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高槻市指定管理者選定委員会令和3年度第3回議事録

ページID:037152 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

会議の名称

高槻市指定管理者選定委員会

開催日時

令和3年11月1日(月曜日) 午後1時30分から午後3時30分まで

開催場所

高槻市役所本館2階 全員協議会室

事務局

総合戦略部 みらい創生室

会議の公開

非公開

会議の議題

(1)指定管理者候補者の選定について

(2)その他

配布資料

​​​​資料1-1 高槻市立総合スポーツセンター総合体育館ほか10施設、萩谷総合公園、古曽部防災公園 (PDF:462KB)

資料1-2 高槻市立上牧駅自転車駐車場 (PDF:382KB)

資料1-3 高槻市立庄所子育てすくすくセンター (PDF:468KB)

資料1-4 高槻市立自然博物館 (PDF:441KB)

審議内容

開会

【委員長】

(あいさつ)

議題

​​(1)指定管理者候補者の選定について

【委員長】

まず、「高槻市立総合スポーツセンター 総合体育館ほか10施設、萩谷総合公園、古曽部防災公園の指定管理者候補者の選定」について審議を行います。
都市創造部・街にぎわい部幹事会から説明を受けますので、入室していただいてください。

< 都市創造部・街にぎわい部幹事会 入室 >

それでは、説明をお願いします。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

< 都市創造部・街にぎわい部幹事会 説明 >

【委員長】

ただいまの説明に対しまして、委員の皆様からご質問・ご意見をお願いいたします。

【委員】

価格評価点には、あまり差がないような状況で、ほとんどがサービス水準等評価点で決まっている状況だと思いますが、Aグループのサービス水準等評価点が57.05点と突出しているように感じます。資料においても、色々な提案が目立っていますが、特に自主事業で全90種、年間3,500以上の教室を実施する提案が評価されていると思うのですが、どのような教室が行われるのでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

代表的なものとしてはバスケットボールやサッカーのプロスポーツクラブと連携した教室を実施するという提案がされています。また、子ども向けの体力づくり教室として、人気キャラクターを使った忍者学校を実施するなど、子ども達に親しみや興味を持って参加いただけるよう創意工夫がなされているところが高い評価に繋がっています。

【委員】

この部分について、Aグループとそれ以外のグループにおいて、有意に差があり、充実度等においてAグループが優れているということなのですね。
Aグループ以外のグループは、どのような提案をされているのでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

どのグループからも、様々な教室事業の提案があるのですが、その中でもAグループは人気キャラクターを使用するなど、スポーツにあまり興味がない子ども達にも第1歩を踏み出してもらえるような工夫が随所に散りばめられているところを評価しています。

【委員】

私も、自主事業の評価の部分で差が付いているのは、プログラムの内容で判断された結果だと思いますので、その差の根拠をどのように考えられたのかというところに興味がありましたが、今の説明を聞いて理解いたしました。

【委員長】

教室1回あたりの参加費は、他のグループに比べるとAグループが比較的高いように見受けられますがどうでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

参加費につきましては、Cグループが最も安価であると思いますが、必ずしもAグループが高額であるという訳ではないと考えています。
Aグループの事業計画書には、「炭づくり体験教室」のような無料の体験教室の記載があり、既存のフィットネス教室や子ども運動教室については、引き続き参加費無料で実施する提案もいただいております。したがって、従来からある教室については、低額か無料で実施いただく方針を取りながら、プロスポーツクラブと連携した教室などの新たな層を開拓するような付加価値の付いたサービスについては、相応の参加費を参加者からいただきながら実施するというサービス展開になっていると理解しています。また、自主事業で出た収益については、指定管理料に還元いただける形で提案いただいているので、自社利益だけを目的としているわけではなく、公的サービスの拡充を目的とした提案になっていると理解しています。

【委員】

4つのグループのうち2グループに、職員のマルチジョブ化の提案が記載されていますが、このマルチジョブ化は、それほど高い評価に繋がるものではなく、一般的な提案と考えられたのか、それなりの特色であるが、これをもって決めていく項目ではないと考えられたのでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

マルチジョブ化に対しては効率的な施設運営をされる一環として、実施していただくものと理解しております。

【委員】

提案にあるマルチジョブ化というのは、ITや情報機器を使うだけの話でしょうか。もしくは、働き方が大きく変わるのでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

マルチジョブ化の提案の多くが、1人の職員が日常の点検や見回り、不審者への対応などの色々な種類の仕事をするというような提案であり、マルチジョブ化の提案だけをもって判断するのではなく、総合的に効率的な運営の取組がなされているかを評価しています。

【委員】

Aグループについても、マルチジョブ化についての提案はあったのでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

Aグループの事業計画書においては、職員のマルチタスク化の提案がされており、また、効率的な運営の取組として、職員の働き方を変えるだけでなく、メンテナンスの費用を抑えていくために、これまでのノウハウをいかして、体育館の床のライフサイクルを長寿命化していくような提案がされています。

【委員】

資料のサービス水準等評価一覧の「3(5)施設管理の安全性への配慮」の評価項目について、Aグループが満点の10点を取っていますが、満点とした理由を教えてください。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

萩谷総合公園のサッカー場や総合スポーツセンターの陸上競技場に天然芝があるのですが、その管理について、ノウハウをいかした提案があるところや、美観とともに防犯効果を高める「死角のない見通し」の確保として、下枝や低木の剪定に関する提案があったことなどを評価しています。
また、公園の安全性の観点として、樹木医を入れて樹木の管理をすることや枯れ枝の処理をすることで安全管理を行う提案があったことについても評価しています。

【委員】

そのあたりは、Aグループの事業計画書に記載のある「野鳥情報の発信」などに繋がってくるのでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

Aグループの事業計画書では、季節によって動植物のタイムリーな情報を発信することで、利用の促進に繋げるという提案を評価しています。
また、生き物の生態系についても重視されており、草を刈るにしても、昆虫などが逃げ隠れできるスペースを残すなど、先ほどの野鳥なども含めた生態系にも配慮している提案となっています。

【委員】

また、サービスのメニューの話しに戻りますが、全90種、年間3,500回の教室は全て実施される見込みを持っていますか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

この数には、講師がバーチャルで実施し、オンラインで配信するような教室も含まれています。これだけで年2,000回の実施予定となっており、利用率の低い会議室なども活用しながら実施する提案となっています。

【委員】

資料のサービス水準等評価一覧の「2(3)指定への意欲及び熱意」の中で「利用者のニーズを把握・理解し、十分な配慮を行う意欲があること」に対して5点、「7(1)利用者に対するサービスの向上」の中で、「利用者ニーズの把握と反映方法が適切であること」に対して10点が与えられていますが、ニーズを把握する部分の点数が高い理由を教えてください。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

Aグループの事業計画書において、総合スポーツセンターの陸上競技場や萩谷総合公園のサッカー場の天然芝に関して、利用可能時間が現状600時間と低くなっていますが、利用者の利用動向を分析した上で、ピッチコンディションを確認しながら、利用いただける機会を増やしていく提案をされています。このように、施設毎の課題を抽出し、利用動向をニーズとして把握し、対策案を提案している部分を評価しています。

【委員】

施設の照明のLED化を市に提案している部分が見受けられますが、施設の長寿命化に費用がかかる中で、さらにこのLED化が市の大きな負担になることはないでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

LED化ついては別途協議との記載もあり、市予算との関係もあるため、協議したうえで進めていくことになりますので、評価のポイントには含んでおりません。

【委員】

Aグループの収支計画書の中で、収入の中に指定管理料のほか施設使用料などを入れて3億4千200万円とありますが、これは全ての事業規模を表す数字でしょうか。
また、施設使用料は、指定管理者か市のどちらに入るのでしょうか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

収入は事業全体の規模を表すことになります。
また、今回は利用料金制の施設となるため、施設使用料は指定管理者の収入となり、市には入りません。

【委員】

収支計画に関して、4グループの中で大きな差や特色はありましたか。

【都市創造部・街にぎわい部幹事会】

特色のある部分として、人件費に関しては、Aグループが1番低くなっておりましたが、これは職員の効率化に注力している部分もあるかと考えています。

【委員長】

よろしいでしょうか。幹事会の評価並びに只今の各委員のご意見を踏まえまして、本委員会として、Aグループを指定管理者の候補者として適切と認め、また、指定期間は、「令和4年4月1日から令和9年3月31日まで」に決定したいと考えますが、ご異議ございませんか。

【委員一同】

異議なし。

【委員長】

それではそのように決定することといたします。都市創造部・街にぎわい部幹事会の方は退室してください。

< 都市創造部・街にぎわい部幹事会 退室 >

次に、「高槻市立上牧駅自転車駐車場の指定管理者候補者の選定」について審議を行います。
都市創造部幹事会から説明を受けますので、入室していただいてください。

< 都市創造部幹事会 入室 >

それでは、説明をお願いします。

【都市創造部幹事会】

< 都市創造部幹事会 説明 >

【委員長】

ただいまの説明に対しまして、ご質問・ご意見をお願いいたします。

【委員】

価格評価点では、価格を3割減で提案してきたA社が満点で、サービス水準等評価点では、逆にB社が優位になっています。少し的外れなことかもしれませんが、やはり高いサービスを提供しようとすれば、お金がかかるということに繋がるのでしょうか。
全体の半分を占めている価格評価点が大きく影響して、A社が選定されるのは合理的だと思いますが、B社が良いサービス内容を提案してきたことについても評価してあげたいものですね。

【都市創造部幹事会】

A社に関しましては、B社よりも価格が低いものの、求められる一定のサービス水準は満たしていると考えています。それ以上の提案があるB社については、サービス水準等評価点で高い評価をしていますが、その反面、価格評価点は低くなっています。

【委員】

市の提示額より30%削減されているA社の提案額の内容について、人件費が過剰に削減されていないか気になりますが、どのように吟味されましたか。
また、人員配置計画は、どのようになっていますか。

【都市創造部幹事会】

市の提示額で想定している人件費に対して、提案の人件費は確かに削減されていますが、これは、公募にあたっては、コアタイム制を導入することにより、無人時間帯を設定できるものとしたことから、必要な時間帯のみ人員を配置する提案がされているためです。その他、事務経費や備品購入費、租税公課等においても、市が想定している額よりもやや減額して提案されています。
人員配置の計画については、それぞれ提案書に記載されております。

【委員長】

自主事業については、どのような評価をしていますか。

【都市創造部幹事会】

資料のサービス水準等評価一覧の「5(1)利用者に対するサービスの向上」の中の4項目のうちの1つである「2.自主事業の提案と計画」の項目で評価していますが、これについてはA社が優れていると評価しています。ただし、その他の1.、3.、4.の3項目については、B社にも優れている点があると評価したため、全体としては、どちらも標準より「良い」とされる8点としています。

【委員】

同じく、資料のサービス水準等評価一覧で、「3(5)施設管理の安全性への配慮」の項目でB社の方が3点高くなっていますが、どのような点においてB社が優れていると判断されたのでしょうか。

【都市創造部幹事会】

特に、マニュアルの整備が適正にされている点や、4.の「緊急時の体制と対応」においても、日中における対応と夜間における対応に区別を付けながら提案いただいているところを評価しています。他の項目と違い15点の配点となっていますので、「良い」という評価と「普通」という1段階の評価の差により、3点の差が生じています。

【委員】

資料のサービス水準等評価一覧で、「3.公の施設の管理を安定して行う物的能力及び人的能力に関すること」において、全体でB社の方が6点高くなっていますが、維持管理における安全性の担保というのはどのように考えられていますか。

【都市創造部幹事会】

A社に関しましては、確かに無人の時間帯がB社に比べて多く存在するのですが、我々が通常想定している安全管理のレベルはA社の提案でも満たされていると考えています。そのレベルに加えて、B社の提案は安全性が高くなっていることからA社よりも高い評価をいたしましたが、A社の提案でも問題はないと考えています。

【委員】

この施設は、今まで年間1,200万円程度で管理委託されていたと思うのですが、それに対してB社は1,100万円、A社は約820万円と、圧倒的なコストパフォーマンスを発揮されています。公が実施する事業としては安全性の担保も重要だと考えています。A社の提案で問題ないという根拠や提案内容は他にもありますか。

【都市創造部幹事会】

令和3年度の同施設の委託費は、確かに1,200万円程度であったのですが、その大半は人件費ということになっており、委託料の算定にあたっては、人員を手厚く配置している部分があります。本施設は今年4月から管理運営を開始していることもあり、今年度の運営状況を見たうえで、人員配置を適正化することによるコストダウンを図っているので、問題ないと考えています。

【委員長】

価格が安すぎると、サービスの低下があることや、修繕を実施しないことを心配してしまいますが、そのあたりは、契約前にはっきりさせるということで問題ないのでしょうか。

【都市創造部幹事会】

市と指定管理者において、リスク分担を定めており、20万円以上の修繕は市で行うこととしていますが、必要な額はA社においても見込んでいただいているため、問題ないと考えています。

【委員】

B社の収支計画において、「その他事務経費」が高く計上されており、この部分でA社と大きく差が付いているのかと考えられますが、これはどのようなものが含まれているのでしょうか。

【都市創造部幹事会】

幹事会としては、これはいわゆる本社経費に該当する部分と考えておりまして、A社はこの項目が安くなっているので、ここで大きな差がついていると考えています。
また、人件費という面では、B社の方が人員を多く見込んでいるにもかかわらず、50万円程度の差しかないということで、A社は人件費の項目に本社経費を含み、B社は本社経費を別途、事務経費等の項目で見込んでいるという違いになるかと思います。

【委員】

分かりました。このあたりが、応募者によってまちまちであると、比較できないので、次回の選定時は工夫していただければと思います。

【委員長】

よろしいでしょうか。幹事会の評価並びに只今の各委員のご意見を踏まえまして、本委員会として、A社を指定管理者の候補者として適切と認め、また、指定期間は、「令和4年4月1日から令和8年3月31日まで」に決定いたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

【委員一同】

異議なし。

【委員長】

それではそのように決定することといたします。都市創造部幹事会の方は退室してください。

< 都市創造部幹事会 退室 >

次に、「高槻市立庄所子育てすくすくセンターの指定管理者候補者の選定」について審議を行います。子ども未来部幹事会から説明を受けますので、入室していただいてください。

< 子ども未来部幹事会 入室 >

それでは、説明をお願いします。

【子ども未来部幹事会】

< 子ども未来部幹事会 説明 >

【委員長】

ただいまの説明に対しまして、ご質問・ご意見をお願いいたします

【委員】

サービス水準等評価点も価格点も僅差で、甲乙つけがたいとはこのようなことを言うのですね。

【委員長】

評価項目を見ていくと、A社の実績や運営上の経験、団体の安定性・継続性などが評価されていますが、団体の運営の公正性・透明性や情報セキュリティー対策、職員の研修などの項目についてはB社が評価されています。このあたりについては、どう考えていますか。

【子ども未来部幹事会】

資料のサービス水準等評価一覧の「3 施設の管理を安定して行う物的能力及び人的能力に関すること」の項目では、全体でB社が1点優位になっており、「2 施設の効用の最大限の発揮及び管理経費の縮減に関すること」の項目では、A社の評価が高いというのが結果に影響していると考えられます。B社も全国的に子どもを対象にしたサービスを展開しておりますが、A社が今まで地域に根差した保育所などを運営されている中で、今回の施設も乳幼児を対象としたサービス提供をするということになっていますので、こういったところに特化して、地域に根差した実績がある点を評価しています。

【委員】

認知度が高く地域に根差した事業者に子どもを預けたいというニーズが市民の方々にもあることは理解できます。念のためにお聞きしますが、地域の社会福祉法人だから決めたという訳ではなく、項目ごとの評価の結果、A社に決まったということで間違いないでしょうか。

【子ども未来部幹事会】

それは間違いありません。B社についても、とてもしっかりとされた会社であると認識しており、幹事会の中でかなり議論があった中で、項目ごとに適正に評価した結果、最終的に僅差で決まったところです。

【委員】

収支計画書における収入構造がA社とB社で異なっており、支出の人件費の部分についても、A社には社会貢献事業担当分の記載があり、B社にはありませんが、この部分は決定的な差として評価しないのですか。

【子ども未来部幹事会】

A社については、収支計画に自主事業も含めた形となっており、社会貢献事業担当とある人件費の部分は、自主事業分に該当します。一方、B社は自主事業を収支計画に含まれていません。ただし、事業計画書において、A社、B社ともに自主事業は計画されています。
この部分の評価としては、資料のサービス水準等評価一覧の「3(7)業務執行体制の整備」の中で自主事業に関して評価しており、自主事業の収支計画や人員体制をしっかりと計画されているA社に加点しています。

【委員】

このような安全にも配慮する必要がある特殊な施設は、施設の安全性等を重視するなどして特殊性についても評価しないと、一般的なところだけを比べても、差がつかないのではないでしょうか。重視すべき点をどこに置くかということを明確化しないと、なかなか選ぶのが難しいと思います。ただ、今回の選定基準の中で、実際に評価していった結果がこれなので、甲乙つけがたい2社が応募してくれたのは、良かったのだろうと思います。感想を含めて申し上げました。

【委員長】

よろしいでしょうか。幹事会の評価並びに只今の各委員のご意見を踏まえまして、本委員会として、A社を指定管理者の候補者として適切と認め、また、指定期間は、「令和4年4月1日から令和9年3月31日まで」に決定いたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

【委員一同】

異議なし。

【委員長】

それではそのように決定することといたします。子ども未来部幹事会の方は退室してください。

< 子ども未来部幹事会 退室 >

次に、「高槻市立自然博物館の指定管理者候補者の選定」について審議を行います。教育委員会事務局幹事会から説明を受けますので、入室していただいてください。

< 教育委員会事務局幹事会 入室>

それでは、説明をお願いします。

【教育委員会事務局幹事会】

< 教育委員会事務局幹事会 説明 >

【委員長】

ただいまの説明に対しまして、ご質問・ご意見をお願いいたします。

【委員】

資料のサービス水準等評価一覧について、「3(7)その他管理に際して必要な事項」の項目が3点と、比較的低めになっていますが、細項目の中で、どの項目が比較的低い評価だったのでしょうか。

【教育委員会事務局幹事会】

具体的には、環境問題への取組として、高槻市で策定しているエコオフィスプランに適切に取り組んでいただいております。また、NPO法人ということもあり、従業員数も10人であることから、障がい者の方は雇用されていないですが、法定雇用率は遵守されているなどの点を踏まえ、全体として「普通」の3点と評価しています。

【委員】

今回の指定管理者候補者は、前回も受託されていると思いますが、サービス水準等評価点について、前回の選定時と比べて、点数はどのようになっているでしょうか。

【教育委員会事務局幹事会】

前回は84点でしたが、今回は85点となっています。資料のサービス水準等評価一覧の「3(1)団体の安定性及び継続性」について、前回は3点でしたが、自己資本比率などの財務指標も良く、指定を受けられてから長年健全な経営をされている点を考慮して、今回は4点としています。その他については、概ね順調に業務をしていただいているので、結果的に前回の評価と同等となっています。

【委員】

分かりました。前回と全く同じ評価になっていないかの確認をさせていただきましたが、選定時には、毎回しっかりと評価することが重要だと思います。

【委員長】

5点満点の項目に対して、3点の項目が4つあるのですが、これらの項目を良くしていく指導はされていますか。

【教育委員会事務局幹事会】

評価については公開しており、指定管理者にも伝えているので、認識いただいているものと考えております。

【委員長】

この施設は、公募ではなく特定による選定なので、3点の評価をした項目については改善していってもらえるよう指導していくべきと考えます。

【教育委員会事務局幹事会】

今回は、「3(1)団体の安定性及び継続性」において、3点から4点に改善しましたが、その他の3点の項目について、例えば「6(1)事故及び防犯・防災の対応」については、文化庁の方で防災ネットワークが作られるということで、まだこのネットワークはしっかりと稼働していないのですが、このあたりの情報共有を進め、取り組んでいってもらえるようにお願いしているところです。

【委員長】

よろしいでしょうか。幹事会の評価並びに只今の各委員のご意見を踏まえまして、本委員会として、「あくあぴあ芥川共同活動体」を指定管理者の候補者として適切と認め、また、指定期間は、「令和4年4月1日から令和9年3月31日まで」に決定いたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

【委員一同】

異議なし。

【委員長】

それではそのように決定することといたします。教育委員会事務局幹事会の方は退室してください。

< 教育委員会事務局幹事会 退室 >

以上で、「議題1 指定管理者候補者の選定について」に関する審議を終了いたします。
なお、今回の審議結果を踏まえての、市長への答申の作成につきましては、委員長に一任いただけますでしょうか。

【委員一同】

異議なし。

【委員長】

ありがとうございます。それでは、そのように取り扱わせていただきます。

(2)その他

【委員長】

それでは、議題2「その他」に移ります。事務局より、何か報告などはありますか。

【事務局】

事務局より、ご説明申し上げます。
本委員会をもって、今年度の指定管理者選定委員会は全て終了となります。
委員の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、本市の指定管理者制度の実施にご協力賜り、まことにありがとうございます。
また、常日頃より本委員会の運営にご協力賜りましたこと、事務局からこの場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
事務局からは以上でございます。

閉会

【委員長】

それでは、本日の選定委員会は終了いたします。
委員の皆様には、ご審議をいただきありがとうございました。

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