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ご自宅に不用なパソコンはありませんか

ページID:006439 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

こんにちは、市民生活環境部長の松本です。       

梅雨に入り、湿度と気温が高くなってきました。体の中に熱がこもると熱中症になる恐れがあります。こまめに水分補給をして、この時期を乗り過ごしましょう。

さて、皆さんの自宅には不用なパソコンは眠っていませんか。私は使わなくなったパソコンが何台か押し入れに入ったままになっています。処分をしようとしても「適正にリサイクルされるのかな?」「保存されているデータはどうやって消去すれば良いのかな?」などと考えているうちに、時間だけが過ぎてしまいます。もしかしたら、同じ経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで、高槻市では、令和3年6月11日にリネットジャパンリサイクル株式会社と「使用済小型電子機器等の宅配便による回収における連携と協力に関する協定」を締結しました。

今回は、この協定内容や小型家電のゴミの出し方などについて紹介します。

家庭に眠る資源はなんと世界一

引き取られたパソコン等の小型家電は、リサイクルによって金、銀等のレアメタル(希少金属)が取り出されます。電子機器や自動車等の部品の材料に必要不可欠なレアメタルですが、日本は天然資源に乏しいことから、現在輸入に頼っています。 

しかし、国内で1年間に使用済みとなる小型家電は65万トン、そのうち有用な金属は28万トン、金額にして844億円ほどで、その総量は世界で最も多くなっています。(中央環境審議会・環境構造審議会会合 平成27年度回収実績より)

また、限りある天然資源からレアメタルを採掘し電子機器や自動車等に利用し続けていては、いつか資源も枯渇してしまいます。

資源を有効に利用するという意味でも、市民のみなさんがパソコン等の小型家電をリサイクルしていただくことが大切です。

家庭に眠る資源はなんと世界一の画像

リネットジャパンリサイクル株式会社と協定を締結

協定式の写真

今回締結した協定の内容は次のとおりです。

  • 高槻市は、小型家電リサイクル法の制度の周知と使用済小型家電の回収促進の広報を行う。
  • リネットジャパンリサイクル株式会社は、市民からの依頼に基づく使用済小型家電の回収を行う。
  • 資源の有効利用の促進に関して、双方が合意した事項に関して連携協力する。

リネットジャパンリサイクル株式会社(以降、リネット社と略称)は小型家電リサイクル法の国の認定事業者で、唯一「宅配便を活用したパソコン等の回収」を行っている事業者です。パソコン等の回収から、徹底した個人情報管理の実施、確実に国内で再資源化を行うその仕組みに対し、国から認定を受けています。 

パソコンの出し方

リネットジャパンへ申し込み。パソコンまたはタブレットを段ボールに詰める。宅配業者が希望日時に自宅から回収。

箱詰めの例

リネット社への依頼方法について、上記のフロー図に沿って、3つのステップで順番にご説明します。

ステップ1 申込む

回収を依頼したい場合は、直接、リネット社へ申し込みをしてください。申し込みの際は、機器の台数や回収希望日時などを指定します。申込方法は、インターネットの他、電話・ファクスも利用できますので、どなたでも気軽にお申し込みいただけます。

(外部サイト)リネットジャパン<外部リンク>

QRコード

(電話番号)  0570-085-800

(ファクス番号) 0562-45-2918

ステップ2 詰める

段ボールには、パソコンまたはタブレット型端末を1台入れていただく必要があります。そうすれば、その他の小型家電(掃除機・電気シェーバー・スマートフォン・携帯ゲーム機等)を同梱することが可能で、3辺の合計が140センチメートル以内の箱に、重量20キログラム以内になるよう収めてください。

ステップ3 回収

ステップ1で指定した日時に宅配業者が自宅まで回収に伺います。

そして、一番お伝えしたいことは、回収引取費用や処分費用がすべて無料ということです。上記の3ステップに則って進めると、無料で不用なパソコン、小型家電の処分ができます。

ちなみに、回収されたパソコン及び小型家電は、徹底した個人情報管理の元でリサイクルされます。それでも引き渡す前にデータ消去したい方はデータ消去ソフトを無料でダウンロード可能ですので、こちらもご利用ください。

パソコン等の小型家電のリサイクルがごみ収集車、ごみ処理場、働く人を守ることに

パソコン等の小型家電にはリチウムイオン電池が含まれていることがあり、リチウムイオン電池は衝撃が加わると発火する特性を持っています。

毎年、ごみの出し間違い等で出されたリチウムイオン電池がごみ収集や処分の際に発火し、ごみ収集車やごみ処理場で火災が発生する事態があります。高槻市でも、令和2年に実際に火災が発生し、ごみ収集車内部が燃えるなどの被害が出ました。リネット社にパソコン等を出していただくことは、このような出し間違えの防止になり、ごみ収集車、ごみ処理場、働く人を守ることにもつながります。

火災が発生したごみ収集車から取り出されたごみ
火災が発生したごみ収集車から取り出したごみ  

リチウムイオン電池
火災原因とみられるリチウムイオン電池

パソコンのリサイクルが知的障がいのある方の活躍する場を広げることに

リネット社では回収したパソコンを1台ずつ手作業で解体します。この工程について知的障がいのある方を一般就労で雇用し、障がい者が活躍できる職場づくりを推進しています。リネット社のサービスを利用することは、知的障がいのある方の就労支援にもつながります。

リネット社での実際の小型家電解体の様子

最後に

日本では、小型家電の約2割が違法な回収業者によって集められ、海外へ不正に輸出されていると言われています。このような事象を防止するためにも、パソコンを廃棄しようと思っている方、廃棄したいがどのような手続きをすればよいかわからない方は、ぜひリネット社にご依頼ください。

本市では、今後も引き続き、ごみの分別等に取り組み、小型家電を含めた適正な再資源化を推進してまいります。

プロフィール

松本市民生活環境部長プロフィール画像
​松本 憲道

​2021年(令和3年)4月から現職。