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「音楽」をテーマとした観光PRムービーを公開

ページID:006422 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

こんにちは。街にぎわい部長の中川です。

暖かい日も増えてきましたが、まだまだ寒暖の差が激しいこの季節。引き続き新型コロナウイルス感染症予防に加えて、体調管理にも十分ご留意ください。

さて、今回は試行的観光プロモーション「BOTTOたかつき」第2弾についてご紹介させていただきます。前回の第1弾企画は、濱田市長と島本町長による中将棋の対局をニコニコ生放送にて、生配信を行い、「将棋」にBOTTO(没頭)していただきました。生配信ではコメント数が約11,000件、視聴数も43,000件を超えたほか、また番組後の視聴者アンケートでは、「良かった」と評価する人が98%を超え、マイナス評価は0%と、大盛況のうちに番組は終了しました。

そして、第2弾のテーマは、「音楽」。「たかつき観光大使」で、本市出身の音楽アーティストが高槻の魅力を伝える観光PRムービーの作成に取り組みました。この度、ムービーが完成しましたので、その公開に合わせて撮影の裏話とともにご紹介します。

撮影風景

試行的観光プロモーション「BOTTOたかつき」特設サイト

ツイートから始まった観光PRムービー企画

令和元年11月17日に本市出身のミュージシャンであるウルフルケイスケさんが高槻市観光協会の「たかつき観光大使」に就任されました。これまで「高槻ジャズストリート」や「古墳フェスcome come*はにコット」などのイベントにご出演いただき、盛り上げてくださっていたウルフルケイスケさんの就任に、私も喜びと心強さを感じました。

一方で、ウルフルケイスケさんの大使就任のニュースを見たしばたありぼぼさん(本市出身。ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」のベース&ヴォーカル)が、Twitterで「高槻市の観光大使になりたいなーー!」とつぶやいたところ、マイケルさん(本市出身。ロックバンド「夜の本気ダンス」のベーシスト)も同調。この流れを偶然、本市職員が知り、本市から「BOTTOたかつき」の観光PRムービー企画への参加をウルフルケイスケさん、しばたありぼぼさん、マイケルさんにオファーしたところ、ともに企画への出演を快諾してくださいました。さらに企画を進める中で、お三方と同協会、本市の間で、大使就任の機運が高まり、新たにしばたありぼぼさんとマイケルさんの大使就任が決定するという嬉しいニュースにつながったのです。

寒空の下、笑顔で撮影が進む

撮影は令和2年12月21日に行われ、撮影内容が盛りだくさんだったため、午前7時の早朝スタートとなりました。撮影当日、外の気温はなんと2℃!安満遺跡公園の人工芝が凍るほどの寒さの中、撮影が始まりました。

高槻城公園(前 城跡公園)から撮影が始まり、安満遺跡公園や今城塚古墳など市内3箇所でロケを行いました。マイケルさんの思い出の地である高槻城公園のタコ型の滑り台で3人が滑り降りるというシーンの撮影では、なかなかタイミングが合わず、大苦戦。しかし、かなり寒さの厳しい過酷な環境でも皆さん笑顔で和やかな雰囲気の中、撮影が進行しました。ノリノリの雰囲気で、高山右近像の前で、決めポーズをする3人の姿も撮影しましたが、こちらは必見です。

滑り台を滑り降りる3人

しばたありぼぼさんが古墳衣装で登場 記者発表が盛り上がる

撮影の途中、安満遺跡公園で、新観光大使就任の記者発表会が行われました。記者発表会にはテレビ局やwebメディアなど多くの媒体の方に来ていただき、活発な質疑応答がなされました。

特に私が印象に残っているのが、しばたありぼぼさんがインタビューで「TAKATSUQUEENになりたい!とTwitterで発信をしたら、本当に観光大使になることができました。思いを伝えることが大切」と話されていたことです。今回の企画も、観光大使の皆さんに「観光PRムービーへの参加の思いを伝えた」ことで実現したもので、思いを伝える大切さをあらためて実感しました。

また、しばたありぼぼさんには、「観光大使の古墳衣装で出ていただけませんか」という突然のお願いにも快く応じていただき、記者発表会に登場していただきました。そのサプライズ衣装に会場は「とても似合っている」などの声が上がり、大いに盛り上がりました。

記者発表会

最後は「高槻ハッピー」をセッション!

観光PRムービーは21分あり、マイケルさんが昔、野球部だったこと、ウルフルケイスケさんの摂津峡での思い出、しばたありぼぼさんが子どものころの川遊びのエピソードなど、観光大使の方々の高槻での思い出やエピソードトークなど盛りだくさんの内容となっていますので、ぜひご覧いただければと思います。

ムービーの最後には、ウルフルケイスケさんが作曲した「まいどハッピー」を高槻バージョンにした”高槻ハッピー”のセッションが収録されています。実は3人がこの曲の演奏について打ち合わせをするのは、当日が初めて。「いきなり合わすのは難しいのでは?」と少し不安に思っていましたが、そこはさすが音楽アーティスト!少し音を合わせただけで、ぴったりと息が合い、セッションがあっという間に終わりました。音楽アーティストのすごさを目の当たりにした瞬間でした。

「高槻ハッピー」のセッション

高槻で好きなコンテンツにBOTTO

BOTTO第1弾は「将棋」、第2弾は「音楽」をテーマに、高槻にBOTTOしていただきました。本市では、令和3年度から13年度までを計画期間とする「高槻市産業・観光振興ビジョン」の策定に取り組んでおり、試行的な観光プロモーションを実施し、効果検証を行いながら、今後の取組の方向性を同ビジョンに反映することとしています。

試行的観光プロモーション「BOTTOたかつき」は対象を特定せず画一化された方法による「マスマーケティング」から、消費者一人一人の個性や需要に着目した「マイクロマーケティング」がけん引している現在の消費市場の潮流の変化に注目し、様々な関心に分かれる消費者一人一人の個性や需要を“掘り下げる”ことを目指しています。

本市では、これからも1つのジャンルを深く掘り下げた魅力ある企画を行い、積極的なプロモーションを実施していきます。

皆さんもぜひこのムービーを見て、さらに高槻にBOTTOしてください。そして、今後とも本プロモーションの展開にご注目ください。

「BOTTOたかつき」ロゴマーク「BOTTO音楽」ロゴマーク

プロフィール

中川街にぎわい部長プロフィール画像
​中川 洋子

1966年(昭和41年)、京都府生まれ。2020年(令和2年)4月から現職。趣味は音楽鑑賞と食べ歩き。