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いにしえ物語最終話 大塩平八郎探索一件 九

藤井竹外とは同学

「花朝下澱江」藤井竹外書

芥川无咎は本名庫次郎(くらじろう)。毎年村に配布する年貢免状(徴税令書)に連署する勘定方の重職で、大塩から「黙識(もくしき:あまりしゃべらないがものをよく知つている)の人」と称揚されています。彼も藤井竹外とは親友でした。

柘植連城。彼は本名を牛兵衛といい、家老格。前の年の初冬に平八郎が高槻にやって来た時、請われて秘蔵の百目筒の大砲(おおづつ)を譲った経緯があります。

高槻藩には他にも門人として田中市三郎や中西斧次(きんじ)の名が見えますが、藤井竹外については、門人ではなく、ともに頼山陽などを崇敬する同学と考えておきましょう。遠く大坂の火の手を見て「中齋(ちゅうさい:大塩の号)め、やりおったな」とつぶやいたというエピソードもさることながら、大塩追捕の隊への参加を固辞したことも、平八郎へのこよなき友情のゆえだと思われます。

かように高槻藩と大塩平八郎との関係は深かったものですから、大塩挙兵の知らせが入ると、城内は大変な騒ぎになりました。

続く

注釈:この内容は、平成4年1月25日から平成7年9月10日まで、広報たかつきに連載されていた「新・いにしえ物語」をホームページに再掲したものです。

いにしえ物語最終話 大塩平八郎探索一件 十

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