富田地区では、経済の高度成長や人口の増加等に対応するため、多くの公共施設が整備されてきました。これらの施設の多くは建設してから相当年数が経過し、大規模改修や更新が必要な時期を迎えつつあります。これらの公共施設の再構築においては、必要なサービス機能を確保するとともに、新たなまちづくりの機会と捉え、人口減少時代にあっても地域活力の維持・向上につなげていくことが重要と考えています。
一方本市では、社会情勢の急激な変化や複雑化・多様化する様々な教育課題に対応するため、市内全中学校区で連携型小中一貫教育を実施してきました。これまでの成果と課題をもとに、小中一貫教育の成果をさらに高めるために、第四中学校区に「施設一体型小中一貫校」を設置する取組を進めているところです。
本構想は、地域の方々とまちの将来像を共有しながら、富田地区の特性を活かした持続可能なまちの実現を図るため、令和2年度からの2ヵ年で、公共施設の再構築と施設一体型小中一貫校の設置を軸としたまちづくり基本構想を策定するものです。
基本構想の構成は、下図のとおり、「第1編 富田地区まちづくりの将来像」から「第4編 富田地区まちづくり基本構想の推進」までの4編構成とすることにしました。
令和2年7月以降、庁内に設置した高槻市アセットマネジメント推進本部会議及び庁内専門部会において検討を重ね、第1編 富田地区まちづくりの将来像(検討概要)について取りまとめましたので、お知らせします。
今後、第1編の検討概要を踏まえ、第2編以降について取りまとめる予定です。
富田まちづくり基本構想(第1編)【検討概要】(PDF:444.2KB)
〇施設利用者アンケートの実施
公共施設の再構築にあたり、富田地区内の公共施設において「公共施設の利用に関するアンケート」を実施しました。
アンケートは、令和2(2020)年8月17日(月)~8月31日(月)の期間に、富田青少年交流センター、富田ふれあい文化センター、小寺池図書館、富田公民館、赤大路コミュニティセンター、富田老人福祉センターの6施設で実施し、回答数は984件となりました。そのうち、有効回答数は849件(有効回答率86.2%)でした。
富田地区まちづくり基本構想(第1編)【検討概要】について
(1)広報誌「たかつきDAYS」令和3年2月号に掲載
(2)例令和3年2月上旬に、富田公民館、赤大路コミュニティセンター、富田ふれあい文化センターにおいてオープンハウス(パネル展示)の開催を予定していましたが、新型コロナウイルスに係る緊急事態宣言に伴い延期しています。(令和3年1月末時点)
富田地区まちづくり基本構想全体(第1編から第4編)については、令和3年12月頃にパブリックコメントを実施した後、市民の意見を踏まえ、令和4年2月頃に策定する予定です。
PDFファイルを閲覧するには「Adobe Reader(Acrobat Reader)」が必要です。お持ちでない方は、左記のボタンをクリックして、ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。