どっちもたかつき:あれもこれもが叶う街、高槻に住もう!

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column#11 街が子どもたちを守り、子どもたちが街の未来を守る。〜防災意識の高い街づくりをめざして〜

2015年は、阪神・淡路大震災からちょうど20年という節目の年。自然災害に対する備えの大切さは、その恐ろしさを知っている人々によって、次の世代へと伝えるべきものだ。東日本大震災の被害を目の当たりにして、全国的に防災に関する意識は高まりつつある昨今だが、いざ自分の住む街で自然災害が起きたとき、果たして私たちは的確な行動を取ることができるだろうか。そして、備えることの大切さを子どもたちへ伝えることができるだろうか。

今、高槻市の小・中学校では、災害の経験と教訓を学びながら、被災時にも自分で考え行動できる力を身に付けるために、子どもたちが防災について学んでいる。2月1日に高槻現代劇場で開催された「防災シンポジウム」は、家族で、地域で、防災について話し会うきっかけとなった。

全国的に「防災学習」に力を入れる学校が増えている中、市の防災教育研究委嘱校に指定されている市立第八中学校、磐手小学校、奥坂小学校を中心に子どもたちへ防災に対する意識や命を守り、助け合うことの大切さを教える教育が進められている。シンポジウムでは、それら小中学校の児童・生徒代表が2014年8月に東日本大震災の被災地である岩手県大槌町で学習した成果や、生徒たち自身の考えを発表する機会が設けられた。実際に被災した場所を訪れ、被害に遭った方々の話を聞いて、彼らには多くの気付きがあり、今まで意識することのなかった「防災」というものに関心を持つきっかけになったという。こうした発表の場は、子どもたちだけでなく、彼らを見守る大人たちにとっても大きな意義を持つ。市内にある関西大学社会安全学部の河田惠昭教授による基調講演や、高槻市長も参加したパネルディスカッションでは、学校、地域、行政がともに防災へ取り組むことの大切さなどについて活発な意見交換がなされた。


高槻市のこうした防災への取組は、市民参加のイベントだけでなくハード面の整備にまで及んでいる。2010年に完成した古曽部防災公園は、本市初の本格的な防災機能を兼ね備えている。大地震などの災害発生時には、周辺住民が延焼火災から逃れるための避難地としての機能と全国からの救援物資等を受け入れ、供給を行う総合的な物流の機能を備えた北部総合防災拠点となる。また、2019年の第1次開園を予定している「安満遺跡公園」も、市街地に隣接したオープンスペースを活用し、周辺地域の避難地としての機能に加え、災害時にボランティア活動を行うための救援活動拠点や応急仮設住宅が建設できる避難生活の場としての整備が計画されるなど、市民を守るためのさまざまな施設・設備がさらに整えられつつある。

街が子どもたちを守り、そして子どもたちが街の未来を守っていく。そんな街づくりをめざすことが、豊かな街の発展につながるのではないだろうか。

【古曽部防災公園】
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/kurashi/kiban/koen/daihyo_koen/1328753035764.html

【安満遺跡公園】
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/kakuka/toshi/amaiseki/index.html

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