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「安満遺跡公園整備プロジェクト」が着々と進行しています!(後編)

【平成29年10月16日掲載】

こんにちは、都市創造部長の梅本です。現在、高槻市では、JR高槻駅や阪急高槻市駅から歩いて約10分の市街地において、全国に誇れる歴史資産である史跡安満遺跡を活用した公園整備プロジェクトが進められています。

この公園は安満遺跡公園と命名され、約21haの広大な敷地において、国宝級の遺跡である安満遺跡を保存・活用しながら、「市民とともに育てつづける公園」をコンセプトとして、先進的な公園づくりに取り組んでいます。

公園イメージ図

前回、前編では、安満遺跡公園の正式名称やロゴ、公園で活動する「安満人倶楽部 ―あまんどクラブ―」 についてご紹介しました。

前編に引き続いて、今回のこちら部長室では、着々と進行する安満遺跡公園整備プロジェクトの進捗状況などの後編として、公園の魅力的なサービスの提供や公園の管理運営費にあてる財源確保についてご紹介します。

公園経営の取組が進行中!

資金循環の図

安満遺跡公園が全国に誇れる公園となるよう、現在、鋭意整備を進めています。しかし、いい公園ができても整備後の管理が十分でないことで、おのずと利用者も減り、悲しい状況になっている事例が少なからず見受けられます。

このため、魅力的なサービスの提供や公園整備の段階から管理にあてる財源を確保できるシステムを構築することが重要です。安満遺跡公園では、このような公園経営の考え方も整備構想に謳っており、順次民間活力の導入やネーミングライツなどの具体化に取り組んでいます。

民間活力の導入1 全天候型「子どもの遊び施設」

公園のパークセンター内に設置する「子どもの遊び施設」について、民間事業者の自己資金や優れたノウハウを活用して、魅力的なサービスの提供や運営費の縮減を図るために、施設を運営する事業者を募集し、選定委員会の審査を経て、株式会社ボーネルンドに決定しました。

ボーネルンド施設イメージ

同社は「あそぶことは生きること」をコンセプトに全国で親子のあそび場を展開している会社です。

屋内に、こころ・頭・からだの全部を使って思い切り遊べるスペースを用意し、屋外には木製遊具や自然素材を使ってダイナミックに遊べる場の設置などをご提案いただきました。

キドキドゾーン

同種の規模では関西最大級の施設となります。

利用料は親子1組(保護者1名、こども1名)1,500円(1日フリー)で、追加料金は子ども1人1,000円、大人1人500円です。

市民開放デーや本市が進める子育て施策との連携も予定しており、平成31年春のオープンが待ち遠しい方々がたくさんおられると思います。

(写真:プレイヴィル天王寺公園店)

なお、同社が本市に収めていただく公園使用料は1,400万円/年(提案時)で、公園管理の貴重な財源確保にも寄与していただくことになります。

民間活力の導入2 民活カフェ

民活カフェについては、民間事業者が自己資金により建物などを建設し運営するもので、公園の利便性や魅力の向上、賑わいづくりに資することを目的として事業者を募集した結果、2事業者が応募され、選定委員会による審査を経て、株式会社バルニバービに決定しました。

事業提案内容は下の写真のように、朝からオープンのカフェ&テイクアウトショップ「(仮称)GOOD MORNING CAFÉ」、イートインを基本としたランチ・カフェ・ディナーとオールディユースに使えるカフェレストラン「(仮称)SUNDAY’S BAKE 569 PIZZA&GRILL」の2店舗を自己資金で建設し、10年毎の更新を経て20年間運営されます。

カフェ外観

グッドモーニングカフェ

(仮称)GOOD MORNING CAFÉ

サンデーズベイク569

(仮称)SUNDAY’S BAKE 569

PIZZA&GRILL

市に収めていただく公園使用料は420万円/年(提案時)で、地域の食材を使ったメニューの提供や災害時の食事などの提供、本公園で活動する市民団体への支援などを申し出ていただいています。

株式会社バルニバービは、全国で82店舗を経営されており、いずれも地域の特色を活かした賑わいのあるお店として人気があります。事業者の提案書をご覧になられて、安満遺跡公園でのオープンを楽しみにしているのは私だけではないと思います。

ネーミングライツの決定!

ネーミングライツとは、公共施設などに企業名やブランド名といった愛称を付ける権利を与えるものです。今回、パークセンターやエントランス広場、エントランス付近のトイレの3施設について、ネーミングライツパートナーを募集しました。

契約期間は5年間、ネーミングライツの希望金額を各施設とも年間50万円以上として募集したところ、ありがたいことに3施設全てに応募があり、パークセンターは株式会社ボーネルンド、エントランス広場はサンスター株式会社、トイレは株式会社高浄に決定しました。

ネーミングライツパートナー

企業からの貴重な資金を質の高い管理運営に充当していく予定です。

公園に置くベンチの寄付を募ります!

広大な公園でゆっくり寛いでいただくために、ベンチは欠かせません。このベンチについても皆さんから寄付を募って設置を促進したいと考えています。
このベンチを設置するための実費相当として、1基あたり背付ベンチ15万円、背無ベンチ10万円を寄付していただく考えです。

背付ベンチ

背無ベンチ

メッセージプレート

ご寄付していただいた方には、特典として、ベンチの一部に寄付者の名前やロゴなどを入れたメッセージプレート(写真はイメージ)を設置する予定です。結婚や赤ちゃん誕生、金婚式など記念行事にべンチの寄付はいかがですか?安満遺跡公園を家族の思い出づくりの場としてご活用ください。

段階的な公園整備

本公園については、下の図のように先行して開園する西側エリアと第2弾で開園するエリアがあります。先行する西側エリアは平成31年春に開園し、残りのエリアは、平成33年に開園する予定で整備を進めています。

段階的な開園エリア

先行するエリアについては、昨年度から工事に着手しており、3年間で工事を行う予定です。遅れて開園するエリアについては、未買収地の用地取得を進めながら、来年度から3年間で工事を行う予定です。

工事を進めるにあたり、周辺の皆様には工事作業や車両の通行などによる振動や騒音など何かとご迷惑をお掛けしますが、これらを最小限にできるよう全ての関係職員や工事関係者が努力しますので、よろしくお願いします。

平成31年春に西側エリアが開園!

弥生人が残してくれた本市の宝である安満遺跡を活用した公園整備を進める安満遺跡公園整備プロジェクトが具体的に始動して今年で6年目になります。これまで多くの方々に関わっていただき、先進的な取組にもチャレンジしながら、全国のどの公園にも負けない質の高い公園づくりを目指して整備を進めてきました。

そして1年半後には、多くの市民の皆様と一緒に「市民とともに育てつづける公園」の開園をお祝いできるよう取り組みますので、事業へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

関連リンク

安満遺跡公園の整備

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プロフィール
梅本定雄
梅本 定雄
1958年(昭和33年)奈良県(吉野)生まれ。2013年(平成25年)から現職。趣味はマラソンやサイクリングで、パラグライダーも始めました。

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