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~子どもの命を守るために~ 11月は児童虐待防止推進月間です

 【令和元年11月1日掲載】

こんにちは。子ども未来部長の万井です。

朝夕の冷え込みが増し、すっかり秋めいてきました。

さて今回は、児童虐待防止推進月間とオレンジリボンキャンペーンについてお話させていただこうと思います。

児童虐待防止推進月間については毎年ご紹介していますが、未来を担う子どもたちを守るために本年度もしっかりお伝えしたいと思います。

みなさんに知っていただきたいこと

児童虐待の防止等に関する法律の制定から19年が経過しましたが、児童虐待に関するニュースは減ることがなく、増え続ける一方です。

東京都目黒区の5歳女児の事件や千葉県野田市の小学校4年生女児の事件など、児童虐待に関する痛ましいニュースが流れる度に心を震わせ、なんともやるせない気持ちの方も多いのではないでしょうか。

児童相談所や市町村に寄せられる、児童虐待通告件数も年々増加しており、市民の方々の児童虐待防止に対する意識や地域全体で子どもを見守ろうという意識が高まっていることを感じています。まさに児童虐待は、社会全体で解決すべき、とても重要な問題です。

オレンジリボン運動とは

オレンジリボン

オレンジリボン運動は、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。平成16年、栃木県小山市で3歳と4歳の二人の兄弟が父親の友人から暴行を受け、最終的に幼い命を奪われた事件をきっかけに始まりました。

オレンジリボンは子ども虐待防止のシンボルマークであり、オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表しています。子ども虐待防止に賛同される方が、それぞれ胸にオレンジリボンを着けることで、子ども虐待防止の活動に参加していただけます。またこのリボンは、子育てを温かく見守り、子育てをお手伝いする意志のあることを示すマークでもあります。オレンジリボン運動は、子ども虐待防止の直接的、具体的な活動ではありませんが、一人一人が「子育てにやさしい社会」を作るという気持ちが社会を変え、「子ども虐待のない社会の実現」につなげようという運動です。

ぜひオレンジリボンを身に着け、運動に参加していただければと思います。リボンは、年間を通じて、子育て総合支援センター3階の児童家庭相談事務所で配布しています。

子育て総合支援センター

外部サイトへオレンジリボン運動公式サイト

11月は児童虐待防止推進月間です

厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定め、家庭や学校、地域などに対して、児童虐待問題に対する社会関心と理解を深めるため、広報・啓発活動など、さまざまな取り組みを推進しています。高槻市でも児童虐待防止推進月間に合わせて、「オレンジリボンキャンペーン」を行い、積極的に児童虐待防止に向けた広報・啓発活動に取り組んでいます。

オレンジリボンキャンペーン

  • 日時:11月6日(水曜日)午後4時から
  • 場所:JR高槻駅や阪急高槻市駅周辺
  • 内容:児童虐待防止のチラシやオレンジリボン等の啓発グッズの配布を行います。

この活動は、高槻市立子育て総合支援センター(通称:カンガルーの森)をはじめ、児童福祉や保健医療、地域福祉、教育、高槻警察署など、高槻市児童虐待等防止連絡会議を構成する各関係機関や高槻ロータリークラブが参加して行うもので、当日は市のマスコットキャラクター「はにたん」も児童虐待防止の啓発のために参加します。

また、11月1日(金曜日)から11月29日(金曜日)までの間、市役所(総合センター1階)において、児童虐待防止に関するパネル掲示なども行う予定です。パネル掲示では、オレンジリボンを自由にお持ち帰りいただけるコーナーも設置しています。この他にも、JR高槻駅南の人工デッキ上に児童虐待防止のポスターを掲示したり、子育て総合支援センターに大きな横断幕を掲示するほか、初めての取り組みとして、今年は子育て総合支援センターの建物をオレンジ色にライトアップして啓発を行います。

こういった活動を通じて、心配な子どもがいれば通告していただけるように市民のみなさんの意識を高めていただくなど、児童虐待を未然に防ぎ、子どもが安心して暮らしていける街を目指していきたいと考えています。

昨年の街頭啓発の様子

昨年の街頭啓発の様子

189(いちはやく)、ちいさな命に待ったなし

令和元年度ポスター

「189」は、児童虐待の相談や通告を24時間受け付ける共通ダイヤルです。かけると近くの児童相談所(大阪府は子ども家庭センター)につながります。虐待を受けていると思われる子どもを見つけた時や子育てに悩んだ時などに、迷うことなく通告・相談してほしいという思いから、「189(いちはやく)」という3桁の電話番号にしています。

児童虐待の防止等に関する法律には、「虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、(中略)児童相談所に通告しなければならない」と規定されており、通告は義務となっています。間違ってもかまいません。虐待かもしれないと思ったらすぐにお電話をお願いします。

虐待防止のための窓口

一人ひとりができること

すべての子どもたちには、「児童の権利に関する条約」の精神に則り、適切な養育を受け、健やかな成長、発達や自立が図られることなどを保障される権利があります。

児童虐待は、子どもの健全な発達を阻害するだけでなく、体の傷は癒えても、心理的・情緒的な傷が残るものです。状況によっては、生涯にわたって、人格の発達・形成など、その後の人生に深刻な影響を与える可能性もあります。

子どもの身体や心を傷つけ、子どもの健全な成長発達を妨げてしまう児童虐待に対しては、発生予防、早期発見・早期対応のための取り組みが不可欠であり、市民のみなさん一人ひとりが、児童虐待についてより深く理解していただくことが大切です。

すべての子どもたちが、心身共に健やかに成長できるよう、市民のみなさんのご理解とご協力をよろしくお願いします。

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プロフィール
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万井 勝徳
1963年(昭和38年)大阪府生まれ。2017年(平成29年)4月から現職。趣味は音楽鑑賞。

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