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平成28年度第2回高槻市緑地環境保全等審議会会議録

1会議の名称

平成28年度第2回高槻市緑地環境保全等審議会

2会議の開催状況

日時

平成28年9月29日(木曜日) 13時30分~15時30分

 

場所

高槻市役所 本館3階第2委員会室

 

出席委員

7人

 

傍聴者

なし

3議題 

1 会長及び会長代理の選出について

2 高槻市みどりの基本計画の見直しについて(諮問)

3 高槻市みどりの基本計画の見直しにかかる課題・方向性について

4 その他

4資料名

資料1  高槻市みどりの基本計画の進捗状況について

資料2  市民アンケート結果について

資料3  計画見直しにかかる課題・方向性について

資料4  高槻市みどりの基本計画の骨子案について

5担当課名

産業環境部 環境緑政課

審議等の内容

1開会

 ・ 8月1日改選後の始めての審議会として委員の紹介
 ・ 事務局の紹介
 ・ 審議会の成立を確認(委員総数10名中過半数を超える7名出席)
 ・ 資料の確認
 

2案件

(1) 会長及び会長代理の選出について
(事務局)
・会長選出は委員の互選と定められているが、どうするか。
(委員)
・事務局一任を提案
(事務局)
・事務局案で進めることに異議のないことを確認
・栗本委員を会長に推薦し、全員の賛同により決定(以後の進行は会長)
(会長)
・規則により、会長が会長代理に平田委員を指名し、全員の賛同により決定
・傍聴者の有無を確認(傍聴者なし)
(事務局)
・高槻市みどりの基本計画の見直しについて諮問の後、引き続き審議願う旨説明
 

(2)高槻市みどりの基本計画の見直しについて(諮問)
・高槻市長が諮問文を朗読の後、会長に手渡し
(市長退席)
・案件2の諮問全体について意見・質問がないことを確認


(3)高槻市みどりの基本計画の見直しにかかる課題・方向性について
(事務局)
 【資料1、資料2、資料3について説明】
(会長)
事務局の説明について意見や質問はあるか。
(委員)
アンケート調査に興味深い内容がある。
例えば緑化重点地区の認知度が低いということだが、基本計画自体への認知度は、どうか。
(事務局)
基本計画への認知度の調査を行ったことはない。
緑化重点地区を知らないという認知度なので、おそらく同程度と考えている。
(委員)
市民協働という言葉が良く出てくるが、それにはまず計画を知っていることが前提と思われることからの質問だった。
(会長)
高槻市みどりの基本計画についての市民周知の方法として、例えばホームページに掲載するなどは行っているか。
(事務局)
検索方法などの課題はあるが、見てもらえる状況にはなっている。
(会長)
広報誌などで、緑の基本計画の改訂について広報するなどしているか?
(事務局)
行っている。
(会長)
農地などの拠点の緑に関して、委員から意見はないか?
(委員)
森林の保全は非常に難しいと思っている。かつて木が燃料として利用されていたときは山を手入れしていたが、今は手入れしていないため、雨が降ったら保水せずすぐ流れていってしまう。昔のように手入れしたら保水力は増すと思うが、大変な作業であり、山林の持ち主は高齢化して担い手がいない。農業で利用する水は、雨が降ったときの一時水ではなく山から流れ出す豊富な水である。お金がかかることではあるが、山の整備を少しずつでも進めてもらいたい。森林組合を利用することは出来ないか。
(農林課)
大阪府で森林環境税の制度がスタートしたので、今後大阪府と協力して多面的な森林保全を進めるよう考えている。
(会長)
他の方、何か意見はあるか。
(委員)
資料3の見直しに係る課題方向性について、具体的に教えてもらいたい。
1点目、3ページ目「基本方針1 1-2の公園・緑地・街路樹の整備」で、進捗状況の施策実施上の課題に書いてあるが、この季節になると市民の方から落ち葉の相談をよく受ける。地域からの要望により強剪定するので景観に配慮した樹形にしづらいとあるが、見直しの方向性では特に言及されていない。ここ数年特に近隣の人から「昔はよかったが、年をとってくると落ち葉の掃除が大変になっている」という相談が多い。地域の方が世話をする際、高齢化などに配慮することなどは考えているか。
2点目、「基本方針4 4-2のみどりの活動拠点・支援・人材養成・ネットワークづくり」で、みどりの人材登録制度の創設が未実施とあるが、みどりの人材登録制度とは具体的にどういうことか教えてもらいたい。
(会長)
街路樹の落ち葉等についてとみどりの人材登録制度について質問があったが、事務局の考えはどうか。
(事務局)
環境緑政課としては、緑を増やしていこうとしており、市民意識としても緑があることは癒しややすらぎの効果があると、アンケート結果に表れている。一方で落ち葉の問題があり、清掃などを行政がすべて行うのは難しく、課題となっている。市民に対し、緑がすばらしいという啓発を行っていき、市民に理解してもらいながら緑を増やしていきたいと考えている。
現在、市では、「花と緑のまちづくり講座」を実施して、人材育成を行っている。これは、地域の緑化を推進するため、地域に帰って活動してもらうような内容の講座である。一方、人材登録制度は、講座で技術を身につけた人を登録し、技術を学びたい地域に派遣して需要と供給を結びつけようとするものであり、先進的な取組を参考にしていこうと考えている。
(委員)
人材登録制度については、了解した。
落ち葉については、総論賛成各論反対ではないが、街路樹だけでなく公園の木についても近くの人は強剪定を望むが、その横の人からは惜しむ声が上がる。市民に緑化方針があるなどトータルのコンセプトをもっと知ってもらい、地域や学校との協力など今回の見直しを通して地域とのつながりについて、何か仕掛けを考えられるのではないかと思う。
3点目として、「基本方針3 3-1のみどりのエコロジカルネットワークをつくる」のところで、生物多様性地域戦略を策定すると記されている。生物多様性や地域の持続可能性は国連でも取り組んでいる重要なことであり大阪府も取り組み途上だと聞いているが、高槻市だけで行えることが限られているこの問題について、現状でどう進めていこうとしているのか、具体的な見通しがあれば教えてもらいたい。
(事務局)
ただ今ご質問いただいた具体的な見通しについては、現行計画が策定されたときよりもさらに生物多様性が重要視されていることから、今回の計画に盛り込んでおかないと各所管課の庁内連携で行う対策の推進にはならないので、大阪府の基本政策の具体の策定状況や近隣市町村、国の動向をみながら、高槻市の財産とも言える多くの緑を活かすような形で生物多様性戦略を検討していきたいと考えている。
(委員)
計画の中のスキームとしては、こういうキーワードを入れることによって今後の政策展開の幅が広がるというか、これを根拠に他の具体的な計画に取り組めるということで、ここに入っていることに意味があるというふうに聞かせてもらった。
生物多様性や国連の持続可能な開発目標で、いろいろな問題が出てきている中で、ただ単に種の多様性が守られるというだけでなく、具体的なところで、例えば地域の農業でどのように戦略が生きてくるかとか、個別具体的なところの戦略が煮詰まってきていると思う。国際的には多様性と地域の資源と民意の反映など自己決定が重要視される分野になっている。高槻市では、パブリックコメントなど広く薄く市民意見を反映することはあたりまえになっているが、生物多様性については、農家とか、山の持ち主などステイクホルダーにも加わってもらうことも大切だと思うので、今後を期待する。
(会長)
会長代理、先ほどの落ち葉などについて、何かご意見はないか。
(会長代理)
特効薬はないと思うが、まず言えることは、落ち葉は単なるゴミではないということで、その認識を広めることが重要である。化学肥料のない時代は、落ち葉で作った堆肥は貴重な肥料だった。だから、例えば地域の人が落ち葉を集めて堆肥を作れば、それは地域の資源となるはずであり、それを地域でガーデニングにいそしむ人に利用してもらうというシステムも考えられる。それにエコマネー、地域通貨を絡めていけば、落ち葉の価値認識にもつながるかもしれない。このようなことは、簡単にできるシステムではないが、先ほどの計画に対する認識と同じように、モノに対する見方を変えるきっかけをつくるということも必要である。もう一つは、落ち葉によって具体的に迷惑を被っている方に対するケアも必要であるが、その対応は一律ではないと思う。少しの落ち葉でも、ただ単に落ち葉はゴミのようで迷惑だとしか思っていない人と、落ち葉自体を嫌っているわけではないが、その処理のため自分の体が動かないので本当に困っている方がいるかもしれない。少しの落ち葉への苦情のすべてに行政が対応しなければならないのか、という考え方もあるし、だからといって、独居の高齢者で要介護の方のお宅であるにも関わらず、そこへの落ち葉に行政が何も出来ないというのはあまりに冷たい。このような場合は、落ち葉対策と考えずに、福祉対策と考えれば整理がつくと思う。落ち葉で樋が詰まって大変な状況なのに、それが処理できない高齢者宅があるとするなら、それは福祉の問題として対応するべきだと思う。落ち葉によって社会的弱者が、より被害を受けるというのは避けなければならない。
(会長)
他に何かあるか。
(委員)
小学校の横が自宅だが、フェンス際に植えた桜の落ち葉がたくさん落ちてくる。遠くから来る人は4月の桜がきれいだと思うが、近所に住んでいる者は日々落ち葉の掃除に追われる。
公園は、利用者が当番で日常の管理をしているのでいいが、道路に落ちる落ち葉は、近所の住民が掃除している。
資料3の地域からの要望で、景観のために剪定しづらいとの記述はおかしいのではないか。剪定はしなければならない。
(事務局)
これは、景観に配慮して剪定をしないのではなく、落ち葉対策として強剪定してしまうので、丸坊主ではないが景観に配慮した剪定とはなっていないという意味である。
(委員)
全部剪定ではなくてある程度の剪定はしなければならないということで、文章に疑問を感じたところである。
(会長)
他に何か意見はないか。
(委員)
贅沢病だと思う。多くの人は、山がそこにあり、緑や空気はただだと思っている。東京などでは1時間も2時間も行かないと山にぶつからないが、東京に比べると関西は公園が少なく、半分くらいである。東京から広島に行ったが、広島も山が近くにあり、平和公園などには木を植えている。近隣の人が、「桜がきれいだな」と思うだけでなく、ゴミの掃除をはじめ、面倒を見なければならない。
我々の地域では、服部から塚脇で年2回くらい道路の清掃や木の手入れをしている。山があるから空気がきれいであるとか、意識を変えるようなことを宣伝できないかと思う。今は、山からヤマユリを持ち去るとか、ヤマイモを掘って帰る人もいるので、もう少し意識啓発ができないかと思う。

(会長)
これまでの意見を踏まえて今後の基本計画の骨子案について議論したい。事務局から説明をお願いする。
(事務局)
 【みどりの基本計画の骨子案について説明】
(会長)
基本的に基本計画の見直しの成果品のスタイルは手元にある基本計画の骨子案のスタイルで、全体の骨子は同じような骨子と考えてよいのか。
(事務局)
そのように考えていただいてよい。
(委員)
緑視率の目標で心地よいのは30%以上なのに平成33年の目標は22%となっている。初めから30%は無理なので、現状から考えて22%としているのか。
(事務局)
現状から考えて、平成33年目標は22%で将来的には30%に向けて取り組んでいく。
(委員)
右肩上がりで最終的には30%に向けて進めていくことで理解した。
(会長)
数字が大きくなるのは、例えば樹木の生長を見込むということか、新たな植栽をして増加を見込むということか。
(事務局)
樹木の生長を見込んでいるが、それでは足りないということであれば壁面緑化なども加えて平成33年度の22%を満たしていく考えである。
(委員)
山間部では可能だが、住宅密集地では緑視率20%とか30%は無理ではないか。企業の緑化率は、敷地の全体の面積の5%とか8%とかであったと記憶しているが、現状はどうなっているのか?こんなに高い率では、会社はやっていけないのではないか。
(事務局)
企業の開発の緑地面積は、用途地域、面積、空地面積によって変わってくる。例えば敷地面積が3,000平方メートル以上かどうかでも変わってくる。一律に3%、5%ということではなく、一番多くても15%程度少なくて5%程度であり、それは空地面積に対する率として算出し、開発の際に求めている。
(委員)
建物が建っていない面積に対して率を定めているとすると、その程度の率なら全面積に対しては1%もいかないのではないか。仮に1,000平方メートルで建蔽率が60%も70%もあったら、残り30%か40%の3%や5%となれば極めて少なくなる。市街地全体の15%とか20%が実現可能か、はなはだ疑問である。
(事務局)
緑化率は、上から見て木や植栽帯がどれくらいあるかの量であり、緑視率は、人が地面に立ったときに人の目線でどれくらい緑の広がりがあるかということで、概念が違ったものである。年1回市街地の緑視率を測っているが、平成27年度の実績で18.9%であり、上から見たものと人の目線から見たものの違いということでご理解いただきたい。
(事務局)
緑視率調査は、市内10箇所の定点観測で実施しており、ご指摘のように市街地では5.4%というところもあり、芥川大橋の東詰めで18%、山間部の原では64%、大阪医科大学東詰めの地点では低い。これをすべて平均して目標22%、現在は18%になっているという調査である。
(委員)
高さ制限をしないと、よくならないのではないか。
高い建物が建っているところは、風通しが悪くなると思われる。
(事務局)
先ほど説明した緑化率の説明で誤解を招くところがあった。緑化率は敷地面積に対する数字で、その割合を決める条件に空地率があるということで、敷地面積の5%から15%となっている。
(会長)
他の意見はあるか、委員はどうか。
(委員)
特にない。

(会長)
本日、いろいろな意見が出たが、冒頭に緑そのものとして市民アンケートでは山の緑は認識されているが、基本計画や緑化重点地区とか行政施策についての市民意識が低いので、これについては工夫する余地があるのではないかという意見があった。もう一つ、私の意見として、緑の基本計画の中で、負の部分、例えば落ち葉の問題、山の問題、台風のときに流木がよく流れてくるなどをどうすればいいのかという問題もあると思っている。このことについては平田委員が、発想を転換して、落ち葉などでは堆肥に出来るのではないかという意見があったので、そういったことも是非計画の中で検討してもらいたい。
他に意見はあるか。
ないようなら、少し時間は早いが、第2回高槻市緑地環境保全等審議会を終了したいと思う。
議事を事務局にお返しする。
(事務局)
審議案件はないが、連絡事項がある。次回第3回の開催通知をお配りする。10月28日10時からの開催を予定している。案件は、先ほど骨子案について審議いただいた内容を反映した高槻市緑の基本計画改定版の素案を審議していただくので、お忙しいところではあるが出席していただきたい。
第1回の審議会で、3回で終了すると予定を伝えたが、審議の都合上から11月中旬に4回目の審議会を開催し、内容を確認して答申していただきたいと考えている。日程については、改めて連絡する。

資料1 高槻市みどりの基本計画の進捗状況について(WORD:388KB)

資料2 市民アンケート結果について(WORD:215KB)

資料3 計画見直しにかかる課題・方向性について(WORD:209KB)

資料4 高槻市みどりの基本計画の骨子案について(WORD:995KB)

お問い合わせ先
高槻市 街にぎわい部 農林緑政課
高槻市役所 総合センター 9階 
電話番号:072-674-7402
ファクス番号:072-675-3133
お問い合わせフォーム(パソコン・スマートフォン用
※内容によっては回答までに日数をいただく場合があります。

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