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11月25日は「女性に対する暴力撤廃国際デー」です

【平成30年11月7日掲載】

こんにちは。市民生活部長の田中です。

秋も深まり、街路樹の葉が色づく季節となりました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、11月25日は国連が定めた「女性に対する暴力撤廃国際デー」です。毎年11月12日から25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」期間として、全国各地で様々な取組が行われます。

配偶者・パートナーからの暴力(ドメスティック・バイオレンス。以下、DV)、性犯罪、買春・売春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為などの女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するもので、決して許されるものではありません。

今回は、そのなかでも、セクシュアル・ハラスメント(以下、セクハラ)について考えてみたいと思います。

今こそ本気で考えませんか?~セクハラのない社会

セクハラは職場などで起こる性的な嫌がらせであり、相手の心を深く傷つけ、人権を著しく侵害するものです。

平成9年の男女雇用機会均等法の改正において、事業主による女性労働者を対象としたセクハラ防止の配慮が義務付けられました。平成18年の改正においてはセクハラ防止措置が義務付けられ、適用範囲が男性労働者にも拡大されました。

それ以来、セクハラの防止は皆さんが職場や日常生活などで広く意識するようになってきていると思います。

にもかかわらず、厚生労働省のまとめによると、男女雇用機会均等法に関する相談で最も多い事案はセクハラに関する問題です。近年では、女性から男性へ、さらに同性からのセクハラ事案が起きていることも見過ごすことができません。

どうしてセクハラがなくならないのでしょう。

セクハラが起きる背景には、加害者と被害者との上下関係など「力の差」があります。例えば、上司などが加害者の場合、悪気がなく、軽い冗談のつもりで言ったとしても、部下などはその言葉によって深く傷ついていることがあります。

被害者は「場の雰囲気を悪くしたくない」などと加害者の感情や立場に配慮することに加え、問題が表面化することを恐れ愛想よく振る舞うことがあるため、加害者は自分のしたことがセクハラであると気づきません。その結果、セクハラが繰り返し起きてきました。

平成30年度女性に対する暴力をなくす運動ポスター(内閣府HPより)

しかし、セクハラに対する社会の意識は、大きく変わり始めています。2017年10月にアメリカの大物映画プロデューサーによるセクハラ疑惑が報じられたことをきっかけに、セクハラ被害を受けた女性が「#Me Too(私も)」をつけてSNS(ソーシャルネットワークサービス)で自身の被害を発信する運動が世界中に広まりました。「もうセクハラ被害を黙っていない」という勇気ある意思表示です。

世界的な「#Me Too」運動の広がりをきっかけに、次の「#Me Too」を生まない社会をつくるために、私たちにも出来ることがあるはずです。

平成30年度「女性に対する暴力をなくす運動ポスター」

(出典:内閣府男女共同参画局より)

「女性に対する暴力をなくす運動」の啓発の取り組み

本市においては、「女性に対する暴力をなくす運動」期間に合わせて、様々な取り組みを行います。

11月1日(木曜日)から25日(日曜日)まで、JR高槻駅南側の人工デッキにDV相談窓口を案内するポスターを掲示しています。

併せて、クロスパル高槻4階の男女共同参画センターや市役所総合センター1階南側通路で、女性に対する暴力防止の啓発を目的とした展示も行います。

女性への暴力根絶を訴えるシンボルはパープルリボンです。パープルリボンを身につけることで、暴力を受けている女性に対して「私はあなたの支援者です」というメッセージになります。ひとりでも多くの方が身につけていただき、ひとりで苦しんでいる女性の心に寄り添ってほしいと思います。リボンを展示場所に置いていますので、ご自由にお持ち帰りください。

人工デッキの様子

人工デッキの様子

展示の様子

展示の様子

また、男女共同参画センターでは、11月26日(月曜日)に「DV防止啓発講座 DV支援の現場から~いま自分にできること」を開催します。

もし、自分のまわりでDVに悩んでいる人がいたら・・・、パートナーの暴力に苦しむ人から相談されたら・・・、私たちはどのようなことができるでしょうか。この講座を通して、DVについて学び、支援者として、また支援者になるかもしれない場合に備えて、私たちに何ができるかを考えるきっかけにしていただければと思います。

DV支援の現場から~いま自分にできること

男性も女性も対等なパートナーとして尊重しあえる社会を目指して

セクハラやDV、ストーカーなどの問題は男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。

女性に対する暴力をなくす運動期間を通じて、男女のパートナーシップについて、みんなで考えてみるきっかけになればと思います。わたしたちの高槻市が、男女ともに対等で、互いに信頼しあえるひとであふれるまちになることを願って、これからも女性に対するあらゆる暴力の防止に向けて啓発に取り組んでまいります。

 

外部サイトへ平成30年度女性に対する暴力をなくす運動(内閣府男女共同参画局)

関連ページ(相談窓口)

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プロフィール
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田中 之彦
1959年(昭和34年)高槻市生まれ。2015年(平成27年)8月から現職。
趣味は家庭菜園と温泉めぐり。

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