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令和元年度 第1回高槻市バリアフリー推進協議会

ページID:003760 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

会議概要

会議の名称

令和元年度第1回高槻市バリアフリー推進協議会

開催日時

​令和2年2月6日(木曜日)10時から11時30分

開催場所

​高槻市役所本館2階

出席状況

​出席委員22名(欠席委員1名)

傍聴者

1名

議事

  1. 事業進捗状況について
  2. その他

事務局

都市創造部 都市づくり推進課

会議資料

令和元年度の事業進捗と令和2年度の事業予定について

会議録

(事務局) 定刻になりましたので、ただ今から令和元年度第1回高槻市バリアフリー推進協議会を開催いたします。委員の皆様には、公私ご多忙の中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。会長が選出されるまでの間、事務局が進行役を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、開会に当たりまして、技監の細井よりご挨拶申し上げます。

(技監) 皆様、おはようございます。本来であれば、市長が皆様にご挨拶を申し上げるところでございますが、あいにく公務が重なってしまい、出席が叶いませんことから、本日の令和元年度第1回高槻市バリアフリー推進協議会の開会に当たりまして、私から一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。

委員の皆様におかれましては、公私、何かとお忙しい中、ご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。また、この度は、バリアフリー推進協議会委員をお引き受けいただき、重ねてお礼を申し上げます。

さて、このところのバリアフリーを取り巻く状況でございますが、本年に開催される東京オリンピック、パラリンピックをはじめ、2025年は国際博覧会の大阪開催も控えており、その関心がますます高まっているところです。

国におきましては、全国のバリアフリー水準の底上げを目指して、昨年にはバリアフリーマスタープランの作成やバリアフリーに係る情報提供の努力義務化等を定めた改正バリアフリー法が全面施行されました。

また、国土交通省が設置されたバリアフリーマップ作成マニュアルに関する検討会において、本市も委員として参加し、国とともに議論を深めているところです。

本市といたしましては、引き続き本協議会を通じて関係各位の相互理解を深めながら、更なるバリアフリーの推進につなげてまいりたいと考えておりますので、委員の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。

<配布資料確認>

<委員・関係者紹介>

(会長) 本協議会では、委員以外の方からも必要に応じ、適時御発言いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(委員一同)

<異議なし>

(事務局) ありがとうございます。

本日の出席委員は22名です。委員総数23名の、2分の1以上の出席がありますので、協議会規則第3条第2項の規定により、本日の協議会は成立しています。

それでは、議事の1つ目会長・副会長の選出についてです。高槻市バリアフリー推進協議会規則第2条第1項の規定により、委員の互選によってこれを定めるとなっています。

皆様のご意見をお伺いしたいと存じますが、いかがさせていただきましょうか。

(委員)

<事務局に一任>

(事務局) ただ今、事務局に一任とのご意見をいただきましたが、いかがでしょうか。

(委員一同)

<異議なし>

(事務局) 異議なしということですので、事務局から提案をさせていただきます。

事務局としましては、これまで会長を務めていただきました中林委員に会長を、同じく副会長を務めていただきました石塚委員に副会長を引き続きお願いしたいと考えていますが、いかがでしょうか。

(委員一同)

<異議なし>

(事務局) 異議なしのお声をいただきましたので、会長を中林委員に、副会長を石塚委員にそれぞれお願いしたいと思います。皆様、拍手をもってご確認をお願いします。

(委員一同)

<拍手>

(事務局) ありがとうございました。

それでは、これより議事運営につきましては、中林会長にお願いしたいと思います。

中林会長、石塚副会長、御席の移動をお願いします。

<会長・副会長席移動>

(会長) ただ今会長に選出されました中林です。よろしくお願いします。皆様のご協力を得て実りある円滑な議論ができるように努めたいと思います。よろしくお願いします。

(副会長) 副会長に選出していただきました石塚と申します。協議会が円滑に運営されますよう会長を補佐し、努めてまいりたいと思います。これまでも高槻市のバリアフリーの事業に関わらせていただき、本当に市民との協働、そして障がい当事者との協働のトップランナーだと思っています。その高槻市さんの皆様と一緒にお仕事をさせていただくことを本当に光栄だと思っています。どうぞよろしくお願いします。

(会長) 本日は、傍聴希望者が1名いらっしゃいます。今回、市から付議されています案件は、公開することが不適当なものとは認められませんので、傍聴を許可してもよろしいでしょうか。

(委員一同)

<異議なし>

<傍聴者入場>

(会長) 本日の案件は、事業進捗報告についてとその他です。

それでは、事業進捗報告について各事業者から説明をお願いいたします。

進め方として、まず前半は道路特定事業、公共交通特定事業から説明していただき、質疑応答を行います。その後、残りの交通安全特定事業、建築物特定事業等について説明していただき、質疑応答を行います。

また、質疑応答の際は、あらかじめ障がい者団体から要望を受け取っていますので、その内容を事務局が読み上げた後、関連部署からの回答をいただきます。

それでは最初に、道路特定事業として、高槻市道路課から説明をお願いします。

(道路課) 高槻市都市創造部道路課です。令和元年度バリアフリー事業の実施内容としまして、富田芝生線道路改良工事に現在取り組んでいます。場所は阪急富田駅から南側に向かう道路があり、そこを拡幅事業として歩道の新設及び視覚障がい者誘導用ブロックの設置を行っています。平成30年度から3箇年で工事を実施しており、現在2年目です。昨年度は西側の用地買収が済んだ部分を既に拡幅、歩道設置を行っており、現在は東側区間の整備を行っているところです。

続きまして西国街道線改良事業です。こちらはJR高槻駅北側の既に都市計画道路を整備している古曽部天神線という路線の続きの区間で、こちらの西国街道線改良事業として歩道新設60メートルの整備を行っています。今年度この3月末の完了を目標に現在工事に取り組んでいます。

続きまして高槻駅緑町線改良事業です。こちらはJR高槻駅南側から府道の伏見柳谷高槻線八丁西町の交差点までの区間を取り組んでおり、今年度は駅から約260メートルの区間を取り組んでいます。整備内容としましては北側歩道の美装化に伴う歩道の有効幅員の拡幅で、安満遺跡公園のアクセス道路でもある現在2メートルの歩道を3メートルに拡幅するため、取り組んでいるところです。

続きまして令和2年度の取り組み予定の路線です。先ほどご説明いたしました富田芝生線の道路改築事業の最終年度三年目ということで、残りの未整備の部分の工事に取り組む予定です。事業内容としましては道路改良、歩道の新設及び視覚障がい者誘導用ブロックの設置を整備する予定です。

続きまして、こちらも先ほどご説明いたしました高槻駅緑町線の改良事業で、令和2年度に更に、府道の方までの区間北側歩道の美装化、合わせて今年度取り組んでいる駅側の部分も含めて自転車通行空間の整備を行う予定です。

(委員) 大阪国道事務所です。国土交通省では高槻市内の国道171号の管理をしています。今年度は高槻市の上牧において、上り線下り線の歩道に視覚障がい者誘導用ブロックの設置を行いたいと思っています。上下合わせて延長354メートルを今年度内に施工します。

(委員) 大阪府茨木土木事務所です。阪急富田駅前の府道ですが、摂津富田停車場線という道路に歩道をつけていく事業を予定しています。13ページ記入欄の米印で8月から工事着手と記載していますが、工事の着手をしていなくて、14ページをご覧ください。14ページに予定を記載していまして、阪急さんの鉄道関係の施設工事をしていただいており、ようやくうちの方も発注が終わり、3月頃から工事着手となっています。令和2年秋頃の完成に向けて進めています。

(委員) JR西日本です。現在、高槻駅でホーム柵の工事をやっています。高槻駅は1番から6番までホームがあり、既に1番、2番、5番、6番のホーム柵の整備が終了しています。

現在は3番、4番ホームの工事を実施していて、令和3年の春頃に向けて今、鋭意工事を進めているところです。この、今作っているホーム柵は既に設置されているホーム柵とまた違うタイプです。1番と6番の新快速のホームは昇降式のホーム柵で、2番と5番は引き戸タイプです。そして、現在工事をしている3番、4番のホーム柵も引き戸タイプですが、もう少し大きく開く二重引き戸式というもので、JR総持寺駅で設置しているタイプと同じものになります。それぞれのホームで停まる列車の扉の位置が違うため、いろんなタイプのホーム柵を使い分けているという状況です。

整備状況は今のような状況ですが、2015年から2019年の間の整備効果を弊社で調べたところ、転落事故が5年間で5件あったものが現在0件になり、全く転落の危険性がなくなったということで、非常に大きな効果を得ていると思っています。

ソフト対策としまして、サービス介助士という資格の取得に向けて駅の職員に資格の取得の称揚をしています。研修の中でいろんな障がいをお持ちの方と意見を交換させていただきながらこれを進めておるところです。また、弊社では必要な教育マニュアルを作成しています。これはお客様の介助に必要な知識や技術、例えば車椅子の取り扱い方や目の不自由なお客様の誘導等、具体的なものをマニュアルに入れて、それを習得する取組をしています。それから法令の趣旨も踏まえたものを整備して現在社員の教育を実施しておるところです。

(委員) 阪急電鉄です。バリアフリーのソフト施策としまして、サービス介助士の資格取得に取り組み、現在累計で1,140名近くの方が取得しています。

続きまして交通事業者を対象にした手話教室の受講は、先の介助士の資格取得と同様、運輸部社員が対象になっていまして、こちらも累計で現在40名が受講しています。先ほどのJRさんと同様、適時、運輸部社員が中心にお客様の介助、手助けになるような研修を行っています。

(委員) 京阪バスです。京阪バス高槻支所におきましては事故防止接遇向上懇談会にて車椅子の取り扱いや老人の方の疑似体験を行い、安全な乗降の取扱の教習を実施しています。

また、現在高槻支所の保有台数はワンステップが13台、ノンステップが40台、計53台となっており、ノンステップ車両率は75.4%となっています。

また当社の基本理念であります安全方針、安全最優先、法令の遵守、継続的改善を基本にソフト面も含め、随時乗務員の教育及び研修を実施し、高齢者障がい者の移動等の円滑化の促進及び改善を図ってまいります。また、令和2年度においても前年通りの車椅子の取扱及び疑似体験の教習実施を予定しています。

(委員) 高槻市交通部です。実施内容についてJR富田駅1番、2番乗り場の老朽化していた時刻案内板を市営バスマスコットキャラクター高槻ばすおのイラストを用いた親しみやすいデザインに更新し、併せて、乗り場照明をLEDとし、バス待ち環境の改善を図りました。具体的には時刻案内板につきまして字を大きくする、あるいはUDフォントを用いる等、見やすい表示板にするため改善を図っています。また、併せてLED照明ということで、従前は蛍光灯でしたが表示板が見やすくなるよう更新を行っているところです。

次にバス乗り場の改良について、必要性の検討を行ったバス停上屋17箇所のうち6箇所、阪急富田、安岡寺住宅、天王町、川西、西冠、成合につきまして耐風性能に優れている上屋を設置いたしました。耐風性能が優れている上屋と同時に風除けとかあるいは照明、また車椅子の乗り降りがしやすいよう場所の変更等を行い、バリアフリーに資する取組をさせていただいています。令和元年度、2年度は車両の更新はありません。

続きまして乗務員教育です。これにつきましては高齢者体験ができる装具を装着しまして路線バスの乗降体験を行い、そのことによってお客様の立場に立った説明ができるよう、実施しているものです。

続きまして令和2年度の事業実施予定です。先ほどご説明いたしましたバス停につきまして、耐風性能を始め、バリアフリーに資するような形で改善を進めていきたいと思っています。

次にソフト教育になります。研修につきましては介助等技術的なことを含めて、接遇の心構えと、様々な研修を行っているところですが、令和2年度につきましても行っていくと同時に国土交通省のマニュアルも参考にしながら、よりバリアフリーに資する形で事業を進めていきたいと思っています。

(会長) それではここで一旦質疑応答に移りますが、この道路と公共交通の分野について、障がい者団体から提出いただいた要望がありますので、事務局から説明をお願いします。

(事務局) 事務局から説明させていただきます。まず1番、阪急高槻市駅南側の横断歩道、駅前、からふね屋前は、歩車分離工事が終わり点字ブロックも敷設しているが、歩道との区切りのブロックや道路標識の支柱などが危険であることから、当会と定期的な話し合いの機会を持ち、安全に歩行できるようにしていただきたい。

2つ目ですけれども、市役所前のスクランブル交差点を渡って、芝生方面行きの市役所前バス停まで点字ブロックを延長していただきたい。

3番、ホームからの視覚障がい者の転落防止のため、順次市内の各駅のすべてのホームに可動柵を設置していただきたい。また設置方法などについて当会と話し合いしていただきたい。

4番、未定とされていると報告のあった、阪急高槻市駅と富田駅について、特急が通過するときに、視覚障がい者、聴覚障がい者にとっても非常に危険であるため、ホーム柵を整備していただきたい。

5番、JR高槻駅の既存ホームへのホーム柵の設置について、工事が中断しています。事情の説明を再度求めるとともに、早急に工事を進めると共に、当会との協議も実施していただきたい。

6番、JR高槻駅西口改札口について、無人化されたことに対応する視覚、聴覚障がい者への配慮する設備の改善を行っていただきたい。

7番、阪急高槻市駅ホームの点字ブロックについて、以前は、電車のドアの位置を示す点字ブロックがあったが、現在は無くなっており、視覚障がい者に解るように改善を図っていただきたい。

(会長) それではこれについて、お答えをまとめたいと思います。まず阪急高槻市駅南側の道路の件について、よろしくお願いします。

(管理課) 管理課です。当該路線は歩車分離を図ったところですが、この路線につきましては道路標識、違法自転車原付の防止の標識等はあります。例えば電柱に共架しますとか、様々な工夫が今後必要だと思いますので、引き続き協議をさせていただき、今後の対策を練っていきたいと思っています。

(会長) 市役所前の件はいかがでしょうか。

(委員) 大阪府茨木土木です。誘導ブロックの延長につきましては現地を調査し、できることは順番に進めていきたいと思っています。

(会長) 次は鉄道の件について、いくつかありますが、まずJRさんからお願いします。

(委員) JR西日本です。JR西日本では高槻駅と摂津富田駅が市内にあります。高槻駅につきましては鋭意整備中です。摂津富田駅につきましては今のところ計画はありません。ご承知のとおり10万人以上の乗降がある駅からという国の方針があり、弊社もその方針に従い、西日本管内の駅を順次整備しています。摂津富田駅は4万人程度のお客様にご利用いただいていますので、すぐ実施するわけではありませんが、国の方針に従って鋭意進めていく中で、検討していくことになろうかと思っています。

一方、摂津富田駅はホーム柵のような大規模なものはできませんが、内方線整備を実施していまして、これはホームの端っこの黄色い点字ブロックと線が入ったものに順次置き換えていくというもので、どちらがホームなのか、どちらが電車の通る方なのか区別しやすくする、目の見えない方でも区別しやすくするというものです。これは既に整備をしていまして、一定の安全を担保させていただいているところです。

続いて、高槻駅のホーム柵の工事が中断しているのではないかというご指摘をいただいていますが、中断していません。高槻駅の工事は何年もかけて順番に工事をしています。上の出てくる柵だけでなく、その柵を立てようとすると、今のホームの上に立てないといけませんので、非常に頑丈な構造にしないといけません。このホーム柵が見えてくる前に、夜中にホームの一部を取り剥がし、頑丈な構造にしてからホーム上に柵を設置するという手順で進めていますので、しばらくは全く何もしていないように見える期間が必ず出てきます。工事を中断しているのではなく、ホームの下では工事を行っています。

続いて、西口の改札についてです。改札にはインターホンがあり、視覚障がい者の方でも何とかインターホンさえ押せれば会話の対応ができるのですが、特に聴覚障がい者の方は、本当にご不自由をおかけしているところです。毎年ご意見を賜って、弊社の中でも何とかできないかと考えているのですが、即効的な対策が今のところは無い状態です。実際、インターホンを押すとコールセンターに連絡がいく仕組みとなっていて、聴覚障がい者の方がインターホンを押して、コールセンターから応答しても特に何もお返事がなかった場合、カメラが付いているので、カメラに映された映像を確認し、少し会話してもお答えがないような状態だったら、すぐに中央口の駅のスタッフに連絡し、駆けつけるという手順を取っています。いずれにしても非常にご不便をおかけしている状況ではありますので、また鋭意何か良い方法がないか考えていきます。

(委員) 阪急電鉄です。高槻市駅と富田駅のホーム柵の整備ですが、具体的にはJRさんと同じく国土交通省さんからの指導もありまして、10万人以上の駅をまず優先して付けなさいということもあり、今現在神戸三宮の整備を進めています。また、他の駅でも10万人を超えている駅がありますので、そちらを優先していく予定です。高槻市駅の乗降者は今約57,000人で、10万人未満ですが、地元の方や各団体さんからの要望を踏まえて、当社だけでなく全国の鉄道事業者が国に整備への新たな補助スキームを要望しており、国もいろいろ動いていただいているという状況で、我々もそれに従って動いていくような状況になっています。高槻市内には高槻市駅、富田駅、上牧駅がありますが、具体的なお答えは難しい状況にあります。

7番目の高槻市駅の点字ブロックについて、以前は乗車位置に設置していたと思います。これも国の整備ガイドラインに基づいて各鉄道事業者及び交通事業者は対応していますが、乗車位置の点字ブロックに関する内容がいつの頃かガイドラインから無くなりました。当社の場合で言いますと、電車の両数が違う場合があるので、仮にホームに7、8両分の扉位置にそのブロックをつけた場合、7両が来たときに誤って転落してしまう恐れがあります。恐らくそのような理由でガイドラインからも無くなったのではないかと思います。これは、各鉄道事業者にも関わる内容ですので、当社もそのような集まりがあった場合には、このような要望があったということを実際に話していますが、今現在はガイドラインに反映されていない状況です。

(会長) ありがとうございます。では、今の件に関して意見はありますでしょうか。

(委員) 1番のからふね屋前の自転車について、かなり店側に申し入れをして改善が図られています。三菱UFJ銀行にはATMの機械があり、利用者が多い25日と月末だけ警備員が配置されています。その時は歩道の点字ブロック上に自転車が置かれていないのですが、1箇月に2日だけしか警備員がいません。他の日は利用者が歩道の点字ブロックの上に自転車を置いているというのが現状です。

(委員) 我々視覚障がい者にはよく錯覚があります。特に島式のホームでは錯覚が起こりやすいです。右や左に電車が停まったりすることが瞬時に判断できませんので、電車が停まるところに音声を出せないかと思っています。具体的には電車のドアが開くところに、何かブッと音を出してもらえたら分かりますので、何回も申しているとおり、そういう検討を進めて欲しいと思います。内方線はあっても良いですが、どこに停まるか我々は分からず、余計に戸惑うことがあり、我々の情報は音しかないので、ドアが開くときに車内で鳴る音を外に聞こえるようにしていただきたいです。そうするとホーム柵を整備しなくても安全かなと思いますし、そういった工夫をしていただきたいということをお願いしたいと思います。

(委員) JR西口の件について、駅員さんに来てもらうのは良いのですが、やはり手話ができたら一番良いのではないかと思います。今新型コロナウイルスで皆さんマスクをしておられますが、マスクして何か言われても私たちは分からないです。筆談でやり取りとかそのような配慮をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。西口の状況はわかりました。

(委員) 少し補足説明をさせていただきます。

聴覚障がい者団体さんから、やはり西口に駅員を配置して欲しいという要望が来ています。先ほどの回答でカメラで、ホームの中央改札口の係員が見ていると言われましたが、その係員の人がカメラに映る手話を判読できるかどうかという問題はあるわけです。手話を理解できる人でなかったらカメラに映る姿を見ても何を訴えたいのか、言っていることが何か分かるのか、コミュニケーションできるのかという問題があるのです。是非、対面式のカメラ設置を早めにしていただけたらと思います。今、聴覚障がい者の方がどのように対処しているのかと聞きますと、とにかくボタンを何回も押すと言っていました。JRさんにもご迷惑をかけるので、できたらカメラの設置を早くしていただけたらという要望です。

(委員) 駅によって乗車時に自動改札口ではない駅もあると思うのですが、そのような駅は今もあるのですか。

(委員) あります。

(委員) そのときにやはり、どうしても降りる時も駅員さんを通さないといけないわけです。西口改札の場合も、降りる時に駅員がいないと分からないので、配慮していただけたらと思います。

加えて、JRさんにお聞きしたいのですが、去年の夏頃から、大阪環状線の古い電車を新しい電車に切り替えるということで、ホーム柵を環状線の駅に整備すると聞いています。具体的な話しは進んでいるのでしょうか。分かる範囲でお答えをお願いしたいと思います。

(委員) JR西日本です。環状線につきましては、環状線も10万人以上の駅がありますので、その駅を優先してやっています。具体的に言うと大阪駅、京橋駅、これから鶴橋駅ですとか天王寺駅、新今宮駅とか、そのような駅の計画を現在しているところです。これも順次進めているところです。西口はいろいろご意見いただいて、不便をおかけして申し訳ないと思っています。委員からご意見いただいたカメラというのはどのようなカメラでしょうか。今現在も写すカメラはありますが、どのようなイメージでしょうか。

(委員) 阪急電鉄さんのように、駅員さんがいなくても顔が映って何ですかと声をかけてくれるカメラがありますが、そういうカメラのことではないですか。阪急高槻市駅にもありますから、ご覧になるとすぐに分かると思います。

JR高槻駅の中央改札口に3人ほどいらっしゃるので、1人が西口に行かれたら良いと思います。西口に常駐できないなら、中央改札口から西口に30分以内で見回りに行かれるようにして、その時に聴覚障がいの方がおられたら対応できるかなと思います。

(委員) 阪急さんがそういった設備を設置されているのは承知していますし、そういったご意見の中にはすぐできるものとそうでないものがありますが、そういった貴重なご意見、切実なご意見をいただいていますので、しっかり考えていきたいと思います。駅員の関係では全体的な労働力不足で、採用募集しても集まりません。ただ、ご迷惑をおかけしてはいけないので、ご利用いただけるような方法を今後検討していきたいと思います。

また、駅員が手話をできたら良いのではないかとご意見いただきましたので、弊社の中でも全員取得とはいかないまでも、一定数配置できないかというのは持ち帰って検討させていただければと思っています。

(委員) 今まで意見ばかりだったので、少しお礼を言いたいと思います。

市バスの北大塚線の深沢住宅南口バス停についてですが、今工事しており、乗り場が15メートル先に変更されました。そこで嬉しかったのが、バス停までの歩道に誘導ブロックができたことです。今まで1箇月程度の工事で誘導ブロックは無かったわけです。障がい者のことが理解されていると感じて非常に嬉しかったです。これは見える人だけでなく、障がい者に対してどうすれば良いか考えていただいた結果なのではないかと思います。本当にありがとうございます。

(会長) では後半です。交通安全特定事業として、高槻警察署からの説明をお願いします。

(委員) 高槻警察署公安委員会です。平成30年度事業におきまして、バリアフリー基本構想における交通安全特定事業として摂津富田駅西交差点の信号機において、平成30年11月30日に灯器を増設し、LED化するとともに、歩車分離信号機に変更しています。

本年度事業におきましては、国道171号桜町南交差点での音響信号及びエスコートゾーン設置について、既に設置に向けて府警本部への申請を行っているところですが、府下65箇所における音響信号の改修整備事業及びエスコートゾーン設置での順番待ちの状態で、まだ設置ができていない状態であり、本年度についても早期に設置できるよう継続案件として府警本部と連携を密にして実施予定としています。

(審査指導課) 建築物特定事業について、報告をいたします。本推進協議会で報告するに当たりまして、昨年12月に各重点整備地区内の対象建築物57件について、各施設管理者に対して文書による調査を行いました。その結果、令和元年12月現在の状況として、令和元年度に実施された事業として4件、令和2年度に予定の事業として2件の報告がありましたので、資料を用いて説明させていただきます。

初めに令和元年度に実施された事業について、高槻市役所本館ですが、昨年度に引き続きまして2階の一部と地上1階及び地下1階のトイレを改修いたしました。主な改修内容としましては、多目的トイレではトイレ内での車椅子が回転できるスペースを設け、介護用ベッドを設置しました。男女トイレでは和式から洋式に改修し各個室に手すりを設置しました。

高槻現代劇場文化ホールにおいては、地下2階及び地上3階の多目的トイレにベビーシートを設置しました。また、同じく高槻現代劇場文化ホールでは地下3階にあります女子トイレの和式13器を洋式に改修しました。

富田支所と富田公民館では敷地内の通路を横断する排水溝の蓋を、グレーチングと呼ばれる格子状のものから杖や車椅子のキャスターが落ちないものへと改修しました。

続きまして令和2年度実施予定の事業について、まず高槻市総合センターでは6階の多目的トイレを和式から洋式へ改修する予定です。資料には改修後のイメージとして本館1階の多目的トイレを掲載しています。

続いて、高槻現代劇場文化ホールでは地下3階及び地下2階の男女トイレを和式から洋式へ改修する予定です。

(障がい福祉課) 障がい者福祉センターです。

心のバリアフリーの取組としまして、大きく4つの事業を行っています。資料のとおり研修啓発、交流、講座講習会、情報提供です。

まず研修啓発事業です。市民に対し、障がいのある人に対する理解を深めるために研修啓発事業を実施しています。また、福祉講演会ですが、障がい者福祉センターにおいて市民向けに障がい理解をテーマに実施しています。6月にはすべての子供たちに読書と学びの喜びをテーマに講演会を実施しました。また3月には視覚障がい者の主人公が夢に向かってたゆまぬ努力を続ける姿を描いた映画の上映を予定しています。

また、今年度は障がい者福祉センターが30周年を迎えることを記念しまして記念フェスタを開催し、玉木幸則氏の講演会を実施しました。さらに障害者差別解消法や障がい者虐待防止について啓発の取組としまして12月1日から31日まで市営バス全車両において車内広告を掲示いたしました。

次に、障がい児者社会参加促進事業につきましては、高槻市障害児者団体連絡協議会に対し、市民に対する研修啓発事業等の実施について委託をしています。

次に情報提供事業です。障がい者を取り巻く諸課題について誰もが正しく理解し認識を深めるとともに障がい者情報を共有し、障がい者問題を自身の問題として捉えることができるように10月と3月の年2回、ゆうあいたかつきを発行し、情報発信をしています。

続きまして、講座講習会事業です。手話や点字の講習会を開催し福祉サークルに担い手となる技術習得者の養成を図ることを目的とし、障がい者理解を併せて深めていただくことを目的として実施しています。受講者の中には講習会終了後ボランティアグループ、サークル等に参加し、実際に手話通訳者として活動されている方もあります。1月開催予定となっています手話のステップアップ講座とボランティア体験講座ですが、まずステップアップ講座につきましては現在6名の方が参加していただいています。またボランティア体験講座につきましては現在20人が参加していただいています。

続きまして、交流事業です。障がいのある人もない人もお互いふれあい、交流し、障がい理解を深める場として資料に記載している交流事業を実施しています。まず、市民ふれあい運動会と福祉展については市と市内の障がい児者団体、福祉等の関係団体で構成される実行委員会が実施しています。ふれあい運動会は例年10月上旬に、また福祉展は12月3日から9日までの障がい者週間前後に合わせて実施しており、障がい者団体及び事業所の展示及び授産品販売、街角安全点検体験ウォークラリー、講演会、啓発冊子作成、市内の小学生からの福祉標語、絵画募集と障がいに対する様々な啓発活動を行っています。

次に、障がい者福祉センター主催の事業として、障がいのある人に対して相互に触れ合い交流を深めるために交流会とふれあいデーを実施しています。1月開催予定でありました冬のふれあいデーですが今年は700人の方にご参加いただきました。

次に、文化スポーツ振興課が事務局をしているスポーツ振興懇話会の取組としまして、ふれあいプールレクリエーションとふれあいレクリエーションスポーツの集いを実施しています。スポーツやレクリエーションを通じて障がい種別を超えてふれあい、交流を深めます。

最後にですが、サウンドテーブルテニス市民交流会につきましては視覚障がい者でもできるよう、転がすと音が出るピンポン玉を使用する卓球ですが、この交流会では近隣の小学生を招いて子どもたちもアイマスクを着用して競技に参加し、障がい理解とともに視覚障がいがある方との親睦と交流を深めています。

(教育指導課) 教育指導課です。心のバリアフリーの取組について、高槻市立小中学校では共に学び共に育つ 教育を基本として障がいのある子どもと周りの子どもたちが違いを認め合いながら育っていけるよう、さまざまな取組を進めています。障がいのある子どもと同じ学級で学ぶだけでなく、支援学校の子どもたちや地域の福祉施設を利用されている方との交流もしています。また、点字や手話、車椅子、アイマスクの体験をしたり障がいのある方からのお話しを直接聞いたりするなど、子どもの発達の段階や系統性を踏まえた上で、小中学校で障がい理解教育に取り組んでいます。

(委員) 社会福祉協議会です。市内の保育児童障がい高齢者施設の団体さんで構成する民間社会福祉 施設の連絡会が、施設の利用者だけでなく、地域に住む人々を対象に社会貢献活動を実施しておられます。この活動の1つを、あんしんねっとあゆむと申します。この団体さんと協働しまして、令和元年度は竹の内小学校で4年生約100人の児童に車椅子や高齢者疑似体験教材を用いながら、車椅子の介助や障がい者の理解を深めていただく福祉教育を実施しました。また芝谷中学校では1年生約200人の生徒にわくわくチャレンジ講座という本会の出前講座を実施しました。掲載している写真は竹の内小学校の1コマです。

令和2年度も、引き続き都市づくり推進課と連携を図りながら福祉教育の講師として市内の小中学校に出向き、障がい者理解を目的とした講座メニューを展開するとともに社会貢献活動を推進して福祉の担い手づくりの取組をサポートしていきたいと考えています。

(都市づくり推進課) 都市づくり推進課です。バリアフリー総合学習は毎年市内の小学4年生を対象に障がい当事者や平安女学院大学の皆さんにご協力をいただきながら実施しています。今年度は津之江小学校、南平台小学校の2校で実施し、南平台小学校では社会福祉協議会やPTAの方々にもご協力をいただき、サポート体制が十分に取れたことから、より充実した内容で実施することができました。

実施内容は出前講座、体験学習、懇談会の3日間のプログラムで構成されており1日目の出前講座では市職員が講師となって当課が作成したバリアフリー教育の副読本の内容を元に講義を行いました。2日目の体験学習では車椅子乗車体験やアイマスクをつけた歩行体験などを実施しました。この体験学習では障がい当事者の介助体験も行っています。3日目の懇談会では、障がい当事者の方からの体験談等を伺いました。また、懇談会終了後には障がい者の方々と一緒に給食をいただき、体の不自由な人が普段どのように食事をしているかなど身近な交流の中から障がいに対する理解を深めてもらう機会を設けました。

現在は更なる心のバリアフリーの醸成を目指して学校独自でバリアフリー総合学習に取り組んでもらえるように、バリアフリー教育用副読本の利用促進や視覚障がいが疑似体験できる白杖、点字ブロック、アイマスクの貸出を行っています。

今年度の疑似体験セットの貸出は現時点では資料作成時より1件増加の6件となっています。また来年度以降も心のバリアフリーの醸成に努めてまいりますが、今後も継続して実施できるよう体験学習に必要なサポート人員の確保や応募数の関係から実施できない学校については今年度同様、社会福祉協議会が提供している同様のプログラムをご案内する等、関係機関と連携し心のバリアフリーの取組を推進してまいります。

続いて、高槻駅周辺おでかけMAP(マップ)のWeb版の更新についてご報告いたします。本市ではこれまで来訪者を誘導するための案内サインを市内の駅前や主要な交差点等に設置しており、情報提供を行ってまいりました。これらの案内サインの設置場所の情報について、このたび高槻駅周辺おでかけMAP(マップ)のWeb版にも追加し、お出かけする際の参考となる情報を増やしました。今後も引き続きおでかけMAP(マップ)に掲載する情報の充実化を図ってまいりたいと考えています。

(会長) では交通安全と建築物の分野についての質疑応答となりますが、こちらも障がい者団体からの要望が出ていますので、事務局から説明をお願いします。

(事務局) 8番、既に敷設されているエスコートゾーン・音響信号機の他、危険な交差点の横断歩道から優先的に設置していただきたい。

9番、重要地点でのエスコートゾーンの設置が進んでおり、その有効性も聞き及んでいる。主要な交差点の横断歩道に、早急にエスコートゾーンを設置していただきたい。

10番、市役所前横断歩道にある押しボタン式信号機の場所が分かるように、音声案内を設置していただきたい。

11番、下田部団地東端にある感応式信号延長装置を音響信号機に変更していただきたい。

続きまして建築群建築物分野で2つあります。

12番では公共施設に電光案内板を設置して、非常時に情報を提供できるように整備していただきたい。また、新しく出来る施設に聴覚障がい者が見てわかる電光掲示板かパトライトを必ず設置していただきたい。

13番、新しくできる施設には聴覚障がい者が非常災害発生時に見てわかる電光掲示板かパトライトを必ず設置するように指導していただきたい。以上でございます。

(会長) では関連部署から回答お願いします。まずは高槻警察署からお願いします。

(委員) 目下、他の課題である国道171号桜町南交差点音響信号機の施行予定も未定の状態ですが、府警本部への上申も引き続き要請している次第です。

エスコートゾーンについては、当署及び道路管理者の皆様と連携を取りながらこれも進めていく予定です。

また、現在音声案内が出るものはありませんが、ピッピッと押しボタンの箱から音が出る案内設備は、存在しています。但し、これも上申してから設置するまでどうしても時間がかかるので、かなりお待ちいただくような状況です。

続いて、下田部団地東側のお話しについても、府警本部に上申する方向で進めてまいりますが、お時間がかかる状況です。

(建築課) 建築課です。建築課で新たに公共施設を作る場合は施設管理者と協議しながら施設を整備させていただいています。現状もそうですが、不特定多数の方が利用される新築建築物を計画する際には事前に団体さんとお話しさせていただき、設備について協議をさせていただいています。ここにありますように聴覚障がい者の方からも電光表示板もしくはフラッシュライト、そういったものは以前からご意見いただいていまして、新しく整備する施設につきましてはそういった設備をすべてというわけにはいかないですが、最低必要な場所に設置していく形で検討させていただいています。

今後も新たな施設を整備する際や大規模な、例えば市役所の改修工事ですとか、そういった際には団体さんの意見を聞きながら、施設管理者と協議しながら設置するよう努めてまいりたいと思います。

(会長) 今出た件について関連するご意見ありましたらよろしくお願いします。

(委員) 12番について、もし災害が起きたとき、聞こえる人はすぐに分かって逃げることができますが、音声だけだと私たち聴覚障がい者は逃げ遅れてしまって死んでしまうかもしれません。電光掲示板とかパトライトがあれば逃げることができると思いますので、是非とも検討していただきたいと思います。

(委員) 我々高障連まちづくり部会では、新しくできる施設については都市づくり推進課さんを窓口にして事前に打合せをしています。一番助かるのは事前に相談いただけるということです。視覚障がい者の場合は点字新聞を発行していますので、今度この道路工事が行われるという、変化があるよというニュースを流させていただいています。

音響信号については先日も国道171号で見たのですが、赤信号で盲導犬を連れた視覚障がい者の方が歩いていました。車は皆、盲導犬を見て動かなかったのですが、盲導犬でもやはり間違えるときがあるなと思いました。 もし、音響信号があったら、あのような危険な行為はなかったのではないかと思っています。できるだけ予算の範囲内で音響信号を設置していただいたら視覚障がい者の方が非常に助かりますので、よろしくお願いいたします。

ソフト面についてですが、建築物で聴覚障がい者の方のための電光掲示板がありますが、その非常口に音声で何か案内していただきたいです。両方とも一緒に、ここは非常口ですとか、そういったことを両方流していただきたいです。災害があったときは慌てますし、情報が分からないので音声も一緒に流してもらえれば良いかなと思います。我々は、目が見えないので音の方が重要になります。よろしくお願いしたいと思います。先ほど言われたように音響信号はできるだけ早めに設置して欲しいと思います。

(委員) 私はまちに出ると大概3、4人に声をかけてもらえます。どうされたのですか、どこに行かれるのですかと、今信号赤ですよと。こういう一般の人の障がい者に対する理解が多くなってきていると思います。ソフト面ではお金も要りませんので、そういったところで市民に広がってもらったら、より住みやすいまちになるのではないかと思います。一般の方が優しくなるような教育啓発の方もしてください。

(会長) ありがとうございます。後半の部分全体にわたって何か関連する意見がありましたら、よろしくお願いします。

では、その他として事務局から何かありますでしょうか。

(事務局) 事務局から、建築物特定事業の内、避難所指定されているバリアフリー化状況について、ご報告いたします。

はじめに、近年では地震や集中豪雨等の自然現象による大きな被害が発生しており、その態様も大規模かつ多様になってきています。本市におきましても、平成30年に大阪府北部地震、西日本豪雨及び台風第21号を受け、避難所の開設、及び避難者の受け入れを行ってまいりました。そのような中、昨年度のバリアフリー推進協議会において、建築物のバリアフリー化の状況を避難所という視点を持って確認することが重要である旨、ご指摘をいただいたことから、建築物特定事業の内、避難所指定されている建築物のバリアフリー化状況を確認してまいりました。

まず、建築物特定事業の建築物は、民間施設や公共施設等を含め、全部で57あり、その内、避難所指定されているものは23になります。この23の建築物は主に公共施設や福祉施設になります。ご覧の調査写真では、体育館へのスロープと手すりが設置されている例や、体育館へのスロープは設置されていますが手すりが設置されていない例等、現地確認した写真を抜粋しています。

続いてバリアフリー化状況を確認した表についてご説明いたします。

まず、案内設備までの誘導ブロックですが、桃園小学校や芥川小学校等、学校施設を中心に整備されていない箇所が8箇所ありました。

次に主な避難場所への出入口の段差について、有となっている箇所が13箇所ありますが、その内10箇所には既設のスロープまたは取り外し可能なスロープ等があることが分かりました。また、スロープの手すりも3箇所を除いて設置されていることを確認いたしました。車椅子対応トイレはすべての建築物内に整備されているものの、オストメイトについては整備されていない箇所が8箇所ありました。なお、このトイレについては建物内で整備されている場合カウントしており、例えば体育館のトイレは車椅子対応になっていなくても、校舎内に車椅子対応トイレがある場合は有りとカウントしています。災害時には、本当に校舎内の車椅子対応トイレ等が使えるのかといった課題はありますが、今回整理した情報を元に、今後、関係各課と情報共有していきたいと考えています。

最後に、エレベーターについては建物内のスロープで2階に上がれるもの、1階建ての建物を除く21の建築物のうち、5箇所整備されていないことを確認いたしました。

(会長) 今の件に関してご意見ありますでしょうか。

(委員) 避難所もハード面だけやってもらっているのですが、ソフト面でもう少し取り組んでもらえたらと思います。というのも、高視協の会員さんも非常時に避難所に行けない、行かないと言っています。見えない、聞こえない人もいますので、そういった人に対してやはり配慮して欲しいなと思います。これからはソフト面にも力を入れていただいて、より安心できるような体制を整えて欲しいなと思いますので、よろしくお願いします。

(委員) 我々は、各地区で防災訓練に参加していますが、各地区間の格差が物凄いです。コミュニティや連合自治会が非常にしっかり自主訓練し、防災組織ができているところは、高齢者や障がい者にどのような配慮をしたらいいのか、そこまで考えて防災訓練をやってくれている地区がある一方で、障がい者や高齢者を一般的な健常者扱いと同じにして、避難所に行ってもただ受け付けをするだけの地区もあります。それだったら行っても仕方がないと、参加してもしょうがないよって声も実際聞かれます。この防災訓練に参加しても意味がないから行かないとされている方もいます。知的障がい者等がそのような集団で過ごすような状況の時、他の方に迷惑をかけるので、その位だったら参加しない方がいいということになっているのが現状です。本当は一番参加していただきたい人たちに参加していただけていない。こういうジレンマを我々は抱えています。

(会長) 今の点についても、また関連部局でご検討をよろしくお願いします。その他はどうでしょうか。

では、国土交通省からの報道発表資料について、報告をお願いします。

(委員) 大阪運輸支局です。報道資料について、以前から国土交通省ではバリアフリー法の目標年次が2020年になっていることから、バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会の中で、次の目標値等の議論がされているところです。そして、バリアフリー法のあり方についても検討が進められ、1月にその検討会のあり方についての報告書が出されました。その報告書の内容に沿って、国土交通省では法改正の作業が進められてきましたが、この2月4日に改正法の内容の閣議決定がされて通常国会に提出されることになりましたので、その内容をかいつまんでご報告いたします。

東京オリンピック、パラリンピックを契機に共生社会の実現に向けまして、従来からのハード対策に加え、移動円滑化に係る心のバリアフリーの観点から施策の充実強化を図るために、バリアフリー法の一部を改正する法案が閣議決定されました。内容としましては主にソフト面の取組強化となっていまして、公共交通事業者などに対してハード面は今までも進められてこられたのですが、スロープ板の適切な操作や明るさ、照度の確保とかそのような他のソフト面、役務の提供方法の遵守という基準ができることになっていまして、それに対する遵守義務が付けられたということになります。

公共交通乗継の円滑化を行うために、公共交通事業者が他の公共交通事業者に円滑化に係る協議を求めたときは、公共交通事業者は応じなければならないことになっています。先ほどから心のバリアフリーを広めるというお話しもありましたが、国民に向けた広報啓発の取組促進も盛り込まれています。国や地方公共団体、国民も含めて施設設置管理者責務として、車両の優先席、車椅子用の駐車施設、障がい者用のトイレ等、高齢者、障がい者の方々が円滑に利用できるように一般の方の利用者が適切に配慮するように努めなければならないという責務が定められることになっています。加えて、一定規模の公共交通事業者には昨年度の改正でハードと合わせてソフトに係る計画の作成報告が義務付けられましたが、高齢者、障がい者の方々が円滑に利用できるように適正な配慮をすることについて施設の利用者に広報啓発を行うことを推進することになっています。

また、法律の目的や基本方針、市町村が定めることができるマスタープラン等、基本構想の事業メニューの1つとして心のバリアフリーに関する事項が追加されました。具体的には、バリアフリーの推進に関する住民その他関係者の理解の増進とか関係者の協力を追加することになっています。先ほど事務局からの報告もありましたが、近年頻発する自然災害の避難場所であります公立の小中学校もバリアフリー化の推進というのも盛り込まれているところです。

(会長) これについて何かご意見ある方いらっしゃいますでしょうか。

(委員) 障がい者福祉センターについて、この報道資料に広報啓発取組推進を書いていただいて、車両の優先席、車椅子用駐車施設、障がい者用トイレ等の適切適正な利用の推進と書いていますので、関連して申し上げます。

私たち障がい者は、障がい者福祉センターをよく利用します。障がい者福祉センターは古い建物で、障がい者用トイレを徐々にきれいに直していただいていますが、椅子式のトイレが1つあるだけです。また、荷物を掛けるときに手を延ばせないような方もいます。荷物を引っ掛けるところも、もう少し低いところに作って欲しいし、椅子式のトイレを、もう1つ増やす等、そういうことをしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

(会長) 今の障がい者福祉センターの件ですが、具体的なことをお答えできる方いらっしゃいますでしょうか。

(障がい福祉課) 障がい者福祉センターです。利用者が安全に使えるということを視点に優先順位の方を定めまして修繕をしています。お聞きしました意見につきましても検討していきます。

(会長) ありがとうございます。これまで事務局と関係者の話し合いがあって、いろいろ進んできたところがありますので、引き続きよろしくお願いします。

この法律案に関連して、最近の動向についてお話しいただけないでしょうか。

(委員) 今後の課題となるポイントを申し上げますと、1つ目は仕組みの問題ですから、そもそも解決できないのですが、小中学校だけを明示している一方で、義務教育ではない高校大学を明示していないのです。ですから、そこは市として拡大解釈をして、基準適合義務の対象をやはり高校大学に拡大するべきだと思います。特に大学や専門学校などにつきましては市がそれぞれまちづくりの協定を結ぶ等、いろいろ工夫をすればそれと同等のことはできます。このようなやり方も、また大阪府の方もどうすれば良いのか、これから考えていくと思いますので、相談しながら拡大したらどうかということです。ここでもう1つポイントになってきますのは、学校のバリアフリーを拡大するというだけでなく、学校を道路ネットワークのバリアフリー化の中でしっかりと捉えてくださいということです。従来の国の指定では、少なくとも高槻市の基本構想を作った時の段階では、重要な建築物に当たる重要な施設、建築物特定事業として学校は明示されていなかったです。但し、高槻市は割りとこの学校をきちんと位置付けて検討してきたのですが、全国的に今回その部分が入ったということで、災害時等も含めて、従来学校については登校時の安全対策は道路課でもしっかり対策を取っているはずですが、バリアフリールートということを地元も町内会と連携しながら、ここの歩道についてはもう少し手を入れた方が良いですとか、しっかりとネットワークとして力を入れていただきたいということがこの行間に入っているのです。

また、マスタープラン、移動等円滑化促進方針について、これは国の委員からはこれを大阪府下でも促進してくださいという話がされていると思いますけれど、これをどのように検討していくか、少し我々も考えないといけないですね。

最後に、私も本当にどうすればいいのか困っているのですが、音響式信号について思うのが、国や大阪府も含めて予算が少な過ぎるということです。だから所轄の警察の方が一所懸命取り組まれ、皆からいろいろ言われながら、本当に熱心に取り組まれていると承知しているのですが、上の方にいきますと必要とされている予算はもう大阪府中見ても、より正確に申し上げると国中見ても私から見たら少なすぎるのです。これはやはり国民的運動として、例えば国としても5箇年計画で一気により増やすとか、さまざまな国家的、全府下的な取組にしないとこれは非常に良くない状況です。他市の例になりますが、大阪市の難波とか梅田1回見てみてください。音響式信号が付いている所は一部です。それが放置されたのは、警察が悪いのではないのです。この原因は予算がまず回ってこないことです。これは声を大にして申し上げたいと思います。

(会長) ありがとうございます。全体を通じて他に意見はありますでしょうか。

(委員) 今高校生、大学生の話が出たのでお話しさせていただきます。我々が行政と一緒に取り組んでいる課題を説明させていただきますと、ゆうあいセンターで冬のふれあいデーを実施しており、これは高校生が作るふれあいデーで、障がい者と高校生でふれあうという日というものです。高校生にも障がい者を理解していただくという運動を実施しています。今は参加する高校生がかなり増えまして。この間は700名の方に参加していただきました。大学生につきましては平安女学院さんにご協力いただき、バリアフリー総合学習を毎年2校ずつ実施していますが、そのお手伝いしていただいて、大学生にもご理解いただく運動は実施させていただいています。また地区によるのですが、防災の先進地域につきましては、実は関西大学の准教授と学生さんにお越しいただいて、実際の防災訓練に地区の方と一緒に取り組んでいただいています。

(委員) 最初の議題にありました事業進捗状況の市バスについてです。以前も歩けないわけではないが、長くは歩けない、歩くときに膝が痛い、腰が痛いという方が多くなっていますということをお話ししたと思うのですが、最近よくお聞きするのが今まで自転車で通院できていたものが通院できなくなりましたということです。そして、バスに乗りに行こうと思ってもバス停が遠いということや、そのお医者様がバス路線から外れている、自宅がバス路線から外れているとかがあります。今までバスに乗っていた方でも歩けなくなってきたので、バス停まで歩行器で行きたいのですが、歩行器を持ってバスに乗れないとか、そういうご相談を非常に多く受けます。通勤通学の時間帯の市バスのあり方というのは今の形が良いのかもしれませんが、やはり昼間の市バスのあり方というのは今と全然違う新しいデザインを考えないといけない時代と思います。体が不自由な方が増えてきていますから、考えないといけなくなっているのではないかなと思います。今回は車両の更新はありませんということでしたが、バスの小型化とか路線の変更とかタクシー会社との協力関係とか、そういうことも視野に入れて設計していただけたらと思います。また、そういう話があるのであればまた教えていただけたらと思います。

(会長) ありがとうございます。この件について、すぐお話しできる方があったらよろしくお願いします。

(都市づくり推進課) 都市づくり推進です。先ほど言われました高齢社会が進行していく中で、バスも含めた交通体系のあり方っていうのはさまざまなところから相談、ご意見等伺っているところです。また、国においても、例えば自動運転技術を活用したものとか、様々な乗合とか施策等が出されている中で、本市におきましても長期的な視点に立ってあらゆる手法について検討していきたいと考えています。

(会長) ありがとうございます。本協議会で積み残しになった議論についてはきちんと引き継がれていますので、また事務局で整理し、どう考えていくのかを今後の議論としていきたいと思います。

それでは、副会長からありますでしょうか。

(副会長) 皆さん大変お疲れ様でした。今日もとても活発な議論が行われて、私自身も大変学びが多かったと思います。最後の項目で国土交通省から改正の法律案の骨子をご説明いただいた中で、皆さんお感じになっていると思いますが、やはりソフト面の充実というのが必要だということが認識され、強化されているのかなと思います。今日お聞きして、事業の進捗状況や皆さんのご意見、ご回答を通じて少し感じたのは、知的障がいの方や精神障がいの方々への困りごとや配慮事項やまた当事者そのものの声というのが、やはりこれだけ進んでいる高槻市でもまだ少ないのではないかなと思いますので、なかなか声を上げにくい方々の声を拾っていくということが、これだけ積み重ねてきた高槻市だったらできるのではないかなと思いますので、その辺りを強化されてはどうかなと感じたのが今日の感想です。

情報提供なども法改正で充実しなさいということで、高槻市のお出かけMAP(マップ)もその先進事例として取り上げられましたが、その情報提供の分かりやすさみたいなものは、例えば知的障がいの方々にご協力いただければ、もっと誰にでも分かりやすいマップにバージョンアップすることも可能かなと思いますので、次の新たな取組としてもご検討いただけたらと思います。また、災害の避難所指定のことについても丁寧に調べていただき、ここは防災そのものを検討する協議会ではないですが、様々な分野でバリアフリーの観点からチェックをするということはこれだけでも随分進歩だなと感じました。今日も貴重な意見を市民委員の方から出していただいたので、引き続き、危機管理の方とも連携されて取り組まれたらと思いました。

(会長) それでは皆さん熱心な議論ありがとうございました。

以上をもちまして、令和元年度第1回高槻市バリアフリー推進協議会を閉会させていただきます。ありがとうございました。

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