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令和3年度第1回高槻市社会教育委員会議 会議録

会議の名称

令和3年度第1回高槻市社会教育委員会議

開催日時

令和3年8月17日(火曜日)午後2時00分から午後4時00分まで

開催場所

高槻市総合センター 12階教育委員会室

出席状況

出席委員7名

傍聴者

2名

議題

  1. 議長・副議長の選出について
  2. 令和3年度社会教育関係課主要事業について
  3. 令和3年度近畿地区社会教育研究大会(大阪大会)について
  4. その他

事務局

地域教育青少年課

会議資料

次第(PDF:38KB)

資料1 委員名簿(PDF:65KB)

資料2 令和3年度社会教育関係課主要事業について(PDF:950.7KB)

資料3 令和3年度近畿地区社会教育研究大会(大阪大会)開催要項(PDF:240.3KB)

資料4 条例等(PDF:239.4KB)

会議録

1.開会

委員7名が出席につき、高槻市社会教育委員会議規則第5条第1項の規定により本会議は成立。会議の開催にあたり、教育次長から挨拶。

なお、本会議の傍聴希望者は2名。

 

2.案件2 令和3年度社会教育関係課主要事業について

(議長)

それでは、案件2について、説明をお願いします。

 

(地域教育青少年課)

「資料の2」をご覧ください。当課が所管しております施設としましては、本庁のほかに、自然博物館(あくあぴあ芥川)、摂津峡青少年キャンプ場、駅前のクロスパル高槻に入っております青少年センター、富田青少年交流センター、春日青少年交流センターがございます。事業では、社会教育関連事業と青少年教育関連事業 を所管しております。

まず、社会教育関連事業についてご説明いたします。

項番1の「審議会」についてですが、本市の社会教育のあり方と、推進の方向性などを審議していただく機関として、この社会教育委員会議の開催事務等を担っております。

項番2の「成人教育」では、PTA主催の家庭教育学習会や障がい者の学習活動などを通じて、家庭や地域の教育力向上や自己実現を図ることを目的とした関係団体等への支援を行っています。

次に、自然博物館「あくあぴあ芥川」についてでございます。

当館は指定管理者制度を導入し、施設の適正な運営管理を行っております。

具体的には、動植物の常設展示のほか、学芸員ならではのユニークな視点から自然を紹介する企画展示を年に数回実施するとともに、自然観察会、工作教室、ワークショップ等を開催しており、市内外から多くの方に来館いただいております。

また、学校関係者に対して館内見学のご案内や、授業で活用できる学習キットを貸し出すなど、学校園の更なる利用促進を図っているところでございます。

続いて5ページの中段、項番3の「人権教育」でございます。

市民一人ひとりの人権が尊重され、誰もが自分らしく いきいきと暮らせる社会の実現を目指し、人権学習の機会の更なる充実を図るために、関係団体と連携して人権教育講座の実施や保護者向け人権教育リーフレットを作成し、学校園の保護者に配布しています。

お手元にございます配布資料の「心のつかいみち」は、昨年度作成しましたリーフレットです。

「自分らしく、ありのままで生きる~LGBTってなに? 性の多様性を考えてみよう~」をテーマに、多様な性のあり方などについて紹介し、だれもが生きやすい社会をつくるにはどうすればいいのかを考えるきっかけを、広く保護者に提供いたしました。

続いて6ページ、項番4の「地域、家庭及び学校等との連携」では、子どもが安全に安心して、健やかに育つ地域づくりを推進しております。

市内全18中学校区にございます地域教育協議会は、地区コミュニティ、PTA、学校園ほか諸団体で構成されており、地域の特色を存分に生かした取り組みを実施されています。

それぞれの校区において、地域、家庭、学校が協働する教育ネットワークの充実により、地域力の向上が図られております。

続いて青少年教育関連事業についてでございます。

項番1の「青少年育成」についてですが、青少年指導者の育成・支援を行うとともに、青少年を対象とした体験学習や交流の場を提供しております。

まず、「摂津峡青少年キャンプ場運営事業」としましては、自然豊かな摂津峡公園にあるキャンプ場として、学校園や青少年活動団体、ファミリー等にご利用いただいており、昨年度の利用者数は、6,725人でした。

お手元の摂津峡青少年キャンプ場のリーフレットもあわせてご覧ください。

キャンプ場を拠点に、チャレンジキャンプをはじめとする主催事業を実施しております。自然の中でのアクティビティや団体生活の体験活動を通して、子どもたちやキャンプリーダーに、郷土愛や豊かな人間性を育む契機としているところです。

また7ページ下段にありますように、こども会連合会との協働で人材育成の研修、こども会同士の交流事業を実施しております。

8ページの(4)青少年活動拠点運営事業及び、(5)青少年相互交流推進事業では、青少年センター、富田・春日青少年交流センターにおいて、青少年、市民が集い交流し、活動できる場を提供しており、昨年度は約5万9千人の方にご利用いただきました。

お手元の3センターのリーフレットをご参照ください。

活動内容としましては、富田及び、春日青少年交流センターでは、放課後の小学生を対象にしたキッズルームや体育ホールなど安全に安心して活動できる場所の提供や、青少年の相互交流、世代間交流、異文化交流、親子体験などをテーマにした教室・講座、さらには保護者を対象にした子育て講座等を実施しております。

青少年センターにおきましては、青少年の交流スペース「街角ユースフロア」の管理・運営や、青少年を対象とした各種講座の開催、「街角アットホームコンサート」などの交流事業を実施しております。

特に現役大学生等を対象とした「街角ユースメイト」の活動は、フロア管理や講座の企画・運営を主体的に行うことにより、積極的な社会参画の機会となっています。

9ページ(8)「放課後子ども教室推進事業」では、地域の方々の協力を得て、宿題や異年齢交流、昔遊び等、子どもに多様な体験の場を提供する「放課後子ども教室」を実施しております。

令和2年度には、全小学校区において開設されました。

10ページをご覧ください。多文化共生の社会づくりに向け、国籍や文化的背景が異なる人々の相互理解と交流を推進する多文化子ども交流事業や日本語識字学級を実施しております。

最後に、項番2「青少年対策」について、ご説明いたします。青少年を育む良好な社会環境づくりに向け、審議会として青少年問題協議会を開催するとともに、富田・春日両センターにおいて青少年相談を行っております。

以上、当課では子どもの心身の健全な育成のために、市民・団体等と協働しながら、これらの事業を進めているところでございます。

なお、昨年から全ての所管施設、主催事業において新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じたうえで事業実施しております。

地域教育青少年課からの説明は以上でございます。

 

(中央図書館)

続きまして、図書館です。

資料の説明に入る前に、新型コロナウイルスの影響により臨時休館等の措置や、滞在時間を30分以内とするなど、感染拡大防止対策を取りながら開館しておりますので、資料の各データについてはその影響が出ています。

では、12ページの所管施設の欄をご覧ください。

図書館では、8施設を所管しており、中央図書館については総合センターの2階、3階部分にございますが、中央図書館ではそのほかに、JR駅前図書コーナー、上牧駅前自動図書貸出返却コーナー、ミューズ子ども分室を所管しています。

それほかに小寺池、阿武山、芝生、服部図書館はそれぞれ分館として活動をしているものです。

次に所管事業についてですが、審議会につきましては、図書館法及び図書館条例に基づき、図書館長の諮問機関として設置されているもので、運営状況等については、例年2回程度の開催となっているところです。

次に事業概要をご覧ください。

図書館では、良好な読書環境を整え、生涯学習や文化教育社会活動の進展に寄与するため、基本事業として、必要な資料の収集、整理保存、貸出・返却及び読書相談等を実施しているものです。

基本事業の「資料の予約」については、平成22年度に導入しました予約システムにより、5館1分室2つの駅前コーナーに設置した資料検索機や、利用者のパソコンやスマートフォンなどから図書の予約ができることになっています。予約したものを各図書館や駅前コーナーの予約資料コーナーにおいて受取や返却をしていただくシステムをとっております。駅前に設置しております図書コーナーは、図書館が閉まっている間も一定時間動いておりますので、多くの方に活用していただいているものです。

次に子ども読書活動推進の「まちごと子ども図書館」事業として、学校図書館や公民館、子育てセンター等の施設に児童書を貸し出し、子どもたちの読書環境を整備するほか、「学校図書館支援」や絵本を読む楽しさを保護者に啓発するための「ブックスタート事業」等を行っています。

次に障がい者支援等ですが、視覚障がい者等を対象とした「対面朗読」、「デジタル録音図書の制作」、来館が困難な方々への「郵送貸出」の実施に加え、これらのサービスに携わっていただける市民ボランティアの育成にも力を入れています。

14ページ、図書館の利用状況の推移をご覧ください。

利用者数ですが、冒頭に申し上げましたとおり、新型コロナウイルスの影響により、利用者数・入館者数・登録者数と前年度より減少しています。ただし、予約件数・ポスト返却数については増加しており、滞在時間の制限等が影響しているものと考えています。

15ページをご覧ください。

こちらは蔵書冊数の推移です。合計ではほぼ横這いの状態となっておりますが、中央図書館においては蔵書数が減っている状況です。先ほどの施設の紹介の中では、申し上げてなかったのですが、旧天神山図書館において、現在は図書館全体の書庫として、また学校図書館支援の配送センターとして活用をしているところですが、そちらに所蔵しております本について利用者に提供できるもの、提供できないものの整理をした結果、一定数の除籍になったのが原因です。

16ページをご覧ください。

北摂地区7市3町図書館広域利用施設の状況です。アが高槻市から他市町等に貸し出したもの、イは高槻市民が他市町から借り受けたものです。両方とも高槻市に隣接する茨木市と島本町で利用が多くなっております。

16ページの中段、行事の開催状況ですが、中央図書館の3段目の朗読のみになっております。

またリサイクルブックフェアは中止とし、不要となった図書等を希望する団体へ無償譲渡を行い、ブックスタートについても、新型コロナウイルスの影響から健診自体が延期されたので実施せず、引換券を対象者に送付いたしました。

図書館からは、以上です。

 

(城内公民館)

それでは資料2の18ページ、公民館について説明いたします。

はじめに、「活動の指針」につきましては「地域社会に開かれた「集う・学ぶ・結ぶ」機能を有する地域づくりの拠点施設として、市民の交流と多様な学習活動を支援し、学習成果が実生活や地域での実践に生かされるまちづくりを目指すとともに、地域文化がさらに発展するよう、公民館活動の充実に努める」としております。

次に、「公民館運営審議会」でございますが、公民館における各種事業の企画・実施などについてご審議いただきながら、公民館活動を推進しております。令和2年度の開催実績は1回でございました。

19ページ「施設一覧」には、市立13公民館について、館名、設置場所、開館年月日、施設内容等を記載しております。

次に20ページには、令和2年度の「利用状況」を記載しております。いずれも全館合計で、部屋利用件数は26,589件、部屋利用人数は286,763人、図書貸出人数は4,289人、図書貸出冊数は8,430人でございました。

21ページ「令和3年度 公民館事業計画」をご覧ください。公民館の事業は本計画に基づき、成人教育事業、青少年教育事業、人権啓発事業、地域・家庭教育事業、文化事業、グループ育成事業、図書の貸出などを実施しているところです。

ここで公民館事業の4つの主要な項目について説明いたします。

1つ目は、絆づくりの推進です。これは、各館の特色を生かした講座と共に、市立13公民館が連携し、共通したテーマで講座・教室を展開し、公民館の一層の周知を図りながら、市民や地域と協働で世代間交流や高齢者の社会参加、地域貢献等の事業を進め、人や地域の絆づくりを推進するものです。 

なかでも、全館で実施している「高槻稲穂塾」は、60歳以上の市民が、原則月1回、年間を通じて「社会貢献と生きがいづくり」に取り組むもので、令和3年度の年度当初登録者数は13館合計で733人でございます。

稲穂塾は、公民館の主催事業ではありますが、塾生が協力し合って主体的な運営をすることが特徴で、昨年度は実施することができませんでしたが、今年度は感染症対策を行った上で、実施しています。

2つ目は、地域活性化の推進です。全ての市立公民館で、住み良いまちづくりに向けた多種多様な講座等を実施するとともに、地域や利用者と協働のイベントを開催しています。「公民館まつり」はサークル活動の活性化を、「子どもまつり」は公民館利用者や地域の大人と子どもが交流することを、目的に開催しております。また、子どもたちのチャレンジ精神を育み、さまざまな体験・挑戦ができる「公民館キッズチャレンジ」では、公民館利用サークルや地域の方、高校生、大学生などが講師となり、様々な取組を子どもたちに教える場となっています。

子どもから高齢者まで、多くの人々が交流する取組が地域の活性化につながり、「安心・安全のまちづくり」の一助となるものと考えております。

3つ目は、施設・設備等の整備です。芥川公民館は開館後50年を過ぎ、13館平均で35年経過するなど、全体的に老朽化が進む中、施設の長寿命化を図り、避難所でもある身近な公共施設としての公民館が、より安全安心に社会教育活動等ができる施設であるために、計画的に改修を実施しております。

令和3年度は、南大冠公民館の外部改修に取り組みます。

4つ目は公民館の多機能化です。公民館では、市民に対面サービスを行っている身近な公共施設として、各種行政情報の提供や申請用紙の配付などを行っております。また、市立図書館との連携による「まちごと図書館事業」の円滑な運営を図り、利便性を向上させることで、読書活動の振興や、公民館利用者の増加に繋げて行きます。さらに、福祉や防災など、地域の拠点施設としての様々な役割を高めるよう努めてまいります。

以上4つの主要な項目を柱として、地域の皆さんとともに、公民館が果たすべき役割を、持続可能なかたちで実現できるよう、取り組んでいるところでございます。

22ページから25ページには、令和2年度の「講座・教室開設状況」について、各館毎に記載しております。全館の合計では、261回の実施で、延べ参加人数は8,909人でございました。

今後も引き続き健全な公民館運営に努めてまいります。

公民館についてのご説明は以上でございます。

 

(議長)

説明が終わりましたが、ご質問やご意見等ありますでしょうか。

 

(委員)

二点あります。まず、資料の6ページにあります地域教育協議会についてです。

地域、家庭、学校が連携し18の中学校区で開かれていると思うのですが、具体的な構成団体や会議の内容を教えていただきたいです。今、子どもの生活環境については、貧困など様々な問題が起きていると思うのですが、地域教育協議会ではどういうところに視点を置きながら実施されているのでしょうか。

二点目、社会教育事業についてです。開催されている事業は、コロナ禍にあって縮小されたり、できなかったりということが多々あったと思います。その中でも、専門性をもったボランティアの方たちが関わりながら事業をされていることが結構あるのではないかと思いますが、ボランティアによる市民参加は非常に評価できることだと思われますし、行政だけではなかなかできないことを、ボランティアの方たちの力を借りながらやるのが今流だと思います。この報告の中ではあまり見えてきていませんので、報告をお願いします。

 

(議長)

ありがとうございます。地域教育協議会とボランティアの件について、事務局、回答をお願いいたします。

 

(地域教育青少年課)

まず、一点目、地域教育協議会について回答いたします。

地域教育協議会は、中学校区ごとに組織されておりまして、主な構成団体は、PTA、自治会、民生委員児童委員、地区福祉委員、青少年指導員、青少年健全育成会、スポーツ推進委員等、様々な団体の方に関わっていただいております。地域・家庭・学校園が連携して、様々な取組を展開することにより、子どもたちの諸活動を活性化させ、豊かな人間関係づくりを通して一人ひとりが自己実現できるように支援し、子どもたちの「生きる力」を育むと同時に、総合的な学習力の向上を図ることを目的に、フェスタなどの地域イベントや校区清掃、学習会の開催などを行っています。地域教育協議会については、以上でございます。

二点目、市民ボランティアの件について回答いたします。青少年センターでは、社会問題理解セミナーにおいて、青少年の身近にある社会問題について演劇形式で伝えるなど講師として携わっていただいたり、工作などの講座において、企画運営を行っていただいております。

また、富田青少年交流センターでは、日帰りキャンプのスタッフとして関わっていただいたり、日本語識字学級において、日本語指導の補助を行っていただくなど、子どもの学習や交流活動などに協力してもらっています。

 

(中央図書館)

障がい者サービスの一つに視覚障がいなどをお持ちの方へ対面で図書を読む「朗読サービス」を市民ボランティアのご協力のもと実施しています。

令和元年度には、のべ143人のボランティアにご協力いただき、のべ143人の方へ朗読サービスを実施しましたが、新型コロナウイルス感染症対策で利用時間を制限させていただいておりました令和2年度では、のべ47人のボランティアに、のべ57人の視覚障がいなどをお持ちの方へ実施にご協力いただきました。

また、文字による読書が困難な方のために、小寺池図書館ではデジタル録音図書(デイジー)を製作しています。デイジーの製作にも音訳ボランティアのご協力をいただき、令和元年のべ226人のボランティアにより41タイトル、令和2年度のべ216人のボランティアにより36タイトル制作していただいております。

図書館協議会の委員から、同様の意見をいただだいており、図書館年報では令和2年発行の平成30年度分からボランティアの参加人数を集計したものを掲載しております。

 

(城内公民館)

市民ボランティアによる公民館の清掃・美化活動を実施し、昨年度は9館で62回、延べ362人の参加がありました。

また昨年度はコロナウイルス感染症拡大防止のため実施できなかった事業もありましたが、読み語りボランティアグループによる「おはなし会」やおもてなしボランティアによる講座参加者の交流会、公民館利用サークル等の協力によるこどもまつり、公民館まつり等も実施しています。以上でございます。

 

(委員)

公民館のボランティアは、募集をされているのか、それとも登録されている方がいらっしゃるのでしょうか。

 

(城内公民館)

ボランティアについては、花の植え替えや掃除など、様々あるのですが、曜日等を決めて活動されていることが多いです。また、年間予定を掲示し、いつでも参加できるようにしているところが多いです。特に登録などはしておりませんが、おもてなし隊については、事前に名簿をいただいて、必要に応じて、行事の時等にお声掛をさせていただいております。

 

(委員)

ありがとうございます。ボランティアは無償でしょうか。交通費が出るとかそういうことはないですか。

 

(地域教育青少年課)

無償です。

 

(城内公民館)

公民館も無償です。

 

(中央図書館)

図書館も無償です。

 

(委員)

わかりました。ありがとうございます。

 

(議長)

地域教育協議会は、大阪府でいうすこやかネットですね。学校と地域の協働、「連携」ではなく「協働」、お互いに半歩踏み入れる関係というのが印象的でした。大事なのは何をもとに協働するのかで、人権意識というのが高槻では大切にされていたかなと思います。

 

(委員)

子どもに関わる行政については、教育の分野だけではなく、医療、福祉など縦割りになっていますが、0歳から18歳まで切れ目のない支援をやっていこうというのは、全国的な動きだと思います。行政の連携だけではなく、高齢者を支える地域の拠点である地域包括支援センターみたいな形で子どもたちを見ていくことが必要だと思います。そこに、市民が関わり、つなぐ役割をするとよりよい形になっていくと思うので、行政指導の下、組織立ってできたらいいのではないかと思っています。

 

(会長)

そういう行政の隙間を市民やNPOが埋めていくということも必要があるのではないかと思います。

 

(委員)

高槻市は35万人の大きい市ですので実態はわかりませんが、かえって小さい市の方がうまくできているところもあります。本市においても、安心して子育てができるよう切れ目のない支援を行っていけるよう、実現できたらと思います。

 

(議長)

先ほどボランティアの話もありましたが、ちょうど私が関わっている子ども未来部の事業で、保育所などに通っておらず、社会となかなかつながりにくい3歳から5歳の子どもがいる家庭へ訪問し、ブックスタートとして本をもっていく中で、状況を見るという事業をされています。

 

(委員)

「子どもみまもり・つながり訪問事業」ですよね。厚生労働省の事業だと思います。最初には、こんにちは赤ちゃん事業もありますね。3歳から5歳までの未就園の子どもたちが、高槻には500人いるらしいです。その人たちは、行政が把握できず空白となり、現状はどうかというと、3歳では幼稚園の2年保育や1年保育を選択されることもあるので意外にいて、4、5歳になると、ほぼ保育園や幼稚園へ行っているようです。そういう空白になっている子どもたちの現状を調べるという、今年度1年間の事業で、今は国からの補助金もあるようですが、来年度以降も実施していきたいと思っておられるようです。個人情報のこともあるのでデリケートな部分もあるとは思いますが、子育て家庭の孤立を防ぎ、虐待防止などにもつながっていくいい事業だと思いますので、私たちもお手伝いしていけたらと思っています。

 

(議長)

ありがとうございます。先ほどの図書館からの報告を聞きまして、本は人をつなぐという部分があるかと思いました。コロナ禍で、いろんな活動が制限されている中でもいろんな取組がされてましたが、私もPTA会長をしているときに、集まれないのでリモートで集まるとか 「slack」というビジネスツールを使って文章を交換していくとか、業務を見直すとか、いろんな変化する中で新しいやり方が見えてきたなという部分があります。

本日はいろんな団体の方が来られていますが、例えば、スポーツ関係とかどうでしょうか。

 

(委員)

そうですね。こども会について現状を教えていただきたいです。私の子どもの頃は、活動が非常に活発で、お兄ちゃんやお姉ちゃんから自然にいろんなことを学ぶ機会がありました。学校ではなく、地域での地蔵盆や祭りだとか、心の満足感もありました。家庭というのは地域だと思います。地域で子どもを守る、育てる。学校に行って帰ってきても、外へ出て遊べる場所も遊ぶ相手もいない、ゲームをする。これでは、子どもが育たないと思うのです。私の地域でも、今はあまりこども会の活動の様子を聞くことがありません。こども会を昔のようにやってほしいと思います。

 

(委員)

ありがとうございます。こども会は、昭和38年に発足して以来、令和5年で60周年を迎えますが、ここ2、3年、特に去年はコロナ禍で活動ができないという状況でした。どうやって活動したらいいかわからないということもありますが、その中でも活動しているこども会はありましたので、こども会連合会では、その情報を発信していたのですが、単位こども会にどう伝わっていっているのかは見えていない状況です。たくさんあったこども会が、地域でその活動が支えられていないことは本当にさみしいと思っています。今は、共働き家庭が増え、役員ができないことや、子どものスポーツ活動には参加しても、こども会の活動となるとなかなか親が参加しないということもあって、こども会の会員数も昔に比べると、とても少なくなっています。それでも、こども会がある以上は頑張っていこうと思っていますので、地域教育青少年課の力を借りながら、いろいろと工夫してやっています。去年はできなかったのですが、今年は地域教育青少年課でチラシを配っていただいて新5年生のこども会のリーダーを募集したのですが、たくさんの小学校からリーダー研修に参加していただいて、17名の方に入っていただきました。これも地域教育青少年課の方のお力添えと、小学校の校長先生にも募集をかけていただいたおかげです。

地域にあっては、コミュニティや自治会などが、子どもに目を向け、大事にしていくということがないと活動ができていかないというのが現状です。なかなか新しい会員や役員が入ってきてくれないという状況も、ボランティアの方などが一緒になってやっていけるような組織を作ってくれたらいいなと思います。子どもがいるのに子どもが遊べない、この状況をもう少し考えていただいて、何とか子どもが自由に遊べるそういったところを作っていただけたらなって思っております。委員のお話をお伺いして、本当にありがたいなと思います。

 

(議長)

ありがとうございます。これまで、コロナ禍の活動の変化や、子どもをどうやって地域で支えていくかといったお話がありましたが、他にご意見等ございますでしょうか。

 

(委員)

私たちは学校現場で日々子どもたちと向き合っているのですが、コロナ渦において、学校活動も大きく制限されています。本来であったら、学校の外に出ていろいろ体験する活動についてもなかなかできない状況ですが、今日のお話のあった中では、図書館の本や自然博物館の資料を貸し出していただいて、実際に体験はできないけれども、いろいろな支援を受けることで、それに近い、準ずるような形で子どもたちがいろんなことを学べているのはすごくありがたいことだと思っています。このような先が見通せない状況の中でも、今後もそういった取組を充実して、子どもたちの学びを支援していただければありがたいなと思っております。

 

(副議長)

子どもたちが遊ぶ環境についてですが、私がいろいろな地域で勤務する中で、ボールで遊ぶことができる公園が少なくなってきていると感じています。公園の数はたくさんあるのですが、いろんな年齢の方が集う場所ですので、当然といえば当然のことかもしれませんが、ボールで遊ぶ場所がないと思っています。

そのような状況の中、昨年までもあったのですが、今年度についても、「学校に来て遊ぼう」という呼び掛けを、教育委員会を通じてしています。学校開放事業もありますので、なかなか土日や放課後、時間や内容が限られはしますが、教育委員会指導の下で、それぞれの学校で行っています。学校は広いので、ボールで遊ぶこともできます。今は、なかなか子どもたちが全身を使って遊ぶことができませんが、「学校に来て積極的に遊ぼう」という取組をしています。

また、私自身が務めております南平台小学校区については、南平台中央公園というとても広い公園があります。本当に広い公園で、いろんな遊具があり、そちらでも元気に遊んでいるようです。他にも、自然博物館や摂津峡のキャンプ場、埋蔵文化財調査センターもあり、大変自然に恵まれたところで、本校に関しては、いろんな高槻のいいところが凝縮されたような地域にあるなと感じています。

自然博物館では学校に対してもいろんな教材を貸してくださったり、助言をいただいたりしていて、新型コロナウイルスの影響から中止となったのですが、茨木土木事務所と連携されている水辺の楽校という事業では、実際に子どもたちが川で魚を採って、その採った魚の一匹一匹についてや、自分たちの住んでいる地域のすぐ横を流れている川の生き物の生態を自然博物館の職員の方がお話をしてくださいます。

また、昨年度は、5年生の宿泊行事や、6年生の修学旅行が実施できない状況の中、摂津峡青少年キャンプ場を貸していただき、宿泊はできませんでしたが、感染対策を十分に行って気を付けながら、飯盒炊飯や火起こし体験などをさせていただきました。様々な制限がある中でも、高槻市のそれぞれの部署の方ができる限りのことを子どもたちにやってくださっている。本当にありがたいことだなと思っています。

 

(委員)

いろいろお話聞かせていただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。

先ほど、ボランティアの話も少し出たので、その関係でお話しさせていただきます。大学の教員養成課程では、ボランティアを積極的に推進しており、大学によっては必要な単位としているところもあります。社会教育といった分野をボランティアにしている大学はあまりないので、これからはそういったことも考えていかなくてはいけないなと思いました。

また、地域の中で子どもたちを支えていくということが、学校教育や学校現場を非常に強くサポートしていくものであると感じましたので、これについても、私たちの課題として考えていかなければならないなと考えております。

 

(委員)

中学校には陸上部やサッカー部など様々なクラブがありますが、自分の学校に入りたいクラブがないということがあります。でもやりたいという子どもたちがいるので、私は陸上競技連盟に所属していることもあり、陸上のクラブ「高槻ジュニア・アスレチック・クラブ」をつくり、現在80名ほど在籍しています。9月20日には万博記念競技場で陸上競技選手権大会があるのですが、こちらにも出場しています。その子たちに聞いてみますと、学校が終わって帰ってきてから、学校に陸上部がないので私どものクラブチームに入っていることもあれば、大阪や京都のサッカーチームに行くとか、そんな子もたくさんいるようです。また、先ほどボール遊びができる場所がないというお話がありましたが、サッカーと陸上が同時にできないという学校もあるようで、一方で、私の地域では上手くサッカーも陸上も両方やる学校もあるようです。学校にクラブがないからクラブチームに入るということではなく、受け皿として学校にクラブだけでも作っていただければと思いますので、また検討していただきたいです。

 

(議長)

ありがとうございました。議論の中心は、子どもたちが集まれる場所、思い切り体が動かせる場所がますます求められているのかなと思いました。

最後に一点だけ、多文化共生・国際理解教育事業について、コロナ禍の中でどのような状況になっているかという点だけお伺いします。

 

(地域教育青少年課)

ご説明いたします。多文化共生・国際理解教育事業については、多文化子ども交流事業、日本語識字学級ともにコロナ渦において、出入国制限や密を避けるなどの人が集まるところへ行くことへの抵抗感からか事業への登録者自体が減少し、実際の参加者も大きく減少いたしました。また、度重なる教室の中断により再開後も参加者が戻って来ていないように感じられます。

活動を継続・発展させるためということですが、多文化子ども交流事業においては、学校現場への周知と連携が重要かと考えます。日本語識字学級においては、外国にルーツのある方への情報発信と、他の日本語教室との連携を強化することと考えます。以上です。

 

(議長)

ありがとうございます。なかなか事業自体を行うことは難しいとは思うんですけれども、こういう風に外国にルーツがある子どもだけでなく、いろいろなマイノリティの子ども支える地域・学校でありたいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

3.案件3 令和3年度近畿地区社会教育研究大会(大阪大会)の開催について

(議長)

では、次に案件3 令和3年度近畿地区社会教育研究大会(大阪大会)の開催について、事務局から説明をお願いします。 

 

(事務局)

資料3、25ページをご覧ください。

近畿地区社会教育研究大会は、近畿各府県の社会教育委員をはじめ、社会教育関係者が一堂に会し、各地域における社会教育活動の実践や研究の成果について交流を深め、今後の社会教育活動の一層の振興を図るとともに、時代のニーズに応じた、これからの社会教育のありかたについて、研究協議を行うものです。

今年度は、研究主題を『新時代の多様な人づくり・つながりづくり・地域づくり~持続可能な地域共生社会をつくる社会教育のあり方~』として、9月9日に大阪府咲洲庁舎にて開催されます。

また、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により参加可能人数が限られており、各市町村からの参加者は、原則「1人以内」とするよう、求められております。

今回の参加につきましては、事前にお話ししておりましたとおり、新谷議長に、ご参加いただきたいと思います。

なお、新型コロナウイルス感染症が拡大し、開催日が「まん延防止措置」及び「緊急事態宣言」が発令される期間に入る場合は、参集による開催を中止し、後日、オンデマンド開催となるとのことです。

また、詳細につきましては、後日事務局より、委員の皆様に共有させていただきます。以上です。

 

(議長)  

ありがとうございます。報告が終わりましたが、何かご質問はございますか。

 

質問がないようです。

 

5.案件5 その他

(議長)

引き続きまして、案件5の「その他」ですが、事務局から何か連絡事項がありましたら、よろしくお願いします。

 

(事務局)

追加資料としてお配りしております、「第63回全国社会教育研究大会 石川大会」と書かれた資料をご覧ください。

こちらは、10月27日から29日まで開催される、「第63回全国社会教育研究大会石川大会」の開催要項で、石川県社会教育委員連絡協議会事務局から周知依頼がございましたので、配布させていただいております。今後についてでございますが、令和3年度の会議の開催につきましては、今回のみとさせていただく予定です。事務連絡は以上でございます。

 

(議長)

ありがとうございました。コロナ禍でなければ、もう少し議論をしたいところですが、また機会がありましたらよろしくお願いいたします。

これをもちまして、本日の案件をすべて終了しましたので、第1回社会教育委員会議を閉会いたします。それでは、進行を事務局に返します。

 

(事務局)

議長、ありがとうございました。

委員の皆様には、ご多忙の中、ご出席いただき、また貴重なご意見・ご報告等いただきまして、ありがとうございました。

それでは、これにて散会とさせていただきます。

本日は、誠にありがとうございました。

お問い合わせ先
高槻市 教育委員会事務局 地域教育青少年課
高槻市役所 総合センター 10階 
電話番号:072-674-7654
ファクス番号:072-674-7645
お問い合わせフォーム(パソコン・スマートフォン用
※内容によっては回答までに日数をいただく場合があります。

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