現在の位置

平成26年度高槻市緑地環境保全等審議会会議録

1会議の名称

平成26年度第1回高槻市緑地環境保全等審議会

2会議の開催状況

日時

平成26年5月12日(月曜日) 午後2時~午後3時

 

場所

高槻市役所 本館2階全員協議会室

 

出席委員

6人

 

傍聴者

1人

3議題 

1 樹林保護地区の指定の一部解除について

2 保護樹木の管理体制について(報告)

3 その他

4資料名

資料1  樹林保護地区の指定の一部解除について

資料2  保護樹木の管理体制について(報告)

5担当課名

産業環境部 環境緑政課

審議等の内容

1開会

  •  新任委員紹介
  •  新任事務局職員紹介
  •  資料確認

 

 

2案件

(1)樹林保護地区の指定の一部解除について

(事務局)

案件説明

 

(会長)

これまでに樹林保護地区の指定を解除した事例はあるか。

 

(事務局)

一部解除を含めて、樹林保護地区の解除の事例はない。

 

(会長)

今回初めての事例ということであり、本件がこれからの事例となるので慎重な審議をお願いしたい。

 

(委員)

一部指定解除の理由が土地の活用の観点からとの説明であったが、開発を行うということか。

 

(事務局)

土地の所有者が第3者に土地を売却し、宅地として利用すると聞いている。

 

(委員)

樹林保護地区の規則には、開発行為についての罰則や禁止する規定がないことから、今後どのようにして歯止めをかけていくかが課題として提起されるのではないか。

開発という視点からみると、用途地域の関係から保護地区の対応をどうするかという問題があると思われる。

また、樹林保護地区を保存していこうとする場合、市の方針を整理しておく必要があるのではないか。場合によっては、保護地区を買い取って公園等として残していくことも考えられる。

 

現時点で開発等を規制する歯止めがないことについて、事務局としての考えをお聞かせいただきたい。

 

(事務局)

高槻市緑地環境の保全及び緑化の推進に関する条例 第11条に「保護地区または保護樹木の所有者等は、樹木の枯損の防止その他その保護に努めなければならない。」と努力義務として明記している。

保護地区を保存していくためには、市が買い取る、市民と協働で保存するなど、対策はいろいろあると思われる。他市の状況等を研究しながら検討していきたい。

まずは所有者の保護地区等の保存に対する意識を高めるため、コミュニケーションを密にとっていきたいと考えている。

 

(委員)

案件の樹林保護地区はJR北側の貴重な財産といえるが、これから開発がさらに進むことも考えられる。今回のように一部指定解除という形で面積が減っていくのもやむを得ないとするのか大変難しい問題である。

市街化調整区域であれば、近郊緑地保全区域や風致地区などで規制がかかるが、市街化区域の中での開発では規制がないのが現状である。

事務局から説明があった所有者への啓発も重要であるが、規制がない現状をどうしていくかについて、他市等の事例を含めて研究を進めていただきたい。

 

(委員)

委員も言われたとおり、案件の樹林保護地区は北の地域にとって緑の保全の観点から大変意味深い地域であるため、一部指定解除は残念である。

しかしながら、所有者が財産をどのように利用するかについて、行政としてお願いはできるが強制はできない。

今回は民間への売却であったが、今後道路を整備する等で行政が緑地を買い取るといった事案が生じた場合どうするのか。民間はだめで行政ならよいということではないと思われるので、その点も含めて他市等の事例を調査いただきたい。

 

(事務局)

民間か行政かに関わらず、緑地の保全が最重要であると認識している。慎重に調査、研究していきたい。

 

(委員)

所有者の意識を啓発することは大切であるが、保全することによる所有者にとってのメリットはなにか。補助金があることは聞いているが、保護地区等を維持するには剪定や施肥などの費用がかかると思われる。また、所有者の高齢化が進むと、今までできていた草引きなどを委託することも考えられる。一方的なお願いばかりではなく、補助などの具体策についても検討する必要があるのではないか。

 

(事務局)

所有者の方にとっての直接的なメリットはあまりないと思われる。市のために協力していただいている状況であり、費用面での支援も十分ではないと思われる。

土地緑地法に基づく特別緑地保全地区の制度など、活用できそうな制度の調査・研究についても進めていきたい。

 

(委員)

資料について確認だが、一部指定解除の対象地区は添付写真の竹林の部分か、フェンス手前の改変地部分か。

所有者から一部指定解除の申し出があったということであるが、市としては当該地区の一部を解除しても、樹林保護地区としての機能を損なわないという認識で審議会に諮られているのか。

 

(事務局)

今回指定解除の申し出があった区域は、約36,000mの広大な樹林の一部であることから、事務局としては樹林保護地区としての価値が十分あるものと認識している。

 

(委員)

一部指定解除は全体としての美観風致を損なうものではないとして、除外について意見を求められているという理解でよいか。

 

(事務局)

そのとおりである。

 

(会長)

先程、所有者としてのメリットはないと言われたが、まったくないのか。

 

(事務局)

樹林保護地区の面積に合わせて助成金を出している。

 

(会長)

樹林保護地区の指定や指定解除に関して、条例や規則で定められていないのか。

 

(事務局)

指定については、所有者の同意を得たうえで審議会に諮って意見を伺った後に指定を行っている。

指定解除については、今回の場合であれば、所有者から指定解除の申し出を受け、審議会に諮って意見を伺った後に指定解除するという流れになっている。

 

(委員)

写真では竹がかなり侵食しているように見受けられるので、実際にはあまり保護されていなかったのではないかと思われる。このような状態の地区を樹林保護地区に指定していたというのもおかしかったのではないか。

十分に管理できないのであれば、管理できる部分だけを指定して他の部分は解除することも考えられるのではないか。

 

樹林保護地区を指定解除する際には、審議会として、例えば指定解除区域に貴重な樹木等が生育している場合などは移植する等の提案などができるのではないか。

移植に係る費用は、市の予算で賄うことやナショナルトラスト運動を導入することも考えられるのではないか。

指定解除する場合においても、貴重な植物を保全する方策が考えられると思われる。

 

(委員)

今回指定解除の申し出のある区域に、貴重な植物があるのかないのかを明確にしていただきたい。

 

(委員)

案件の樹林保護地区は、管理が不十分であっても貴重な緑地だと感じている。今回対象となっている樹林保護地区の重要性について、事務局としての見解を明確にしていただきたい。

 

(事務局)

所有者の方には、樹林保護地区の重要性を説明し、ご理解いただけるように啓発を行っていきたい。案件の樹林保護地区に関する事務局としての見解については、市域の中心部近くにありながら、まとまった緑を有し、良好な景観を提供している点について、たいへん重要であると考えている。

しかしながら一部指定解除の申し出については、指定区域が広大であること、また前例がないため、制度的にどのように取り扱ったらよいか明確に定まっていないなかで、所有者の財産権に対する配慮も必要であることからやむを得ないと考えている。

 

案件の樹林保護地区については、昭和47年に高槻市自然景観等保護条例によって指定された後、昭和62年に現在の高槻市緑地環境の保全及び緑化の推進に関する条例に引き継がれている。当時の調査資料によると、コジイ、アカマツ、イチョウ、クロマツ、クロガネモチ等が生育しているが、特に貴重な樹種は見られないとなっている。

また、福岡委員からご意見のあった竹林については、指定当時からモウソウチクが生育していたとの記載がある。

 

なお、先程写真でフェンスの向こう側の竹林が一部指定解除の対象区域とご説明したが、フェンス手前側の改変地については、以前、池であった部分を埋立てて住宅地としたところである。造成協力地となっていた樹林保護地区については、風土種の樹木の移植等により現況回復するよう市が指導しており、現在では順調に回復したと考えている。

今回の案件については、樹林保護地区の東側は住宅が近接しており、一部指定解除の対象区域の南側についても住宅地となっていることから、一部指定解除をしたとしても、全体としての樹林保護地区としての要素の欠落とはならないと考えている。

 

(委員)

今回の一部指定解除については認めざるを得ないと思われるが、今後、貴重な樹林保護地区をどのように保存していくかについて考えておかなければ、再度同様の一部指定解除が出されることも考えられる。市としての考え方を所有者に説明するとともに、保存にあたっての支援策等も検討しなければならないのではないか。

 

(会長)

議論も出尽くしたようなので皆さんの意見をまとめると、案件の樹林保護地区の一部指定解除については条例に照らしてもやむを得ないが、今後は都市における貴重な緑として保全していけるように、市として最善の施策を考えていただきたい。

さらに、条例について、今後同様の指定解除の申し出があった場合のため、解除に対する手続き上のルールを定めていただきたい。

 

 

 

(2)保護樹木の管理体制について(報告)

(事務局)

案件説明

 

(委員)

昨今、他市でも木の倒伏事例が報告され、犠牲者も出ているので、今回緊急対応も含めて体制を定めたことは評価できる。審議会の開催を待てない場合もあると思われるので、事務局が示した管理体制でよいと考える。

前回の審議会でも述べたが、倒伏の恐れのありそうな樹木について、職員の目だけでは補えない部分を市民から情報を寄せてもらえる仕組みの検討も必要だと思われる。

 

以前、外観から内部の腐朽を判断するのは樹木医等の専門家でないと難しいと聞いたことがあるが、目視だけで判断するのではなく、数値的に診断できる機械があれば教えていただきたい。また、予算的に導入が可能なものかどうかについても併せて教えていただきたい。

 

(事務局)

倒伏の可能性を外観から判断するのが難しいという点については、先日会長から数値的に測定する機械についてご教授いただいたところである。金額的には、20万円弱くらいであると伺っている。

市民の方の安全と保護樹木の保全を考慮し、購入できるかどうかについて今後検討していきたいと考えている。

 

(委員)

前回の意見を踏まえて再整理していただいたことは評価できる。

保護樹木については、所有者の意識を高めると同時に、市民の財産でもあることから、できるだけ多くの市民の興味をひき、周知を図るため、古くなった標識の更新などについても検討していただきたい。

 

(委員)

資料2-2 保護樹木の管理・支援について の確認であるが、行政の実施する項目の中に「保護樹木状況報告書の提出」とあるが、「受理」の誤りではないか。

 

(事務局)

「保護樹木状況報告書の受理」に訂正をお願いする。

 

(会長)

他にご意見等あるか。ないようなので、事務局が提出した管理体制でお願いする。

 

その他にご意見等あるか。

 

(事務局)

事務局から1点ある。現在指定している保護樹木について、先週末に所有者の方から「伐採した」と電話があった。伐採理由としては、樹木の枝が隣家に越境していることから以前よりトラブルがあったということで、5月の連休明けに急遽伐採したということであった。

枯損届もまだ提出されていないため、今回の審議会ではご審議いただけなかったが、次回の審議会で詳細をご説明するのでよろしくお願いしたい。

 

(会長)

根元から切ったのか。

 

(事務局)

枝のみを切っており、幹は残っているものの、すぐに元の状態に戻るというものではないと思われる。

 

(委員)

例えばカラスの巣を駆除するためなど、様々な理由から伐採を考えることはあるのかもしれないが、切る前にまず相談してもらうように徹底していただきたい。相談してもらうことにより、より良い方向性が見出せる可能性もあると思われる。

 

(事務局)

近隣とのトラブルの場合、事前に相談をいただけたら近隣の方にご理解をいただけるように説明をしていきたい。

 

(会長)

資料2-2で保護樹木の管理・支援についてでも、これから所有者と意見交換を行っていくとしているので、今後このようなことがないように期待したい。

 

他に意見はないようなので、以上をもって平成26年度第1回高槻市緑地環境保全等審議会を終了する。

資料1:樹林保護地区の指定の一部解除について(PDF:72.2KB)

資料2:保護樹木の管理体制について(報告)(PDF:201.2KB)

お問い合わせ先
高槻市 街にぎわい部 農林緑政課
高槻市役所 総合センター 9階 
電話番号:072-674-7402
ファクス番号:072-675-3133
お問い合わせフォーム(パソコン・スマートフォン用
※内容によっては回答までに日数をいただく場合があります。

「Adobe Reader(Acrobat Reader)」ダウンロード PDFファイルを閲覧するには「Adobe Reader(Acrobat Reader)」が必要です。お持ちでない方は、左記の「Adobe Reader(Acrobat Reader)」ダウンロードボタンをクリックして、ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。

高槻に住もう!たかつき ウェルカムサイト 定住促進特設サイト

高槻市緑地環境保全等審議会

ページの先頭へもどる