事業を含め休館・休止とし、また、図書館で行っておりました予約本の貸出につきましては、4月13日以降、取り扱いを停止いたしました。
こうした中、5月14日に、大阪府が独自の基準に基づき自粛要請・解除及び対策を段階的に行う考え方、いわゆる「大阪モデル」を示したことに伴い、高槻市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、本市の施設の今後の対応を検討した結果、社会教育施設につきましては、5月18日より、順次再開していくことといたしました。
また、4月15日に、本市教育委員会の職員が、新型コロナウイルス感染症への感染が確認されました。当該職員は、内部事務を担当しており、市民との接触はございませんでしたが、接触が疑われる職員については自宅待機を命じるとともに、当該職員が勤務していたフロアは消毒を行い、4月17日に疫学調査等の結果を踏まえて業務を再開いたしました。
このため、4月17日に開催を予定しておりました教育委員会定例会は急遽中止することとなり、ご迷惑をおかけいたしました。
「緊急事態宣言」の発令により、生活の維持に必要な場合を除き、外出自粛が要請されており、事務局といたしましても、職員の在宅勤務・2交代制勤務を実施する等、かつて経験したことがない局面を迎えております。
また、急激な感染拡大を受け、当初予定しておりました教育活動の方針変更を余儀なくされ、関係者だけでなく、市民の皆様にもご心配をおかけしている所でございます。
このような中、休業措置が長引くことにより、学校現場や保護者・関係者の皆様への影響が大きくなっていることは間違いございませんが、教育活動が少しでも早く平常化できるように、取り組んでまいりたいと考えております。
委員の皆様には、何かとご心配をおかけしていることと存じますが、どうぞご理解・ご協力賜りますようよろしくお願いいたします。
以上簡単ですが、報告とさせていただきます。
樽井弘三教育長
はい。それでは、議事に入ります。
日程第1、承認第2号、「令和元年度歳入歳出補正予算(第6号)教育費について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま上程されました日程第1、承認第2号、令和元年度歳入歳出補正予算(第6号)教育費につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
本件は、教育長に対する事務委任等に関する規則第3条第2項の規定により、緊急やむを得ないものとして教育長が臨時代理として決裁し、3月24日市議会定例会において追加提案・可決されましたものにつきまして、本日ご承認をお願いするものでございます。
それでは議案書1ページ及び2ページをお開きください。ここでは、全体の歳入・歳出額を記載しております。
今回の補正予算につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対策本部から発出された緊急対応策に伴い事業費を計上し、今年度に繰り越して事業実施いたすものでございます。
歳入予算につきましては、1ページ最下段にございますとおり、375万円を増額し、歳出予算につきましては、2ページ最下段にございますとおり、500万円を増額するものでございます。
では、歳出からご説明申し上げます。4ページをご覧ください。
小学校費・保健給食費及び中学校費・保健給食費の負担金補助及び交付金において、小学校費では326万円、中学校費174万円をそれぞれ増額するものでございます。
これは、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策―第2弾―に基づき、本市におきましても、学校の臨時休業に係る学校給食休止への対応といたしまして、保護者への学校給食費の返還に要する経費やキャンセルできずに事業者から購入した食材費等を学校設置者として負担するため、予算計上するものでございます。
続きまして、歳入予算についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、3ページにお戻りください。
教育費国庫補助金のうち、小学校費補助金におきましては、244万5千円、中学校補助金におきましては、130万5千円を増額いたすもので、先程ご説明いたしました、新型コロナウイルス感染症緊急対応策に伴い、学校臨時休業対策費補助金を増額補正するものでございます。
次に、5ページをご覧ください。「繰越明許費」でございます。
歳出補正でもご説明いたしました、学校給食休止への対応に係る事業費として、記載しております金額を令和2年度にそれぞれ繰り越して、円滑に事業実施いたそうとするものでございます。
説明は以上でございます。ご審議の上ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
樽井弘三教育長
よろしいでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。承認第2号、「令和元年度歳入歳出補正予算(第6号)教育費について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
続きまして、日程第2、承認第3号、「高槻市教育委員会人事異動の承認について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま上程されました日程第2 承認第3号 高槻市教育委員会人事異動の承認について、提案理由のご説明を申し上げます。
まず初めに、4月1日付の人事異動の規模といたしましては、市全体で総数436名の発令がなされ、うち管理職の昇格者は67名となっております。また、新規採用職員は合計85名でございます。
今回の異動につきましては、将来にわたり持続可能な行財政運営を進め、また、定年退職等による職員構成の変化に対応するため、必要な人事異動を行ったものでございます。
主な異動内容といたしましては、職員の長期在籍について、一定の解消を図ったほか、新規事業の実施等に伴う体制整備として、今後の教育のICT化に向けた環境整備を図る「GIGAスクール構想」の実現や、富田地域における小中一貫校の整備及び同地域における総合的なまちづくりの検討、「第21回国勢調査」の着実な実施に向け、体制整備が行われております。
それでは、教育委員会の異動についてご説明申し上げますので、議案書をご覧ください。
まず、事務局の新規採用者は大阪府教育委員会からの割愛を含めて9名でございます。
再任用職員につきましては、フルタイム職員を13名、短時間勤務職員を6名任用し、うち6名の配置換えを行っております。
事務局管理職の異動といたしましては、課長級1名、副主幹級10名、主査級4名の合計15名でございます。
また、そのうち昇格者につきましては、副主幹級4名、主査級2名の合計6名でございます。
事務局一般職の異動につきましては、12名でございます。また、他部局への出向が管理職一般職あわせまして、7名でございます。
次に、学校関係の異動でございますが、校務員2名、任期付教育職員16名の計18名を新規採用し、校務員2名、給食調理員21名、任期付教育職員6名の合計29名の異動を行っております。
次に、幼稚園関係の異動でございますが、保育教諭として新規採用された2名を幼稚園教諭として任命しております。
管理職の異動につきましては、園長の異動が4名でございます。
一般職の異動につきましては、幼稚園教諭が11名、任期付幼稚園教諭が2名でございます。また、市長部局への出向は管理職一般職あわせまして10名となっております。
また、令和2年1月1日付で、給食調理員1名の異動と、令和元年8月から令和2年3月にかけて、20名の退職がございましたので併せてご報告いたします。
それぞれの人事異動の詳細につきましては、議案書にお示ししておりますのでよろしくお願いいたします。
以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議のうえ、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
樽井弘三教育長
よろしいでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。承認第3号、「高槻市教育委員会人事異動の承認について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
続きまして、日程第3、承認第4号、「高槻市立小・中学校教職員人事内申の承認について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
学校教育監(安田信彦)(提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第3、承認第4号「高槻市立小・中学校教職員人事内申の承認について」の提案説明をさせていただきます。本件は、令和元年度末・令和2年度当初の高槻市立小・中学校教職員一般職の人事異動につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第38条の規定に基づき、令和2年3月6日に議案書のとおり大阪府教育委員会に対しまして内申をいたしましたので、これについて承認をお願いするものでございます。内申にあたりましては、高槻市教育委員会規則第5号「教育長に対する事務委任等に関する規則」第3条第2項の規定に基づき、教育長が臨時代理として決裁をいたしたところでございます。
なお、令和2年度の人事異動の概略につきましては、「転出入一覧」のとおりでございます。
以上、誠に簡単ではございますが、「高槻市立小・中学校教職員人事内申」につきまして提案説明とさせていただきます。ご承認いただきますようよろしくお願いいたします。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
樽井弘三教育長
よろしいでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。承認第4号、「高槻市立小・中学校教職員人事内申の承認について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
続きまして、日程第4、承認第5号、「高槻市教育委員会表彰被表彰者決定の承認について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま上程されました日程第4 承認第5号 高槻市教育委員会表彰「被表彰者決定」の承認につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
本件につきましては、「高槻市立の学校に在籍する教職員の表彰に関する規程」に基づく表彰でございまして、「教育長に対する事務委任等に関する規則」第3条第2項の規定により、教育長が臨時代理しましたもののご承認をお願いするものでございます。
今回の表彰につきましては、本市の市立の学校に在籍し、令和元年度に退職されました教職員の方々に対する表彰でございまして、20年以上の長きにわたり職務に精励され、教職員の表彰に関する規程第5条に基づく「永年勤続表彰」に該当する方々でございます。
令和元年度の表彰対象者は、校長で退職された方が17名、教頭で退職された方が2名、教諭で退職された方が11名、指導養護教諭で退職された方が1名、指導栄養教諭で退職された方が1名、養護教諭で退職された方が1名、主査で退職された方が1名、副主査で退職された方が2名の、計36名の方々でございます。
氏名等につきましては、議案書にお示しいたしておりますので、省略させていただきます。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上ご承認賜りますようお願い申し上げます。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
樽井弘三教育長
よろしいでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。承認第5号、「高槻市教育委員会表彰被表彰者決定の承認について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
続きまして、日程第5、承認第6号、「高槻市教育委員会事務決裁規則等中一部改正について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第5、承認第6号、「高槻市教育委員会事務決裁規則等中一部改正につきまして」提案理由をご説明いたします。
本件は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正による「会計年度任用職員制度」の導入に伴い、関係する3つの教育委員会規則についての所要の改正でございますが、4月1日から施行する必要があったため「教育長に対する事務委任等に関する規則」第3条第2項の規定により、教育長が臨時代理しましたもののご承認をお願いするものでございます。
「会計年度任用職員制度」導入の背景といたしましては、多様化する行政需要に対応するため、地方行政の重要な担い手として非常勤職員、臨時職員が増加する一方、これらの職員の地方公務員法上の位置付けが明確でなく、法律上の本来の趣旨に沿わない運用がなされているなどの問題点が指摘されており、適正な任用・勤務条件を確保することを目的として、地方公務員法及び地方自治法の一部改正により、一定の整理が図られたものでございます。
改正の概要につきましては、特別職の範囲を「専門的な知識経験等に基づき、助言、調査等を行うもの」に厳格化し、臨時的任用職員としての任用を「常勤職員に欠員が生じた場合」に限定して、これまで特別職または臨時的任用職員として任用してきた者のうち、通常の事務職員など労働者性の高い職種については、新たに一般職の非常勤職員として「会計年度任用職員」が創設されたものでございます。
また、会計年度任用職員には期末手当を支給することができるように、地方自治法につきましても改正が行われております。
これを受け、高槻市においても、昨年12月に「高槻市会計年度任用職員の給与等に関する条例」が制定され、これまで、通常の事務等を行ってきた非常勤職員・臨時職員は「月額制会計年度任用職員」及び「時間額制会計年度任用職員」として位置付けられたところでございます。
こうした会計年度任用職員制度の導入に関連して、改正が必要となる教育委員会規則が3件ございます。
最初に、高槻市教育委員会事務決裁規則でございます。まず、第5条第2号において、フルタイム会計年度任用職員及び月額制会計年度任用職員を新規に任用することは教育長の決裁事項として、別表第1の第5号において、フルタイム会計年度任用職員及び月額制会計年度任用職員の再任を行うことは、教育次長の専決事項として、第6号において、時間額制会計年度任用職員については、課長の専決事項とし、新たに、第7号を加えて、会計年度任用職員の職務専念義務の免除については、服務監督者である課長の決裁とするものでございます。
続いて、別表第2の教職員課に関する事項ですが、第1号に「臨時的任用職員の採用」が規定されていますが、この部分は、先程の別表第1の改正と重複いたしますので、削除するものでございます。
次に、「教育委員会の権限に属する事務の一部の補助執行に関する規則」でございますが、幼稚園の職員の給与等の支払い事務については、非常勤職員・臨時的任用職員については子ども未来部の職員に、それ以外の職員については総務部の職員に、それぞれ補助執行をお願いしているところですが、今回、会計年度任用職員制度の導入に合わせて、用語の整備を行うものでございます。
最後に、「高槻市教育委員会の職員で特別の勤務に従事するものの勤務時間、休日、休暇等に関する規則」でございますが、これは、引用しております、市長の規則の題名が改正されたことに伴う改正でございます。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上ご承認いただきますようお願い申し上げます。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
樽井弘三教育長
よろしいでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。承認第6号、「高槻市教育委員会事務決裁規則等中一部改正について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
続きまして、日程第6、議案第13号、「高槻市立学校の府費負担教職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則中一部改正について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
学校教育監(安田信彦)(提案理由説明)
ただいま上程されました日程第6、議案第13号、高槻市立学校の府費負担教職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則中一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。
本件は、大阪府が、4月1日付けで新たに子育て部分休暇及び不妊治療休暇を導入することに伴い、市町村立学校の府費負担教職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則の準則が一部改正されたことから、所要の改正を行うものです。
それでは、お手元の新旧対照表をご覧ください。
第6条中「第16条の2(介護時間)及び第17条(臨時的任用職員の休暇)」を「第16条の2(介護時間)、第17条(子育て部分休業)、第18条(不妊治療休暇)及び第19条(臨時的任用職員の休暇)」に改めるものです。
休暇の内容につきましては、子育て部分休暇が、小学校の第1学年から第3学年に在籍している子を養育する場合に、1日につき2時間まで取得可能な無給の特別休暇となっております。また、不妊治療休暇については、職員が不妊治療を受ける場合において、日又は時間単位で、1会計年度につき6日まで取得可能な無給の特別休暇となっております。
以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願いいたします。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
樽井弘三教育長
よろしいでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。議案第13号、「高槻市立学校の府費負担教職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則中一部改正について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、議案第13号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第7、議案第14号、「高槻市立五領小学校校舎の一部用途廃止について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第7 議案第14号 高槻市立五領小学校校舎の一部用途廃止につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
まず、用途廃止を行う理由でございますが、五領小学校南棟の1階は、令和2年3月31日に廃園となった五領幼稚園がございました。
廃園後の利活用につきましては、市長を本部長とするアセットマネジメント推進本部会議において、当該箇所は小学校校舎の1階に位置し、施設管理等の観点から、教育委員会事務局による利活用が望ましいとされました。
検討の結果、教育委員会事務局倉庫として活用することといたしましたので、この部分において、小学校校舎としての用途を廃止するものでございます。
次に、用途廃止する物件についてご説明申し上げますので、「参考資料」をご覧ください。
まず、資料1をご覧ください、五領小学校の施設配置図でございますが、そのうち、南に位置しておりますのが対象となる建物でございます。
次に、資料2をご覧ください。3階建て校舎1776.38平方メートルのうち、1階部分646.12平方メートルが対象箇所でございます。
なお、当該箇所を用途廃止することによって、五領小学校の学校運営に支障はございません。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしくご審議のうえ、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
美濃律委員
教育委員会事務局による利活用が望ましいということで、倉庫として活用するということですけれども、倉庫として活用するというのは、今倉庫自体が足りていない状況にあるということでしょうか。
学校安全課長(今福幸正)
まず、これまでの教育委員会事務局の倉庫の状況ですが、現在、旧大冠幼稚園に、教育委員会事務局の倉庫がございます。ただ、こちらは、一部、教育委員会事務局の各所管が倉庫として活用しているのですが、大半が市長部局で活用している状況でございます。また、先般の地震や台風等もあり、老朽化も激しく、非常に使い勝手に課題がある状況です。
そのような中、学校施設の一部として運用しておりました五領幼稚園が廃園になったというところで、ちょうど今回お示ししておりますスペースを鑑みますと、旧大冠幼稚園の倉庫の物品を移動して、かつ今後さらなる利活用ができるスペースがあると、判断いたしましたので、今回の用途廃止という経過になったものでございます。
樽井弘三教育長
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。議案第14号、「高槻市立五領小学校校舎の一部用途廃止について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、議案第14号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第8、承認第7号、「令和2年度歳入歳出補正予算(第1号)教育費について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま上程されました日程第8、承認第7号、令和2年度歳入歳出補正予算(第1号)教育費につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
本件は、教育長に対する事務委任等に関する規則第3条第2項の規定により、緊急やむを得ないものとして教育長が臨時代理として決裁し、5月1日市議会臨時会において提案・可決されましたものにつきまして、本日ご承認をお願いするものでございます。
それでは議案書1ページ、及び2ページをお開きください。ここでは、全体の歳入・歳出額を記載しております。
今回の補正予算につきましては、国の新型コロナウイルス感染症緊急対応策に伴い事業費を計上し、事業実施いたすものでございます。
歳入予算につきましては、1ページ最下段にございますとおり、750万円を増額し、歳出予算につきましては、2ページ最下段にございますとおり、750万円を増額いたすものでございます。
では、歳出からご説明申し上げます。4ページをご覧ください。
幼稚園費・幼稚園管理費の需用費消耗品費におきまして150万円、備品購入費におきまして600万円をそれぞれ増額するものでございます。
これは、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策に基づき、本市におきましても、公立幼稚園15園を今後開園した際に必要となるマスク及び消毒剤等の購入費、当該幼稚園に空気清浄機等を設置するための備品購入費を予算計上するものでございます。
続きまして、歳入予算につきましてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、3ページにお戻りください。
教育費国庫交付金のうち、幼稚園費交付金におきまして、750万円を増額いたすもので、先程ご説明いたしました、新型コロナウイルス感染症緊急対応策に伴い、教育支援体制整備事業費交付金を増額補正するものでございます。
説明は以上でございます。ご審議の上ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
樽井弘三教育長
よろしいでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。承認第7号、「令和2年度歳入歳出補正予算(第1号)教育費について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
続きまして、日程第9、承認第8号、「高槻市教育委員会学校結核対策委員会委員の委嘱について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま、上程されました日程第9、承認第8号の高槻市教育委員会学校結核対策委員会委員の委嘱の承認につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
高槻市教育委員会学校結核対策委員会の担任事務は、高槻市附属機関設置条例別表において、「市立の小学校又は中学校において結核患者が発生した場合の学校の結核管理方針についての調査審議に関する事務」を行うこととなっております。委員数は7名、任期は1年でございます。
本委員会委員は、本年4月30日に委員全員の任期が満了となったことから、教育長に対する事務委任等に関する規則第3条第2項の規定に基づき、教育長が臨時代理しましたもののご承認をお願いするものでございます。
お手もとの委員名簿のとおり、7名の方々を、令和2年5月1日から令和3年4月30日までの間、本委員会委員として委嘱いたしました。
その構成は、新旧対照表のとおり高槻市保健所長1名、高槻市医師会から1名、結核の専門家として高槻赤十字病院から1名、学校教育関係者として小学校校長会及び中学校校長会から2名、小学校養護教諭及び中学校養護教諭から2名としております。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしくご審議のうえ、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
樽井弘三教育長
よろしいでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。承認第8号、「高槻市教育委員会学校結核対策委員会委員の委嘱について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
続きまして、日程第10、議案第15号、「令和3年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書選定委員の任命について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
学校教育監(安田信彦)(提案理由説明)
ただいま上程されました日程第10、議案第15号「令和3年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書選定委員の任命について」、ご説明いたします。
まず、教科書の定義についてでございますが、小中高等学校等において、教科の主たる教材として、授業で用いられる児童または生徒用図書であり、「文部科学大臣の検定を経たもの、又は文部科学省が著作の名義を有するもの」と、「教科書の発行に関する臨時措置法」で定められております。
次に、教科書の種類と使用義務についてでございますが、教科書には先に述べましたように、文部科学大臣の検定を経た教科書(文部科学省検定済教科書)と文部科学省が著作の名義を有する教科書(文部科学省著作教科書)がございます。学校教育法第34条では、学校においては、これらの教科書を使用しなければならない、と規定されております。
また、学校教育法附則第9条第1項の規定により、特別支援学級等で適切な教科書がない場合など特別な場合には、これらの教科書以外の図書(拡大教科書等を含む一般図書)を教科書として使用することが可能となっております。
すべての児童生徒は、教科書を用いて学習することになり、学校教育を進める上で、教科書は極めて重要な役割を果たすことになります。教科書採択は、教育委員会の所管事項のうちでも、重要事項の一つであると考えております。
令和2年度においては、中学校はすべての教科書について、中学校用教科書目録(令和3年度使用)に登載されている教科書のうちから、新たに採択する必要があります。
また、小学校は、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第14条、同法施行令第15条第1項の規定により、同一の教科書を4年間採択しなければならないとされており、今年度は令和元年度と同一の教科書を採択する必要があります。
国・府の教科書採択に係る通知には、「採択権者の責任が不明確になることがないよう、採択手続の適正化に努めること。また、静ひつな採択環境を確保するため、外部からの働きかけに左右されることなく、採択権者の権限と責任において公正かつ適正な採択を行い」、「採択地区の教育的諸条件を勘案し、地域や生徒の実態に応じて最も適切な教科用図書を採択すること」となってございます。
以上を踏まえ、今年度の教科用図書選定に関しましては、高槻市附属機関設置条例に基づき、別紙のとおり「高槻市立義務教育諸学校教科用図書選定委員会」委員を任命するものでございます。選定委員会は、教育委員会事務局から3名、校長代表4名、教科等代表10名、児童生徒の保護者4名、総計21名をもって組織したいと考えております。
誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますよう、お願い申し上げます。
なお、今後のことになりますが、資料にありますとおり、「高槻市立義務教育諸学校教科用図書選定委員会」に対しまして、令和3年度使用の中学校用の全ての教科用図書及び特別支援学級において使用する学校教育法附則第9条関係教科用図書について調査審議することを諮問する予定にしております。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
浦野真彦委員
今説明をお聞きしていて、大変なことだなと思ったのですが、委員が決まるのは、どのようにして選ばれるのでしょうか。それから4年に1度だと思うのですが、一新される、メンバーは全員変わるのでしょうか。
教育指導課長(青野淳)
今資料に付けさせていただいています選定委員候補者につきましては、各学校もしくは教科、そして保護者に関してはPTAから推薦を挙げさせていただいて、こういう形で候補を挙げさせていただいております。
昨年度は小学校の選定委員のメンバーでございましたので、小学校、中学校違いますので、基本的には大きく、選定委員のメンバーの入れ替えがございますが、小学校の選定委員に入っていた教育委員会の事務局職員もおりますので、同じ者が入っていることもございます。
浦野真彦委員
4年前の中学校の選定委員と比べると、どうですか
教育指導課長(青野淳)
前回の中学校の選定委員と比べると、教育委員会のメンバーも変わっておりますので、メンバーは大きく変わっております。
美濃律委員
教科代表で学校の先生が入っておられますけれども、これも、例えば今年城南中学校の先生とかがなっていますが、順番に変わっていったりとかいうのはあるのですか。
教育指導課長(青野淳)
基本的には、高槻市の教育研究会の代表もしくはそれに準ずる教科の専門性を持った先生方を選定委員という形で挙げさせていただいております。
樽井弘三教育長
高槻市の教育研究会の代表でない方もおいでになるということですか。
教育指導課長(青野淳)
基本的には、高槻市の教育研究会の代表もしくはそれに準ずる方になっております。
樽井弘三教育長
今回、選定委員が、選定についての調査審議の作業をしていくわけですけれども、対象となる種目数と、種目ごとの検定済み教科用図書の数を、かなりの作業になるので、確認しておきたいのですが。
教育指導課長(青野淳)
今回の中学校の教科用図書は16種目、分冊も含めますと145冊が検定済みの教科用図書になります。
樽井弘三教育長
そこから、選定委員が選定についての調査審議をしていくということですね。
樽井弘三教育長
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。議案第15号、「令和3年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書選定委員の任命について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、議案第15号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第11、議案第16号、「高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則中一部改正について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
教育次長(土井恵一)(提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第11、議案第16号、「高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則中一部改正につきまして」提案理由をご説明いたします。
新型コロナウイルス感染予防のための措置として、2月28日の文部科学省からの学校の臨時休業の要請や、4月7日の国による緊急事態宣言の発令及び大阪府からの要請により、3月2日から高槻市立小中学校は臨時休業しており、5月31日まで臨時休業の措置が延長されております。
つきましては、臨時休業期間中の教育活動を保障するため、7月21日から8月24日までとしている夏季休業日や、12月25日から翌年1月7日までとしている冬季休業日の期間を短縮して、登校日とし、授業を行なう必要があるため、「高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則」の一部を改正するものでございます。
なお、改正の内容としましては、今年度限りの措置であるため、本則ではなく、附則での改正とし、附則に「令和2年度に限り、第2条第1項で規定する学期及び休業日は、教育長が別に定めるとおりとする。」の項を加えようとするものでございます。
また、改正は公布の日から施行いたします。
以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。
樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。
深堀基子委員
新型コロナウイルス感染予防のため、臨時休業しているわけですけれども、今年度限りの措置として、7月21日から8月24日までとしている夏季休業日などの休業日を、教育長が別に定めるとおりとする。というようになっているのですけれども、今年度の日程はもう決まっているのですか。
教育指導課長(青野淳)
今年度の日程等はまだ決まっておりません。
深堀基子委員
夏休みは1か月授業をしても、冬休みは短くしても、なかなかこの長い休みに対応するのは難しいかなと思うのですけれども、やはり、夏休み中の8月はお盆もあり、1か月全部を授業に回せるかというと、なかなか難しいところがあるかなと思います。また決まったら教えてください。
樽井弘三教育長
参考までに質問したいのですが、例えば6月1日から学校が再開されたとして、4月5月と臨時休業になり、どれくらいの授業時数が不足してくるのかというのは、もうシミュレーションされているのでしょうか
教育指導課長(青野淳)
前回の緊急事態宣言が5月7日の段階で、学校が再開されたらと想定した場合では、夏休みは10日、冬休みは2日ぐらいを短縮させた形で授業数の確保ができるとシミュレーションしておりました。
ただ、今回、再開が6月1日となった場合、さらにプラス2週間ほど夏季休業期間を短くするぐらいで、高槻は2学期制をやっておりますので、そこで十分、授業数の確保については、できるかなと。ただ、中学校3年生については、進路のこともございますので、今後水曜日の6時限目、そういったところについてもあらためて教育委員会としても、年間の授業数の確保、そして、著しい学習の遅れが起こることのないよう努めてまいりたいと考えております。
浦野真彦委員
クラブ活動はどういう形になりますか。
教育指導課長(青野淳)
まだ、大阪府からの通知等はございませんが、学校再開後は、まず授業の再開というところを第一に考えております。ただすでに報道等もされておりますけれども、中学校の全国大会が中止という形で出ております。基本的には再開の時期は見通しが持てない部分はありますけれども、まずは学校の校内での練習、そこを第一段階として、今後府の状況も踏まえまして、検討していきたいと考えております。
美濃律委員
先ほどのお話ですが、最初5月7日に再開された場合は、夏休みは10日、冬休みは2日の短縮ということで、今回5月末までということで、夏休みがプラス14日の短縮ということで、合わせて26日ぐらいですけれども、実際問題4,5月の2か月間で土日はありますが、それが26日間で消化できるということですか。
参事(田中健文)
単純に無くなった日数を増やそうというのは、なかなか補填は難しいです。ただ、文部科学省が定めております標準時数、これだけはクリアしなさいという時数がございまして、例えば小学校6年生や中学校2年生などでは1015時間、この1015時間をなんとか工夫して、クリアしていけるというぐらいでございます。元々だいぶゆとりがありますので、そのゆとりの部分を使いまして、今後最低やらないといけないものを算定してまいります。
樽井弘三教育長
授業時数を確保するために、様々な行事であるとか、そういったものも含めて、検討をしていく。教科学習に差が出ないように、保障できるように、してまいりたいと思います。また、検討の経緯等については教育長の決裁になりますけれども、お伝えしていきたいなと思っております。よろしくお願いします。
樽井弘三教育長
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。議案第16号、「高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則中一部改正について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。
(異議なし)
樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、議案第16号は、原案どおり可決されました。
以上で、本日の日程がすべて終了いたしましたので、閉会といたします。
(午後4時01分閉会)