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ワンクリックしただけで登録料の請求が!

相談している様子の写真

ここ数年継続して寄せられている「インターネットに接続していて、ワンクリックしただけで登録料を請求された。」というような相談は、当センターに寄せられた相談の中でもいまだに大きな割合を占めています。

なぜ多くの人々がこのような手口に引っかかってしまうのでしょうか?

事例を見ながら検討していきましょう。

事例


パソコンでアダルトサイトを閲覧していて、「18歳以上」というアイコンをクリックしたら画面がかわり、「ご登録ありがとうございます。3日以内に入会金3万円をお振込みください。もし期限以内にお支払いいただけない場合には、規約にもとづき「IPアドレス」「プロバイダー情報」「個体識別番号」をもとに、氏名、住所、勤務先などを調べ延滞料金と調査料を加算して請求させていただきます。」との記載があった。

確かに、後で入り口のところの画面を最後までスクロールさせてみると、同じ趣旨の規約が記載してあり、「18歳以上」のアイコンをクリックした時点で規約に同意したとみなす、とある。

裁判に訴えるなどの文言もあり、不安で仕方がない。

どうしたらよいか?

アドバイス

この事例の場合、「18歳以上」のアイコンをクリックしただけで契約は成立していません。

たとえ規約が下のほうに記載してあったとしても、料金の確認画面を設けるなどの措置を事業者側が講じていない以上、電子消費者契約法により消費者からの申し込み自体が無効となります。

したがって、契約が成立していない以上、料金を支払う義務はありません。

「でも、IPアドレスや個体識別番号から住所や氏名を特定されて家まで来られたら…」
と心配される相談者も数多くいらっしゃいます。

そもそもIPアドレスとは、通常インターネットに接続するたびに割り当てられる、「ネットワーク上のアドレス(住所)」にすぎません。したがって実際の住所は業者側には伝わっていません。

またプロバイダー(接続業者)を知られても、プロバイダーが第三者からの個人情報開示請求に応じることは通常ありません。

そして個体識別番号といえば、サイト側がかってにつけた番号であるか、あるいは携帯電話などであれば、携帯電話機の製造番号のことで、携帯電話機ひとつひとつを区別する番号にすぎません。

「個体識別」という言葉をつけることで、さも私たちの情報を知っているかのように錯覚させるためのものです。

したがって、無視している限り私たちの住所・氏名などの特定は不可能です。

不安になり、こちらから連絡をとることで個人情報を引き出されるケースが数多くみられますので注意が必要です。 

まとめ

  1. 必要以上に不安にならない(業者は私たちの個人情報を知りません)
  2. こちらから連絡をとらない(連絡を取る人がターゲットにされます)
  3. アダルトサイト・出会い系サイトなどに不用意にアクセスしない(有料サイトが数多くみられます)

もし、ここに挙げているIPアドレスなど以外の情報が画面に表示されて、不安になったような場合は消費生活センター(電話682-0999)にご相談ください。

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