高槻市手話言語条例が施行されました!

【令和2年4月30日掲載】

こんにちは。4月1日付の人事異動で健康福祉部長に着任いたしました、根尾です。

風が清々しい季節となりましたが、今年は、新型コロナウイルスの影響から、いつも以上に緊張感を抱え、ご自宅で過ごすことが多くなっていることかと思います。「在宅勤務で運動不足から体重増加」などの記事も目にしますが、私からおすすめの情報をひとつご紹介します。

介護予防を目的に作り、テレビでも紹介され、今話題の「高槻もてもて筋力アップ体操(もっとてがるにもっとてがたく筋力アップ体操)」です。ご自宅でぜひやってみてください。ストレスや運動不足の解消に効果ありです。

 

手軽に手堅く体力向上!「高槻もてもて筋力アップ体操」(愛称:もてきん 体操)

 

とは言え、先の見えない閉塞感や春先のこの時期特有の環境の変化によるお疲れなども出やすいころです。密閉、密集、密接の「3密」を避け、体調を崩さないよう、くれぐれも気をつけてお過ごしください。

さて、本題です。今回は、この4月1日に施行されたばかりの「高槻市手話言語条例」についてお話させていただきたいと思います。

 

手話は言語です

皆さんは、手話をご存じですか?手話を使うことはできなくても、テレビや街で手話を使ってコミュニケーションをとる人たちを見かけたことはあるのではないでしょうか?

手話は、私たちが普段使っている「音で聞くことば(音声言語)」とは違って、手や指、体の動き、顔の表情を使う「目で見ることば(視覚的言語)」です。平成18年に国連総会で採択された「障害者の権利に関する条約」や平成23年8月に改正された「障害者基本法」には、「手話が言語である」ことが明記されています。

 

手話言語条例とは

令和2年(2020年)4月1日時点で、全国1788自治体のうち342自治体で、大阪府内でも44自治体のうち大阪府をはじめとした19自治体で、手話言語条例が施行されています。(一般財団法人全日本ろうあ連盟「手話言語条例マップ」より)

本市の手話言語条例では、市民や事業者に、聞こえない人たちに対する理解を深めるため、また手話を普及するために「市がするべきこと」「市民のみなさんや事業者の方たちにお願いすること」などを明らかにして、全ての人たちが互いに尊重し合いながら共生する地域社会の実現を目指しています。

 

手話言語条例を制定しました(令和2年4月1日施行)

手話に親しみ、理解を深める取組を進めます

市では、聴覚障がいの方が庁内で手続きなどをするために、手話通訳者を配置しています。

また、通院やお子さんの学校行事、自治会などの団体の会合など、聴覚障がいの方が日常生活で手話通訳を必要とする場合、市に登録している手話通訳者を派遣しています。(手話を使っていない聴覚障がいの方には、話をその場で要約して文字にする要約筆記者を派遣するサービスがあります。)その他、手話通訳者や要約筆記者をどこに依頼していいのかわからない場合には、障がい福祉課が通訳者を紹介するサービスも行っています。

市では今後、ポスターやリーフレットを市内の民間事業者や主な公共機関などに配布し、掲示の協力をお願いするほか、小学生向けに簡単な手話などを紹介したパンフレットを作成し、子どもたちが手話に親しむことができるよう、学校現場と連携して取り組みを進めていく予定です。

 

手話を使っている様子

手話を使ってみましょう!

「じゃあ、私たちに何ができるの?」「具体的にはどうすればいいの?」と、考えてくださっている方… ありがとうございます!

皆さんに、是非取り組んでもらいたいことをご紹介します。日常生活で使う「ありがとうございます」「おつかれさま」などの簡単な手話をみなさんに覚えていただいたり、筆談やジェスチャーなどを使ってみてください。そうすることで、聴覚障がいの方に安心感や親近感を感じていただけると思います。

下記動画で簡単な手話を紹介しています。皆さんもぜひ覚えて使ってみてください。

 また、皆さんの周りに手話を使っている方がおられる場合は、疎外感を感じずに済むよう、「手話でのコミュニケーション」が取れるように、手話の研修などのご検討をいただければと思います。

 

最後に

繰り返しになりますが、手話はコミュニケーションをとるための言語です。この条例が、全ての人にとって、互いを理解し、夢を育み、安心して暮らしていくために欠かせないコミュニケーション手段について考える、そして学ぶきっかけになることを切望しています。

 

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プロフィール
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根尾 俊昭
1965年(昭和40年)、大阪府生まれ。2020年(令和2年)4月から現職。趣味はドラマ・映画鑑賞。

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