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高槻駅周辺地区(3期)都市再生整備計画 (都市構造再編集中支援事業)

ページID:005506 更新日:2024年3月22日更新 印刷ページ表示

※令和2年度より都市再構築戦略事業から都市構造再編中支援事業へ移行しました。

計画内容

地区名

高槻駅周辺地区(3期)(都市構造再編集中支援事業)

面積

646ヘクタール

計画期間

平成29年度から令和4年度

策定年月

当初計画策定 平成29年3月

全体事業費

3,691.0百万円

都市全体の再編方針

概要

  • 本市は、大阪・京都の中間に位置するベッドタウンとして発展した、人口約36万の“中核市”である。
  • JRの新快速や阪急の特急停車駅であるJR高槻駅、阪急高槻市駅周辺は、両駅を起点としたバス網が放射状に形成される公共交通の結節点であり、駅を中心に商店街や百貨店といった中心市街地が形成され、公共施設や高度医療機関及び教育施設等が立地し、市の中心拠点として機能している。

都市全体の再編方針

  • 本市は、昭和40年に約13万人だった人口が昭和50年には約33万人となり、全国的にも稀にみる人口急増を経験し、市街地が北部丘陵地など郊外に拡大してきた。しかし、人口は平成7年の約36万人をピークに緩やかに減少に転じており、将来的には少子高齢化の更なる進展、人口急増期に整備した公共施設等の老朽化への対応といった財政的制約など、本市を取り巻く社会経済情勢が大きく変化していくなか、都市の無秩序な拡散を抑制し、都市機能が充実した魅力ある都市拠点を形成することが喫急の課題となっている。
  • こうしたことから、総合計画(総合戦略プラン)の基本計画において、「コンパクトシティ・プラス・ネットワークへの取組の推進」を掲げ、取り組みの方向性として、商業・医療・福祉施設等の都市機能や住居等がまとまって立地するように誘導し、市街地の拡散抑制を図り、自家用車に過度に依存することなく、誰もが目的地へ円滑に移動できる環境を整えていくとしている。また、都市計画マスタープランでは、都市の無秩序な拡散の抑制や都市機能が充実した魅力ある都市拠点の形成等による「集約型都市づくりの推進」を掲げている。
  • さらに、本市は長期的な視点をもって更新・統廃合・長寿命化など公共施設等の最適化を行うことにより、将来の財政負担を軽減し、次世代に良質な資産を引き継いでいくことを目的として、総務省の策定指針を踏まえた「高槻市公共施設等総合管理計画」を策定し、平成28年度策定予定の「高槻市立地適正化計画」では、高槻市公共施設等総合管理計画に基づいた、公共施設等の計画的・効率的な維持管理、適正な規模や配置、公有財産の有効活用等の検討を位置づけており、子育て支援施設を集約する(仮称)高槻子ども未来館の整備や防災機能等を向上させる城跡公園の再整備等を実施する。

まちづくりの経緯及び現況

まちづくりの経緯

  • 平成16年5月には、JR高槻駅・阪急高槻市駅の周辺地域(約34ヘクタール)が都市再生緊急整備地域(第4次)に指定され、現在教育研究・医療・環境機能高度化事業が大阪医科大学の手で進められている。
  • 平成17年3月には、JR高槻駅北地区第一種市街地再開発事業が完了し、安全、快適で便利な魅力あるまちが生まれ、人々の交流が活発となっている。
  • 平成19年度より、高槻駅周辺地区において、都市再整備計画事業に着手し、第1期では踏切の橋梁化、駅前人工デッキのバリアフリー化、道路整備、市民参加デザイン等検討会などの事業に取り組み、第2期では引き続き、人工デッキの美装化、駅前広場再整備、保育園分園の新築、公園改良や道路整備などの事業に取り組んできた。
  • また、JR高槻駅北東地区において、商業・業務・居住・文教・福祉・交流機能等の集積を図る都市開発事業が民間主導で進められており、土地区画整理事業により整備された区域に商業施設、集合住宅、医療機関、大学等が既に立地している。

現況

  • JR高槻駅と阪急高槻市駅の1日の乗降客数は約19万人で市内5駅の半数以上を占めており、市内各居住地域と鉄道駅を結ぶバス路線が充実している。駅周辺には百貨店や商店街等の商業施設が賑わいを形成し、市役所やクロスパル高槻(総合市民交流センター)等の公共施設、高次医療施設、教育文化施設が立地し、市内外から多くの人が集まる賑わい・交流拠点として機能している。
  • その一方で、本市の「玄関口」としてJR高槻駅の駅前広場整備は一定進んできたものの、この整備効果を中心市街地に広げるため、より一層の利便性向上、にぎわいや魅力の形成、阪急高槻市駅周辺の駅前広場の見直しが課題として残されている。また、引き続き、安全・快適な道路空間づくりによる歩行者優先のまちの実現や、子育て世代が魅力を感じ、住みやすいと思うまちづくりに向けた都市機能の向上が必要である。

課題

課題

  • 少子高齢化の進展により、平成62年(2050年)には平成22年(2010年)の8割まで総人口の減少が予測されている。そのため、現状の人口密度を維持するとともに、地域コミュニティの維持や、子育て世代の定住・流入促進による生産年齢人口の増加等が今後一層求められる。
  • 将来の人口減少予測から、医療施設・商業施設・介護施設の人口カバー率が低下し、施設の維持が困難となり、利便性が低下してしまうことが想定されるため、適切に居住を誘導することにより、人口密度を維持するとともに、人口構造の変化に対応した生活サービス機能への転換による利便性の確保が求められている。
  • 人口減少による市民税の減少や、高齢者増加による扶助費の増大、また、老朽化した施設の維持費の増大など、将来に厳しい財政経営が見込まれるため、施設の維持・更新費の平準化や公的不動産の有効活用、公共施設のあり方の見直しなど、より効率的・効果的な行財政運営を目指していく必要がある。

将来ビジョン(中長期)

第5次高槻市総合計画

【将来の都市像】

  1. 憩いの空間で快適に暮らせるまち
  2. ともに支え合う安全・安心のまち
  3. 子育て・教育の環境が整ったまち
  4. 行き交う人々でにぎわう魅力あるまち
  5. 都市の特長を利用した活力あるまち
  6. 地域に元気があって市民が誇れるまち

高槻市都市計画マスタープラン

【高槻駅周辺地区(重点地区)】

都市機能の充実による来訪者でにぎわう中枢都市拠点の形成

高槻市立地適正化計画

「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」による誰もが住みやすく活力のあるまちの実現を目指すため、居住や都市機能を適正に誘導

地区の目標

目標 行ってみたい、住んでみたい、住みつづけたい、中枢都市拠点の創出

  • 目標1 高槻の玄関口にふさわしいにぎわいある駅周辺環境づくり
  • 目標2 子育て世代が魅力を感じ、住みやすいと思うまちづくり
  • 目標3 安全・安心・快適な道路空間づくり

計画区域の整備方針

整備方針1 【にぎわいの中心となる市の玄関口を形成】

  • JR高槻駅と阪急高槻市駅の駅周辺整備等により、高槻の玄関口にふさわしい環境づくりを行う。
  • 必要な都市機能を整備し、持続可能なまちづくりを行う。
  • イベント実施や情報発信等により、来街と回遊を促進し、まちのにぎわいを生み出す。

基幹事業

  • 地域生活基盤施設:JR高槻駅北駅前広場バリアフリー化事業
  • 高質空間形成施設:阪急高槻市駅北駅前広場バリアフリー化事業

公園:城跡公園再整備事業

関連事業

市民会館建替

整備方針2 【拠点間をつなぎ、回遊性を高める】

  • 歩行者や自転車が安全、快適に移動できる道路空間づくりを行う。
  • JR高槻駅や阪急高槻市駅間の回遊性を高めるため、誰もが安心して移動できるまちづくりを行う。

基幹事業

  • 公園:松原公園改修事業
  • 高質空間形成施設:高槻駅緑町線

関連事業

  • 大手八幡線
  • 紺屋町城北線

整備方針3 【子どもや子育て世代が安心して住み続けることができる市の拠点を形成】

  • 市の子育て支援の中枢機能の整備により子育てしやすいまちを実現する。
  • 都市機能の充実と子どもや子育て世代も安心して移動できる空間形成により、次世代が住み続けられる環境を構築する。
  • 子育て世代を地域で支え、地域で育むコミュニティの形成や市民交流を促進する機能を充実する。

基幹事業

中心拠点誘導施設:(仮称)高槻子ども未来館

関連事業

安満遺跡公園整備

都市構造再編集中支援事業の計画

都市機能配置の考え方

  • 本市の玄関口として位置づけられる、鉄道駅(JR高槻駅・阪急高槻市駅)周辺の公共交通の結節機能、人が集まり・賑わう拠点機能の充実を図る。併せて、駅周辺から周辺の商業施設、各種公共施設等へのアクセス性を向上することで、面的なエリア内の回遊性を向上する。
  • 本地区は、商業施設や商店街を中心とした経済機能、高次医療施設等の医療機能、大学等の教育機能、市役所、市民会館・文化ホール等の公共公益機能をもとより有しているところであるが、既存ストックである公園等の機能性を向上することで、高槻の玄関口にふさわしいにぎわいある駅周辺のまちづくりを行うとともに、市の子育て支援の中心となる新たな拠点機能を付加することで子育て世代への支援を行い、高質で魅力ある都市拠点の形成を図る。

目標を達成する上で必要な中心拠点誘導施設及び生活拠点誘導施設の考え方

  • 「待機児童解消・多機能保育」機能、「母子保健」機能、「子育て支援人材育成」機能をもち、市の子育て支援の中心施設となる「(仮称)高槻子ども未来館」を整備し、市の子育て世代への支援強化の中心核として位置づける。
  • 城跡公園は、公園全体としての機能に課題が残るほか、市のシンボルとしてふさわしい公園への再整備が求められていることから、隣接する市民会館と一体的に再整備することにより、市民の憩いの場や、誰もが自由に楽しめるにぎわい空間を形成し、人々の交流と地域の活性化を促す新たな交流拠点としての機能強化を図る。
  • 都市再生整備計画(高槻駅周辺地区(3期)) (PDF:6.61MB)
  • 事前評価シート (PDF:43KB)

都市再構築戦略事業の計画書

令和2年度より個別支援制度である都市構造再編集中支援事業へ移行しております。

事後評価結果

令和4年度に開催されました「高槻市まちづくり交付金事業事後評価委員会」において審議されました事後評価結果を掲載いたします。

事後評価シート(高槻駅周辺地区(3期)) (PDF:680KB)

フォローアップ報告書

令和4年度に実施した事後評価において、見込み値や未達成となっていた指標においてフォローアップを行いましたので、報告します。

フォローアップ報告書(高槻駅周辺地区(3期)) (PDF:518KB)

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