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平成28年度第3回高槻市緑地環境保全等審議会会議録

1.会議の名称

平成28年度第3回高槻市緑地環境保全等審議会

2.会議の開催状況

日時

平成28年10月28日(金曜日) 10時00分~12時00分

 

場所

高槻市役所 本館3階第2委員会室

 

出席委員

8人

 

傍聴者

なし

3.議題 

1 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案について

2 その他

4.資料名

資料1 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案

資料2 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案の構成

資料3 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案の主な見直し点

5.担当課名

産業環境部 環境緑政課

審議等の内容

1.開会

  • 審議会の成立を確認(委員総数10名中過半数を超える8名出席)
  • 傍聴者の有無を確認(傍聴者なし)
  • 資料の確認
     

2.案件

(1)高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案について
(事務局)
・案件説明【資料2 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案の構成、資料1 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案 序章、第1章、第2章】

(会長)
事務局の説明について意見や質問はあるか。

(委員)
ヒートアイランド対策の中で、地球温暖化という言葉が使われているのが気になった。日本海側の豪雪などの現象も広い意味での地球温暖化が起因しており、国連の持続可能な開発目標や環境学会では、昨今はより正確を期して「気候変動」という言葉に置き換わりつつある。上位計画や法律ではまだ「地球温暖化」という言葉が使われているが、その議論はあったのか教えていただきたい。

(事務局)
現在はまだ「地球温暖化」という言葉が一般的に使われている状況である。みどりの基本計画では、市民の皆さんに理解してもらうことが重要なため、記載場所や前後の文章の流れの中で文言を見直していきたい。

(会長)
素案23ページに「地球温暖化対策計画(国)」と書いてあるが、これは国の対策ということか。

(委員)
おそらく気候変動枠組み条約と日本語訳も変わってきている、Climate changeというふうに。

(会長)
個々の名称の確認も踏まえて、文言のチェックをお願いしたい。

(委員)
枠組み条約の日本語訳が変わってきているので、今後国の文言も変わってくると思う。計画の中ではそうであるが、説明文の中でも用語が置き換わってきているものを考慮してほしい。

(事務局)
名称などは変えられない部分があると思われるが、より理解しやすい観点からも検討していきたいので、委員の皆様の意見をいただきたい。

(会長)
素案23ページの「地球温暖化対策計画」ではヒートアイランド対策のことが書かれている。地球温暖化対策とヒートアイランド対策との関連が少し分かりにくいのではないか。ヒートアイランド現象は、地球温暖化の前に話題になっていた。この項目の中で地球温暖化対策というのであれば、気候変動も含めて違う対策があるのではないかと感じる。言葉の整理とあわせて検討いただきたい。

(委員)
地球温暖化対策は、二酸化炭素の排出量コントロールを目的とした炭素を蓄積する健全な森林の育成であり、ヒートアイランド対策は、市街地で緑を植えてアスファルト面が高温にならないようにするなど、局所的な対策である。
委員としても違いを認識して使い分けをする必要があると思われる。

(会長)
素案2ページの序章に挙げられた、5点の「計画の見直し点」について、第2章までで具体的に反映されている部分はあるのか。

(事務局)
素案2ページの5点の見直し点については、主に第3章から第5章の内容に反映している。なお、第2章の24ページから26ページに挙げた4点の「みどりに関わるまちづくりの課題」は、施策の実施状況から見えてきた課題や市民アンケートの意見等を反映しており、その課題を踏まえて第3章から第5章で内容を反映させている。

(会長)
第2章までの説明については、これでよいか。

(委員)
素案13ページの1行目に「イノシシ、シカの食害を受けている」という文言がある。従来から農林業被害はあったが、最近は農林業の被害に止まらない。山の植生種の減少や生態系に関わる影響の実態が伝わる文言を盛り込んでもらいたい。また、4行目に「林業の低迷や後継者不足による下草刈りや間伐」という文言もあるが、現状はほとんど植林しないので下草刈りが必要なところが少ない。それよりは成熟しきった木を切って利用してもう一度植えることや、切った後にまた芽を吹き出すという利用・更新の視点がないのが気になる。

(会長)
委員の発言にも関連するが、森林の健全化に向けた対応、二酸化炭素の吸収源である森林を活性化していくという文言に変えたらどうか、また、イノシシやシカの食害については、森林の天然更新がしにくくなっていたり、植生の衰退によりチョウなどの昆虫にまで影響が出ているので、どこかでそのような文言を入れたらどうかという意見だった。検討していただきたい。
特に意見がなければ、第3章以降の説明を受けてから第1章、第2章も含めた全体の意見をいただきたい。

(事務局)
・案件説明【資料1 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案 第3章、第4章、第5章】

(委員)
農地は、ヒートアイランド現象の緩和に貢献している。緑と水を利用して、芥川をもっと日常的に市民が利用できるようにするなど、将来的に何をどうするかについて記載したらいいと思う。

(会長)
素案41ページの河川水辺の保全・活用について、網羅的に書いてあるので、もう少し象徴的な表現を入れたらどうかという発言だったと思われる。
第4章で追加の説明は受けたが、割愛したものはないか。

(事務局)
【割愛した項目について資料3及び現行計画をもとに説明】

(会長)
意見はないか。

(委員)
素案42ページの保護樹木について、高槻の保護樹木は30本ほどであるが、「高槻の古木」という冊子には、古木は100本ほど挙げられている。資料が古いので枯れたものも多いと思われるが、自然遺産として、またシンボルツリーとして積極的に古木を保護樹木に指定して残していってもらいたい。指定の名盤ももっとよくして、市民が緑を好きになったり緑に親しむきっかけになるためにアピールしてほしい。
保護樹木は平成23年の指定が最後だと思われる。毎年10本くらい指定を増やしたらどうか。

(会長)
要望も含めてのご意見だが、事務局の考え方の説明をお願いする。

(事務局)
保護樹木については、この緑地環境保全等審議会で指定することとなっている。
「高槻の古木」は、昭和50年代の本であるため、現在は古木の状況も変わっていると思われるが、古木や地域に愛されている樹木も指定していきたいと考えている。
保護樹木のパンフレットは、あまりきれいなものではなく、予算の関係で印刷発注は難しいが、広報誌が2年ほど前からカラーになったので、緑の写真を多く載せてもらうようにしている。高槻市の緑のすばらしさの発信も含めて、保護樹木の指定を進めていきたい。

(委員)
保護樹木は、昭和の最後くらいの全国的に開発が進んだ時期に貴重な古木を守るという考え方から指定されてきたと思うが、それから30年くらい経過している。これから新たに古木を探して指定することは難しいと思われる。更新の考え方も取り入れて、いい場所に若木を植えて、それを大事にしていこうというような、守るというより育てるという積極的な取組があってもいいのではないかと思う。

(会長)
高槻らしさや地域を象徴とするシンボルツリーをどう作っていくか、また、高槻の古木が100本あるのに保護指定樹木が30本しかないので、できたら保護樹木を増やすことを検討してほしいという意見だった。

(委員)
素案40ページに、市民のニーズを踏まえた公園づくりとあるが、近年は花粉症の方も多いため、原因となるスギの木を減らすようにしてもらいたい。
山に植えられているスギについても、需要があるか疑問であるし、公共の場所には、スギの木を植えないように要望する。

(委員)
私が中学生くらいのときに一番成長しやすいスギが植えられた。当時は禿山が多かったため、役所から苗木をもらって植えたりした。成長して立派な木になっているが、今は売れないし、出荷するだけで赤字になるため山の手入れも悪くなる。三好山も3年前から展望をよくするために木を伐っているが、スギと雑木ばかりである。山を持っていてもお金がかかるばかりの状況である。

(会長)
森林に対する課題が多くあるということは、よく分かった。
そのあたりも踏まえて表現してもらえればと思う。

(委員)
素案44ページの緑化重点地区について、4点教えていただきたい。
1点目、緑化重点地区の意義はなにか。努力目標としては分かりやすいが、どういうオブリゲーション(義務・責任)が発生するのか、また、他の施策に対する影響はあるのか。
2点目、緑化重点地区を定める手続きはどのようなものなのか。
3点目、大きなエリアが面で指定されているので、住宅街や商業施設を含めて民地への影響はどうなのか。
4点目、北東地域の地図が、円で囲っているのが雑ぱく過ぎるので、精査してもらいたい。

(事務局)
緑化重点地区は、みどりの基本計画で指定するという手続きになっている。緑化重点地区は、市内の緑のまちづくりをすすめるうえで、市民の皆様に緑に親しめる場所や、緑を増やして緑のすばらしさを伝えていける場所を指定しており、それぞれ市町村によって違っている。高槻市では、駅前周辺や城跡公園などの人通りが多く歴史文化があるところに重きを置き、緑化重点地区として緑を増やしていきたいと考えている。そしてさらに緑化重点地区を増やして市民の意識を高めていくという考え方である。民地に対する影響については、地区指定しても特に強制的な影響はない。ただ民地が大部分であることから、市民協働・連携して緑化を図っていく必要がある。区域については、平成10年の当初の計画では城跡公園周辺のみであったが、現行計画の策定時に、けやき通り、みずき通り、JR高槻駅北・北東地区を指定拡大している。北東地区については、駅前の開発もあり、人の多いところの緑を増やすよう区域を設定するということであった。

(委員)
緑化重点地区は、みどりの基本計画の改訂について審議していくうえで進めるという手続きだと理解した。シンボル的な城跡公園周辺地区などの強化は良いことであるが、地域に住んでいる人に具体的にプラスのイメージを与えるメッセージを出してもらいたい。
北東地域については、やはり他の地域と比べて漠然としすぎているので、精査してもらいたい。けやき通りとみずき通りについても、市役所も範囲に入れて一緒にがんばることをアピールするなど、線引きを検討してもらいたい。

(委員)
緑化重点地区の境界を明確にすることには賛成である。可能性のあるところは、広めにした方がいいのではないか。
緑化重点地区を緑化モデル地区に変えるのなら、明確にモデル地区として提示したほうがいいのではないか。事業の展開で、最初は緑化重点地区としてハード整備から始め、その後、市民協働での管理をしていくモデル地区にするような考えなのか、そうではなくて、全部モデル地区として他の地区が真似るようにするのか、名前を変えるのならなぜ変えるのか意識して進めていただきたい。

(会長)
素案43ページの基本的な考え方の上から2行目の、今後は「緑化重点地区」を緑化モデル地区とし、とある部分が、名称変更につながるのか、モデル地区事業として取り組んでいくことをこう表現しているのかということも含めて説明していただきたい。

(事務局)
緑化重点地区を指定して取り組んでいるが、市民にも認知されていない状況である。城跡公園周辺が核になっているので、現状の施策の進捗状況も踏まえ、位置づけを明確にすることで、緑化がいいということを市民に啓発するという意味で、モデル地区と記載している。また、今後より施策を充実させていくという考えも含んでいる。

(会長)
緑化重点地区という文言はそのままで、城跡公園の再整備地区などはモデル地区としてすすめ、北側については、まだモデル地区になっていないという意味か。

(事務局)
名称変更はせず、緑化重点地区はそのまま使用することを考えているが、緑化モデル地区としてという表現は誤解を招くので修正する。市民が、緑化重点地区を「ここは緑が多くてすばらしい」と感じるモデル地区にしたいという意味で記載している。
緑化重点地区の範囲は、いただいたご意見を踏まえて事務局で検討する。

(委員)
緑化重点地区の中で緑化施設を定め、固定資産税が減税できるようなものがあったような気がするので、境界は定めておいた方がよい。関大キャンパスなどは、そういう動きをするかもしれない。対象範囲は2500分の1くらいの地図で定めておいた方がいいかもしれない。

(会長)
緑化重点地区という名称は、みどりの基本計画の制度にのっとった名称なのか。

(事務局)
そうである。

(会長)
名称は変えられないということである。

(委員)
素案43ページに緑化重点地区が出てくる前に、緑化重点地区とは何か、どれくらいの面積か、どの区域が、どこでどう決められているか、今後どういう条件なら増えるのか、などの説明が必要である。

(事務局)
緑化重点地区の範囲も含めて、市民に分かりやすく、内容をもう少し膨らませた形で修正したい。

(会長)
緑化重点地区については、市民にもう少し分かりやすい説明を加えるということでお願いする。
他に質問はないか。

(委員)
素案39ページの1項目目について、森林の多面的な機能発揮には、人工林の間伐だけでは十分でないため、森林全般の整備が必要であることにも言及してもらいたい。
第2章の25ページの防災のところに森林が入っていないので、27ページと整合を図るためにも入れたほうがいいのではないか。また、27ページの2段目、みどり豊かな環境の中で子育てができ、防災など安全・安心なまちづくりのカテゴリーの健康・文化・レクリエーション機能の中だけ森林が入っていないが、東海自然歩道の原からポンポン山のルートも曜日を問わず多くの市民が健康やレクリエーションを求めて森林を利用されているので、あえてここだけ森林を抜くことはないので入れてほしいと思う。

(会長)
森林の多面的機能で防災の強化、レクリエーションの強化であるとか、都市に位置する森林の特色を踏まえた表現の仕方を考えたらどうかという意見だった。事務局の考え方はどうか。

(事務局)
ご指摘を踏まえ、文言の追加という形で修正する。

(会長)
その他意見はあるか。

(委員)
2箇所の削除した項目については、完全になくなってしまうのか、それとも別のところで別の方法でカバーするのか。

(会長)
施策をどのように見直し、このようになった、というふうに説明していただきたい。

(事務局)
削除の内容によって、他の部分でカバーできると判断している部分と、完全に施策そのものが現在ないというものがある。まず、資料3の13ページの上から3つ目の項目は、生垣の助成制度がなくなったので削除している。6ページの上から2つ目の項目については文章的に理解が難しいので削除したが、これは他の部分の説明で対応できていると考えている。9ページの1-3 河川・水辺などの保全・活用の基本的考え方の中のため池の整備については、下水道の整備が進んだので整備に関する記述は削除しているが、保全については他の項目で記載している。

(委員)
資料3の7ページの上から3つ目、周辺環境に調和した土地利用は、何を狙っていたのか。

(事務局)
現行計画の40ページの一番下の項目については、風致地区で一定の行為をする場合は風景的なものの保全があるので、それを指しているのではないかと思うが、次回、整理して回答する。

(委員)
森林などで廃棄物の不法投棄が問題になった時期がある。その関連で土地利用の健全化が記載された可能性もあるのではないか。

(委員)
2つ上の項目に、風致地区の指定などの土地利用を図ります という文言があり、同じようなことを言っているので整理しただけなのか。

(会長)
正直なところ、質問が出たように表現が曖昧なので削除したというところと思うが、いかがか。

(委員)
6ページの削除項目について、シカ・イノシシの農林業被害の拡大と野生生物の保護を図るというところに矛盾があると思うが、先ほども森林の生態系を守らなければならないという意見があった。野生生物保護というだけでなく植物が食べられてしまうというような健全な森林の生態系を守るという意味では、残してもいいと思う。

(会長)
野生生物の保護ではなく森林生態系の保全を図るという表現にすれば、この部分も復活できるのではないかという意見もあったが、施策の見直しということでの削除であり、シカ・イノシシの管理との整合性ということで理解してよいか。

(事務局)
整合を図るために文言を削除した。他の部分でカバーできていると考えている。

(会長)
会長代理の感想を求める。


(会長代理)
論点が絞られたので、次回に今回出た事項をまとめてもらい、審議することでよい。

(会長)
その他、事務連絡も特にないので、閉会とする。

 

資料1 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案(PDF:4.2MB)

資料2 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案の構成(PDF:119.3KB)

資料3 高槻市みどりの基本計画(改訂版)素案の主な見直し点(PDF:589KB)

お問い合わせ先
高槻市 街にぎわい部 農林緑政課
高槻市役所 総合センター 9階 
電話番号:072-674-7402
ファクス番号:072-675-3133
お問い合わせフォーム(パソコン・スマートフォン用
※内容によっては回答までに日数をいただく場合があります。

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