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平成28年度市長と語るタウンミーティング 「高槻市コミュニティ市民会議」開催

平成28年度市長と語るタウンミーティング 「高槻市コミュニティ市民会議」開催

日時 平成28年12月5日(月) 午後1時30分~午後3時
場所 高槻市役所 総合センター6階 C601会議室
参加者 高槻市コミュニティ市民会議幹事
行政側出席者 市長・両副市長・教育長・総合戦略部長・市民生活部長ほか
次   第

1 行政側出席者紹介

2 高槻市コミュニティ市民会議側出席者紹介

3 市長開会挨拶

4 高槻市コミュニティ市民会議議長挨拶

  ※  司会進行 市民生活相談課長

5 意見交換

テーマ

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未来に輝く高槻 ~さらなる成長のために~

第1部 高槻が成長するために何が必要か

第2部 地域課題の解決に向けて地域と行政が協働できること

 

(2枚の写真を編集しています)

(発言要旨)

■ セレモニー

 

● 意見交換
  第1部テーマ 高槻が成長するために何が必要か
  進行は、コミュニティ市民会議副議長兼まちづくり部会長


◆ コミュニティ市民会議副議長
高槻市コミュニティ市民会議副議長、まちづくり部会長でございます。どうぞよろしくお願いします。
本日の進め方ですが、最初に、濱田市長から「未来に輝く高槻~さらなる成長のために~」をテーマとして、市長就任以来5年間の取組成果や今年度の主要な施策方針、さらに、「高槻市みらいのための経営革新宣言」について、誠に恐縮ですが10分程度でご説明いただき、その後、市民会議との意見交換を行うという順序で進めてまいりたいと思います。
それでは、市長、よろしくお願いします。


◇ 市長
それでは、10分程度で私のこれまでの取組の成果であるとか、今後のことをお話させていただこうと思います。
1期目におきまして一番力を入れてきたことといいますと、子育て、教育、そして高齢者福祉の面でございます。また防災にもかなり力を入れ進めてまいりました。コミュニティ市民会議の皆様のご協力も沢山いただきましてかなり前進してきたと思っています。
まず子育ての面では、医療費助成を平成26年度から中学校卒業までとさせていただきました。そして様々な子育て世代への支援をさせていただいたところです。また、教育面では小学校の全学年で35人学級を進めてまいりました。
この35人学級は、大阪府内では高槻市だけです。1学級が35人以下の学級ということでして、1学級が35人の学級ということではありません。例えば35人を超えた学級であれば、これを半数にわけることになります。ちょうど35人になることもありますが、高槻市の小学校の各学年平均は27人から30人ぐらいの学級になります。
少数の児童数の学級になり学力も上がってきました。そして、子どもの「保健室」に行く回数、人数ともに、大幅に減ったと聞いています。
また、教育現場である学校教師にかかる負担、過重労働の問題です。簡単に例えるなら40人学級が35人学級になり児童数が減りますと、それだけ先生の負担も軽くなるというような、色々と良い効果も出ています。
次に防災面につきましては、市制施行70周年のときに実施させていただいた「大防災訓練」です。
この「大防災訓練」は市役所周辺をメイン会場とし、各地域一斉に避難所の開設訓練をするというもので、中核市レベルでは全国でも非常にめずらしい、おそらく初めての試みだろうといわれる規模の訓練であったと思います。
それとJ:COMさんにも全面協力をいただきまして、訓練の生放送を行いました。この「大防災訓練」も大成功に終わりまして、これもコミュニティ市民会議の皆様のご協力が無ければ成し得なかったものと思っております。「大防災訓練」は他市に自慢できるような内容の訓練だったと思います。
この「大防災訓練」の一番の目的は課題を抽出するというのが、我々の一番大きな目的でした。「やってみなければわからない」ということに成果があったと思います。今まではこのような大きな訓練を実施していませんでしたので、実施してみて初めてわかる課題が多かったと思います。我々行政も訓練をさせていただいたことでわかったことが数多くありました。
そして、それが市民会議や各自治会の皆様の実感されている課題であったことを踏まえた上で、その後の訓練は、市内を4ブロックに分割して、地域での市民避難訓練を行ってきているところです。このことでも各地域の自治会、市民会議のご協力をいただいておりますし、そして各地域で地区防災会を立ち上げていただくという、自主防災組織の構築にコミュニティ市民会議のご協力をいただき、順調に結成されているところであり、改めましてお礼を申し上げたいと思います。私が市長に就任いたしましたときには、自主防災組織の組織率(活動カバー率)が50%弱くらいでしたが、最近では約87%まで大幅に増えてきているところです。これも地区防災会の結成にご尽力いただいた地域の方々のおかげであると改めて感謝申し上げる次第です。
新名神高速道路が開通をするにあたりまして、周辺道路の整備を着々と進めているところです。また、安満遺跡公園は非常に貴重な公園でありまして、遺跡公園の保存も現在進めています。それと市民会館の建て替え計画も進めています。ビッグプロジェクトが沢山ございます。私の1期目、そしてこれからの2期目には、これまでの高槻市の大きな課題を全部解決していこうという意気込みで行っています。
この大きなプロジェクトにはお金もかかります。一時的に大きなお金が必要になりますが、それ以後は維持費だけで済むことになります。例えばビッグプロジェクトの一つである高槻クリーンセンター第一工場の更新があります。これについては約130億円かかるといわれているかなり大きなプロジェクトです。もちろん国からの補助も有りますので、高槻市の負担としては減りますが、それにしても一時的に何十億円単位の大金が必要になりますが、完成後は維持費であるランニングコストだけになります。これまでの設備が更新されるまでにかかっていた修理などの経費が減ることになります。
これに対して、子育てや高齢福祉、障がい福祉などの費用は、一時的な大きなお金はかかりませんが、毎年恒常的に経費がかかることになります。毎年続くとなると総額的には大きなお金になります。大きなお金が一時的にかかるビッグプロジェクトと、毎年経費がかかるものとにわかれるわけです。
例えば中学生まで医療費助成を行っていますが、総額で10億円を超える費用になりますし、中学校給食も高槻市は実施いたしましたが、こちらの経費も毎年4億円ほどかかります。こういったお金については一時的なものではなく継続しますので、負担としては大きなものになってきます。
いつもタウンミーティングでお話をさせていただいていますが、高槻市は高齢化が進んで人口が減少しています。また、子育て世代が減り、子どもも減ってきています。税収が低くなってくることもあり、現在、健全な黒字財政を保っている高槻市ですが、20年後、30年後は全くわからない状況です。
そういったことから、このたび「高槻市みらいのための経営革新宣言」を行いました。すべての事業をゼロベースで一から経費について見直そうとしています。そして子ども達にツケを残さないために全職員が一丸となって取り組んでいるところであります。いわゆる行財政改革ですので、当然痛みも伴ってくるわけです。
財源を自由に使えるのであれば全てを実現させていきたいところですが、財源が限られていますので色々な工夫が必要になってくると思います。
財政的なことと、より良いまちづくり進めるにあたりまして、両立させるためにはどのように進めれば良いのかいうことを、皆様からご意見をいただけたらということで、このタウンミーティングのテーマとさせていただきました。
この後のタウンミーティングで、皆様からの発表を楽しみにしています。よろしくお願いします。


◆ コミュニティ市民会議副議長
ありがとうございました。
それでは、市民会議より第一部といたしまして「高槻が成長するために何が必要か」をテーマに各部会から1人5分を目安に提案をいただきます。
全ての部会からの提案が終わりましたら、市長からご質問、ご意見を伺いたいと思います。それでは、最初に総務広報部会お願いします。


◆ 総務広報部会
高槻が成長するためには何が必要か?成長にも色々な見方がありますが、私が考える一つの方向として、高齢化が進む今の世の中で、「高齢者の安心と生きがい」があります。
我がまち、竹の内地区も最初の住宅開発から既に半世紀が経過し、社会、家庭のために働き続けた人々は高齢化し、「災害時要援護者支援にかかわる同意書」に登録されている方は既に150人を超えております。子どもが成長し独立され、不幸にも配偶者に先立たれ一人暮らしを余儀なくされた方々が増えてきています。特に会社勤めが長く、家庭のことは奥様に任せていた男性の場合は、近所との付き合い方がわからず、一人で引きこもっている方が多いと思われます。
そのような高齢単身世帯の人々に「生きがい」を「安心」をいかに感じていただき、楽しい生活を送っていただくための手助けとは何なのか、ということを考えながらの活動が求められると思います。
大雨による洪水、津波などの水災害、熊本、鳥取を襲った地震。最近はこのような災害のニュースが新聞紙面を賑わし、テレビでも大きく取り上げられています。これら災害の発生を予感するとき、すなわち大雨が降り続いているときや地震で実際に揺れを感じたときなどは大きな不安を感じられるものと思います。今年は竹の内地区にも「地区防災会」を立ち上げ、これらの不安を感じる方々に寄り添った活動ができればと考えています。特に毎年実施する「防災訓練」「避難訓練」には積極的な参加を促し体験していただくことで心の変化を呼び出したいと考えます。
独居の方々の不安を排除していく活動は「平時」といわれる「通常時のふれあい」こそが大切と考えて、協議会としては「盆踊り大会」「運動会」「どんと焼き」などの行事を通じて参加をいただいたり世話役をお願いしたりして、生きがいを感じる活動に努めています。
また、地域の敬老会での「ハイキング」、「バス旅行」、「カラオケ大会」、福祉委員が中心となって活動いただいている「元気体操」「ふれあい喫茶」など参加した方々に喜んでいただけるような活動を推し進めています。
しかし、これらの行事に参加いただいているのは女性の方が大半で、男性の方の参加を如何に増やせるかが今後の課題になってくると思われます。
これらの活動を通じ、地域とのつながりをもつことで、「孤立した高齢者」を一人でも減らして「歳を取っても楽しい毎日を皆と一緒に過ごせる」まちづくりを目指したいと思います。高槻市が今後成長するためには、高槻市全域で独居の高齢者を含めて高齢者が生き生きと生活、活動できる環境づくりと、地区コミュニティや福祉委員会をはじめとした各種団体、また、災害時には地区防災会と行政が一体となった活動を継続的に行える施策が必要と考えますので、今後とも輝く高槻に向けて地域振興や防災活動にご支援をよろしくお願いします。


◆ コミュニティ市民会議副議長
どうもありがとうございました。続きまして、地域安全部会お願いします。


◆ 地域安全部会
昭和40年代、南大冠東地域では宅地開発が進み、市道整備と都市計画が遅れ、特に冠水する地域では、市道よりレベルを高くして造成されました。
宅地開発は当然のことに地域の人口を増加させます。その多くが大規模住宅開発によるものです。それとともに、市道整備が進み、交通機関も整備され、私達のまちは古いまち並み、新しい住宅の併存するまちとなりました。
その当時は、地域住民の平均年齢が30歳に満たない地域であり、急激な人口増加とともに、地域に市場、商店街、スーパーもでき、近くに病院も増え、簡易郵便局や市立保育所などの公共施設も新たに整備されるなど、地域全体が栄えました。
人口は、昭和50年頃10,500人をピークに、その後は、昭和55年9,950人、昭和60年9,500人と減少をはじめ、近年では少子高齢化が更に加速しています。また、世帯数3,850世帯、人口9,100人の内、年少人口15.3%、就業人口57.6%、老年人口27.1%で、老人世帯が多くなっております。現在、当地域では、住民の日常生活の支えとなっていた、一部のスーパーや商店街の閉店が続き、日常生活の買い物の過疎化地区となっております。その原因の一つとして私が感じているのが、生活道路における歩道の歩きづらさにあると思われます。昭和40年代に整備された当地域の道路は、途中から急な坂となっていたり車道側に傾斜していたりする歩道が複数あり、安全な歩行が困難です。 
特に、大塚町や深沢町等には水路が多く通っていることからも、周辺の歩道は傾斜が目立っております。地域の方からは、若い頃はあまり気にならなかったが、高齢となり体力が落ちてくると、歩道の歩きづらさを痛感し、近所のスーパー等への日常的な買い物がつらいという声も聞こえております。私も実際、傾斜のある歩道を歩いている方が、車道側へよろめいている姿も見ております。これは高齢者に限らず、通学時の小中学生や、ベビーカーの親子等にも考えられることです。
高槻市全体としてみても、当地域と同様に、昭和40年代に人口増加と開発等が進んだ背景から、同様の箇所は点在していると思われます。今後の高槻の成長には、市民の日常生活に密着した歩道整備等のバリアフリー化を進め、高齢者にとっても、子育て世代の人達にとっても、更に「安全で安心して暮らせるまち」をつくっていくことが必要ではないでしょうか。


◆ コミュニティ市民会議副議長
どうもありがとうございました。続きましてまちづくり部会よろしくお願いします。


◆ まちづくり部会
コミュニティは、地域の様々な活動を包括し、また総合的な住民組織であって、福祉、防災、防犯、交通安全、青少年の育成の諸活動を行政とも連携して円滑に機能することが大切であると考えます。これまで、当コミュニティ連絡協議会では「地域の誰もが、助け合い、そこで安心して暮らし続けられる」ことを目指して、防災、福祉活動を精力的に進めてまいりました。その中でも、地域と学校との連携活動に力を注いでおり、地域と学校が一帯となって児童、生徒の教育面、安全面など、可能な限り催しに協働して取り組んでおります。ふるさと夏祭り、ふれあい文化祭、防災訓練、中学校への出前講座、折り紙飛行機大会、縄跳び大会、地域クリーンキャンペーンなど、各種団体と連携しながら、地区の子ども達が輝けるよう、各種事業展開を実施しております。
私達が、学校との連携を行うなかで、地域内の小学校や中学校で事業実施や調整のため、よく足を運びますことから感じることは、建物、設備面に不備が見受けられることであります。
建物では、外壁面の亀裂等による雨の伝い漏れがあること。設備面では、トイレが和式であり、また、トイレのドアの上下間が開きすぎで、使用時には周囲に気を使いながら用を足すなど、子どもの快適な学校生活や勉強に励むうえで支障とならないかと考えます。施設面での更なるご配慮をお願いいたします。
高槻市では、児童の登下校の安全確保のため、全小学校の通学路に防犯カメラも設置していただきました。児童生徒が安全かつ良好な教育環境で学校生活を送れるよう、耐震補強工事もなされました。老朽化対策や長寿命化に向けた施設整備の検討を行っていただいていることは、当協議会としても大変心強いものであると感じております。
私達、地域住民としましても、児童の登下校時にはセーフティボランティアをはじめとした地域住民による防犯への取組を、今後も強化してまいります。
高槻市は、経済の高度成長や人口の増加に合わせて多くの公共施設等を整備され、これらの施設の大半は相当年数が経過し、老朽化が進む一方で、人口減少や少子高齢化の進行による減収が見込まれ、公共施設等の効率的な改修等の投資が求められると考えますが、高槻市が更に成長するためには、市の財産である子ども達の生活に関連する環境整備が必要と考えますので、今後ともよろしくお願いします。


◆ コミュニティ市民会議副議長
どうもありがとうございました。それでは最後に、組織育成部会お願いします。


◆ 組織育成部会
高槻市は平成35年に市制施行80周年を迎えます。JR高槻駅北側の再開発も終わり、JR高槻駅のホーム拡充工事や新名神の開通予定など、ほぼ終了しました。歴史遺産としては、古代の息吹を感じさせる古墳時代の遺跡である今城塚の整備も完了し、京大農場跡地の安満遺跡の整備も進行中で、何れも高槻の誇る遺産です。それにもまして高槻城跡は、高槻における中・近世の時代を代表する歴史遺産であり、その整備については、弥生、古墳時代と同様に高槻市民が待ち望んでいるところであります。時代の変化とともに、お城の面影は全くなくなってしまい、本丸、三の丸地域は学校や各種施設が建築されています。現在の城跡公園が、二の丸御殿が築城されていた唯一の城跡の場所であり、本丸、二の丸の跡地が公園として整備の上、お濠をはじめ、城としての形態が具現されて始めて城跡公園としてくらい置づけされるのではないでしょうか。
また、高槻城は高山右近ゆかりの城でもあります。オーストラリアのトゥーンバとの国際交流をはじめ、高山右近を通じてマニラとの姉妹都市関係にある高槻市にとって、国内のみならず、海外との都市交流を充実させなければなりません。高山右近、右近像は高槻の歴史上の人物を代表するものとして、現在では全国に知られており、これからは世界に高槻を代表する高山右近像として紹介されていくことでしょう。右近はその歴史上での経歴が示すように、国内で明石、小豆島、金沢そしてマニラへと流転の人生であったことを考えると、今回の列福を機会に、ローマ法王庁から「福者」として認定される高山右近を視野に入れて、今後国内だけでなく世界から訪れる観光客を迎える「おもてなし」の場所としても、高槻城跡公園整備構想を展開していく必要があるでしょう。
さらに、特急「はるか」、また近い将来、北陸へのサンダーバード停車駅として、乗客に高槻で降り市内観光をしていただくためにも、「高山右近の築いた高槻城」のキャッチフレーズが絶対に必要です。歴史遺産観光コースとして、三好山-今城塚-弥生遺跡-高槻城跡の歴史コースで人の流れができれば、まちに活性化が加速されることは間違いありません。
城跡公園と市民会館を一体的に再整備することにより、市民の憩いの場や、誰もが自由に楽しめるにぎわいの空間を形成し、「みどり」「歴史」「文化」をめぐる人々の交流と地域の活性化を促す新たな交流拠点として、これから50年後、100年後の「未来の高槻」を考えるためには、高槻城跡整備は高槻市民が大きな期待と関心を持っています。高槻が更なる成長をするために、市民が一体となってまちづくりを進めていくことが必要ではないでしょうか。よろしくお願いいたします。


◆ コミュニティ市民会議副議長
どうもありがとうございました。それでは以上で、各部会からの提案を終わります。
これから市長との意見交換に移りたいと思います。まず、市長から提案をお聞きになってのご質問、ご意見をお願いします。

◇ 市長
どうもありがとうございました。皆様がおっしゃっていることは、私も同じく十分理解していることでございまして、皆様と共通認識を持っていることを大前提としていただければと思います。
只今、皆様からお話をしていただきましたが、平素からコミュニティで会長はじめ役員の皆様がイベントを企画していただいてるわけですが、まさにこれが災害発生時など有事の際に役に立つという、これが東日本大震災のときにまさに実証されたわけです。
我々としてもありがたいことだと思っています。
また、高齢化社会になり、高齢者の方々を見守っていかなければならないということでも、これも行政だけで進めていくことはほぼ不可能ですので、地域包括ケアシステムというものを構築するために現在進めています。
地域包括ケアシステムといいますと非常に難しい名前で、大変そうに思えますが、簡単な話で医療、介護、福祉そして地域と、全部一緒になって力を合わせて高齢者を見守っていくシステムであります。これは行政だけでも難しいですし、医療だけでも難しい、介護だけでも、福祉だけでも難しいことが目に見えてわかるわけですから、そんな意味でも地域包括ケアシステムをこれからどのように構築していくかを、どの自治体も考えていますが、高齢化率の高い高槻市は率先して取り組んでいかなければなりません。
そのためには、コミュニティの皆様のお力が必要不可欠でございます。そういった意味では、只今発表がありましたように、地域での取組を行っていただいていることに、改めましてお礼申し上げます。
あと、バリアフリーの話ですが、これは一段高い歩道をなくして、段差のない車道と同じ高さの歩道にするというご意見でしょうか。確かにあれは斜めになっていまして、歩道のはじまりと終わりや駐車場の出入り口の所が斜めになっています。私もそれは良くわかります。私もジョギングしていますが、そこの場所はジョギングがしにくいですね。
高槻市は急激に住宅街が広がりました。その時期がちょうどいわゆるモータリゼーションの時期でして、私が言うのもおかしな話ですが、これから何十年か先に、高齢者が増えて大変歩きにくくなるということなど考えずに、住宅建築優先になっていたのではないかと思います。道の狭い所も有りますし、車も走りにくいし、歩道も狭くて斜めになっている所も結構あります。場所によっては、歩道のない所もあります。歩道のない所では車が突っ込んできて危ないという心配もあります。そんなジレンマもあります。
そんな場所には、現在、順次通学路をグリーンのカラー舗装をしたりしています。そういった人と車の住みわけを意識的に行い、通学路の安全も図っていっておりますし、このあたりも始まったばかりで順次していかなければなりません。
ですから基本的に今後は、そのような平面で歩きやすい歩道にしていくのが良いのか、又は歩道は一段高い今までどおりの歩道で良いのかということでは、恐らくこれからはバリアフリーということになりますと、段差をなくした方向になるのかと思います。
そういった問題意識は行政も持っていますので、これから順次そのようになっていくと思います。ただ一度にやっていくのは財政負担がかかりますが、そういったことは無理だというのではなく、バリアフリー化には高槻市は積極的に取り組んでいきますし、危険な場所などは優先的にやっていくことになるかと思いますが、何分広い地域でそのような箇所も沢山ありますから、時間が結構かかることになると思います。また、色々ご意見をいただければと思います。ありがとうございました。
それと地域で盛り沢山のイベントをしていただいて、ありがたいことだと思っています。
学校の設備のことですが、トイレの洋式化を順次進めています。実は私も一気に工事ができるのかと思っていましたら、一気に工事に取り掛かりますと費用が30億円から40億円かかるらしいということで、そんなに費用がかかるとは思いませんでしたので、全部を一気に工事をすることは難しいとなりまして、財政負担が生じないように順次小学校の工事をしています。
現代の子ども達は和式トイレが苦手ということで、私の世代はまだ和式トイレの世代ですから、話を聞いてびっくりしました。
それと、トイレのドアの上下の隙間が開き過ぎとの話しですが、今は勝手に関係者以外は学校内に侵入できませんが、安全のために隙間がつくられているのか、隙間を無くしてしまうと防犯上良くないのか、ちょっとわかりませんが、これも確認をさせていただきたいと思います。
学校の耐震補強の工事につきましては、小中学校は全て終了いたしました。それと、防犯カメラですが、今年度から防犯カメラを稼動しているところです。ただ、この防犯カメラも限界がありまして、全ての所に隙間無く取り付けることもできませんし、住民のプライバシーのこともあります。そこは日本という国ですので、本当はやはり防犯カメラに頼らないような安全なまちづくりができれば良いのですが、今のご時世ではそういうわけにもいきません。
防犯カメラは設置いたしましたが、セーフティボランティアの方々に頑張っていただいていることは、非常に有り難いことで改めてお礼を申し上げたいと思います。これからは機械的な見守りと、人の目による見守りとを、連携して色々なアイデアを出していただければと思います。よろしくお願いいたします。
次に高槻城ですが、今年、平成28年3月に城跡公園再整備基本計画を策定しました。二の丸跡には市民会館を建設します。先行して整備計画に入っていますが、中長期的には本来の天守閣があった、槻の木高校は本丸広場になり、第一中学校の所も、その近所にあります広場も含めて城跡公園再整備基本計画に盛り込んでいます。
まず二の丸跡に市民会館が建設されます。この市民会館を建設しますと今後50年ぐらいは市民会館の建物を建て替えたりできませんので、今がチャンスといいますか一つの節目であると思います。二の丸の部分は、城跡を彷彿とさせるような計画を進めるように指示を出しているところです。今やっておかないと、今後、城跡再生はできませんし、将来、子どもの代に引き継がなければなりません。「前はあそこが城跡だった」と言われても、そのときには整備ができないこともありますので、後の世代にここが「城跡」だとわかるようにしておかないといけません。
ですから、今回市民会館が建てられる二の丸には「ここが城跡だ」ということがはっきりわかるような復元等をしたいと思っています。細かい話をいたしますと、第一中学校の前の道の半分はお堀でしたので、堀を再現するとなると道路を削らなければならないということになりますので、完全な再現は難しいかもわかりません。ただ、市外から来られた方々が「ここが城跡で良い雰囲気だな」と思われるような整備をしたいと思っています。
あと天守閣の復元ですが、問題なのは高槻城の天守閣は写真がまったく残っていないことです。天守閣を再現しているところは明治時代の写真が有ったり、図面が残っていたりしていまして再建ができていますが、高槻城はそれらが有りませんので、再建となると空想の部分が出てきたりすることになります。
それと、これは市民の皆様、府民の皆様に関係することですが、ご理解いただく必要があるのは府立槻の木高校や市立第一中学校の部分です。学校が移転するということになると、卒業生を中心に色々と意見や問題も出てきます。そういったことも解決していかなければいけないと思っています。
いずれにしましても、城跡公園の再整備はこれからも継続していきますので、色々なアイデアがあればよろしくお願いします。以上でございます。


● コミュニティ市民会議副議長
ありがとうございました。
続きまして、第2部といたしまして『地域課題の解決に向けて地域と行政が協働できること』をテーマに各部会から、1人5分を目途に、順次ご提案をお願いしたいと思います。
それでは、最初に総務広報部会お願いします。


◆ 総務広報部会
コミュニティ活動を行う上で地域エリアについて違和感を持っております。それはコミュニティ協議会の主軸である自治会のエリアと団体のエリアの違いです。このことは本コミュニティ協議会だけの問題ではないと思います。
私達のコミュニティ協議会は、12の自治会と9の各種団体で構成されています。
コミュニティ協議会として活動を行う場合、構成されている組織が一致団結して協力しております。しかし、地区福祉委員会は19の自治会との関わりがあり、防犯協議会、民生委員児童委員等のエリアは小学校校区に準じています。それぞれの団体には、コミュニティ協議会加入自治会以外の人達も参加しており、この点が違和感の一因と思っています。
例えば、先般、10月16日(日)小学校の体育館で「災害時要援護者避難訓練」をコミュニティ協議会、地区福祉委員会、民生委員児童委員等で開催しました。この訓練は、コミュニティに未加入の自治会や団体の人達も、地区福祉委員会や民生委員児童委員等の主導のもと協力員を含め多数の参加者を得ました。特に他地区の障がいをお持ちの方々が参加をされ、団体の広い地域活動が功を奏していると思います。しかし、コミュニティ活動は、加入している自治会の住民を中心に考えると、他地区の自治会に触れることになり、一考を要する問題ではないかと思います。
また、選挙の投票場所についても、同一協議会、同一校区内にも関わらず、一部の自治会だけが他投票所になっていることです。投票人数が関係していると思いますが、立会人の推薦も同様です。地区のコミュニケーションを図る上で、向かい同士が一緒に投票に行くことが良いのではないでしょうか。
そして、コミュニティ協議会において「防災避難訓練」を行う場合、一部の自治会がコミュニティ協議会内の自治会として一緒に行っています。しかし、その自治会はコミュニティ協議会とは直接関係のない場所が避難所として指定されています。当然、災害時には近くにまず避難することが大切ですが、この問題も避難人口と避難所との関係が考えられます。だが、長期の避難所になった場合、コミュニティとの関係が希薄になる恐れがあります。
以上のことから、本コミュニティ協議会としましても、各種地域行事や防災活動等により、地域住民が交流を深め、高槻がより住みやすいまちとなるよう引き続き取り組んでまいりますので、色々な経緯があるとは思いますが、地域の各種団体が連携しやすくなるよう、市の関係部署にてエリアの検討をお願いしたいと思います。
なお、本コミュニティ協議会では、校区内の未加入自治会に対して加入促進を行っており、今後も継続していくことで、協議会のエリア内を網羅できるよう取り組んでいきますのでよろしくお願いします。


◆ コミュニティ市民会議副議長
次に、地域安全部会お願いします。


◆ 地域安全部会
私からは、地域課題の解決に向けての仕組みづくりについて、提案いたします。
皆様ご存知のようにコミュニティ市民会議の活動方針では、コミュニティ活動の基本理念は、そこに暮らす人々が豊かな人権意識を持ってお互いの協力関係を築き、地域の生活課題を解決する話し合いを深め、住み良いまちづくりを目指して活動するところにあると明記しています。地区協議会は正にこの地域の生活課題を解決することで、自治会即ち地域住民の求心力は保持されると考えます。
そこで地区協議会としては、重要な地域の課題をまとめ行政に伝える。行政はそれを受け遅滞なく解決策を取る。課題解決に行政と協議会が全面的に協働できるような体制づくりを早急にやっていきたいと考えます。
そのために一案を述べます。
地域の課題は、行政がつくる年度計画、事業計画等では載せきれないものが多い。未解決のまま放置しておくと、住民の不満は高まるし、行政サービスの低下と感じることになります。そこで地域の課題を効率的に解決していくために、行政と協議会(地域)の双方に仕組みをつくることを提案します。
地域の課題解決には多くの場合、複数の部署が関係することが多くあります。まず行政には、複数部署にわたる案件を統括する機能を構築していただきたい。
事例として、私の地域での学童の通学路の危険な箇所に歩行者用信号を付けてほしいという案件を紹介します。通学路に関しては市教育委員会保健給食課が所管ですが、道路は都市創造部道路課です。信号は警察署です。しかも道路に引いている白線も道路課でするものと、警察所管のものとがあります。看板を立てる、線を引くのにも種類により管轄が分かれています。
これらを統括してまとめていく機能がなければ、課題はいつまでも解決されず、たらい回しの上、未解決になり、「いくら言っても駄目だ」とあきらめることになります。「地域課題の解決に向けて地域と行政が協働していくのであれば、統括する機能が必要であると考えます。
一方、地域課題の取り上げ方も工夫しなくてはなりません。「あれば良いな」という類のものや個人的な要望を地域の課題としてとりあげるときりがありません。個人的な見解のものを排除するためには、役員会、理事会、総会等地域のしかるべき機関に諮り提出する必要があろうと思います。
地域課題の解決に向けて地域と行政が協働していくために、何らかのルールとか仕組みをつくっていこうと思います。


◆ コミュニティ市民会議副議長
次に、まちづくり部会お願いします。


◆ まちづくり部会
私の住む地域は、丸橋小、芝生小、寿栄小学校と三校の校区に恵まれ、寿町、栄町、川添と三つのまちで構成され、昭和40年頃から建売住宅産業のピークとなり、農地が宅地開発されました。それに伴い、現在は道路も整備され、1万3千人以上の地域住民が生活し、静かで落ち着いたまちとして生まれ変わりました。
しかし、この静かで落ち着いた地域を一変して脅かす問題があります、それは「水」の問題です。「寿栄川添」地域では、昔は地域全体が稲作の耕地だったこともあるのか、住宅の中を流れる「日野川水路」及び「柳川水路」に囲まれ、近年頻発している局地的集中豪雨のたびに、地域の方々は不安に駆られている状況です。平成24年8月に最大で時間降雨量が110ミリの集中豪雨のときも、市内全域で床上浸水247件、床下浸水597件という甚大な浸水被害が発生し、「寿栄川添」地域も内水氾濫が発生し、寿町が床上12件、床下10件、栄町が床上4件、床下56件、川添が床下2件と大きな被害にあいました。
先日、高槻市コミュニティ市民会議の事業で市内の公共施設等を見学する「施設見学会」に参加させていただき、安満遺跡公園計画地内の雨水貯留施設を見学しました。平成29年供用開始予定で、局地的集中豪雨に対し、雨水管や水路から溢れそうになる水を引き込み一時的に貯留することで、浸水被害を軽減させるために設置されるとのことで、高槻市が雨水対策に対して、真摯に取り組まれていることは大変勉強になりました。実現までの時間や費用を考えると、現実的ではないかもしれませんが、「寿栄川添」地域や同様に水の問題で頭を抱えている地域にもこのような施設があれば、地域住民は安心して生活やまちづくりに専念できると考えます。
ただし、下水道整備だけでは、高槻が安全で安心なまちにはなりません。私も、「なせばなる、なさねばならぬ何ごとも、なさぬは人のなさぬなりけり」をモットーに、我々住民による日頃の地域活動や地域訓練も重要だと思っています。寿栄川添地域も地区防災会を設立し、安全・安心の地域づくりに力を注いでおります。高槻の防災力の向上のためにも、地域と行政が互いの強みをいかすことで、より良いまちづくりが実現すると考えています。今後とも高槻市の知恵を借りながら地域の絆づくりに頑張ってまいりますので、ご支援よろしくお願いします。


◆ コミュニティ市民会議副議長
最後に、組織育成部会お願いします。


◆ 組織育成部会
高槻市では、長年にわたり、黒字財政を築かれ、先日も市の広報誌において、平成27年度決算では、市の財政状況は現時点では良好で、20年、30年先を見据えたまちづくりを進めるため、全力で行財政改革に取り組まれていることを拝見しました。一方で、高槻市の高齢化率は、平成27年度12月時点で全国平均を上回る27.6%となっており、将来人口も国全体の人口減少率とほぼ同様の推移で減少すると分析されており、今後も高齢化の進行や公共施設の老朽化など、様々な行政課題が山積するなかで、今後の税収見込みはますます厳しいものとされております。
このような中で、高槻市は子育て世代など生産年齢世代をはじめとした定住人口の増加を目指すため、営業戦略のもと、定住促進プロモーションに力を注がれ、様々な情報発信に取り組まれておりますが、高槻が今後の課題を乗り越えていくためには、より効率的で効果的な戦略が必要であると考えております。
そのためには、今後とも黒字財政を維持するため、税収増を目指す行政推進を進めていくことが喫緊の課題であると考えます。高槻市は、関西の中央都市をうたい、市営バスや鉄道、幹線道路も発達しており、利便性が高く、加えて、まもなく高槻インターチェンジもオープンします。そこで、優良企業や大企業に対し、誘致を積極的に働きかける施策を展開し、できるだけ多くの企業に高槻に来ていただく。そして、この魅力ある高槻に、その企業の多くの子育て世代の方々に住んでいただく。「高槻市内で新たに起業した会社で、起業後3年以内に高槻市内に定住する40歳未満の子育て世代には、家賃を補助する」など、企業、従業員が高槻に来たがる、新たな定住プロモーションを展開されることで、税収や人口が増え、また、子育て世代が住むことで、高齢化率も低下することが見込まれます。若者が増え高齢化率も低下、税収増、人口増、市内商店街も更に活気に溢れる。そのためには、企業誘致に力を注ぐことが必要であると考えます。
そこで、企業誘致を促進するために、私が考えるのが、地域住民をきっかけとした企業のリストアップです。我々の地域におきましても、現役を引退された様々な企業のOBがおられ、地域活動の原動力となっていただいております。そのような各地域の貴重な人材を、我々住民が拾いあげ、企業のリストアップをすることで、市においても企業誘致等に活かしていただき、地域と行政が協働して定住プロモーションに取り組める体制を構築してはいかがでしょうか。日頃のご近所付き合いにより、地域住民だからこそ把握できる情報や人材がいらっしゃると考えます。実現には課題もあるかと思いますが、高槻市の20年、30年先を見据えたうえでの、税収増加の手法の一つと考えますので、どうぞよろしくお願いします。


◆ 進行 コミュニティ市民会議副議長
以上で、市民会議からの提案を終わります。
これから市長との意見交換に移ります。まず、市長から提案をお聞きになってのご質問、ご意見をお願いします。


◇ 市長
地域エリアの問題については、以前から言われている非常に重要な課題で、私達も全く同じ認識を持っています。各団体のエリアを統一できればということで、色々な手法を考えているところです。一つには、行政がこういうエリアでいきなさいとか、上から強権的に進めますと、それぞれの団体の歴史とかプライドもありますし、今までしていた活動がガラッと変わってしまうということもあります。そういう意味で、なかなか行政の方からこういう風にしなさいというようなやり方は難しいです。
地域エリアの統一については、各団体の皆様に話し合っていただき、もちろん行政も入って色々な協議をしながら、すぐにやっていくのか、それとも順次誘導しながらやっていくのか、色々な手法があります。これまでのコミュニティもそうですし、福祉委員会も民生委員児童委員もそうですし、皆様のこれまでの活動とこれからの活動を尊重していくことになれば、やはりお互い譲り合いというものが必要になってくると思っています。
いずれにしましても、地域エリアの統一は、やっていかねばならないという認識は強く持っています。しかし、時間がかかる課題ですので、皆様のご協力をいただければと思っています。幸い、エリアが統一されている地域もありますので、そういった地域のモデルも見せていただきながら、より良いエリアを考えていきたいと思っています。
次に、いわゆる「縦割り」といわれることについてですが、市役所に限らず会社でもどの組織でもそうだろうと思いますが、組織には「縦割り」というのは宿命的なところもあります。かつ、困ったことに国とか府とかまた別に絡んでいるものですから、市だけでは何ともなりません。
例えば道路交通法の問題では、道路交通法の所管、道路法の所管など、法律によっても所管が変わってくるということもあって、極めて複雑な構造になっています。ご提言いただいた内容は、そのとおりだ思いますので、ワンストップ的にそういった制度といいますかシステムがつくれないか一度検討してみたいと思っています。地域住民の皆様もお困りだと思いますが、市長の私も困ることがありまして、「あれどうなっている」と聞きましても、「あれはうちの所管ではありません」と言われますので、どういうことなのか雰囲気はよくわかります。一度持ち帰って、検討させていただきたいと思っています。
まちづくり部会からご意見いただきました水害についてですが、雨、特にゲリラ豪雨による内水氾濫対策には力を入れていこうと思っています。平成24年に皆様ご存知のようにJRや阪急の駅周辺などをはじめ、広い範囲で浸水してプールのような状況になったゲリラ豪雨がありました。全国各都市どこでも同じですが、50ミリ対応、55ミリ対応と言われてまして、1時間に55ミリの雨までならば、内水氾濫を起こさずに全部処理していける設計になっています。以前は1時間に50ミリを超える様な雨なんて降りませんでした。いわゆる50年に1回とか100年に1回とかそのような類で考えられていまして、それで済んでいたのですが、今は2~3年に1回、あるいは5年に1回という形で豪雨となっています。しかも、ゲリラ豪雨のように、どんなに降るか全く予想がつきません。そんなことで、国のほうも重要視していますし、高槻市としましても重要視しております。現在、雨水処理設備の整備を急ピッチで進めているところです。
実は、雨水処理と下水処理とは違います。今、下水道普及率は97%くらいで、雨水処理の普及率はそんなに高くなく下水施設で雨水を処理している状況です。今まではそれで良かったのですが、今後はなかなか難しくなると思いますので、雨水幹線の整備を進めています。その一番大きな事業が雨水貯留施設です。以前にご覧いただいたように安満遺跡公園の下に雨水貯留施設をつくっています。あと、城跡公園の下にも市民会館の整備も含めて、雨水貯留施設をつくる予定にしており、また、あと2か所、市内に雨水貯留施設を予定しております。
これで完全に被害がなくなるというわけではありませんが、ほぼ各エリアにおいてこれまで床上浸水だったのが、床下浸水でとまる。床下浸水のところが浸水しなくなる。要するに減災ですが、被害を最小限にするくらいの整備が近い将来にできる、そういう感じで取組を進めております。
次に、組織育成部会から面白い提言をいただきました。確かに、高槻には特にかつての企業戦士が沢山お住まいですので、そういった方々に少し表に出ていただいて、色々なまちづくりの手助けをしていただくというのは、面白いアイデアだと思います。一度これもどのようなことかができるか検討させていただきたいと思います。今まで私もこのようなことを考えたことがありませんでした。ですからどのように進めれば良いのかすぐに答えは出ませんが、おっしゃったように高槻には色々な資源が眠っているんじゃないかと思っています。色々なマンパワーを使って、掘り起こしていくのは必要になるのではないかと思っています。
企業についてもこういった家賃補助はなかなか面白いと思います。一度このようなことができるのか調べてみたいと思います。実は企業に関しては、3年前に社宅の補助制度を実施しました。社宅をつくっていただく、もしくはどこか借り上げていただいて社宅にする場合には、1軒あたりいくらという補助を実施しました。当初このアイデアを出しましたときは、今どき社宅なんかつくらないだろうというご意見もいただきました。でもやってみないとわからないから、だめだったら止めれば良いわけで1回やってみようということで実施しました。これが結構好評で、この補助制度を使って社宅を建てていただいている企業もあります。こういったアイデアも大切なアイデアだと思います。新しいアイデアも考えて、施策を進めて行きたいと思います。よろしくお願いします。


◆ 進行 コミュニティ市民会議副議長
まだまだご意見をお伺いしたいところですが、時間の都合もありますので、これで終わりたいと思います。本日はどうもありがとうございました。


 

お問い合わせ先
高槻市 市民生活環境部 市民生活相談課
高槻市役所 総合センター 1階 27番窓口
電話番号:072-674-7130
ファクス番号:072-674-7722
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