どっちもたかつき:あれもこれもが叶う街、高槻に住もう!

資料請求・お問い合わせ

知る 広がる 好きになる たかつきDAYS 農のある暮らし。 8月号

農のある暮らし。土と寄り添えば見えてくる、食の大切さ、家族のつながり、自分の手でなにかを作るということ。まさに、暮らしの原風景。だけど、それはきっと大げさなことなんかじゃなくてちょっと寄り道、な気分で手に入る幸せ。
そんな高槻らしい、農業のかたち。

農業と聞いて、思い浮かべることはなんだろう。肉体労働で大変そう? それとも映画に出てくるような、非日常を感じる美しい田畑の風景? きっとどちらも正しいのだろう。 だが、それは決して遠い別世界のものではなく、その気になれば私たちにも簡単に体験できること。暑さや寒さをダイレクトに感じるけれど、成長する作物の姿を見れば頑張れる。 美しい田畑もよく見渡せば私たちのすぐそばに潜んでいる。身近で楽しくて、なによりもおいしい。きっと、それが農業なんだと思う。

意外と簡単にできる
暮らしへの“農”の取り入れ。


「週末農業」という言葉は今や誰もが知っているが、普段の暮らしに取り入れてみるのはどうだろうか? 難しそうに感じる農作業は奥が深いことには違いないが、意外に週1回程度の手入れでも野菜は実るし、収穫もできたりする。なにより自分で作る無農薬野菜はどこで買うよりも安全で安心だ。一人での作業が難しそうなら、家族や周りの人を巻き込むのもいいだろう。土を通じたコミュニケーションが、より深いつながりを育んでくれたりもする。 いざ畑仕事を始めようと思い、あらためて高槻を見渡すと市内各地に利用できる農園があることがわかる。通いやすいよう自宅の近所を選ぶのもいいし、あえて普段の生活から離れた山間にある農園を選ぶのも、それはそれで楽しい。例えどこであっても、畑に一歩踏み入れば太陽の光を浴びて毎日成長する野菜の力強さ、温かな土の感触、虫たちの生命力といった当たり前のことに気付かされる。普段の生活では忘れがちなその当たり前に触れることが、最初の農体験だ。

週末農業が与えてくれる
おいしさと確かな充実感。


土に触れる楽しさを知ると、もっと畑に行きたいと思うようになる。しばらくすると収穫物もできてくる。自分で育てていれば、不格好なクシャクシャの実であってもいとおしい。食卓だっていつもより盛り上がる。夏であればみずみずしいキュウリ、味と香りがギュッと詰まったピーマン、シャキシャキと小気味のいい食感のインゲン、ほのかに甘味を感じるナスなどが味わえる。季節ごとに旬のおいしさがあるから、春夏秋冬どの時期でも農作業後には楽しみが付いてくる。畑を通じて家の中でも季節を感じることができるのだ。 週1回の畑仕事は、もしかすると農業の表面をなでているだけかもしれない。だけど、そこには確かな充実感がある。いかにおいしくて安全な作物を作れるか。そのためには経験とアイデアが必要で、突き詰めていけば野菜づくりはとびきりクリエイティブな作業だが、難しく考えずにまずはやってみて実感してほしい。自分自身の体で実際に体験し、それを通じて感じたこと、考えたことを振り返ってみる。自分の力で生きている、ちゃんと生きている。そんな実感が、きっとそこにあるから。

高槻市内で利用できる農園南北に広がる高槻市は農園の場所によってその個性も違ってくる。市内にある農園の一部を紹介。里山農園かしふね 高槻最大の貸し農園 高槻市街から車で約40分、北部の樫田地区に位置するこちらの農園は、東西に山が迫り南北に棚田が広がる。山間部の盆地形状から市街地と比べて3〜5℃の気温差があり、暑い時期も作業がしやすい。自然豊かなロケーションが、非日常の感動へと導いてくれる。林や川に囲まれた農園は13,600㎡と広大 農小屋では必要な農具を無料で貸出 トイレや小休憩などはクラブハウスで たくさんの花が咲き誇り、季節の変わり目を実感できる 野菜の間に防虫効果のあるマリーゴールドを 住所/高槻市大字田能小字広法谷1 電話/072・669・2230(高槻栽培センター※平日9:00〜17:00)休み/農園利用は年中無休 利用料/約40㎡・48,000円~(年間)※平成30年度より料金改正予定 駐車場/130台(無料)プランターとは違った、大きな感動があります! 今年4月から始めたばかりで、初めて野菜ができた時はうれしくてたまりませんでした。採れる野菜は肉厚でおいしく、特にソラマメやスナップエンドウのおいしさは感動ものです。高槻市在住の髙橋邦雄さん、清美さん、ラムちゃん 元気のいい野菜には虫は寄り付きません 「里山農園かしふね」の開園当初から利用させてもらっています。週1回、ストレス発散を兼ねた土いじり。今は15種ほどの野菜を育てていて、無農薬で世話をする楽しみを感じています。城陽市在住の新宅雅和さん 成合宮浦ふれあい農園/成合薮下ふれあい農園 「心と体の癒し」がモットーの2つの農園 高槻市の中心からほど近い成合に位置する2つの農園。市街地からアクセスしやすい住宅地付近でありながら、豊かな自然も併せ持つ。小学生の体験田植えなども頻繁に行われる場所なので、農作業に初めてチャレンジする人や家族にもおすすめ。住所/高槻市成合北の町634・637(宮浦)、782(薮下) 電話/072・688・8690(津田) 休み/なし 利用料/約33㎡・12,000円(年間)※初年度は事務手数料2,000円も 駐車場/なし 多様な野菜が育てられている「成合薮下ふれあい農園」 今の時期はスイカが採れごろ 春日神社付近にある「成合宮浦ふれあい農園」梶原ふれあい農園 阪急電車が走る横で収穫体験を 阪急京都線と東海道新幹線が近くを走る梶原地区の貸し農園。「自分で作ったものを、自分で食べる喜びを感じてもらいたい」と、畑のスペースは1区画・約50㎡と広めに設定。新規で借りる場合、畝立てまでをやってもらえるので、女性一人でも始めやすい。高槻市レジャー農業開発部会 現在30組以上が畑を借りている。なかには20代の週末ユーザーも 農作業後の畑仲間との交流も盛ん ブドウなど変わり種もちらほら 市内にはほかにも農業体験ができる畑が多数あり。詳しくは同部会へ。電話/072・674・7402(同部会事務局/高槻市農林課)
”農”を楽しむ5つのキーワード 暮らしに農を取り入れるということは、なにも畑仕事を始めるだけではない。高槻の農をより身近に、より楽しく感じられる5つのキーワードを紹介! 高槻では市内各地で朝市・直売所を開催している。作り手の顔が見えて、こだわりも聞けるからか、朝市が始まる30分以上前から多くの人が列を成し、その販売を待っていることも。取材で訪れた「今城塚古代歴史館前朝市」も例外ではなく、販売が始まると人々が一斉に目当ての野菜へと向かう。そして10分もすれば残りわずかに。安くておいしい野菜が欲しいなら、早起きと行列の覚悟が必要だ。今城塚古代歴史館前朝市 住所/高槻市郡家新町48-8(今城塚古代歴史館駐車場) 電話/072・674・7402(高槻市農林課) 開催日時/5~9月の第2・4㊏、10・12~4月の第2㊏ 時間/8:00~売切れ次第終了駐車場/約20台(無料) ※他の朝市・直売所については高槻市ホームページを参照 朝採り、または前日に採れた新鮮野菜が並ぶ 購入者には数量限定でJAたかつきのポン菓子をプレゼント 多くの人でにぎわうため早めの来場を 高槻市農業振興団体協議会 会長の小原眞一郎さん。自身の花苗も販売 生産者と直接触れ合えるのが魅力 野菜作りには興味があるけど、いきなり畑を借りるのはハードルが高い…。そんな人にはプランター菜園がおすすめ。たとえ庭がなくてもプランターを置くスペースさえあれば、ベランダであっても立派なミニ農園に。管理がしやすく土を耕したりする重労働の作業もないので、まずはここから始めてみて、さらに興味が湧けば貸し農園へステップアップも。育苗から収穫まで過程を見ることは子どもの食育にもつながる。プランターなどは100円均一のショップでもそろえられる 食べたい分だけ採れる手軽さがいい Q1 野菜を上手に作るコツは? A1 気長に続けていくこと!失敗してみることも重要 いきなり難しい質問で、私にもまだまだわかりません(笑)。とにかく経験に勝るものはなし! 失敗しても気長に続けることがコツでしょうか。いろいろ試してみてください。Q2 夏真っ盛りのこの時期に作りやすい野菜は? A2 菜っ葉類や秋どりキュウリがおすすめ! 小松菜や伝統野菜でもある大阪しろななど、菜っ葉類は年中作れるのでこれからでも作付けできます。キュウリも秋どりとして8月からの植え付けが可能です。Q3 農薬は使わない方がいいの? A3 農薬より観察が大事!虫が寄りにくい野菜も 個人的にはあまりおすすめしません。まずは観察が大事で、葉っぱを見れば状態がわかることも。虫が得意じゃないならネギやニンニクなど、虫が寄りにくい野菜もありますよ。Q4 効き目の早い化学肥料を使おうと思いますが… A4 化学肥料ばかりではうまくいきません! 肥料を使うと成長が早い代わりに軟弱な野菜になってしまいます。それよりも重要なのは土作り。空気が入ったフワフワの土が理想ですが、それにはやはり手間ひまが必要ですね。 Q5 畑の場所によって作り方は変えた方がいい? A5 高槻市内であっても土や水、気温の違いは顕著 同じ高槻市内でも土地の特徴はぜんぜん違います。どの時期にどんな野菜をどんな方法で育てるか。その答えを知るには地元の農家さんと交流するのが一番ですよ。 教えてくれた人 宮谷源太郎さん 原・城山地区にて70年以上も農業をしている大ベテランファーマー。畑のほかにも水田やハウス、さらにはコイの養殖までも! 野菜づくりを始めるとなったら道具集めから。「JAたかつき 総合営農センター」で、ひとまずそろえたい農具をセレクトしてもらった。地面を耕したり畝立てに使う鍬、収穫用の鋏に植え付け用のスコップ、畑仕事に欠かせない帽子、手袋、長靴など、これらがあれば明日からでも作業が可能。忘れてはいけない種苗類も総合営農センターや近隣のホームセンター、種苗店などでチェックしよう。鍬。畝作りに◎ 三本備中鍬。畑を耕す時に便利 芽切鋏。切れ味鋭くスムーズな収穫が 厚手ゴム手袋。軍手よりも丈夫な作り 麦わら帽子。日射しの強い季節の定番品 カラー移植コテ。苗の植え付けなどに 長靴。マムシ対策にもなる 北部と南部で標高差のある高槻では、その気候や土質の違いにより、各地で個性的な農作物が育てられている。標高300mの場所で無農薬・無添加で作られるしいたけ、江戸幕府への献上品でもあったしろうり、屋外で栽培される露地イチゴ、糖度の高さが自慢のトマトなど、高槻の地野菜は意外と多い。一つのまちでここまで地域ごとに野菜の特徴が出るのも、高槻ならではと言えるだろう。推奨スタイル 日射しや虫刺され予防のため、夏であっても風通しのよい長袖・長ズボンがおすすめ。帽子、手袋、長靴もマストで用意したい。首のタオルは熱中症対策にも 服部しろうり 江戸時代からの伝統を持つ高槻のブランド野菜。頂部が細くくびれていることと、シャキシャキとしたさわやかな食感が特徴。家庭菜園での栽培は難しいので朝市などで購入を。「酒粕を使った富田漬が一般的ですが、浅漬けやサラダ、甘酢あえの食べ方もおすすめですよ」服部しろうり生産部会 会長 森本秀次さん 三箇牧トマト 三箇牧地区でハウス栽培されるトマト。10~6月に収穫でき、最も旬とされる1~3月のものは糖度7以上にも。甘味と酸味が両立し、コクさえも感じる逸品は朝市でも大人気。「冷蔵庫だと糖度が下がるので常温のまま食べてください。意外とすき焼きに入れてもおいしいです」昔ながらの味がする大玉はさわやかな酸味が特徴 三箇牧トマト部会 会長 木村正次さん 高槻産原木しいたけ 市北部で作られる肉厚のしいたけ。原木栽培によりしっかりとした歯応えと香りのよさを実現。「高槻しいたけセンター」では、もぎ取り用として3種のしいたけが作られる。「オーブンで焼いて岩塩で食べれば、旨味と香りをダイレクトに感じられます。年中楽しめるのでぜひ!」 高槻椎茸部会 会長 渡邊美広さん 淡泊な味わいのしいたけは岩塩で食べると旨味倍増! 阿武野のイチゴ   市西部の阿武野地区で、米の裏作として昭和40年ごろから盛んに作られ始めた。当初はハウス栽培が中心だったが、現在は露地栽培が主流に。収穫期間が短く、主に市内の朝市に流通する。「収穫期間は4月下旬から5月下旬まで。阿武野の水はけのよい土が甘味たっぷりのイチゴを育みます」阿武野農産物生産直売研究会向井榮三さん 高槻市内のみ流通する貴重なイチゴは朝市で

dayslist