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会議の名称 | 令和2年度第1回 高槻市国民健康保険運営協議会 |
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会議の開催日時 | 令和2年10月1日(木曜日)午後2時から |
会議の開催場所 | 高槻市役所 本館3階 第2委員会室 |
公開の可否 | 可 |
事務局(担当課) |
国民健康保険課 |
傍聴者の数 |
1名 |
出席委員 |
野中・西脇・岡島・堤・石本・小路口・平松・藤田・砂野・本田・平田・高島・江澤・中村 |
会議の議題 |
議題(1)会長及び会長代理の選出について 議題(2)会議録署名委員の指名について 議題(3)令和元年度 国民健康保険特別会計決算について 議題(4)令和2年度 国民健康保険料率等について 議題(5)「高槻市国民健康保険 第2期データヘルス計画」の取組状況について 議題(6)その他 |
配布資料 |
資料1 令和2年度 第1回高槻市国民健康保険運営協議会 資料2 「高槻市国民健康保険 第2期データヘルス計画」の取組状況について 資料3 オンライン資格確認の概要 資料4 大阪府国民健康保険運営方針の見直しについて 事前に提出いただいたご意見・ご質問等に対する回答 |
運営協議会の内容 |
下記のとおり |
(事務局)
定刻となりましたので、令和2年度第1回国民健康保険運営協議会を始めさせていただきます。
本日は、議題1の会長選出までの間、進行を務めさせていただきます国民健康保険課長の川上でございます。
皆様方におかれましては、何かとお忙しいところ、本協議会にご出席いただき誠にありがとうございます。それでは、開会に先立ちまして、委員の交代がございましたので、私の方から新しく委嘱させていただきました委員をご紹介させていただきます。
(委員の紹介があった)
(事務局)
紹介につきましては、以上でございます。
なお、事務局職員につきましては、お手元の配席図のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
(資料の確認があった)
(事務局)
続きまして、石下副市長からご挨拶申し上げます。
(副市長)
(挨拶があった)
(事務局)
それでは議題(1)「会長及び会長代理の選出について」でございます。
これにつきまして、事務局からご説明いたします。
(事務局)
議題1の会長及び会長代理の選出につきまして、ご説明いたします。
会長及び会長代理につきましては、高槻市国民健康保険運営協議会規則第4条の規定により各1名置き、公益を代表する委員のうちから選出するものとなっております。この度の委員の異動に伴い、会長が不在となっておりますので、新たに選出をお願いするものでございます。説明につきましては以上でございます。
(事務局)
ただ今説明のありましたとおり、会長及び会長代理の選出方法でございますが、公益を代表する委員のうちから選出するものとされておりますので、公益を代表する委員の皆様の中からご推薦をいただき、その上で委員の皆様のご承認をいただくという方法はいかがでしょうか。
(委員)
(「異議なし」の声があった)
(事務局)
ありがとうございます。「異議なし」ということでございますので、公益を代表する委員の方々で、どなたかご推薦いただけますでしょうか。
(委員)
私ども公益を代表する委員は4人いるわけですけれども、会長には平田委員、会長代理には高島委員をご推薦したいと思います。いかがでしょうか。
(事務局)
ありがとうございます。それでは、会長には平田委員を、会長代理には高島委員のご推薦をいただきました。ただいまのご推薦についてご異議がなければ拍手をお願いいたします。
(委員)
(拍手があった)
(事務局)
ありがとうございます。「異議なし」と認め、会長には平田委員、会長代理には高島委員と決定させていただきます。
この後の議事進行につきましては、平田会長にお願いしたいと思います。それではお席のご移動をお願いいたします。
(会長)
(就任の挨拶があった)
(会長代理)
(就任の挨拶があった)
(会長)
それでは議題に従い議事を進行させていただきます。
まず本日の出席状況でございますが、現在14名中全員が出席でございますので、本運営協議会規則第7条に基づき本会議は成立しています。
続きまして議題(2)「会議録署名委員の指名について」でございますが、本運営協議会規則第11条に基づき本田委員及び江澤委員を指名させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは審議に入る前に、高槻市国民健康保険運営協議会の会議の公開に関する要綱に基づき、傍聴を希望される方に許可いたします。本日の傍聴者について、事務局から報告をお願いします。
(事務局)
本日、1名の方が傍聴を希望しておられます。
(会長)
それでは「高槻市国民健康保険運営協議会の会議の公開に関する要綱」に基づき傍聴を認めます。入室してください。
(会長)
それでは、議事を進めます。本日は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会議時間の短縮のために、委員の皆様には事前に、意見や質問の提出をいただき、事務局の回答も配布されているところです。円滑な進行にご協力いただきますようお願いいたします。
では、議題(3)「令和元年度 国民健康保険特別会計決算について」、議題(4)「令和2年度 国民健康保険料率等について」を一括議題といたします。事務局から資料の説明をお願いします。
(事務局)
(議題3について、国民健康保険課が資料1に沿い、令和元年度決算の説明を行い、あわせて、関連した事前質問と回答の説明を行った。)
(議題4について、国民健康保険課が資料1に沿い、令和2年度の保険料率を昨年度の運営協議会で確認した内容で改定したことや、新型コロナウイルスへの対応等の説明を行い、あわせて、関連した事前質問と回答の説明を行った。)
(会長)
事務局の説明は終わりました。事前に質問もいただいていたところですが、追加のご質問、ご意見等がございましたら、お願いいたします。
(委員)
まず最初の保険者努力支援制度ですけれども、確かに今まで財政支援として3,400億円が、全国で充てられています。
ただ今回、問題だとしている500億円については、全国で割り当てられているんですが、保険者として努力してきたことが認められて、そういうインセンティブとして500億円を点数が高い方から割り当てていくということですよね。そうなると本来の国保加入者の利益は守られるのだろうかと。保険者として努力しなければならないことは当然、努力しなければいけないと思うんですね。努力できていないところについては、国がやっぱり責任を持って指導をして、医療の予防とか、そういうものに、きちんとできるようにしていくことが必要であって、懲罰的にお金を、割り当てるお金を減らすというやり方が、私は問題だと思うんです。
その結果、割当が少なくなったところについては、やはり保険料にも影響していくと思います。国保加入者が自ら努力できるところではないところで不利益を得るという、そういう点では、こういうやり方には問題がありますから、本来保険者として努力すべきところは、きちんとするように国にもやっていただきたいと思います。
それともう一つ、新型コロナの減免についてです。
今まで高槻市が、所得が減ったりするとかで減免する場合は、国保加入者の所得です。今回の、新型コロナの減免は、主たる生計維持者です。主たる生計維持者が国保加入者なら問題はないと思います。ただ家族の中で主たる生計維持者が国保に加入していなくて、給与所得者で社会保険に加入している。それで配偶者が商売をされていて、国保に加入している。その場合、国保に加入されている、商売をされている方は、大きく7割、8割収入が減っても、主たる生計維持者でないという理由で、減免の対象にはなりません。これは、私、問題だと思うんですよ。世帯として、主たる生計維持者が国保に加入していれば、減免対象になる。その方が落ちればね。ただ、主たる生計維持者の収入が落ちない限り、配偶者の国保加入者は、いくら収入が落ち込んでも、減免の対象にならないという、こういうものは本当に問題だと思うんですね。
ある方からも相談されました。主たる生計維持者である夫がサラリーマンなので収入は減らない。しかし、私は商売をしていて収入が7割くらい減っているにもかかわらず、国保は減免されない。本当に不合理であるいうことを言われました。
こういう点では、国が決めていることですから、高槻市はどうのこうのできることではありませんが、公平性を担保するためには、国にきちんと意見を言っていただきたいと思います。以上です。
(会長)
今のご質問、ご意見について、事務局から説明をお願いします。
(事務局)
ご意見ありがとうございます。
1点目の保険者努力支援制度についてでございますけれども、制度改革に伴い3,400億円の財政支援が拡充されたところですが、そのうち半分1,700億円につきましては低所得者対策の強化に活用されております。そのうえで、500億円のところについては、各保険者の取組に応じた努力支援制度も実施されたところでございます。本市としては、努力支援制度の評価基準も踏まえながら、国民健康保険事業を適切に実施してまいりたいと考えております。
2点目、新型コロナウイルス感染症に係ります減免についてでございますけれども、この保険料減免につきましては、感染の状況や社会経済状況を踏まえて、迅速な対応が必要であるというところから、世帯主の収入状況等により判定する基準を国が定めたところになります。
なお、本市では世帯全体の所得で判定する所得減少減免についても、従前より実施しております。被保険者より相談ございましたら、国もしくは市の基準のうち減免率の高い方を適用しているところでございます。よろしくお願いいたします。以上になります。
(会長)
どうぞ。
(委員)
減免なんですけれども、少ししつこいようですが。所得の減少による減免は、所得割のみの減免ですよね。今度の新型コロナの減免は、保険料全額の免除か減免なんですね。そういう点では、本当に金額が全く違います。大きく違います。だからこそ、やっぱり新型コロナで影響があって、減免が受けられる、そういう方には受けられるようにしていただきたいと思うんですね。減免する基が違ってきますので、是非そこはよろしくお願いします。
(会長)
他にございますか。よろしいでしょうか。それでは、議題(5)「高槻市国民健康保険 第2期データヘルス計画の取組状況について」を議題といたします。では事務局から資料の説明をお願いいたします。
(事務局)
(議題5について、健康づくり推進課が資料2に沿い、第2期データヘルス計画全体に係る中間評価として、健康寿命の延伸と、10万人当たりの3大死因による死亡数の減少を目標として、計画に基づく事業について、これまで概ね適切に実施できており、今後も引き続き、適切な進行管理と着実な業務推進に努めることなどの説明を行い、また、関連した事前質問は無かったと説明を行った。)
(会長)
資料の説明は終わりました。追加のご質問、ご意見等があればお願いいたします。
(委員)
今それぞれ説明をしていただいたんですけれども。私はここの委員になりまして、3年目か4年目になるんですけれども。その中で、いつも口酸っぱく収納率上げてくださいとか、そういうことで皆さんにはっぱをかけるというか、喋らしてもらってきたんですけれども。そういうことで今年も、この結果を見させていただきましたら、皆さんの努力というのが、ものすごく私には響いてきて、喜んでいるところでございます。
そういった中で、皆さんが努力しているんですけれども、今のままだったら、庁内の全体の中で考えたら、あまり皆には響いていないと考えています。そういった事を私は一番感じています。今日は副市長とか部長さんもおられますので、私の方から意見なんですけれども、こういった形で、今のインセンティブの関係を見ても、2年間続いて大阪府での実績を見ましてもトップで。今年のポイントにつきましても、去年のポイントも見ていたんですけれども、去年は554やった、今年は600と。そういた形でポイントも上がってきていて。本当に皆さんが努力をしておられて。そして、また、善良な市民もたくさんいるから収納も上がっていると思うんですけれどもね。そういった中で、皆さん頑張っておられた場合には、それはそれで、結果としてね。市役所の中で、どう言ったらいいかな。同一賃金とか、色々そういうようなことを言うて、何も努力をしてもね。後の形に何も現れないですよね。ですから、その辺は今までやってなかったとしても、やっぱり職員が頑張っていたら何かしてあげなあかん。そういうような事をですね。今日ご出席の副市長、そこに私は強くお願いをして、何か考えてほしいなと。それはいろんなやり方があると思うんですけども。それを前向きに考えてほしいなと。そしたらまたね、皆さんがね、次も頑張ろうかと、引き続き頑張っていただけると思うんですよ。その代わり落ちたらもう無しやでと、なるんですけどね。そういうこともあっていいんじゃないかと。こうして2年間連続で大阪府でトップを走っているんですよと。本当にうれしいことですので、私の意見を聞いていただいて検討していただきたいと、そう思いまして、今日発言させていただきました。以上です。
(副市長)
今、非常にお褒めの言葉をいただきました。
収納全般、国保だけでなくて税部門における収納全般にわたりましても、大阪府ではトップの収納率で、また中核市の中でも上位となっており、職員の努力の結果と思っております。
また、今日も一般職も含める人事異動がありまして、先ほどおっしゃっていただきましたように、いわゆる優秀な成績を収めた所属やグループにつきましては表彰を実施しました。また金一封という形で些細なものですけれども、副賞として添えまして表彰をしている。また、庁内の中でも発表していっているところでございます。
今、色々な形で職員に対する対応としましては、今年は給与制度、来年は人事制度につきまして、改善をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(会長)
他にございますか。よろしいでしょうか。ないようでしたら、次に進みたいと思います。それでは、議題(6)「その他」について、を議題といたします。では事務局から資料の説明をお願いいたします。
(事務局)
(議題6について、国民健康保険課が資料3に沿い、令和3年3月に予定されているオンライン資格確認の概要についての説明を行い、また、関連した事前質問が無かったと説明を行った。)
(続けて、国民健康保険課が資料4に沿い、次期大阪府国民健康保険運営方針(素案)の概要と、素案に対する本市の意見の説明を行い、あわせて、関連した事前質問と回答についての説明を行った。)
(会長)
資料の説明は終わりました。追加のご質問、ご意見等があればお願いいたします。
(委員)
今まで高槻市は、先ほどもありましたように、保険者努力支援としては本当によくやっておられて、大阪府内でもトップです。これまで、そういう予防とか取り組んで、医療費の抑制、保険料を低く抑えるという努力をしてきた結果、大阪府内の中でも低い保険料でした。そういう努力をされてきたにもかかわらず、大阪府は6年間で、保険料を統一するという方針を決めて、高槻市は6年間、毎年大幅な値上げ、保険料が値上げになります。そういう点では激変緩和期間の延長というのは、是非、求めていただいて、できるだけ保険料が上がらないようにしていただきたいし、やはり保険料の統一化についても、各保険者の努力を評価して、市町村で保険料を決められるようにするべきだと、私は思うんですね。そのことも要望してください。
そうでないと今まで高槻市が色々な努力をしてきて、保険料を抑えてきた。そういうことが反映できなくなってしまいます。高槻の努力というのは、そういう点では認められなくなって、大阪府の統一保険料に合わせられます。減免も同様のことが言えます。そういう点では、そういうことを大阪府の方針に反映させるため、全ての市町村の意見を丁寧に聞いて、そういう意見を取り入れるようにしていただきたいと思います。以上です。よろしくお願いします。
(会長)
事務局から何かございますか。
(事務局)
国民健康保険課でございます。貴重なご意見ありがとうございます。
各市独自で保険料を設定すべきということでございます。今回の制度改革後3年目の運営方針見直しに際しまして、厚労省、国でもガイドラインが改定され、都道府県単位で保険料水準につきましては統一するよう取り組むこととされたところでございます。本市におきましても、国の動向等を踏まえまして、大阪府全体といたまして医療費適正化対策や収納率向上対策等が推進されるような制度設計になりますように、大阪府そして各市とも連携しながら進めていきたいと考えております。
(会長)
よろしいですか。他にご意見、ご質問がございますか。
(委員)
意見だけ述べさせていただきたいと思います。
先ほど事務局からも説明がありましたように、大阪府の国民健康保険運営方針で定めております保険料率の統一を目指した取組につきましては、被保険者の受益と負担の公平性の観点からも、その方向性は理解するものであります。
その一方で、新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大を受けまして、本市においても市民生活に様々な影響がございました。
このような中、国民健康保険の次年度以降の保険料改定に際しては、被保険者の保険料負担に配慮して、保険料水準の増加をできるだけ抑制をしていただけますように、大阪府と連携して対応いただくようお願いを申し上げたいという様に思います。以上、意見として申し上げます。
(会長)
事務局どうぞ。
(事務局)
国民健康保険課でございます。
新型コロナ感染症の感染拡大につきましては、国民健康保険被保険者を含めまして市民全体に大きな影響を及ぼしていると認識しております。来年度以降の保険料改定につきましては、今後、大阪府において将来推計等に基づきまして算定作業を進めていくものと聞いております。ただいま頂きました意見も踏まえまして、大阪府に対しましては、被保険者の保険料負担に配慮するように意見・要望を行ってまいりたいと思います。よろしくお願いします。
(会長)
他にありませんか。
以上で本日予定しておりました案件は終了いたしました。
最後に事務局から連絡事項があるとのことですのでお願いします。
(事務局)
ありがとうございます。事務局から連絡事項がございます。次回の運営協議会の日程についてでございます。次回の開催日程につきましては、令和3年1月下旬頃を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
(会長)
次回の開催につきましては、令和3年1月下旬頃とのことです。詳細な日程については事務局と相談の上、改めて開催のご通知をさせていただきますのでよろしくお願いします。
それではこれで本日の会議を終了し、閉会とさせていただきます。どうもありがとうございました。