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令和2年度第2回 高槻市国民健康保険運営協議会

ページID:002415 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示
概要
会議の名称 令和2年度第2回 高槻市国民健康保険運営協議会
会議の開催日時 令和3年1月27日(水曜日)午後2時から
会議の開催場所 高槻市役所 本館3階 第2委員会室
公開の可否

事務局(担当課)

国民健康保険課
傍聴者の数

3名

出席委員

野中・岡島・堤・小路口・平松・藤田・砂野・本田・平田・高島・江澤・中村

会議の議題

議題(1)会議録署名委員の指名について

議題(2)令和3年度 国民健康保険事業について

議題(3)大阪府国民健康保険運営方針について

配布資料

資料1 令和3年度国民健康保険事業について

資料2 大阪府国民健康保険運営方針

資料3 事前に提出いただいたご意見・ご質問等に対する回答

運営協議会の内容

下記のとおり

運営協議会の内容

(会長)

委員の皆様方におかれましては、お忙しい中、当協議会にご出席いただきありがとうございます。ただ今から令和2年度第2回国民健康保険運営協議会を開会いたします。

まず、本日の出席状況でございますが、石本委員から欠席の連絡を受けております。現在、14名中12名の出席でございますので、本日の会議は成立いたしております。

次に傍聴希望者の状況について、事務局から報告をお願いします。

 

(事務局)

現在、3名の方が傍聴を希望されております。

 

(会長)

それでは「高槻市国民健康保険運営協議会の会議の公開に関する要綱」に基づき傍聴を認めます。入室してください。

 

(会長)

次に、事務局から配布資料の確認があるとのことですのでお願いします。

 

(事務局)

(資料の確認があった。)

 

(会長)

それでは議題に入る前に、副市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。

 

(副市長)

(挨拶があった。)

 

(会長)

副市長の挨拶は終わりました。本日は市長から本会に対しまして、諮問されるとのことですので、これを受けたいと思います。

 

(副市長)

(諮問書を読み上げ、会長に手渡した。)

 

(会長)

それでは、議事を進めます。本日は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会議時間の短縮のために、委員の皆様には事前に、意見や質問の提出をいただき、事務局の回答も配布されているところです。円滑な進行にご協力いただきますようお願いいたします。

それでは議題1「会議録署名委員の指名について」でございますが、中村委員と野中委員を指名させていただきますので、よろしくお願いします。

続きまして、議題2「令和3年度 国民健康保険事業について」、事務局から資料の説明をお願いします。

 

(事務局)

(議題2について、国民健康保険課が資料1に沿い、令和3年度国民健康保険料、キャッシュレス決済の導入、保健事業の説明を行った。)

 

(会長)

資料の説明は終わりました。続けて、事務局から事前質問への回答もお願いします。

 

(事務局)

事前にいただいたご質問等につきまして、本日、追加配布しました資料3をご覧ください。

保険料に係ります3点のご質問がございました。

1点目は、資料1の2ページになります。「主な変更点での『予防・健康づくり交付金による保険料の抑制』とは、どういう内容ですか。」というお尋ねでございます。

国民健康保険課の回答といたしまして、予防・健康づくり支援交付金は、予防・健康づくりの取組に対するインセンティブとして、国から都道府県に交付される交付金でございます。大阪府において、令和3年度に約12億6千万円が新たに交付される見込みで、その財源を保険料の抑制に充てるものでございます。

2点目も同じ資料1の2ページになります。「主な変更点での『府激変緩和措置の全面拡大による保険料の抑制』とは、どういう内容ですか。」とのお尋ねでございます。

国民健康保険課の回答といたしまして、これまで大阪府におきまして、制度変更、広域化に伴い保険料水準が上昇した市町村を対象として実施していた、大阪府分の激変緩和措置の対象を全市町村に拡大し、令和3年度は約74億2千万円を保険料全体の抑制に充てるものでございます。

3点目につきましては、「一人当たりの月額保険料の合計額を据え置くとあるが、6ページでは、医療分、後期分、介護分ともに均等割と平等割の変更は行われます。変更により、値上げになる世帯をお答えください。」とのお尋ねでございます。

国民健康保険課の回答といたしまして、一人当たり月額保険料の医療分、後期分、介護分の合計額は、令和2年度と同じ12,847円となります。保険料は、所得に応じた所得割、被保険者数に応じた均等割、世帯毎の平等割から計算いたしますので、個々の被保険者にとりまして、今年度と同じ額になるものではございません。また、均等割と平等割の比率につきましては、資料1の6ページのとおり、令和6年度の統一保険料への移行に向け、急激な改定を避けるため、激変緩和措置期間において、段階的に見直しているものでございます。所得割を除いた、世帯人数別の均等割、平等割の額につきましては、表に記載してございますのでご確認をお願いいたします。

4点目につきましては、ご意見をいただきました。

資料1の8ページになります。「国民健康保険料キャッシュレス決済の導入に伴い、『国民健康保険だより』も一部変更されると思います。その時に併せて、目次の順番及び保険料の納め方、特に口座振替について強調してほしい。」とのご要望でございます。

国民健康保険課の回答といたしまして、保険料の口座振替については、加入時の勧奨や、広報誌への掲載など様々な方法で周知を進めているところです。ご意見を踏まえ、今後も引き続き、被保険者の皆様にわかりやすい広報に努めてまいります。

事務局からの説明は以上となりますので、よろしくお願いいたします。

 

(会長)

はい。ありがとうございました。

追加のご質問、ご意見がございましたら、お願いいたします。

 

(委員)

はい。大阪府においては、予防・健康づくり交付金、新たに交付されるものを全額を保険料の抑制に投入されると。また、激変緩和措置を全面的に拡大していくということで、保険料の据え置きをしてきたということです。

そこはそれでいいと思うんですけど、高槻市には大阪府から激変緩和措置として7億1千万円、資料では昨年、いや今年度ですね。それが1億4千9百万円に新年度は下げられていると。今年度は一人当たり月額932円、保険料を緩和してきました。新年度は資料によりますと197円の引き下げということで、大阪府の激変緩和措置として引き下げられます。

全体の大阪府の統一保険料が下がったことで、高槻市に来る激変緩和の金額が引き下げられたということだとは思うんですが、ただ少し、高槻市の激変緩和措置額が2億から3億5千8百万に増えているところは、少し気になるところではあります。だが、据え置かれたということでは、評価をしていきたいと思います。

ただ、私が3点目で質問した、表も付けていただきました均等割、平等割の変更ですね。これでいけば、この表で計算してみますと1人世帯も含めて、収入が変わらない限り全ての世帯で値上げになります。特に世帯の構成員の人数が多い3人世帯では、月額1,167円。年間の保険料でいきますと1万4,004円の値上げです。これではね、私は大阪府、高槻市とも保険料を、月額保険料を据え置いた意味がなくなるんじゃないかなと思うんです。

コロナ禍の時です。加入者の中には、収入が減少した人や年金受給者の方もたくさんいらっしゃいますが、年金だけでは生活できないということで、生活費を稼ぐために働いておられる方もいらっしゃいます。そういう方の収入がやっぱり減っていく、そういう今、状況があります。そういう人たちに対して、やはりこの値上げというのは重くのしかかるのではないかなと思います。

国民健康保険料というのは、国民皆保険を支える最後の医療保険ですから、収入の少ない方が加入されている場合が多いです。そういう点で私は、せっかく月額保険料を据え置いたのだから均等割、平等割の変更も一年延ばして、新年度は値上げをやめるということが必要だと思うんですね。

国は今年度、コロナによって収入が減少した世帯に減免を実施しました。所得300万円以下で全額の免除です。保険料全額を免除します。高槻市は全体として1,700件の、1月時点、今の時点で減免申請がされていると聞いています。そこは、やっぱりそれだけ多くの人が影響を受けておられるんだと思うんですが。そういう時に、やはり値上げするのは問題だと思いますし、国がここまで減免をしたという重みをね、私は感じていただきたいし、汲み取っていただきたい。

コロナ禍の中での値上げ。負担が増えるということは問題があるので、私は値上げには反対だと、そういう意見を申し上げます。これは、今諮問をいただいた中の答申に、是非その意見はね、反映していただきたいとお願いします。

意見表明ですのでよろしくお願いいたします。以上です。

 

(会長)

答弁はよろしいですか。

 

(委員)

はい。

 

(会長)

他の方、ご意見等ございますでしょうか。よろしいですか。

 

(委員)

私からは令和3年度保険料の改定について、意見表明をしたいと思います。

事務局の説明にあったように、被保険者の負担に配慮した激変緩和措置を行いながら、大阪府が定める統一保険料へ段階的に移行していくことにつきまして、その方向性は理解するものですので、妥当な内容だと思っております。

ただ、1人当たりの月額保険料としては変わりませんけれども、被保険者の保険料負担に配慮して、丁寧な広報に努めていただくようお願いをいたします。

また、これまでも申し上げていることではございますけれども、引き続き、保険料水準をできるだけ抑制するように、大阪府に働きかけていただくようお願いをしたいと思っております。以上でございます。

 

(会長)

はい。他にご意見はございませんでしょうか。よろしいですか。

それでは、議題3「大阪府国民健康保険運営方針について」を議題といたします。事務局から資料の説明をお願いいたします。

 

(事務局)

(議題3について、国民健康保険課が資料2に沿い、大阪府国民健康保険運営方針についての説明を行い、また、関連した事前質問が無かったと説明を行った。)

 

(会長)

資料の説明は終わりました。追加のご質問、ご意見がございましたら、お願いいたします。よろしいでしょうか。

 

(会長)

ありがとうございます。他に質問はないようですので、本日議論いたしました内容をまとめさせていただきます。

保険料についての諮問があり、各委員のご意見としまして、

「一人当たりの月額保険料の合計額を据え置くことは評価するが、値上げとなる世帯がある。このことについては、反対である。」「被保険者の負担に配慮した激変緩和措置を行いながら、統一保険料へ段階的に移行していくことは、妥当である。」といった意見ありました。その他、事前のご意見ではございましたが「口座振替の推進に努めていくべき。」などの意見をいただきました。

これまでの議論を踏まえ、本協議会といたしましては、「令和3年度の保険料については、令和6年度の統一保険料への移行に向け、適切な激変緩和措置を実施した上で、事務局案のとおりとすることは妥当である。」と答申することとし、答申書の作成につきましては、私にご一任いただきたいと考えておりますが、それでよろしいでしょうか。

 

(委員)

(「異議なし」の声があった。)

 

(会長)

それでは、答申書につきましては、私の方で作成し、市長に答申することと致します。

委員の皆様には後日、答申書を郵送させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

(会長)

本日の議題は以上になります。委員の皆様方におかれましては、円滑な議事の進行にご協力いただきまして、ありがとうございました。

最後に、事務局から連絡事項がございますので、お願いします。

 

(事務局)

今年度の開催予定は、以上でございます。次回の開催につきましては、令和3年度の初回の開催として10月頃を予定しておりますのでよろしくお願い致します。

以上でございます。

 

(会長)

次回の開催は10月頃とのことです。詳細な日程については事務局と相談の上、改めて開催のご通知をさせていただきますのでよろしくお願いします。

最後に、副市長から発言がございます。

 

(副市長)

(お礼の挨拶があった。)

 

(会長)

それでは、これで本日の会議を終了し、閉会とさせていただきます。どうもありがとうございました。