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平成29年度第2回高槻市緑地環境保全等審議会会議録

1.会議の名称

平成29年度第2回高槻市緑地環境保全等審議会

2.会議の開催状況

日時

平成30年2月5日(月曜日) 10時00分~12時00分

 

場所

高槻市役所 本館3階第2委員会室

 

出席委員

9人

 

傍聴者

なし

3.議題 

1 みどりの基本計画の進捗状況について

2 敷地接道部緑化の推進について

3 その他

4.資料名

資料1-1 高槻市みどりの基本計画(改訂版)概要版

資料1-2 高槻市みどりの基本計画の進捗状況について

資料1-3 施策別事業進捗状況一覧 

資料2    敷地接道部緑化の推進について

資料2参考資料1 高槻市民間施設緑化指針(案)

資料2参考資料2 高槻市公共施設緑化推進要領(案)

 

5.担当課名

産業環境部 環境緑政課

審議等の内容

1.開会

  • 審議会の成立を確認(委員総数10名中過半数を超える9名出席)
  • 傍聴者の有無を確認(傍聴者なし)
  • 資料の確認
     

2.案件

(1)みどりの基本計画の進捗状況について

(事務局)

【みどりのまちづくりの目標1、2について説明)】

(会長)

事務局からの説明について意見や質問はあるか。

(委員)

目標2や目標4でアンケート調査を行っているとのことだが、調査の概要を教えていただきたい。また、資料1-2の5ページの基本方針にある、みどりの人づくりの未実施の理由、みどりの創造の中にも1つあるが、理由があれば教えていただきたい。

(事務局)

アンケートの調査は昨年8月から9月にかけて、本市と関西大学との協働で実施したもので、市内全域の18歳以上の市民を対象に2000名を無作為で抽出し、郵送による調査で行った。有効票は1196票であった。基本指標2については、高槻市には身近な生活環境に水やみどりのうるおいがあると思いますかとの問いに対して、そう思う、ややそう思う、あまりそう思わない、思わないの4つの回答項目を設定した中で、そう思う、ややそう思うと回答された割合を指標の結果として算出している。

2つ目の質問については、資料1-3の11ページの施策番号51のオープンガーデン制度の導入等が該当すると思われる。オープンガーデン制度については、今現在未実施ではあるが、この制度は事業者に緑のスペースを作ってもらい、街角緑化を行ってもらう制度である。この街角の緑を事業主の方に行ってもらうことで、市民が身近に緑を感じてもらうことができると考えられる。現在、本市としては、まだオープンガーデンというところで、先進都市の事例を研究する段階になっている。今後は、そういう事例を研究しながら実施に向けて検討していきたい。

(委員)

資料1-2、基本指標1-2の緑視率は、地表1.5mの高さで撮影した写真で算定し、調査方法が明確であるが、アンケート調査に関しては、調査する機関によって数字が異なったりする場合もあるので、信憑性については、疑問視する部分もあるが、1196人の方が回答したことを考えれば、それなりの関心度は感じられる。

平成22年度の実績から減少していると考えた時に、平成33年に85%の目標達成を実現するためにも、しっかりと取り組んでもらいたい。

そして、基本方針4の中に、みどりの人づくりという表現をしており好感がもてるのだが、ハード面の整備も重要だが、市民一人ひとりの意識改革、心にみどりを植えるというような周知が重 要だと思う。市民の中には、みどりの基本計画を知らない人もたくさんいる。こういった事業があるという意識を市民の人に持ってもらう施策も必要で、人を作っていくということを目標にしてもいいのではないかと思うくらい、重要なことだと考えている。

(委員)

最初に審議会に出席した時に、みどりの基本計画の認知度について尋ねたが、認知度はあまり高くないとの返答を受けた。その後、2年経って、みどりの基本計画自体の認知度を上げる行動をしたのか、したのであれば、具体的にどのようなことをしたのか、あるいは今後する予定であれば教えていただきたい。

目標の市民協働を達成しようとするならば、高槻市がみどりの基本計画に基づいて、このような活動を市民とともにやっていくという部分を広く周知していくことが、目標達成には重要だと考える。

(事務局)

みどりの基本計画自体の認知度を上げる取組に関しては行っていない。緑が重要だという意識を持ってもらう点については、都市緑化フェアを毎年10月に実施しており、そこで、4000名程度の来場がある。各団体の催し、花の提供やみどりの写真コンクールを実施するなど、高槻にみどりがあるという意識啓発を行っている。

(委員)

各家庭にこのみどりの基本計画を1冊配ってはどうか。費用の面もあるが、この計画自体の認知度を上げるという点でもぜひ検討いただきたい。

(委員)

計画の認知度を上げることも重要だが、このような計画があるというだけでは、人が緑に対して行動を起こすということには繋がりにくいと思う。人が行動するような工夫が必要であり、費用をかけるのであれば、計画書を配るのではなく、人が動くような部分に費用を使った方がよいのではないか。

(委員)

資料1-2、基本指標2の速報値が低下しているが、確定値はいつ分かるのか。

(事務局)

確定値については、市民生活相談課で実施しており、今年度末には算出される。

(委員)

確定値が分かれば、知らせてほしい。

みどりの基本計画(改訂版)策定時のパブリックコメントにおいて、市民意識アンケート結果について、市内のみどりの量が多いと感じる割合が、改訂前と後では、59%から38.5%へ低下している点を指摘されている。現時点で、この数値の低下について、何が原因だと考えているのか。

(事務局)

今回のアンケートも含めて、アンケート自体が単年度の結果になっており、原因分析についてはまだ判明していないので、今後の経過について注視していきたい。関連施策についても、さらに推進を進めていきたい。

(委員)

ぜひ注視して分析をお願いしたい。

意識調査の中で、みどりで連想するものは何かとの質問について、公園緑地が一番多い45.5%だが、それに続いて、北部の山々となっているが、高槻駅の北東地区や摂津富田駅の北側でも高層マンションの開発が進んでいる。他にも新名神のインターチェンジの工事もあったが、環境に携わる部署として、緑の減少に歯止めをかける役目を果たしていただきたい。

説明の中で、営農困難な農地が増えていると記載があり、生産緑地が減少していると書かれているが、国が指定要件を緩和したと資料1-3、4ページの13にある。ぜひ高槻市でも早急にその問題に対処する点と農林課でも農業を支援できる施策をぜひ進めることを要望する。

 

(事務局)

・案件説明【みどりのまちづくりの目標3,4について説明)】

(会長)

目標1~4の全体の内容について議論をお願いしたい。

(委員)

安満遺跡公園と城跡公園の再整備の記載があるが、それらの緑化を推進するためには、市民との協働した取組が必要になる。一方で、資料1-3の8ページの36番では、今城塚古墳公園、ハニワ工場公園等で剪定や芝刈等に費用がかかっているとあるが、安満遺跡公園は今後、市民と共に育て続ける公園とコンセプトにしているので、既存の公園も含めて、これらを進めていってほしい。いましろ大王の杜でのクリーンアップの際は、多くの市民が集まっている。この点、文化財課と連携して協働の取組を推進していってほしい。

(関係課)

安満遺跡公園の市民協働等については、市民と共に育て続けることを公園のコンセプトにし、整備を進めている。その中で、昨年4月に発足した市民活動組織の安満人倶楽部が中心となり、様々な市民活動の取組を進めている。計画地周辺でクリーンアップ作戦等も実施している。

樹木の剪定などの植栽管理については、高所作業、機械による作業などの専門的な作業を伴うことから専門業者による管理が必要だと考えている。しかし、クリーンアップ等の日常的な軽易な清掃等については、いましろ大王の杜などの活動を参考にして、安満人倶楽部を中心に市民の協力を得ながら安心して過ごせる快適な公園作りを進めていきたい。

(委員)

可能な範囲で努力をお願いしたい。遺跡や森林は、市民の協力を得やすい分野であり、そうしてこそ愛着を持ってもらい、いいものになっていくのでよろしくお願いしたい。

(委員)

基本指標3の市民一人あたりの公園面積の数値が少し上昇しているが、具体的にどういう取組をしたのか。そして、安満遺跡公園が整備された場合に公園面積がどのくらい上昇するのか。

(関係課)

平成22年以降の公園面積の増加としては、平成23年に摂津峡公園を約5ヘクタール拡張したほか、新規に開設した主な公園としては、白梅町の弁天公園、芝生第2、3公園、前島濱公園などがある。

(関係課)

安満遺跡公園の公園面積を一人当たりの面積に換算すると、こちらの公園は20.9ヘクタールの整備を計画しているので、約0.57~0.58平方メートルが上昇する。

(委員)

計画を作成するのが目的ではなく、作ってそれを最終的にどのように目標に到達させるか各課が共通意識を持って取り組んでいってほしい。

アドプトロードのような市民協働の意識を市民が持つことによって、ゴミ拾いを行った際でも、緑が横にあり、そこから緑化の意識を持つこともある。

安満遺跡公園の安満人倶楽部のように、市民と共に作り続ける公園というコンセプトがあって、緑化に限らず、市民と行政が一緒になって行う意識を事務局に持ってもらい、目標達成に向けて努力してもらいたい。

(委員)

改訂の中で計画を作成するだけでなく、PDCAサイクルを持ち込んで、今回はその中でチェックを行ったわけだが、チェックをして終わりではなく、PDCAの中で、アクション、プランに結び付けていかないといけない。この計画の目標は平成33年までで、残り4年の中で、どういうアクションに結び付けていくのかという議論のきっかけにするのが今日の審議会だと考える。

最終目標の達成にむけて、やるべきことの提案や指摘が出たと思う。その指摘は、いわゆる施策の内容を達成できたかということだけでなく、アウトカムを把握して、それにむけて努力していくべきだろう。

目標達成にむけては、市民がごく自然に何かやろうと思わせるようにアウトプット目標ではなく、アウトカム目標を設定しないといけない。単に、面積や緑視率の数値を増やしましょう、協働でやっていきましょうなどの呼びかけだけでは市民を動かすのは困難。

アウトプットで面積を増やすのは予算を投入したら増えるもので、アウトプットの結果、どういうアウトカムが市民にもたらせるのかを見える化をして、それを市民に提示することが重要。

そうでないと、市民の参画と協働でやっていくムーブメントは起こらない。そういう仕組みを使って、市民の一体となったムーブメントを作ることができれば、高槻市自体が、今後は人口も減少して、都市間競争の時代になった際に、高槻市の魅力がより浮き上がり、他市との都市間競争に勝ち残れることに繋がると考える。

つまり、参画と協働で活動するということは、行政のためにやるのではなく、市民に還元されることなのだと明らかに分かる様な指標設定が必要。

ヒントはみどりの基本計画の30ページの中に、緑を増やすということは、市の総合計画に設定されて、以下の目標の達成に寄与するとある。緑を増やすだけでなく、安全、安心、子育ての環境やコミュニティがこれだけ強くなると言っている。そういった繋がりを説明できる目標設定をきめ細やかにすることが今日の議論の鍵だと思う。

今回、このチェック表が出てきたが、このチェックをした上で、事業の課題や今後の取組が出ているが、今後の取組については、今までのことを継続してやるのではなく、そういった取組が市民の暮らしの向上にどのように繋がるのかを目指しながらやるのかの設定を各事業の中で行う考え方の導入が必要だと思う。

その結果、各施策がアウトプットを出せばいいのではなく、それがどのようにアウトカムに繋がるのかを意識しながら施策をやることだけでもやり方が変わってくる。各課が集まって作成した施策をチェックしたので、その後どのように取り組むのか、今後継続する際に、どのようなアウトカムの達成に向けて各課が取り組んでいくのかの検討が必要だと考える。

(事務局)

みどりの基本計画自体が市全体の街づくりに影響しており、全庁的に取り組んでいるので、今後もそのような角度からも計画の進捗を進めていきたい。

(委員)

資料1-2、基本指標2について、水や緑の潤いがあると感じる市民の割合についての部分で思いつくのが、高槻市だと川久保あたりで、水源の森は日本でも100選に選ばれている場所もある。資料1-3、3ページ施策番号9にもあるが、自然公園にもなっている。例えばこのような場所を歩けるように整備し、市民にPRすれば、魅力もあり身近に感じる人もいると思う。

それに関連して、1ページの施策番号1で、松枯れ、ナラ枯れの被害がピークになったとあるが、大阪で高槻が最初にナラ枯れの被害になって7~8年経つが、新たな発生は落ち着いてきたと実感している。

一方で、7~8年の間で枯れた木がそのままの状態であるという場所が多くあり、新たに枯れた木を対象にしているとあるので、事業のあり方を検討する時期だと思う。枯れたままの木や枯れなかったが太った木で台風の時に危険な木がそのまま残っているので、この見直しの中で、新たな発症を防ぐよりかは、残っている危険木等も検討した方が良いのではないか。 

(関係課)

松枯れ、ナラ枯れは、国、府、市が協働で取り組んでいる案件になる。国の方も新たにピークになった箇所に重点的に予算を投入していくこともあり、今後は少し見直しを考えていくことで記載した。

一方で、ナラ枯れしている木は、危険性もあるため、大阪府では森林環境税を使う中で、道路沿いの危険木の撤去などもされている。指摘の点は理解しており、今後の施策の参考にしていく。

 

(事務局)

・案件説明【敷地接道部緑化の推進について】

(会長)

今の説明について、意見や質問はあるか

(委員)

スライドNo4,6で、民間施設基本緑化率の基準では、例えば、住居施設の一戸建ての宅地面積のうち、空地の面積の概ね20%以上とあるが、参考資料1の4ページとスライドNo6に記載があるのは、屋上緑化、太陽光パネル等があって、空地に置くものではなく、建物の上に置くものなので、そこの兼ね合いはどう解釈するのか。

(事務局)

スライドNo4の基本緑化率については、スライドNo5の(1)「基本緑化率による緑化面積の確保」という項目に、開発の際に必要な緑化面積として、この基本緑化率を確保してもらうと考えている。

地上部については、必要な緑化面積を確保してもらうのではなく、必要な緑化面積をどういった種類で補うかは各事業者で決めて緑化をしてもらうと考えている。

地上部で三分の二以上を確保してもらうとなっているので、残りの三分の一については、太陽光パネル等で緑化することも可能と解釈してもらいたい。

(会長)

今回の議論は、敷地接道部緑化の推進ということで、新たな指針を作るということでよろしいか。そして、指針に基づいて行っていくのか。

(事務局)

指針に基づいて行っていく。

(会長)

敷地接道部分の緑化指針を今回作ると説明があったが、これについて意見や質問はあるか。

(委員)

敷地に緑化する植物について、種類の指定はあるのか。

(事務局)

樹種について特に指定はない。高木、中木、低木などの樹種の高さの指定はある。

(会長)

他に意見等はあるか。

(委員)

敷地接道部に高木を植えることは、道路側への落葉が後々問題になることもある。それの掃除まで指導したほうがよいのでは。

(事務局)

落ち葉等の問題は、接道部に植栽するとなると、出てくると想定はしている。その点については、関係課と調整を行い、参考資料1の7~8ページに、道路から1mのセットバックを行う配慮と、8ページの網掛けの部分では、公共汚水桝に落葉が入って詰まる問題、施設管理者への維持管理について文言を付して接道部の緑化を行ってもらうよう対応していきたい。

(委員)

以前テレビ番組で、田園調布という街は非常に緑視率が高く、それは、道をカーブさせて、分譲することによって、カーブの緑が全て目に入ることから、緑豊かに見えるとのことであった。スライド11を見ると、高槻市は道路が直線なので、直線で絵を描いているが、多くの建物がデザイン的に凝ってあり、曲線を多く使って緑化とかをする可能性があると思う。道から1mや3mを離してしまうことで、曲線になると、直線の道に沿い、状況によって変わることがあるが、その場合は状況によって考慮されるということで良いか。

(事務局)

曲線の場合は判断するのが難しい部分であるが、今後運用する中で検討していきたい。

(会長)

この案件は、議決事項なのか、報告なのか。

(事務局)

この議案は、報告案件です。

(会長)

報告案件なので、是非は問わないが、他に意見等はないか。

無いようなので、議題3の「その他」について説明をお願いしたい。

(事務局)

以上で審議いただく案件は終了となるが、配布物の説明をすると、A3カラーの資料があると思うが、右側が保護樹木、左側が花苗の配布事業について。高槻デイズ2月号に掲載した記事になる。特に保護樹木の記事については、前回の審議会において、市民に周知を図るべきとの意見があったので、今回このような形で反映していることを報告させてもらう。

(会長)

他に全体で意見はあるか。

(委員)

目標の進捗状況を見ると、伸びている部分と伸びていない部分が分かれているが、アンケートの部分で指標を見ると、今までの推移があると、どのくらい振れているかが分かると思う。

目標値に達していない項目がいくつかあったので、分析ができておれば、より効果的な数値が出ていると思う。

(会長)

意見も尽きたようなので閉会とする。

お問い合わせ先
高槻市 街にぎわい部 農林緑政課
高槻市役所 総合センター 9階 
電話番号:072-674-7402
ファクス番号:072-675-3133
お問い合わせフォーム(パソコン・スマートフォン用
※内容によっては回答までに日数をいただく場合があります。

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