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平成24年第12回高槻市教育委員会定例会会議録

平成24年8月24日(金曜日)午後3時30分、平成24年第12回高槻市教育委員会定例会を教育委員会室に招集した。

出席委員(5人)

1番  勝山 葉子 委員
2番  間石 成人 委員
3番  岸本 一男 委員
4番 中村公美子 委員
5番  一瀬  武 委員

説明のために出席した事務局職員の職、氏名

教育管理部長 上田 昌彦
教育指導部長 山岡 利夫
教育管理部部長代理 石 正伸
教育管理部部長代理 鐘ヶ江一朗
教育管理部参事兼中央図書館長 堀江 公夫
教育指導部部長代理 能村 昌人
教育指導部参事兼教育指導課長  福井  弘
総務課長 田中 宏和
総務課主幹 四宮 明男
学務課長 小阪 智啓
保健給食課長 中村 秀行
地域教育青少年課長 川口 隆志
文化財課長兼しろあと歴史館長 宮崎 康雄
城内公民館長 木田喜八郎
中央図書館主幹 角谷 秀文
教育指導課主幹 小澤 康信
教育指導課主幹 安田 信彦
教職員課長  横山  寛
教職員課主幹 水野 雅友
教育センター所長 中西 浩一
総務課副主幹 丹羽 正裕
総務課副主幹 田口 裕之
学務課副主幹 下次 正弘
保健給食課副主幹 橋長 忠司
地域教育青少年課副主幹 田中 英夫
教育指導課副主幹 佐藤 美恵
教育指導課副主幹  原  綾
教職員課副主幹 吉川 智之
子ども未来部部長代理 島崎 憲章
保育幼稚園総務課長 大野 篤史
保育幼稚園事業課長 万井 勝徳
 

議事日程

日程第1 報告第3号     平成24年度高槻市小中学校におけるいじめ事案の現状と対策について

日程第2 承認第9号     高槻市立小学校教職員人事内申の承認について

日程第3 承認第10号   高槻市教育委員会人事異動の承認について

日程第4 議案第32号   高槻市図書館協議会委員の解嘱及び委嘱について

日程第5 議案第33号   平成24年度歳出補正予算(第1号)教育費原案について

日程第6 議案第34号   教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について

 

書記

奥  博志

( 午後3時30分開会 )

勝山葉子委員長
 ただいまから、平成24年第12回高槻市教育委員会定例会を開会いたします。なお、本日の本会議に傍聴の希望がございましたので、許可をいたしております。
 本日の本会議の出席委員は、5名でございます。なお、本日の本会議の署名委員は、4番 中村委員 5番 一瀬委員にお願いいたします。

勝山葉子委員長
 ここで、会議録の承認をお願いいたします。本日は、平成24年第11回定例会会議録の承認をお願いいたします。会議録の朗読を省略してご異議ございませんか。

(異議なし)

(署名委員 会議録署名)

勝山葉子委員長
 それでは、議事に入ります。日程第1、報告第3号、「平成24年度高槻市小中学校におけるいじめ事案の現状と対策について」を議題といたします。報告を求めます。

教育指導部長(山岡利夫)                                  (報告)
 ただ今上程されました、報告第3号「平成24年度高槻市小中学校におけるいじめ事案の現状と対策について」をご説明いたします。
 まず、お手元の資料1、いじめ事案の現状について報告をいたします。
 平成23年度の認知件数につきましては、小学校が19校33件、中学校が14校28件となっております。
 また、平成24年度につきましては、8月22日時点で小学校が10校15件、中学校が9校9件となっております。
 なお、件数につきましては、いじめの定義「当該児童生徒が一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」ということに基づき、学校が認知したものとなっております。
 学年別では、例年小学校高学年から中学校2年生に多く、特に中学校1年が最も多くなっております。
 現在の指導支援の状況につきましては、平成23年度に報告のありました小学校33件は指導により解消しております。中学校は28件のうち解消しているものが27件、指導をしたのち生徒の個別の課題に対する支援を継続中のものが1件となっております。
 平成24年度に報告のあった事案につきましては、市教育委員会として、7月に市内全小中学校にいじめに関する緊急調査を実施しまして、小学校15件のうち、指導をしたのち児童の個別の課題に対する支援を継続しているものが10件、現在事実確認を含め指導中のものが5件となっております。中学校は9件のうち、指導をしたのち生徒の個別の課題に対する支援を継続しているものが8件、現在事実確認を含め指導中のものが1件となっております。
 資料2から資料11につきましては、教育委員会としての取組に関する資料となっておりまして、概要を説明させていただきます。
 資料2は、7月12日に教育長名で市内小中学校に通知いたしました、「いじめ事象の対応について」でございます。
 資料3は、7月21日に教育指導課長名で通知いたしました、「文部科学大臣談話について」でございます。
 資料4は、7月19日、23日の2日間に分けて実施いたしました生徒指導研修「いじめ問題を解決するために」の実施要項とその際に配付した資料でございます。また、この研修には、小中学校生徒指導担当者全員が出席をしております。
 資料5は、7月31日に開催いたしました「平成24年度高槻市夏季教育セミナー」におきまして、教育指導課長より全教職員に話をした内容でございます。
 資料6は、8月の校長会、教頭会において、「いじめ対応について」指示したときの配付資料でございます。
 資料7は、7月13日の特別支援教育校内委員説明会におきまして、平成13年1月に当時の教育長が通知いたしました「障がいのある児童生徒に対するいじめ等人権にかかる問題事象を根絶するために」を配付し、再度、その取組の徹底を図るよう伝えたときの配付資料でございます。
 資料8は、8月22日に実施いたしました、「高槻市いじめ・不登校対策協議会」の開催に関するものでございます。
 資料9は、文部科学省からの「いじめの緊急調査について」の全国調査に関するもので、調査の内容も一部付けております。
 資料10は、毎年、日常的な報告以外に、年2回実施しております学校への生徒指導ヒアリングの資料であり、いじめ事象についてはこの様式で報告を求めております。
 資料11は、「いじめをなくそう子ども会議」の宣言文とアピール文でございます。この会議は、平成18年に実施されました「いじめ撲滅のための中学生交流会」を受け、中学校生徒会執行部からのいじめについての学習会を実施したいとの要望に基づきまして、平成18年度より市内の全市立中学校生徒会執行部による学習会を実施しております。今年度も、いじめをなくすために生徒たちが主体的に取り組み、各学校での生徒会活動につなげることを目的として、生徒会執行部代表者等からなるリーダー研修を実施する予定でございます。
 最後に、参考資料といたしまして、学校が実施しております「学校生活(いじめ・いごこち)アンケート」を付けております。
 なお、冒頭の資料配付一覧でございますが、資料番号の右側に、◎を付けておりますのが、市独自で行っている取組でございます。
 以上、「いじめ事案の現状と対策について」の概略について、ご報告をさせていただきましたが、ご意見をさまざま賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

勝山葉子委員長
 ただいま、報告が終わりましたが、委員の皆さん何かご意見ご質問はございませんでしょうか。

岸本一男委員
 最近、いじめの陰湿化が進んでいる、ネットがその原因になっているということで、ネットの書き込みの部分の情報を集めたり、調査するような取組はまだ進んでいないのでしょうか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 特にネットの部分とか、そういうところにしぼっての調査等はまだ実施しておりません。いじめの態様としては冷やかしやからかい等言葉によるものが多いです。今言われたようにネットを使ったものというのは増えているという感覚は持っております。

岸本一男委員
 最近の携帯は動画が撮れますので、動画を撮ってそれを公開したり、又そういうもので脅したりするケースがあるということですので。私が聞いているところでは、ネットパトロールの実施とか、ネットトラブルの防止、そういう取組が徐々に増えているので、そういうのも参考にされたらと思います。

勝山葉子委員長
 ネットパトロールのことですが、子どもが中学生の地区委員会で、携帯電話の使い方とかの説明を受けました。同じものを中学生を対象に、阿武山中学校は行っています。おそらく他の中学校も同じような取組をされていると思うのですが。

間石成人委員
 資料1のいじめ事案の現状についてですが、指導支援の状況として解消・継続支援中・取組中というふうに分類されていますね。解消というのはどういう状態になったことを確認したことをもって解消したという判断をされているのですか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 解消ということにつきましては、一定指導が終わった後、そのグループの中で同じような事象が起こらないというふうに判断したときに解消という判断をしております。

間石成人委員
 継続支援中、あるいは取組中というのは、どういう区分けになるのですか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 取組中のほうから説明させていただきます。取組中というのは、現在事実確認をしている、もしくは事実確認が終わった後、実際に子どもたちに説諭をしたり指導を行っている、それを今現在行っている最中のものを取組中としております。
 継続支援中というのは、一定そういった謝罪等についての指導が終わった後、加害の子どもたち、また被害の子どもたちのそれぞれの課題に対して継続して支援をしたり、見守ったりしている状態のものを継続支援中としております。

間石成人委員
 この認知している事案ですが、この中で、暴力をふるって刑事犯罪にあたるような事案というのはありますか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 細かなデータになると昨年度のものになるのですが、昨年度について多かったのが、冷やかし、からかい、言葉での脅しというものです。続いて仲間外し、集団による無視というものです。それ以外に、軽微な暴力というものもございます。今年度、現在調べているものにつきましても、言葉によるものというのが多いですが、つねったりという行為もございます。

間石成人委員
 暴力の事案で、例えば骨折をしたり、あるいは出血をしたりという、傷害にあたるような事案はありましたか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 特にそういったケースは認知しておりません。

間石成人委員
 起こった事案で、被害を受けた児童・生徒が不登校になってしまっている、あるいは不登校になったが、何らかの対応をすることによって登校できるようになったというケースはあったのでしょうか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 その前後に、そのことによって、登校できなくなった子どもは実際にいます。そういったことについては、その後の継続支援という形で取り組んで、一定その後解消ということで登校できるようになっているということでございます。

間石成人委員
 そうすると解消というのは、不登校になった子どももちゃんと授業に出られるようになっていると、そこまで事態を改善できていると理解していいのですか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 解消というものについてはそういうことと認識しております。

中村公美子委員
 同じ資料1の[3]実態把握の方法についてですが、実態把握というのは、いじめがあるかないかの実態把握ということでしょうか。それとも、いじめが発覚した後の内容も含めた実態把握ということでしょうか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 主には、いじめがないかどうかを点検するために行っているものでございます。実際にいじめの兆候が見られたときに合わせてやっているようなケースもございます。

中村公美子委員
 区分の「アンケートによる調査」というのは、対象が児童生徒ということでしょうか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 アンケートについても子どもたちを対象に実施しております。

中村公美子委員
 これは統計局のデータなので、それが高槻市にそのままあてはまるかはわからないのですが、いじめは、学級担任の発見や、学校の取組として児童生徒へのアンケート調査での発見も多いですが、同じくらいかそれ以上に発見につながるのが保護者からの情報です、保護者へのアンケート調査も多く、いじめの発見につながっているので、その辺も考えながら、引き続き早期発見・対応にあたっていただきたいと思います。

教育指導課主幹(安田信彦)
 保護者を対象に実施しているというところは少ないですが、懇談等でいろいろ聞かせていただいておりますので、今言われたような調査についても検討していきたいと思います。

間石成人委員
 拝見する限りは、いじめの認知件数というのは増加の傾向にあるということですね。きちんと起きている事象を認知できているということ自体は悪いことではない。学校、教室ではたくさんの子どもたちがそれぞれいろんな個性を持っています。そういう子どもたちが毎日長時間一緒に生活を共にしている中で、様々な摩擦が生じることは避けられないと思います。学校の中は綺麗事だけですむ生活ではないでしょうから。
 ただ摩擦がある中で、受忍できる以上の被害を受ける、あるいはそういう加害行為をするということはもちろん許されないわけです。そうすると、摩擦が生じている中でそれが被害の子どもにとって受忍できないような状況になっているのか。あるいはそれが日常生活あるいは勉強などに関して支障が生ずることになっているのかどうか。それは早期に発見して、防止し、対応していくという組織的な対応が必要だと思うのです。
 我々、教育委員というのは常勤で関っているわけではないですから、そういうことを自ら積極的に感知して対応できる、そういう立場には残念ながらないわけです。むしろ、各学校あるいは事務局の方々がそういうことに対して組織的に対応できるような体制が構築されているのか、あるいはそれが現実に適切に運用されているかを見るべき立場だと思っています。これまで委員会の場以外でもいじめの状況について適宜、報告なりを受けている中では一定そういうきちんとした組織的な対応のための体制ができている。それを適切に運用しようと努められていることは理解しています。
 ただ、子どもたちというのは、常に見えるところで行動しているわけではないですし、学校の先生方も常に教室にいるわけではない。放課後の時間帯はましてそうですね。そういう意味では、いろんな子どもの普段と違う状況というのをきちんとつかんで、できるだけ被害を受けている、あるいは受けつつある子どもたちが孤立しないように見守っていく、そういうことで継続的に努力していっていただきたいと思います。

一瀬武委員
 私から少しお話をさせていただきたいと思います。すでに教育指導課のほうでは、いじめ事案に対していろんな対策をとっているわけですが、私も今回はちょうど校長先生との面談にあたりまして、学校のトップは校長先生ですし、特にいじめ事案等については率先して指導をしていただく立場の方ですので、その立場の方一人一人に私の考えを、教育委員会事務局の考えを、お伝えしました。
 その際に、まず、学校として必ず組織的に対応してくださいということを、これは基本中の基本ですが、強く申し上げました。学校の先生というのはいろんな研修を受けられて、力を持っておられるわけですが、残念ながら力が十分についていない方、新しい方もおられる、そういうことも事実ですので、もし厳しい状況になるとすれば、力のまだ足りない先生のところで発生するだろうということから、学校の対応としてそういった先生のクラスをきちんと見据えて、そこからいじめの対策をしてください。こういうことを強く言いました。
 もう1つ強く申し上げたのは、いじめる子がいれば、いじめられている子がいるわけで、いじめられている子については徹底的に守ってください。学校の態勢を総動員して守ってください。これがまず基本である。その上に立って組織的にいじめ問題を解決してください、こういうことを強く言いました。かいつまんで言いますと特にその2点について申し上げました。

勝山葉子委員長
 大津の事件がありまして、私も委員長としてどうすべきか考えました。不安に思ったりしましたが、定例会では直接触れていなかったのですが、高槻市ではこういった対応をしているという報告を聞いて安心しました。しかし、いじめに対しては安心してしまうことが危ない、でもいじめはあるはずと思ってしまうのも、それはいじめを容認するという考えになるので、すごく難しいことだと思います。
 それから、力のまだ足りない担任を守るというのは、組織的に対応してほしいと思います。私も昔、担任はしていないが学校で3年間教えていました、力のある教師ではなかったので、周りの同じ学年の先生方に守っていただいたという安心感がありました。20年前はそういう感じだったのですが、だんだんそういう連携ができにくくなっているのかなと思います。委員長として、若い先生や今大変な先生を守ることができたらと思います。

一瀬武委員
 いじめ事象というのは見つけにくい、発見しにくいといわれています。したがいまして、学校は、特に担任になると思いますが、いじめ事象をできるだけ速やかに発見する。そういった子どもたちを見る目というのを特につけていかなければならない。その点も特に若い先生方を中心に、十分研修をしていただきたい。
 それと、先ほど間石委員が言われましたが、いじめの非常に深刻な状態、傷害罪に近いようなもの、大津の件はその例だと思うのですが、そういった場合に、加害の子どもはむしろ自分たちのやっていることをいじめとして認識することによって、罪の意識が非常に薄らいでいるのではないかなと危惧しています。子どもたちにいじめが非常に深刻なものになったら、それは犯罪性を帯びている、むしろ犯罪になってしまうということを、きちんと子どもたちに教えなければならないと思います。そうでないと、確かにいじめられたほうも将来にわたって、それは心の底にずっと残るわけです。いじめた子どもにとってもそれは将来非常に悔いの残ることになってしまうと思います。子どもたちにいじめというのは犯罪につながっているという意識を持たさなければならないと思っています。

間石成人委員
 今の犯罪という件ですが、学校は子どもたちを守る場ですが、犯罪を犯した子どもを匿ったり、あるいはないことにする場では全くありません。犯罪を犯したらきちんとそれに対する社会的な制裁を受けるべきなのです。学校はそういうことが起こった原因などをきちんと検討する。そして、もし犯罪を犯して何らかの処分を受けた子どもが帰ってきたら、きちんと受け入れて自立できるように見守ってあげる、そういう場なのです。ですから、教育長がおっしゃったように、いじめという言葉でいかにも犯罪を覆い隠してしまう、何か学校の中での出来事として処理すればいいということでは、もちろんない。そういうふうに思います。

一瀬武委員
 
おっしゃるとおりだと思います。

勝山葉子委員長
 いじめについて、いじめられたほうはずっと覚えていても、いじめたほうというのは案外忘れていることが多いというか、遊びと思ってやってしまっていることがあると思います。教育長が言われましたが、反省してくれる人だったら、いじめないのではないかとも思うのです。子どもたちがお互いのことを思いやる気持ちも育てていってほしいと思います。

一瀬武委員
 とにかくいじめという言葉が、子どもたちにとって非常に軽いような思いで受け止められているのではないかと、非常に心配しているわけです。もちろん重いときには、自分の心に残ったりすると思いますが、からかい半分でやったようなことは、将来残らないというのは、明らかに意識の中で遊びとしてやっているからだと思います。そこは変えていかないといけないと思います。

勝山葉子委員長
 楽しいことばかりが学校ではなくて、間違いながら子どもたちが学んでいくのが学校だと思いますので、そのへんの兼ね合いが難しいと思うのですが、子どもが楽しく学校に行きたいという気持ちになれる、そういう学校になればいいなと思います。

中村公美子委員
 働いている親だったら子どもと接する時間が、学校にいる教員のほうが長かったりもするので、やはり学校生活というのは親が信頼できる場であってほしいと思っております。そういった意味でも、いじめのない学校といったら理想的になるかもしれませんが、多くの関係者がそういったことを目指して取り組んでいくよう努めていってほしいと思います。

勝山葉子委員長
 先ほど教育長が言われた、いじめられた子を徹底的に守るには具体的にはどうしたらいいでしょうか。引きこもりとか、不登校になってしまった場合とか。この前新聞で見ましたが、いじめられている子を転校させる学校があるということで、それはおかしいのではないかと思います。大阪市長はいじめている子を転校させようと言われていましたが、そのあたりはどうでしょうか。

教育指導課主幹(安田信彦)
 いじめについて、まず、未然防止に努めるというのが大切だと思っております。これは少し古いデータなのですが、平成19年に高槻では中学校2年生を対象にいじめに対する意識調査を実施しました。そのときに、いじめを見たときの気持ちとして、男子では55%、女子では71%の子どもがいじめを見たときに気分が重くなったと答えています。それから、約30%の子どもたちがいじめを見たときに腹がたったと、心で感じている子どもたちがこういう割合でおります。
 こういった子どもたちは、この後行動を起こしています。実際に止めたりとか、親に相談したりとかしていますので、学校として、きちんと心の教育であるとか、生徒会とか学級経営の中で、子ども同士のつながりをつくっていくといった取り組みが必要だと考えておりますので、こういった実態調査を、引き続き平行してやりながら、子どもたちを育てていく教育に努めていきたいと考えております。

勝山葉子委員長
 高槻市では、そんなに暴力の事案はないのですが、TVとかの影響もあると思うので、子どもたちはTVで見た芸人と同じ行動をクラスの中でするので、TVとかもチェックできたらいいと思います。

勝山葉子委員長
 他に何かございませんでしょうか。それでは、本件は報告案件でございますので、これをもって終了いたします。
 続きまして、日程第2、承認第9号、「高槻市立小学校教職員人事内申の承認について」、日程第3、承認第10号、「高槻市教育委員会人事異動の承認について」は、関連する案件ですので、一括して議題といたします。提案理由の説明を求めます。

教育指導部長(山岡利夫)                           (提案理由説明)
 ただいま上程されました、日程第2、承認第9号「高槻市立小学校教職員人事内申の承認について」、及び日程第3、承認第10号「高槻市教育委員会人事異動の承認について」の提案説明をさせていただきます。本件は関連する内容ですので一括してご提案申し上げます。
 本件は、平成24年8月1日の高槻市立小学校教職員の人事異動につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第38条の規定に基づき、平成24年7月17日に議案書のとおり大阪府教育委員会に対しまして内申をいたしましたので、これについて承認をお願いするものでございます。
 内申にあたりましては、高槻市教育委員会規則第5号「教育長に対する事務委任等に関する規則」第3条第2項の規定に基づき、前述のとおり平成24年7月17日付けをもちまして、教育長が臨時代理として決裁をしたところでございます。さらに8月1日付けで、それぞれ辞令が交付されたところでございます。
 それでは、平成24年8月1日の人事異動の概略について、議案書に沿ってご説明申し上げます。
 高槻市立五領小学校教頭田中敦子が平成24年6月24日に死亡退職したことに伴いまして教頭の人事異動がございますが、異動につきましては、お手元資料の「転出入一覧」のとおりでございます。
 また、日程第3、承認第10号「高槻市教育委員会人事異動の承認について」でございますが、「人事異動一覧」のとおり4月以降、2件の退職がございましたので報告するものでございます。
 以上、誠に簡単ではございますが、「高槻市立小学校教職員人事内申」及び「高槻市教育委員会人事異動の承認について」につきましての提案説明とさせていただきます。ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。

勝山葉子委員長
 ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

勝山葉子委員長
 それでは、無いようですので、採決に入ります。承認第9号、「高槻市立小学校教職員人事内申の承認について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。

(異議なし)

勝山葉子委員長
 ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
 続きまして、承認第10号、「高槻市教育委員会人事異動の承認について」を原案どおり承認してご異議ございませんか。

(異議なし)

勝山葉子委員長
 ご異議が無いようですので、本件は原案どおり承認されました。
 続きまして、日程第4、議案第32号、「高槻市図書館協議会委員の解嘱及び委嘱について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

教育管理部長(上田昌彦)                           (提案理由説明)
 ただいま上程されました、日程第4 議案第32号の高槻市図書館協議会委員の解嘱及び委嘱につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
 本市の図書館協議会は、図書館法第15条及び第16条と本市の図書館条例第5条第1項により10人で構成されております。
 今回、社会教育関係者の鈴木匠、林田紀子委員から、辞任届が提出されました。これに伴いまして、後任に入江和男、大場由紀子氏をそれぞれ委嘱し、委嘱期間は、図書館条例第5条第2項により平成24年8月25日から平成25年5月31日までの前任者の残任期間とするものでございます。
 なお、図書館協議会委員10人の男女別構成でございますが、男性6人、女性4人で、これまでと変更はございません。
 以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。

勝山葉子委員長
 ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

勝山葉子委員長
 それでは、無いようですので、採決に入ります。議案第32号、「高槻市図書館協議会委員の解嘱及び委嘱について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。

(異議なし)

勝山葉子委員長
 ご異議が無いようですので、議案第32号は、原案どおり可決されました。
 続きまして、日程第5、議案第33号、「平成24年度歳出補正予算(第1号)教育費原案について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

教育管理部長(上田昌彦)                           (提案理由説明)
 ただいま上程されました日程第5、議案第33号、平成24年度歳出補正予算(第1号)教育費原案の決定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。本件につきましては、9月7日から始まります9月市議会定例会に上程されるものでございますが、それに先がけ教育費の原案決定をお願いするものでございます。
 それでは議案書をお開きください。今回の補正におきましては、訴訟関係費用を増額補正いたすもので、教育費の補正額は歳出予算において87万円を増額いたすものでございます。
 それでは、補正内容についてご説明申し上げますので2ページをご覧ください。教育総務費・教育委員会費におきまして、87万円を増額補正いたすものでございます。府費負担教職員の勤務評定である「評価・育成システム」に反対して、「自己申告票」を提出しない高槻市の教職員1名を含む教職員27名が、賞与等で不利益を受けないように、「自己申告票」を提出すべき義務がないことの確認を求める訴訟を提起した件につきまして、最高裁決定がなされたことに伴い、弁護士成功報酬費用として、報償費において予算計上いたしております。
 以上、誠に簡単な説明ではございますが、ご審議の上ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。

勝山葉子委員長
 ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

間石成人委員
 予算とは直接関係ないのですが、この訴訟はどういう形で決着したということですか。

教職員課長(横山寛)
 まず、平成20年11月25日の第一審判決は、「府教委は本件システムを導入する必要性があり、その内容、評価結果の給与への反映も合理的なものであり、システムが適正に運用されており、本件システムは勤務評定の制度を設けるにあたり、府教委に認められた裁量権の範囲内で、裁量権の逸脱又は乱用があるとは認められない。」として原告の請求を棄却しました。
 第二審につきましては、平成22年2月19日の控訴審判決も、第一審判決同様に「本件システムに違憲性・違法性が認められず、控訴人は自己申告票を提出すべき法的義務が認められるから、控訴人らの自己申告票提出義務の不存在確認請求と勤勉手当相当額、慰謝料等の支払請求を認めるべき理由はない。」としております。
 平成24年6月12日の最高裁では、控訴人の上告を棄却、本件は上告審として受理しない」と決定しました。理由は「民事事件について、最高裁上告を許されるのは、民事訴訟法312条1項又は2項に限られること、上告受理申し立てについては、民事訴訟法318条1項により受理すべきものではない」という判決でございます。

一瀬武委員
 このことではないのですが、学校のほうでは校長先生も、この評価・育成システムを、教職員の評価育成に活用されています。それが有効であるという報告を受けております。
 私も校長先生の評価育成をしているわけですが、この中に書かれている先生方の目標設定、そのことで学校経営の話もできますし、そのことによって校長先生の学校経営に関する考え方をはっきりつかむことができます。非常に有効であると思っております。

勝山葉子委員長
 他に何かございませんでしょうか。それでは、無いようですので、採決に入ります。議案第33号、「平成24年度歳出補正予算(第1号)教育費原案について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。

(異議なし)

勝山葉子委員長
 ご異議が無いようですので、議案第33号は、原案どおり可決されました。
 続きまして、日程第6、議案第34号、「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

教育管理部長(上田昌彦)                           (提案理由説明)
 ただ今上程されました、日程第6、議案第34号、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
 本点検及び評価につきましては、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第27条におきまして、教育委員会は毎年その権限に属する事務について点検・評価を行い、議会に報告書を提出するとともに公表することが義務付けられているものでございます。
 高槻市教育委員会事務局におきましては、教育に関し学識経験を有する者の知見を活用し、効果的な教育行政の推進に資するとともに、市議会、市民への説明責任を果たすべく事務の点検・評価に取り組んでまいりました。
 まず点検・評価の対象でございますが、平成23年度教育努力目標に掲げ、推進いたしました教育諸事業全般を点検・評価の対象といたしております。
 つぎに点検・評価の方法につきましては、事務局におきまして、お手元の高槻市教育委員会事務「点検・評価」表の様式により、教育努力目標の具体的目標ごとに点検・評価を実施いたしております。
 なお、記載につきましては、わかりやすい表現を心がけ、課題のあったものは、その要因の精査や整理をして記述しており、点検・評価の結果を次年度の教育努力目標に反映するなど、PDCAサイクルで改善に努めております。
 また、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用につきましては、「高槻市教育委員会事務評価委員会設置要綱」により3名の委員で構成される委員会を設置いたしまして、3回の審議を経て意見をお聞きし、意見書としてまとめたものをいただいております。
 本日は、事務局による「点検・評価」表と、3名の評価委員の方々のご意見を参考にして、教育委員の皆様にご議論をいただき、総括的な点検及び評価をしていただくこととなります。
 そして、本日行っていただきます総括的な点検・評価をまとめた「報告書」及び高槻市教育委員会事務「点検・評価」表、並びに参考資料として事務評価委員会の「意見書」を9月市議会に提出することを予定いたしており、その後、ホームページ等を活用して市民への公表に努めてまいる予定でございます。
 以上誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議いただき、平成23年度における教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価につきまして、高槻市教育委員会事務「点検・評価」表原案の可決に加え、総括的な点検・評価を賜りますよう、お願い申し上げます。

勝山葉子委員長
 ただいま、提案理由説明が終わりましたが、「教育委員会が自らの事務の点検・評価をする」という観点からご意見をいただきたいと思います。
 進め方ですが、大きく4つに分けまして、まず、点検・評価表の3つの大項目、「1 学校園の安全について」、「2 学校教育」、「3 社会教育」、それぞれについて審議した上で、次に、全体の「点検・評価」の取りまとめ、という進行でいきたいと思いますがいかがでしょうか。

(異議なし)

勝山葉子委員長
 それでは、まず、「1 学校園の安全について」の項目について審議いたします。
 先ほどの提案理由説明にもありましたように、高槻市教育委員会事務評価委員会から高槻市教育委員会事務の点検・評価についてということで、意見をいただいておりますので、事務評価委員会の意見を踏まえながら議事を進めたいと思います。委員の皆さん、何かご意見はございませんでしょうか。

中村公美子委員
 警備員の校門配置は、不審者の侵入防止だけでなく、校門前の交通事情などを考えても、安全な登下校にもつながっていると思いますので、今後も続けていくべきだと考えます。

間石成人委員
 今の点は私も同じ意見です。全小学校の校門あるいは幼稚園の門に警備員を、前年度から引き続いて、配置されているわけですね。事務評価委員会の意見でも「不審者の侵入に対して抑止効果が大きい」、「引き続き配置の継続を望みます」と言われています。確かに、社会情勢から見ましても不審者の侵入を抑制するとか、あるいは保護者なり地域の安心あるいは負担軽減のためにも必要な対策ですので、今年度も実施されていますし、今後も継続していくべき事業と考えます。

岸本一男委員
 想定を超えた災害に対する訓練として、幼稚園・小学校の合同訓練等を実施しているというところですが、災害というのは年々、どんどん変化しておりますので、ここに書かれております危機管理マニュアルの見直しを十分実施して、進めていただけたらと思います。

一瀬武委員
 交通事故の件ですが、子どもが交通事故に巻き込まれることを事前に防止することは教育の重大な課題だと思っております。残念なことがありました。この夏休み中にも幹線道路の片側車線が渋滞しているときに、渋滞した車列の間から、反対側の車線に飛び出してしまって車にはねられる事故が2件ありました。
 幹線道路の横断にはとくに注意を喚起しなければならないと思いますし、幹線通学路については交通状況や交通安全施設のチェックや不備な点など、子どもの安全のために放置せずに対応しないといけない。このことについては、私は経験からいっても教育委員会でも十分やられていると思うわけですが、なお、子どもの目線に立って通学路のきめ細かな安全点検をすべきだと思います。

間石成人委員
 今教育長がおっしゃった交通事故の問題ですが、学校があるときの登下校というのは、例えばセーフティボランティアの方々の協力とか、そういう形で安全確保のために積み重ねてきていると思いますし、それは評価すべきことだと思います。休日や夏休みなどの事故の防止というのは、そういうところには頼れないので、子どもの交通安全教育、これは継続的に行われてきていますが、子どもが本当に理解できているか、それぞれの年齢なり性格に応じて、自分の身を守れるようにきちんと理解できているかを考えていかないといけない、そういうふうに思います。

中村公美子委員
 今、間石委員が言われたとおり、安全教育が非常に重要になってくると思うのですが、安全教育は、交通安全に関すること、生活安全に関すること、災害安全に関することと、おおむね3つに分けて安全教育があると思うのです。そういった中で、子ども自身が危険を感知する能力を育成できるようにサポートしていくのですが、それだけではなくて、特に生活安全や交通安全に関しては、その前の段階の危険を予測する能力もきっちり育成できるように、さらに安全教育を推進していく必要があると思います。

岸本一男委員
 関係してですが、夏休み中のクラブ活動で、遠征とかのときに先生がついていたりするのですが、先生が自転車で先を走られたりして、生徒が後ろからずらっとついていかれる。そうすると逆に後ろの子が慌ててついていこうとして無茶をしますので、引率のときできれば先生は後につかれた方がいいのではないかと、そういうところも見ていかれた方がいいのではないかと思います。

一瀬武委員
 警備員の配置について、同じようなことですが、重要な課題ですので。最近、理由ははっきりしないのですが、不満とか不安とか苛立ちを持っておられるのか、そのはけ口みたいな形で、不特定多数を狙った殺傷事件が起きています。あるいは脱法ハーブを吸引して大量の死傷者を出すような交通事故や行為が起きている。本当に大きな問題になりましたが、大阪教育大学附属池田小学校の凶悪犯罪がありました。
こういった社会情勢を考えたときに依然として学校を狙ったような事案が生起することは十分に考えられるのではないか、こういうことを心配します。そういった意味からも制服を着用した警備員の配置というのはずいぶんと効果を上げておりますので、今後も必要ではないかと考えております。

勝山葉子委員長
 点検・評価のところで、「平成22年度末で、府の交付金が廃止された中で、他市の安全対策の手法などの研究に努め、今後の学校園等安全推進事業全体のあり方について、検討をしていく必要がある。」とありますが、前向きな検討でお願いします。
 開かれた学校というのと警備員の配置というのは、警備員がいたら地域の人や子どもが学校に入りにくい、閉じられた学校というイメージがあったのですが、警備員がいても開かれた学校というのはできるのではないかなと思います。私の子どもが小学生のとき、運動会でも地域の人は、見に行こうと思っても入れなかったと聞いたこともあります。警備員がいて開かれた地域の学校にするにはどうしたらいいかというのを考えていけたらと思います。
 交通事故についてですが、幹線道路も大事ですが、交通事故は車がほとんど通らない家の近所で起こるということも聞いたことがあります。普段車が通らないところにたまたま車が来て交通事故にあい死亡するということがありました。一番の親不孝は親よりも先に死んでしまうということなので、子どもたちには、命を大事にするということを徹底的に教えていただきたいと思います。

勝山葉子委員長
 学校園の安全についてまだ他にあると思いますが、またありましたら戻って言っていただくということで、1度休憩を取りたいと思いますがいかがでしょうか。
 それでは10分後、午後4時50分から再開したいと思います。

(休憩10分間)

勝山葉子委員長
 会議を再開します。それでは、次に「2 学校教育」に入りたいと思います。学校教育はボリュームがありますので、3つに分けて、進めていきたいと思います。
 まず学校教育の1から4「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を育む教育の推進、信頼される学校園づくり、の項目についてですが、5ページから29ページまでとなります。それでは何かご意見はございませんでしょうか。

一瀬武委員
 言語活動の充実ですが、今回の学習指導要領ではこの言語活動というのは最重点課題に位置づけられており、言語は知的活動やコミュニケーションをする場合の基盤になります。したがって、学習指導要領の趣旨に則って授業を進められているので、先生方が従来の指導に固執されていない限りは、言語活動を十分取り入れられた授業を展開していると思われるのですが、特に私は言語活動の中心的な役割を果たすのは国語科だと思っております。
 当然、国語科でよく言われる「読む・書く」、こういった国語の基本的な能力を定着させないといけない。今後は学年が進むにつれて記録する、長い文章を読んだらそれを要約する、いろんなものごとを説明する、論述する、こういった能力を計画的につけていかないといけないと思っています。
 この国語科でつけた能力を基本にしながら、各教科での言語活動をやらないといけない。例えば理科での観察、社会見学での記録とか報告、こういうものを書けるような力をつけないといけない。あるいはAとBを比較したり、分類してそれを説明するとかまとめるとか、そういったことを各教科で行う。こういう言語活動をしていく。そして全教科を通じて言語活動を充実させていくことが大切だと思っております。こういうことからすると、先生方が意識して指導しないと子どもたちが力をつけていくことはできないので、教員の意識が非常に大切になってくると思います。

間石成人委員
 平成23年度というのは新学習指導要領でいえば小学校では全面実施、中学校では移行措置ということですね。この点検・評価表を見ましても、全面実施あるいは移行について適切に実施していこうということで課題も把握し、いろいろ試みがなされている。 それから教育センターでも授業改善推進事業あるいは学校教育推進モデル校を委嘱する、あるいは教科研修といった学習指導を充実させていくための取組が継続されていると、私は評価します。今年度から中学校でも全面実施ということから、今教育長がおっしゃった言語活動ということも含めて、子どもたちに充実した教育を提供するように進めていきたいと思います。

中村公美子委員
 少人数指導・習熟度別指導は6月に実際に行われているのを小学校で見せていただいたのですが、本当に個に応じたきめ細やかな指導に結びついていると強く感じました。ただ、その一方で、教員の人員配置、人数的なことも含めてそういったことの難しさや、教材開発も含めて、習熟度に応じた指導の充実、それから習熟度別の中で評価をしなければいけない。そういった課題もあると思います。
 学習というのは、少人数指導であったりという指導形態、教材、指導方法という3つを工夫していくことで、相乗して効果を上げていくことができるものなので、こういうことを考えて、今後に向けて課題を少しずつ解決して、充実していくべき取組の1つだと思っています。

間石成人委員
 「確かな学力」を育む教育の推進ですけれど、平成23年度は大阪府の学力・学習状況調査が実施されたわけですね。高槻の教育が抱えている課題についても改善の効果が認められていると、事務局でも評価されている。確かにそれはそうだと思うのです。その調査結果や評価の内容について、市のホームページや広報紙で保護者・市民に公表して教育活動への理解が得られるように努めているわけです。
 ただ、これは昨年も申し上げたかもしれませんが、調査結果の公表については数値が一人歩きしないように、充実した教育にそれが資するかどうかという観点から、十分に配慮しながら、そのうえで広報には努めていかなければならない、そういうふうに思います。

一瀬武委員
 6ページの小中学校の放課後学習室事業ですが、子どもたちの自学自習力の育成を大きな目的として行ったわけですけれど、学校によって参加数が多かったり少なかったりするということはあるのですが、述べ46,593名という多くの人数が参加しているということで、自学自習や家庭学習の定着には、私は一定の役割を果たしたのではないかなと思っています。
 子どもに学力を身につけさせなければならないわけですが、これは授業中も含めてどれだけ勉強に時間をかけたかに比例してくるのではないかと思っております。自学自習力をつけるというのはきわめて大切ですが、子どもたちにとっては少しレベルが高いのではないかなと思っております。現実的には家庭学習の充実、例えば宿題等を出すことで子どもたちに勉強させることが現実的な対応ではないかと思います。そこで宿題と授業の関係であったり宿題の量であったり、こういったことをもっときめ細かく研究していくことも必要ではないかと思っています。

間石成人委員
 事務評価委員会での意見の中でも、教員の研修について、「教員の若年化が進んでいる中で教員の学習指導力・情熱や熱意を含めた資質の向上に、研修等を一層積み上げていかれることを期待します。」そういうふうに書かれています。
 若い先生方がいろいろな経験や蓄積がまだ十分でない中で、子どもたちというは毎学年その先生たちに教えられて、同じことは2度と繰り返せないわけですから、教育委員会あるいは教育センターによる、そういう先生への研修の充実ということは非常に重要な課題だと思います。高槻の教員研修というのは大変充実したものがなされていると私は評価しておりますが、なお一層の努力をしていくことが必要だと思います。

勝山葉子委員長
 夏休みに入って、2日間あった夏季教育セミナーの研修が、今年は1日になった。それがどういうふうになるかというのは見極めていかないといけないと思うのですが、私自身は参加して、2日間あったほうがいいのではないかと感じました。

一瀬武委員
 7ページの平成24年度からの中学校武道必修化にむけてという点ですけれど、御存知のように平成24年度から中学校では男女とも武道が必修になっています。23年度は、武道を実施するにあたって、安全な指導が喫緊の課題だったと思っております。特に柔道の安全指導がやかましいくらい言われました。
 柔道を履修することが23年度にわかっていたのが、14校ありました。圧倒的に柔道を履修する学校が多かったということで、平成21年度、22年度に大阪府の研究協力校として第七中学校と川西中学校を指定し、23年度は武道必修化にむけて地域の連携指導実践校事業という府の事業があったので、地域の指導者や団体等の協力を得て、ずいぶんと準備をされた。そういう意味からすると、武道の指導の充実を図るために23年度までにずいぶん計画的に取り組まれたという感じがします。今後もさらに柔道等の安全な指導というのは大きな課題ですので、準備で培ってきたようなところをお願いしていく必要があると思います。

間石成人委員
 今教育長がおっしゃった安全の確保というのは非常に大切なことだと思います。23年度いろいろと準備の措置を講じてきたこと自体はもちろん評価したいと思うのですが、各学校の先生というのは武道に対して全員が十分な技量を持っている、あるいは教育の場でのいろんなやり方を十分に備えているとは限らないと思うのです。研修だけで十分なのか、武道、特に柔道に関しては、外部の指導者に継続的に関っていただいて、授業の計画についても、適切に立てていく、あるいは実際に安全な形で実施できているかどうか、そういうことを繰り返し見ていくというのが今年度以降の大きな課題だと思います。

勝山葉子委員長
 武道の授業への準備については、以前の定例会でも教えていただきましたが、柔道とか剣道についてこういうふうに準備しているというところを、簡単に教えていただけますか。

教育指導部参事兼教育指導課長(福井弘)
 柔道につきましては、各学校にヘッドギアを42ずつ、今年度に14校全ての学校にヘッドギア、畳、柔道着については配付し、剣道の4校につきましては、剣道の防具と竹刀については4校全ての学校に配付しております。それから外部指導者とも連携して、今年も授業を行います。それから柔道と剣道につきまして、今日も研修をやっておりますが、研修を定期的に月1回のペースでやっております。

岸本一男委員
 豊かな心を育む教育の推進のところで、いじめとの関連が非常に深いと思うのですけど、万引きとか、火遊びとか、夏休みになりますと、中学生あたりは人数が集まりますとやることがあります。これは年々増加の傾向にあるということですので、できるだけ厳しい措置を、これに関してはやるべきではないかと思いますので、ぜひとも防止策も含めて厳しい指導をしていただきたいと思います。

間石成人委員
 今委員からご指摘のあったいわゆる問題行動、非行ですが、事務局の点検・評価表でも万引きや喫煙、生徒間での暴力、教師に対する暴力等の問題行動が小中学校ともに増加傾向にあるとまとめられています。教員の方々が大変多忙な中で対応されているということについては頭が下がる思いですが、問題行動に対して未然に防止する、早期に発見して対応していくということについて、保護者あるいは地域との連携によって、組織的に対応していく。そういうことを引き続きお願いします。

一瀬武委員
 8ページの少人数指導の実施ですが、少人数指導員の研修とか、一人一人の子供たちにきめ細やかな学習指導や生徒指導ができたというように評価されている。これは非常に大きな成果だと思うのです。このことからもいえるのですが、クラスの人数が現在の人数より少ない方が授業であるとか生徒指導であるとかは効果が大きいということがはっきりしているのではないかと評価しております。

間石成人委員
 「確かな学力」を育む教育の推進で、読書活動について、平成23年度に学校図書館図書標準を全部の小中学校で達成できた。これは大きく評価すべきことだと思います。ただ、ハード面でそういう読書環境が整備できたから終わりではなく、次のソフト面といいますか、子どもが日頃から読書を楽しむ、あるいは楽しみたいという気持ちを持てるような環境の整備を、教育委員会としてやっていかないといけない。
 事務評価委員会でも指摘されていたのですけど、中学校で司書教諭を全校に配置するとか、そういう人の問題、それから、子どもが読書を楽しめるような指導を工夫していく。そういうことを委員会として積極的にバックアップしていく。これが平成24年度に取り組む課題だと思います。

勝山葉子委員長
 昨年度、小中学校に本が一気に増えたのですが、それを活用できたらいいと思います。

間石成人委員
 「豊かな心」を育む教育の推進で、児童虐待の問題が事務評価委員会の意見の中でも、「スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの派遣、諸機関との連携などの取り組みを進めているとのことですが、地域社会の果たす役割の重要性に鑑みれば、地域を巻き込んだ現在のネットワークがより一層有効に機能するような努力が求められます。」という指摘がされています。
 高槻での児童虐待の防止に関して、早期に発見して対応していくという体制を充実されてきつつあると評価していいと思うのですが、児童虐待というのは家庭内の出来事になるわけです。学校でのいじめというのは学校で把握し対応できますが、なかなか家庭内の出来事には踏み込みにくい側面があります。
 ただ、事務局の点検・評価表でもまとめられていますように、子どもの安全確保が最優先である。そういう意味では、子どもを粗略に扱っている保護者というのは踏み込まれたくないわけですから、先生方が関与しようとしても、感情的な対応があったり、大変だと思うのですが、いろんな関係する機関や子ども家庭センターなどがありますし、高槻市では横断的な組織が作られていますので、そういうところと連携しながら保護者に対応していくということで、引き続き対策を充実させていく必要があると思います。

勝山葉子委員長
 今の高槻市の横断的な組織について、確認の意味で教えていただきたい。

教育指導課主幹(安田信彦)
 子育て総合支援センターカンガルーの森が虐待に関しては統括的な役割を果たしています。学校は虐待や子どもに関する家庭環境の問題についてはここと連携しながら取り組みをすすめております。

一瀬武委員
 生徒指導全般のことで、特に最近感じていることですが、保護者の方の目を子どもに向けてもらうようにしないといけないのではないかという気がします。当然、教職員と子どもの信頼関係が崩れていたら、生徒指導というものはなかなか成立しない、非常に難しいと思います。それが大前提になります。そして、きめ細かい生徒指導をするわけですが、その際には家庭との連携は不可欠だと思うのです。
 ところが、家庭状況の厳しい方もおられまして、全く子どもの指導に関心を示されない方であったり、あるいは指導にのる以前に子どものことには全くお構いなしの家庭もある。子どもの問題行動であるとか非行から立ち直らせるのに、親が無関心であったり協力しない家庭というのは、学校の指導だけではどうしても行き詰ってしまう部分がある。そういうところが生徒指導の難しさ、一層困難にしているところがあるのではないかなと思います。
 当然、学校としては粘り強く保護者の皆さんに対応して子どもに目を向けてもらうような取り組みをしなければならないし、それを地道にやる以外にはないだろうと思うわけです。非常に困難性があると感じております。特に子どもに目を向けていただくことと、問題を持った子どもたちに自分たちの目標を持たせるというのも、有効に働くのではないかなと思っています。困難ではあるけれども、学校あるいは教育委員会も含めて、地道な取り組みをしていかないといけないと思っております。

岸本一男委員
 「健やかな体」を育む教育の推進のスクールランチの件ですが、ずいぶん共稼ぎの方が多くなってきて、子どものお弁当を作るのに大変になってきたと思うのですが、喫食率がまだ1.6%ということです。1食340円というのは少し高いかなと思います。利用が増えてくるともう少し1食あたりの負担が減るのではないかと思いますので、できれば利用を増やして250円くらいの値段で、スクールランチがもっと広がるようにお願いしたいと思います。

一瀬武委員
 そのことと関連してですが、スクールランチの果たした役割というのは、中学生の心身の望ましい成長をさせるという観点を持たないといけないと思います。そういった点から弁当を持参していない子どもたちに弁当を用意しようというのが一番大きな実施の目的だったと思うのです。そういう意味からすると弁当を持参しない生徒の食生活の改善や、栄養バランスの取れた食事の提供には一定は寄与したと思うのですけど、当初もう少しスクールランチを利用すると思っていたのですが、結局初年度は1.3%という低水準に終わってしまった。
 そこで、教育委員会としても発展的に解消しようということで中学校給食を実施するような方向につながっていったのではないかと思っています。そういう意味からすれば、今後より一層栄養バランスの取れた健全な食生活ができるように給食を通して、食育の一層の充実を図るという、そういうものの礎を作ってくれたのではないかなと、私はそういうような消極的な評価をしております。

勝山葉子委員長
 事務評価委員会からも「中学校給食について着々と準備が進められていますが、中学校現場との連絡を密にして、スムーズな実施が可能となるよう努力していただきたい。」ということで、試行として給食が芝谷中学校等で始まると思うのですが、頑張っていただきたいと思っております。

間石成人委員
 「豊かな心」を育む教育の推進のところで、事務評価委員会の3ページの1番下、「特別支援教育コーディネーターの派遣などで支援体制の充実を図られているようですが、支援学級入級児童生徒が増えているとのことですから、現場での対応が過重の負担にならないような体制を整備されるようご留意ください。」こういう指摘がされています。
 特別支援教育コーディネーターが全小中学校に配置されている。組織的な支援体制の充実が図られているということは評価していいことだと思います。ただ、事務評価委員会でも指摘されているように、学校、あるいはその子どもによって、現場での対応の負担が大きいケースもあるわけですから、それをできるだけ全体の体制で、負担の軽減といいますか、過重な負担にならないように、指摘されているとおり、これからも努力していくべきものと思います。

中村公美子委員
 今、間石委員がおっしゃっていたこととほとんど同じになりますが、とにかく年々対象の児童生徒というのは増加していたり、障がいというのも非常に多様化していると思います。その一方で支援学級担任が支援学校に比べたらかなり少ない状況で、そういった中で専門性がまだまだ不十分な状況であることは否めないのかなと思います。ですから、専門家を積極的に活用していくことであったり、大切な保護者のご意見をもとに推進体制をとっていく必要があるというふうに考えています。

勝山葉子委員長
 昨年11月の摂津市での会議で高槻市の特別支援教育リーディングチームが活躍されていると報告を受けました。すごくいい報告だったと思います。それを少し紹介してもらってよろしいですか。

教育指導課副主幹(佐藤美恵)
 障がいのある児童生徒については、年々増加、多様化しております。教員につきましては教育センターと連携しながら指導力向上を図っています。リーディングチームというのはその先生方の中でも通級指導教室の担当者が発達障がいに関しては専門性があるということで、その先生方が各学校を回って支援教育の指導力アップのために巡回相談をしているというシステムです。それによって各学校が指導力の向上を行っております。

一瀬武委員
 特別支援教育は、高槻ではずいぶん成果を上げていると自負しているところです。本当によくやられていると思っています。特別支援教育が障がいのある子どもたち一人ひとりのニーズを十分把握して指導と支援を充実させること、これは当たり前のことだと思いますが、そのために特別支援教育に直接携わっている方だけでなく、全教員が専門性をもっと向上させなければいけないと思っております。
 特に今後十分取り組まなければならない支援学級の子どもと通常学級の子どもの交流を、もっとしっかりと計画的に段階的にきめ細かくやる必要があると思います。これがうまくいかなくて支援学級の子どもたちが苦しんでいる場合があると報告を受けていますので、支援学級と通常学級の交流をもっと計画的に進めないといけないと思います。

勝山葉子委員長
 今日の定例会の最初の案件にいじめについて資料があったのですが、支援学級に入る子どもたちがいじめにあう場合もあるので、それは気をつけていく必要があると思います。

間石成人委員
 いじめの問題は最初の報告案件のときにたくさん意見が出たので、この点検評価のところでは出てこない、出尽くした感じがありますが、さきほどの報告のときに意見交換した内容も盛り込んでいただきたいと思います。高槻市では組織的な対応が現にできている、それは評価すべきだと思うのですが、次々にいろんな事象が生起していく中で、それぞれに柔軟に対応していけるような、そういう組織作りを充実していく、それが大切だと思います。

一瀬武委員
 いじめのことは先ほどもやりましたが、1つだけ、いつも思うことですが、深刻ないじめ事象というのが、遊び仲間、非常に親しい友達の間でターゲットを変えながら起こっているという事実があります。そういうのばかりが深刻ということではないのですが、テレビ等で報道されているのを見ているとそういう場合が多いわけですけど、これは非常に解消するのが難しいだろうなと思います。
 といいますのは、遊び仲間であるだけに学校だけではなくて、学校の外でもそういうことが繰り返し行われる可能性があるわけで、いっそう学校では発見しにくいところがあって、そして深刻化していくことがあるのではないかなと思っております。特に被害者になっている子どもが自分がいじめられているけれど、仲間から離れるということをあまり良しとしない、いじめられたとしてもその仲間の中にまだ入っていこうとすることで、よりいっそう深刻になってしまうということがあります。
 特に深刻ないじめになった場合というのは解決が本当に難しいだろうと思います。深刻化する前に早期発見・早期対応することが最大の予防だということは先ほどから言われていることです。特にいじめや非行性を持った集団というのができないような集団作りというのが学校の中で最大の課題だろうし、そこは期待されているところではないかなと思っております。長期的に見ると言語活動というのは、理想的なところもありますけど、いじめ等に有効になるのではないかなと。そこに言葉が介在してくるとずいぶんと違ったものになるのではないかなという希望を持っています。

勝山葉子委員長
 事務評価委員会の意見の中にも、「大津市の中学生が自殺した事件で学校側の隠蔽が問題視されている」と指摘されています。先ほどの報告での意見も今の意見もまとめていきたいと思います。
 子どもたちは、中学生は、学校と家、塾くらいしか知らないので、使える共有スペースが地域にあれば、先ほど言われたように豊かな心を育む教育の推進も地域のみんなでできたらなと思います。

中村公美子委員
 「健やかな体」を育む教育の推進のところで、基礎体力の向上の取組について、小学校のなわとび検定とか駅伝大会、中学校の部活動の充実であったり、総合体育大会の実施というのは、体育の時間以外でも子どもたちが体を動かすように仕掛ける取組になっていると思います。
 文部科学省が出している体力調査の結果ですが、週に3日以上運動をする子は、25年前と比較してそんなに体力が低下していない。逆に横ばいか向上している項目もあるということですけど、運動をほとんどしない児童の体力低下は顕著にみられる。これが二極化状態と言われているのですけれども、そういった状況なので、運動を体育の授業以外でほとんどしない子に対して、どういった仕掛け作りができるのかというのを考えていく必要がある。それと同時に、体育はそういう子でもやらざるを得ないので、体育の授業でも、運動の楽しさを伝えられるような授業づくりを心がけていく必要があると考えています。

勝山葉子委員長
 昔は広場とかがあったり、学校から帰ったらみんなで遊んだりというのがあったのですが、今は不審者が横行していることもあり、室内でゲームにはしってしまうことが多いと思います。
 市議会本会議に出席していて聞いたのですが、こども会活動が、高槻市はあまり活発ではない。茨木市は活発に行われている。こども会活動を盛んにして子どもたちをスポーツに親しめるようにできないかなと思います。高槻では参加する子どもが少ない、人数が集まらないということでした。

地域教育青少年課長(川口隆志)
 
こども会活動につきましては、高槻市こども会連合会が取り組む各子ども会のリーダー育成やスポーツ交歓会などの活動を支援することによって、子どもの健やかな成長を目指した地域づくりを進めております。こども会活動の活性化につきましても、引き続き、連携を図りながら取組をすすめてまいります。

一瀬武委員
 学校で子どもたちに基礎体力をつけるというのは、本当に必要だと思っております。先ほど中村委員も言われたことなのですが、小学校駅伝大会やなわとび検定、中学校では高槻市総合体育大会をやっているのですけど、子どもたちが運動を続けるには、例えばスポーツ系の部活動があればそこに入って続けられるだろうと思うのです。だから、運動を継続してできるような目標というものをいろいろ作ってやるということが必要ではないかなと思います。
 従前あまり力を入れていなかったのですけど、市の大会とか府の大会とか近畿大会、全国大会というのが部活動の発表の場としてあるのですが、そういったものにも、子どもたちが積極的に参加できるように支援体制を教育委員会でも考えておりますし、それが大切だと思っております。そういうことが基礎体力の向上につながると思っておりますし、特に中学校での基礎体力の向上というのは、スポーツ系の部活動が果たしている役割は非常に大きいと思っております。

勝山葉子委員長
 信頼される学校園づくりについては何かございませんでしょうか。

間石成人委員
 信頼される学校園づくりについてですが、連携型小中一貫教育を全小中学校で実施するという方向に向けて、今取組が進められている。おそらくその試みに参加している学校は教職員の負担も大きい面もあると思うのですが、やはり連携型の発想、小中学校の段差で子どもたちがつまずかないようにする。これは教育の面でもそうですし、先ほどのいじめとか心の面でもそうだと思います。
 9年間で一貫した充実した教育をするという側面から研究して、円滑に実施できるように、さらにいろいろ工夫していく必要があると思いました。そういう意味で、試行されている中学校区だけに任せてできる問題でもないですし、教育委員会事務局が十分にきちんとバックアップしていくことが今求められています。

一瀬武委員
 これについては教育委員会の教育指導部が相当力を入れて取り組んでいることですので、私からも言わせていただきたいと思うのですが、連携型小中一貫教育について、学校の縦と横の関係を強化して、教育力を向上させようという事業だということは御存知だと思います。ラーニングSプロジェクトというネーミングをしていますが。その中で縦の接続の中心的なコアの部分が連携型小中一貫教育になるのですが、各中学校区でスタートしました。非常にうまく順調に進んでいる校区があったり、あるいは文部科学省の研究開発の指定を受けている学校もあるわけです。一方、やっと緒についたばかりという校区もあるわけです。しかし、最終28年度の全校区実施に向けて、差はあるものの進めておるところです。
 その大きな狙いですが、ソフトの部分でいろいろあるわけですけれど、従前からやっている生徒指導であるとか、校区での行事の共同実施、こういったものにとどまらずに最終目標としてはカリキュラムの小中での共有であるとか、教科の指導の小中での一貫性であるとか、指導の共有の一貫性であるとか、こういった教育指導の系統性を確立することが最大の狙いであると思っております。十分、校区の調整をふまえながら、できるだけ早く実施できるようにすることが、最大の課題だと思います。

間石成人委員
 そういういろんな試みや施策について、事務評価委員会の意見の中にも、「広報周知に努めていますが、もっと工夫が必要だ」ということが指摘されています。私は内側から見ているからかもしれませんが、広報たかつきで教育特集がなされていたり、かなりきちんとした広報活動がなされていると思うのですが、外から見られたときに、まだまだこんなことをやっていたのかというところがある。そういう外部の目と内側の目で違うところがあるので、十分に見直していくべきだろうと思います。どういう情報が必要なのかは難しいですが、発信したい情報だけでなく、市民のほうからこういう情報がほしいというニーズをうまく捉えてやっていく必要があると思います。

勝山葉子委員長
 事務評価委員会の意見からは、「例えばスクールフェスタのような取り組みも一般市民にはほとんど知られていないと思います。」とあります。子どもの作品が市役所で展示されている場合は保護者に連絡がいくのですが、子どもの作品が展示されていなくても、素晴らしい作品が多いので、保護者にもう少し周知されたらと思いました。
 全体を通して、事務評価委員会からの意見であったのですが、「「高槻市総合戦略プラン」のアンケート結果をみれば、教育についての市民的評価は半数以上が肯定的評価を示していません。」となっていて、保護者は肯定的評価が多いが、一般の人からは肯定的な評価が少なく残念だなと思います。

一瀬武委員
 そのことは私も心配しておるところですけれど、事務評価委員会の全体を通しての中にあるのですが、要するに「高槻市総合戦略プラン」のアンケートの結果、市民の義務教育の満足度ですが、半数以上が肯定的評価をしていない。こういうように書かれているのですけど、先ほど委員長から言われましたように、「学校教育自己診断」の保護者調査とはずいぶん大きな数値の差がございます。「学校教育自己診断」の保護者調査では、子どもが学校生活を楽しい、あるいは満足と感じているという数値が80%ないし90%あります。しかし残念ながら一般市民のほうの調査では低い。
 いろいろ考えられると思うのですけど、アンケートの質問の趣旨が違うだろうと思いますし、あるいは回答者も保護者と一般市民という立場の違いもあると思いますが、とにかく数値に大きな差があるということです。これから教育を充実・発展させるためには市民の皆さんの理解や支援、協力が不可欠でございます。事務評価委員会でも、この差の分析をするように、また広報の在り方についてもよく考えるように指摘されておりますので、今後工夫していかなければならないと思います。

勝山葉子委員長
 それでは、また何かありましたらおっしゃっていただくことにして、次に学校教育の中の「5 幼稚園教育の充実」の項目について、ご意見をいただきたいと思います。

中村公美子委員
 30ページの幼稚園と小学校の教職員の交流に関して、23年度の取組み状況や点検・評価には書かれていないのですが、少し教えていただけますか。

保育幼稚園総務課長(大野篤史)
 幼稚園から小学校への段差がある中で、それぞれの状況などの意見交流をしておりますので、よろしくお願いします。

中村公美子委員
 幼小連携といった場合に、よく聞くのが、幼稚園児が小学校に行ったとか、小学生が幼稚園に行ったとか、一過性のイベントという形で幼小連携が代用されてしまうことが少なくないのですが、とにかく形よりも中身に重点を置いて、幼小連携はイベントよりも意見交換が最優先課題だと思うので、そういった取組をして充実に努めていってほしいと思います。

勝山葉子委員長
 事務評価委員会からの意見で、「「親と子の育ちの場となる幼稚園」を目指し、各園が様々な取り組みを実施しています。子育ては親育ちともいいます。幼稚園が若いお母さんやお父さん達の親育ちの良い場となるよう一層の工夫と努力を期待します。」とあります。この時に若いお母さんやお父さんが子育て仲間やお友達ができたら、将来子育てについて話したり、又、おやじの会とかあるところでは、それでお友達を増やして、子どもたちを一緒に育てていくという雰囲気ができたらと思います。
 幼稚園教育の充実で、「桜台認定こども園の開園準備が整い、この4月からスタートしましたが、制度のメリット、デメリットを実際面からきちんと検証してもらいたい。」との意見があります。開園前の2月に見させていただき、きれいな園舎で楽しみだなと思いました。

一瀬武委員
 異年齢児学級保育の推進について、事務評価委員会のほうでは「興味深い取り組みであり、今後も研究・実践を進めていただきたい」という評価をいただいているのですけれど、よく幼稚園の担当の方から異年齢児学級の混合学級編成で、5歳児は先輩として4歳児にやさしく接したり、気遣いをしたり、時には5歳児として4歳児に指導力を発揮している場合がある。又、4歳児は5歳児を、お兄さんお姉さんを良いモデルとして、あるいはよい先輩として憧れをもって接するというようなことをよく聞きます。そういうことからすると、4歳児にとっても5歳児にとっても成長にとってはプラスになっているのではないかなと評価しております。
 今、12園で異年齢児学級保育をやられているわけですけれど、これは幼稚園全体の課題として、例えば教育環境、活動内容、指導方法の研究を進めていったり、そのことが幼稚園教育の発展や充実につながると思っております。

間石成人委員
 幼稚園教育は子ども未来部のほうにいってしまったという印象があって、なんとなく言いにくい感じになっていますけれど、今教育長がおっしゃった異年齢児学級保育、認定こども園、就労支援型預かり保育、それぞれのニーズにあった施策を充実していくというのは教育委員会としても引き続き課題があると思います。

一瀬武委員
 就労支援型預かり保育は、働く保護者や仕事を探している保護者にとっては非常にニーズの高い事業だと思っています。事務評価委員会からも高い評価をいただいているのですが、これは私は非常に高槻らしいいい事業であると高く評価しています。

勝山葉子委員長
 事務評価委員会からは、「現在は3幼稚園での実施ですが、今後必要に応じて適宜実施されることを希望します。」というふうに書かれていますね。

勝山葉子委員長
 「幼稚園教育の充実」について他に意見はございませんでしょうか。それでは、次に「6 教育環境の整備と充実」の項目について、何かご意見はございませんでしょうか。

勝山葉子委員長
 事務評価委員会からは、「耐震化率が50%近くになったものの、半数の学校の耐震改修工事が今後目白押しとなっており、計画表に従って着実に実施できるよう努力していただきたい。」と書かれています。

一瀬武委員
 これも非常に大きな点ですので、私から言わせていただきたいと思うのですが、学校は子どもたちが学ぶ場所であるということ、それから、地域の避難の重要な拠点になっているということ、したがって早期の耐震化が必要であるのは言うまでもありません。23年度二次診断が終わっているのは合計42棟、改修実施設計が12棟、改修工事が9棟、こういう割合で進んでおるところです。23年度の耐震改修工事の9棟と工事を必要としない校舎を合わせた耐震化率は49.6%となっています。平成22年度と比較すると4%しか上昇していない。
 全国が84.8%、大阪府が79.3%、それと比較すると低いわけですが、本市の耐震改修工事を必要とする校舎数が165棟という膨大な数字になっております。したがって、私は計画的に耐震改修工事を進めておる、そして平成27年度を最終年度として、そこを目途に耐震化を早めていっていると一定の評価をしております。

勝山葉子委員長
 「ICTの活用で高度情報社会に対応した情報モラルの育成に留意していただきたい。」という意見があります。先ほどいじめの報告のところで議論しましたが、小学校は基本的に携帯を持ってこないことになっているのですが、動画とかでいじめにつながるということもあります。携帯だけでなくブログを作ったりとか子どもたちはしていますので。

中村公美子委員
 ICT教育というのは、いい意味でも悪い意味でも、対面教育だけでなく非対面教育が可能になる。ですからICT教育の充実といってもどういった目的でこれを推進していくのか、目的を明確にもって進めていく必要があると思います。

間石成人委員
 事務局の点検評価表を見ても、コンピュータに関して全ての中学校のコンピュータ教室機器を更新したとか、ハード面での環境の充実というのは書かれています。しかし、それをどう活かすかというのが、中村委員が指摘されたところだと思います。特にインターネットの環境というのはパソコンもそうだし、携帯やスマートフォンもそうですが、子どもたち自身が特に中学生になってくると持っている。あるいは高校生になったり、社会に出ていくと、それとの付き合いなしにはやっていけないわけです。
 その中で加害者にならない、それから被害者にならない、これはどちらの面の教育も必要です。報道では高齢者の被害はよく書かれますが、青少年の被害というのも決して少なくはないと思うのです。そういう意味で、子どもたちが意図して、あるいは意図せずして加害者にならないようなコンピュータの教育、被害者にならないような教育、そういう点を充実させていかないといけない。

勝山葉子委員長
 そうですね。ウイルスを作ったりする子もいると思います。ICT教育は、今間石委員が言われましたが、使い方によってはすごくいいのだけれど、悪いことになってしまう場合もある。子どもの方がコンピュータは吸収が早いと思うので、コンピュータの他にもっと楽しいことがあるというのを教員や教育委員会が教えていかないといけないと思います。確かにコンピュータは便利ですけど、これにばかり頼ってしまってはいけないと思います。

岸本一男委員
 規制が追いついていませんからね。

勝山葉子委員長
 大人のほうが、子どもに追いついていけないところがあります。

勝山葉子委員長
 他に何かございませんでしょうか。それでは、次に、「3 社会教育」にいきたいと思います。何かご意見はございませんでしょうか。

一瀬武委員
 42ページの家庭教育学習会ですが、家庭の教育力の向上を目的として、従来は学び舎ネットという名称でやっていたのですが、発展的に解消して、幼小中のPTAと協働して家庭教育学習会を実施した。従前にもそういう名前でやっていたときがあるのですが。従来の学び舎ネットのときよりも、PTAの開催であることから、開設校の増加、あわせて保護者の参加が増えたということは大きく評価できることだと思っております。未実施の学校もありますので、働きかけや、家庭教育学習会の評価についてしっかり分析したり検討したりして今後工夫していくべきだと思っております。

間石成人委員
 41ページの人権教育・啓発の推進について、人権教育・啓発というのは大変地味なものです。残念ながら、人権という看板を掲げると、なかなかPTAや市民が集まってくれない。これは工夫してやっていくしかないわけですが、今教育長がおっしゃったPTAが主体となった家庭教育学習会、そういういろんな機会とセットにして、正面から人権と掲げる必要もないわけで、しかし中身は社会生活の中で必要なことはたくさんありますし、我々も含めて十分な知識を持っていない、理解ができていないという面があると思うのです。そういうところを地道に引き続き取り組んでいくということが重要だと思いました。

間石成人委員
 青少年の健全育成について、いろんな事業がなされているのですが、47ページに青少年指導員によるパトロールを実施してとありますが、どの程度の規模でやられているものか教えていただけますか。

地域教育青少年課長(川口隆志)
 教育委員会が委嘱しております青少年指導員につきましては中学校区ごとに組織化されております。地域での活動として、高槻まつりや天神祭り等のほか、夏の間は地域の中でのパトロール等に従事していただいております。

間石成人委員
 先ほどの学校教育の中でのいじめの問題とか、学校現場以外にも社会教育の面で学校外の場所や時間帯で、青少年指導員が関っていただいているのは非常に心強いことだと思います。ただ、ボランティアですので、実費弁償はあるかもしれませんが、収入として生活できるようなものを出しているわけでもないので、そういう意味では市民のご理解を得てやっていく。重要なことだし、その人たちの安全も含めていろいろ配慮しながら充実していく必要があると思います。

一瀬武委員
 社会教育もなかなか難しいですけど、43ページの地域教育協議会については18中学校区全てで立ち上がっているわけでして、地域活動の活性化や学校教育の活動を地域とともに進めていく大きな力になっていると思います。特に地域教育協議会は学校現場に直接関るようになっていただいた関係で、学校の子どもの実態であるとか教職員の日々の取組というものを実際に知っていただく機会になりました。そういうところから学校に対する地域教育協議会の方々からの意見が、ずいぶん学校の当事者的な立場からの意見になってきているようです。それは学校にとってはすごく力強いことだと思います。ただ、課題としては、地域教育協議会の活発さに地域差があるので、今後解消していくよう努力しなければならない。

勝山葉子委員長
 地域教育協議会の活発なところやそうでないところについて、こういうふうにされたらいいとか、お互いに情報交換をするとか。

一瀬武委員
 そうですね。ずいぶん意見交流はやられているようで、広がっているとは思うのですが。

中村公美子委員
 45ページの23年度の取組み状況で摂津峡キャンプ場の利用者数の延べ人数、日帰り体験キャンプ事業の開催回数や参加者数、それとチャレンジ推進事業における5泊6日の体験キャンプについては、22年度に比べて人数が減少しているようですが、それに対してビギナーズ・ヨーガや若者のためのマナー講座というのは非常に増えています。
 今の都市化が非常に進んでいる中で、こういったキャンプや野外体験、自然の中での体験学習や、宿泊による共同生活というのは、社会性を培ったり、人間性を育んだりするのに、非常に有効なのでないかなと、そういった大きな体験をして育つと思うので、こういった機会の提供であったり、また広報に関る部分で、市民への情報の提供というのは、こういった時代だからこそ一層充実させていくことが望ましいと感じています。

一瀬武委員
 私の仕事で大きなウエイトを占めている部分に、社会教育の挨拶があるのですが、摂津峡の青少年キャンプ場、みどりのカーニバル、成人祭、チャレンジ推進事業等、本当にすごいことをやられているということで、参加人数を考えましても相当多いことから、私は大変成果を収められていると評価しております。
 私はその現場に行きますから実感としてわかります。なかなか一般にはわかりにくいですが、そこに参加されている方はご存知だと思うのですけど、非常に多くの方が参加されている。特にこういう事業は一度やりますと非常に息の長い事業になりますから、工夫や改善を必ずやらなければならないと思っております。そして、一層の充実を図るということが大切だと、こういうことに参加する人のニーズを把握し、マンネリにならないような方策を講じていく、あるいは注意深く検証していくというようなことも重要だと思います。

勝山葉子委員長
 文化財の保存・活用と市民への啓発についてですが、事務評価委員会の意見に、「今城塚古墳整備事業の完成により市内歴史遺産を結ぶネットワークの拠点ができたことを生かして、更に「歴史のまち高槻」の名前を浸透させていくような企画・事業などの取り組みが一層求められます。」というように書かれています。はにたんの旗とか目につくことが多くなったのですが、これを進めていけたらいいなと思います。高槻の文化についていいイメージが持てるようなまちになったらいいなと思います。

間石成人委員
 文化財に関して、平成22年度の3月に今城塚の整備が完了したのですね。そういう意味では23年度というのは、今城塚古代歴史館、しろあと歴史館を活用して、1年間充実した展示あるいは講座をやられていると思います。
 課題としては社会教育ですから、市民全体あるいは高槻市以外へのいろんな情報提供も必要なことですが、子どもたちが高槻の歴史遺産について興味を持つように、学校教育と連携した活動をしていくことが課題だと思っています。かなり多くの子どもたちが今城塚を訪れていると思うのですが、社会教育・学校教育が連携してやるというのが、今後すすめていく課題であると思います。

勝山葉子委員長
 いましろ大王の杜は学校からも学年によっては行くみたいですけど、その学年でなければ行かないので、中学生や高校生にも一回は行ってもらいたいと思います。

一瀬武委員
 いましろ大王の杜ですけど、高槻のまちづくりには絶対に大きな貢献をしていると思っております。また、歴史遺産を結ぶネットワークの拠点ができたということもずいぶん言われております。23年度に入館者が9万人を超えたということなのですが、今後もできるだけ多くの入館者を集めるためにいろんな企画とか、催し、展示等の内容の充実を図っていくことが必要だと思っております。
また、高槻は一級の遺跡がたくさんあるわけです。例えば安満宮山古墳、新池ハニワ工場跡、闘鶏山古墳、嶋上郡衙跡、こういったものをどのようにして将来ネットワーク化するのか、素晴らしいネットワークができたらという希望がわいてくる感じがします。

勝山葉子委員長
 図書館活動について、「ブックスタート事業については対象者の99.5%に配布でき、保護者の好評を得ている。」とありますが、0.5%の保護者が本をいらないとかもらっていないということですね。個人的にはこういう保護者というのはネグレクトとかの注意が少し必要かなと思うので、注意していただきたいと思います。

勝山葉子委員長
 他に何かございませんでしょうか。それでは、最後に、事業全般についての評価ということで、事務評価委員会の意見もご覧いただきながら、お願いしたいと思います。

間石成人委員
 点検・評価のやり方ですけれど、前年度までに引き続いて高槻市では、教育努力目標で、学校園の安全・学校教育・社会教育それぞれの重点目標、具体的目標を毎年定めて、取組み状況を振り返って行っている。そういうやり方が続いています。今日の議論を聞いていても、こういう形で目標を立てて、それについて実施し、それをどう評価する、あるいはどういう課題があるということを事務局の各部署で見ていくというのは大変いいやり方だと思います。そういう意味では平成24年度に関しても私はこのやり方でいいと思いました。
 実際には時期的に言うと23年度の点検・評価というのは、24年度の予算には直接は活きてこないですね。どうしてもずれが出てきますが、しかし点検・評価をするまで、何も事務局の方が内容についてのそういう評価・課題の抽出をやっておられないわけではないので、そういう意味では、この23年度の点検・評価についていえば、24年度の事業なり予算を考えつつ、そこで活かされた、あるいはまだ十分に解消できない、そういうことを考えながら、毎年くるくると回り続けるように評価していけばいいものと思います。

勝山葉子委員長
 他に何かございませんでしょうか。総括的な意見等があれば。

岸本一男委員
 社会環境が激しく変化する中で、多くの課題が出てきておりますが、地道な努力を重ねていく必要があるという状況の中では、全体的にはうまく執行しておられると感じました。

勝山葉子委員長
 岸本委員のご意見でよろしいでしょうか。何か付け加えていただくことがあれば。

勝山葉子委員長
 それでは、点検・評価の報告書としての取りまとめですが、まず、「点検・評価」表については原案どおり可決してご異議ございませんか。

(異議なし)

勝山葉子委員長
 ご異議が無いようですので「点検・評価」表については、原案どおり可決されました。つぎに、本日、委員の皆様からいただいたご意見につきましては、総括的な評価として、とりまとめたいと思います。ご異議ございませんか。

(異議なし)

間石成人委員
 1点よろしいですか。こういう議論をしている中で、例えば最後の社会教育でいえば、公民館活動や図書館活動に関してもいろいろやられているのですが、全てを時間的に限られている中で議論できているわけではないので、この事務評価委員会の意見の中で、それぞれ触れられていること、おそらくこの場で異議が出なかったものに関しては教育委員のほうも共通の理解だと思うのです。そういう意味では、総活的なまとめの中で、事務評価委員会の評価されている点、あるいは課題として指摘されている点を盛り込んでいけばいいと思います。

勝山葉子委員長
 それから、大事なことなのですが、昨年度、教師用指導書の購入にあたり、契約額が2,000万円を超えているにもかかわらず、議会の議決を得ずに契約を行い、追認議決を得て契約を有効にした件がありましたが、教育委員会としては、深く反省するとともに、今後このようなことが2度と起こらないよう、法令を順守して適正な事務執行に努めなければならないと考えます。

一瀬武委員
 事務局を代表しまして、ただいま委員長からご指摘いただきましたように教育委員会事務局といたしましては、気を引き締めまして、適正な事務執行を行ってまいりたいと反省しておりますので、よろしくお願いいたします。申し訳ございませんでした。

勝山葉子委員長
 それでは、意見のとりまとめですが、総括的な評価文書の作成につきましては、委員長に一任していただけますか。 

(異議なし)

勝山葉子委員長
 ご異議が無いようですので、議案第34号、「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について」は、高槻市教育委員会事務「点検・評価」表については原案どおり可決し、本日の意見をまとめた総括的な評価文書の作成につきましては、委員長に一任していただくことといたします。 

 以上で、本日の日程がすべて終了いたしましたので、閉会といたします。

 

( 午後6時43分開会 )

 

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高槻市 教育委員会 教育管理部 総務課
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