現在の位置

平成26年度第1回高槻市保健医療審議会

1.会議の名称

平成26年度第1回高槻市保健医療審議会

2.会議の開催状況

日時:平成26年5月15日(木) 14時~16時

場所:市役所本館3階 第2委員会室

公開の可否:可

傍聴者数:3人

出席委員:飯田委員、井出委員、伊藤委員、奥田委員、佐藤委員、高鳥毛委員

       玉置委員、津久田委員、寺西委員、中浜委員、埴淵委員、日置委員

       松尾委員、美濃委員 (五十音順)

欠席委員:藤原委員

3.議題

1 保健センターにおける市民健診等のあり方について

2 平成26年度の主な取り組みについて

  • ピロリ菌対策事業について
  • 高槻島本夜間休日応急診療所患者統計について
  • 風しん抗体検査費用および予防接種費用の助成について

3 その他

4.配布資料

<資料1> 第1回高槻市保健医療審議会 次第

<資料2> 高槻市保健医療審議会 委員名簿 

<資料3> 第1回高槻市保健医療審議会 配席図

<資料4> 保健センターにおける市民健診等のあり方について

<資料5> ピロリ菌対策事業

<資料6> 高槻島本夜間休日応急診療所 患者統計

<資料7> 風しん抗体検査費用及び風しん予防接種費用の助成について

<資料8> 麻しん(はしか)の予防接種緊急助成事業の結果について

<資料9> BCG予防接種の個別接種化に向けた検討の開始について

5.担当課

健康福祉部 保健所 総務医薬課

6.審議の内容

事務局

 定刻となりましたので、ただ今より平成26年度第1回高槻市保健医療審議会を始めさせていただきます。

 委員の皆様方におかれましては、大変お忙しい中をご出席頂きまして、誠にありがとうございます。

 

 本審議会では、「高槻市総合戦略プラン」やその下位計画における保健医療及び、関連する健康施策に関する分野の施策推進のため、保健・医療の全般にわたって、現状の報告や、課題についてのご意見をいただきながら、保健や医療の政策立案機能の強化を図ってまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

 

 只今、ご出席いただいております委員の方は、15名中12名でございます。

 高槻市保健医療審議会規則第3条第2項の規定に基づき、過半数を超えておりますので、本審議会は成立しておりますことをご報告いたします。

 

 また、本年度より大阪医科大学の玉置委員が新しく、同じく大阪医科大学の渡辺委員の後任といたしまして、本審議会の委員となられております。

 事務局よりご紹介いたします。玉置委員でございます。よろしくお願いいたします。

 

「事務局職員紹介」

 

「資料確認」

 

 それでは議事に移らせていただきます。会長よろしくお願いします。

 

会長

 会長の飯田でございます。よろしくお願いします。

委員の皆様方におかれましては、大変お忙しい中をご出席頂きまして、誠にありがとうございます。それぞれの立場から活発なご意見をいただきますよう、最後までご協力の程よろしくお願いいたします。

 

 

会長

 それでは、まず、傍聴希望者の状況について、事務局から報告をお願いします。

 

事務局

 3名の方が傍聴を希望されておられます。

 

会長

 3名の方が傍聴を希望されておられますので、「高槻市保健医療審議会の会議の公開に関する要綱」に基づき傍聴を認めます。入室してください。

 

会長

 それでは、議題(1)「保健センターにおける市民健診等のあり方について」でございます。事務局から説明をお願いします。

 

事務局

※議題1について説明

 

会長

 只今の説明について、何かご意見ご質問ございますか。

 

委員

 保健センターのレントゲンを入れ替えるという話を前に聞いた記憶がありますが、それは胸のレントゲンですか。というのは、マンモグラフィや胃がんの検診バスが来ているのは、私も保健所に行って見ているのですけども、実際どこまで設備があるのかをお聞きしたいということと、安満の遺跡のところに子どものセンターが出来るということで、それは昨年度に確定済みということで今お聞きしましたが、利便性としてどうなのかなという疑問が生じています。この2点についてお聞きしたいと思います。

 

事務局

 レントゲン機器についてご質問がございましたが、現在のレントゲン機器の老朽化を踏まえ、今年度、胃部、肺部のレントゲン機器の更新を進めているところでございます。

また、乳がん検診で使用するマンモグラフィについては、現在はバスで実施している状況でございます。

 

事務局

 「子どもが主役となる拠点施設」に母子保健が移る目的の一つは、利便性の向上です。今は城東町で、妊婦さんや、乳幼児・小さなお子様を連れた親御さんは、電車・バスを乗り継いで来られたり、タクシーに乗って来られたりされています。安満遺跡公園の隣接地というのは、JR・阪急からも距離は非常に近い場所にございますので、距離的な利便性は、城東町の保健センターより向上すると考えております。

 

委員

 今言われました利便性に関してですが、歩いて行ったらということだと思うんですね。現在バスも何も通っていませんし、バスが通る予定も無いと思いますので、乳母車とか妊婦さんが歩く距離としては遠いだろうなというのがあります。その辺を考えていただけたらありがたいかなと思いますので、ご検討いただけたらと思います。要望だけにしておきます。

 

会長

 乳母車は車に乗せて来られますよね。安満も駐車場は出来るんですか?

 

事務局

 はい。駐車場も出来ます。

 ただ、安満と申しましても、本当に一番駅側の医大のほうに近い場所にあります。今の京大農場の場所そのものというよりも、もっと市街地寄りにありまして、JR・阪急の駅、改札から徒歩で歩いてどのくらいか、また乳幼児連れや妊婦さんならどうか、ということも確認しながら進めている状況です。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 「今後の予定等」の一番最初の「改修後の施設に必要な機能の検討」のところですが、これはどんなタイムスケジュールで、どういうことに重きを置いて検討しているか、分かっている範囲でお教え下さい。

 

事務局

 「施設に必要な機能の検討」につきましては、先程ご説明させていただいたとおり、健診を受けていただく市民・利用者の方々の利便性を上げることが重要であると思っております。そのため、がん検診の精度を上げつつ、マンモグラフィの設置も含め、検診バスに頼らないような設備が必要ではないかということを考えております。

 それから、集団健診の会場としてかなり混雑しておりますが、動線をもう少し整理するなど、快適性、利便性が上がり、また、検診精度も上がるよう検討をしていきたいと考えております。

 タイムスケジュールでございますが、安満遺跡公園の隣の「子どもが主役となる拠点施設」の設置方針が平成30年春でございますので、その完成予定を目処に考えながら検討していきたいと考えております。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 保健センターというものと別に、新たに子ども中心の拠点施設を作るということはとても大事なことだと思うのですが、ただ、先程の説明では、市民健診、特定健診の現状の報告があって、その次に、新たに作られる安満に子どもを中心とした拠点施設の説明ということで、単純に前半を聞いていると、市民健診の利便性を図るために、施設を分散させるという理解でよろしいのでしょうか。利便性を高めるために、距離的に近いところへ移すということですよね。それともう一つ、子どもを中心とした施設というのは自治体にとって重要な施設で、多分従来の保健センターと比べて、子どもに関連した色んな行政事業が入ってくるのだと思います。元々の保健センターはどちらかというと高齢者、中高年層寄りの施設で、今度作るのは子どもの施設とすると、住民サービスという点では共通であっても施設の性格が違うようなニュアンスで受け止められます。今検討中だと思うのですが、二つの施設の位置付けを区別する、あるいは市民健診では拠点を2箇所にされるという、そういう構想なのでしょうか。

 

事務局

 現在の保健センターにおきましては、子どもの事業や成人の健診事業等、様々な事業をやっており、子どもの事業が増えている中で、全体としてかなり手狭になってきています。場所を分けるのかというご意見ですが、施設の機能として、安満にある施設は子ども向けの事業をする施設、それから、保健センターは、成人向けの健診を中心とした事業をする施設ということで検討を重ねていきたいと考えております。

 

委員

 わかりました。それでは現在の総合保健福祉センター条例の一部として安満のセンターも入れて、総合的に、産まれてから亡くなるまでの市民の健康ないし福祉や介護などのサービスをするということなんでしょうか。

 

 

事務局

 母子保健は、「子どもが主役となる拠点施設」に、その中の一つの機能として入ります。今ある保健センターは、保健が主となった施設ですが、「子どもが主役となる拠点施設」では、保育所、子育ての人材育成、子どもや親の居場所といった機能、それらと並んで母子保健の機能が入るということで、保健センターの条例の中で位置付けする施設とは異なってまいります。保健がメインとなる施設ではなく、「子どもが主役となる拠点施設」の機能の一つとして母子に特化した保健機能を配置するという考え方で進めております。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 資料に財政状況の危機意識と書いてありますが、これは国からの補助金など、財源の確保は検討しておられるのですか。

 

事務局

 全国的にも少子高齢化が進んでいく中にあって、高槻市は特にベッドタウンとして発展してきた団塊世代の方々の割合が多いまちでございますので、今後急激に高齢化が進むという推測から、市税などの収入が減っていくのではないかという危機意識を持って臨んでいるところでございます。

 

会長

 現時点で、施設のための補助金を確保しているということはないんですか。

 

 

事務局

 特にこの件について、具体的にどの補助金を確保するという段階ではございませんので、今の段階では確保しておりません。

 

委員

 高槻市として、少子高齢化はまあそのとおりだと思うんですが、企業の誘致とかそのような、働きかけもしておられるのですか。

 

事務局

 市として定住人口を増やす施策を実施しているところでございます。企業の誘致も含め、定住人口を増やしていくことによって、財政状況を少しでも良くするための施策を進めているところでございます。

 

委員

 わかりました。

                            

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 今の件との関連で、資料の8ページですが、取り巻く環境の変化ということで二つ書かれている。その下の囲みの中で、「上記のようなこれまでに想定に無かった状況が発生」とあり、一番上の部分は想定には無かったかもわかりませんけれども、二つ目の「少子高齢化の傾向が顕著な本市の財政状況の見通しに危機的意識」、これは想定に全く無かったのでしょうか。財政状況が厳しくなっていく、あるいは少子化がどんどん進んでいく、これは想定に無かったとは言い切れないのではないかと思っております。一つ目と同じように二つ目も想定に無かったという扱いで良いのか、ここの部分はむしろ国や府の財源確保など総合的に判断する必要がある、というような表記のほうが良いのではないかと思います。今の人口減少状況、あるいは少子化の問題、あるいは高齢化の問題等々を考えて、30年40年先の事を考えていったときには、毎日のように新聞に報道されている今日的な状況から、高槻では将来的見通しというのが、本当に想定に無かったのかというところに疑問符が付くように思います。

 

事務局

 ご指摘の点でございますが、下の囲みにある「上記のような想定に無かった状況の発生」と言う表現については、安満遺跡公園の隣接地に「子どもが主役となる拠点施設」を設置する方針というところを意識して記述しました。二点目の本市の財政状況の見通しの部分については、人口減、少子高齢化への懸念は前々から想定されておりましたので、ご指摘の通りでございますが、年を重ねるごとに市の重点課題に関する新規プロジェクトの中身や必要な経費が具体化してくることに伴い、財政状況の見通しが変化してきているという意味合いもございますので、補足させていただきたいと思います。

 

委員

 結構です。

 

会長

 少子高齢化ですけども、大阪府下では何番目ぐらいですか。結構上位ですね。

 

事務局

 以前、国立社会保障・人口問題研究所が推計した際、本市は、北摂の7市の中では一番人口が減少するという予測がされていた時期がございました。ただ、少子高齢化が何番目というデータは手元に持ち合わせておりませんので、よろしくお願い致します。

 

会長

 どこかに出ていましたけどね。だいぶ上の方です。パーセンテージが。

ちょっと質問してよろしいですか。10番目の資料の業務の継続性の確保のところに、代替施設の確保等と書いていますが、何か具体的なものはあるのですか。 

 

事務局

 子どもの事業、それから成人の健診等の事業を継続しながら工事をすることになった場合は代替施設も含めて検討が必要ということで、ここでは挙げさせていただいております。現時点で具体的にどこかを代替として確保しているということではございません。

 

会長

 分かりました。

 他にございませんか。

 

委員

 先程の委員がおっしゃたように、私もこの表現はオーバー過ぎると思います。一番目の安満の施設のことも想定に無かった状況という表現になるのかどうかですね。これまで公式の場などで議論されてきたことですし。財政状況のことも危機的意識があるという認識は良いですが、想定になかった状況が発生というのは、ちょっと言い過ぎではないかと思います。少子高齢化が進んでいるというのは、総合計画の中でもはっきり出されています。「子どもが主役となる拠点施設」のことは、その中で打ち出される施策という位置付けなわけだから、私はここの表現はある程度修正された方が良いと思います。後の結論が否定される問題ではないですが、正確な表現がいるんじゃないかと。特定健診やがん検診の問題は非常に重要です。機械をしっかり更新する、問題は機械を更新するときに受け皿となる場所をどう確保するのか、そういう意味では、本当のことを言えば、ちゃんとした施設が必要だと思います。ただ、財政事情など、総合的な視点の中で、変更を絶対してはいけないとは思っていません。しかし、いずれにしても、使いやすい保健センターにしていかなければいけない。そういう意味ではやはり今の保健センターの狭さというのは、私は今でも少し気になるところです。市民の命に関わる機能ですから、いくら財政がある程度厳しくてもしっかりやって欲しい。あえて要望にしておきますが、改修する方向で進むとしても、この点はしっかりと押さえておいて欲しいと思います。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 少子高齢化で、子どもの問題もかなり大事ですけれども、さっき言われたように、検診設備の老朽化で、今年中にレントゲンの胸部と胃部は更新するそうですが、今後、集団健診を続けていくのでしょうか。

 

事務局

 集団健診につきましては、特定健診で申し上げますと、受診の比率は、個別健診が8割、集団健診が2割となっています。市民にかかりつけ医を持っていただくためにも、個別健診は重要と考えております。ただ、集団健診、特にセンターで行う健診は、特定健診とがん検診を組み合わせるなどのセット検診に対し一定のニーズがあり、一日で終わることから非常に人気があるというのも事実です。そういう面も考えまして、個別健診を中心としながらも、集団健診の必要性を踏まえ、しっかりやっていきたいと考えております。

 

委員

 保健センターをがんを中心とした拠点にしてもいいのかなと思うのですが、いかがでしょうか。

 

事務局

 がん検診では、診療所で保有していない機器が必要になるなど、かかりつけ医で受けられない検診もありますので、そういう面では、がん検診が出来る中核の施設としてやっていきたいと考えています。ただ、やはり特定健診もセットにして欲しいという声もいただいているということもありますので、特定健診とがん検診のセットは、引き続き継続してやっていければと考えております。

 

会長

 大体議論は出尽くしたようですので、それでは、また次回考えていただいたらと思います。

 文章についてはまたちょっと考えていただきたい。

 

事務局

 わかりました。

 

会長

 それでは議題2「平成26年度の主な取り組みについて」

まずはピロリ菌対策事業、事務局の方から説明お願いします。

 

事務局

 ※議題2について説明

 

会長

 ありがとうございました。

 何かご質問ございますか。

 

委員

 このピロリ菌対策事業は、大変市町村の中でも先駆的な事業だと思います。特に中学生に対して抗体検査というのは、非常に先駆けた、子どもに優しい市を打ち出そうということかなと思って伺っておりました。ただ一つ、ここで確認させていただきたいのは、少子高齢化を迎え、今後要介護、高額医療費の割合が増える中で、今年度特にこのピロリ菌対策事業を事業として市が取り扱った背景、色々課題がある中で事業として選定した必然性について教えください。

 

事務局

 なぜこの事業を取り扱ったかということでございますが、胃がん対策の課題として、なかなかバリウム検診の受診率が伸びないという状況がございます。その中で、市としてもこれまで以上に胃がん検診を受けていただく受診勧奨というのも必要でございますが、別の対策も必要と考えておりました。その中で、これまで医師会を含め、胃がんの対策としてピロリ菌が有効だというご意見を頂戴する中で、今回の対策を打ち出させていただいたところでございます。その中で、まず成人の対策と、もう一つ、少しでもピロリ菌が悪さをする前に、何とかしていく必要があるという考えのもと、若い方に対して疾病が発症する前に抑えたいということで、今回中学2年生につきましても、市独自の取組として、除菌までしっかりやっていこうということで、取り上げさせていただいたところでございます。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 中学2年生に対するピロリ菌についてですけれども、具体的には学校を通じてどのように実施するのか。その内容について聞かせてもらえますか。

 

事務局

 中学生のピロリ菌抗体検査の方法ですが、尿検査で考えており、本市の市立中学校に通われている方につきましては、学校を通じ尿検査の容器を配布させていただこうと考えております。学校で容器を配布し、学校で回収するという形を考えております。一方、それ以外の私立の学校等に通われる方につきましては、広報等で周知をし、健康づくり推進課に直接お申込いただいて、我々の方から容器等をお送りし、また直接こちらへお持ちいただくという形で対応することを考えております。

 

委員

 市立中学校の場合は、効率的にこの方法しか無いかも分かりません。ただ、心配なのは生徒のプライバシーの問題で、学校側と詰めていただかないといけないんじゃないかなと感じていますけれど、この辺どんな感じでしょうか。

 

 

事務局

 委員ご指摘の通り、学校現場でやっていただくということがございますので、プライバシーについては細心の注意を払っていきたいと考えております。それから、学校に質問等の問い合わせが来ることも考えられますので、学校の先生方とも連携を取りながら、ご理解いただく中で協力してやっていきたいと考えております。

 

委員

 学校現場は色々な問題を抱えながらなので、調整をよろしくお願いします。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 中学2年生でピロリ菌というのは全国で初めての取組なのですか。他の市町村でもやっていることなのですか。

 

事務局

 市の事業として、除菌までしっかりと取り組むというのは全国初と、今のところ把握しております。

 

委員

 中学2年生というのは何か意図があるのですか。中学は3年までありますけど。

 

事務局

 ピロリ菌が定着してから悪さをする前に除菌までつなげたいと考えております。少しでも多くの方に検査を、そして陽性者の方は除菌をしていただきたいという思いがあり、保護者の管理が届きやすい中学生を選びました。その中で、中学3年生は受験が控えているということもございますので、今回中学2年生で設定させていただいたところでございます。

 

委員

 検診の時期的なものは。

 

事務局

 検診の時期につきましては、除菌治療については病院に行っていただかなくてはならないので、夏休み等の長期の休み期間に行けることを勘案し、今調整を図っているところでございます。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 学校は普通の定期健診で一般の尿検査等もやっていると思いますが、それにあわせるということでしょうか。出す量が変わると思いますが。

 

事務局

 学校保健法に基づく尿検査は大体5月ぐらいにやっているのですが、それとは別に容器をお渡しさせていただきます。保護者の方が提出の選択が出来るようにするため、ピロリ菌事業用の尿検査ということで実施する予定にしております。

 

委員

 今進めようとされているピロリ菌の検査によって、胃がん対策をするということは非常に有意義だと思います。基本的に国なり府なりのがん検診の評価で、バリウム検診の受診率は低いですが、こういう形でカバー率が高くなっていくのが一番現実的だと思います。ただ、国は各市町村に、がん検診の実施成績、実績を上げることを求めているので、ここ数年間は軋轢が出てくると思います。それともう1点が、お金ですが、普通がん検診はレセプトと言うか、保険診療と切り離して保健事業としてお金を入れていますが、今のがん患者がいることによって相当タイムラグはありますが、コストパフォーマンスを考えると、国のがん対策とは別に、一般財政が厳しいとしても実施を正当化できる、結構重要な事業ではないかなと思います。

会長

 他にございませんか。

 

委員

 成人の方のピロリ菌対策事業について、5歳刻みで60歳となっていますが、それ以外の市民の方の場合は特定健診でピロリ菌の検査を受けられるということでしょうか。ご説明お願いします。

 

事務局

 ピロリ菌の成人の方の対象者につきましては、30歳から60歳までの5歳刻みの方が対象です。それ以外の方が特定健診で受けるという意味ではございません。今申し上げました5歳刻みの対象者の方が本市の特定健診を受けられるのであれば、特定健診と同時に検査が出来るということでご説明をさせていただきました。個別健診につきましては、委託医療機関で実施する形になっております。

 

会長

 他にはございませんか。

 

委員

 確認ですけども、バリウムの検診しか推奨していないということなので、胃カメラはできないということで理解してよろしいですか。

 

事務局

 市が集団で行う検診につきましては、国のガイドラインの中で推奨されているのがバリウムとなっております。ただ、胃カメラを否定しているというよりも、市が行う検診としては推奨していないというところでございます。

 

委員

 それはやってもいいということですか。

 

事務局

 国がガイドラインで言っておりますのは、胃がん検診を胃カメラで実施した場合の胃がんの死亡低減率の実績が無いため推奨していないということですので、国が推奨していない方法に、市として踏み込みにくいというのが現状でございます。

 

委員

 わかりました。

それと、ピロリ菌の検査の方法としては、尿検査、血中検査、呼気検査、この3つがあるということだけで理解しておいたらいいですか。呼気は知っていたんですが、それ以外2つがあるというのは初めて知ったんで。

 

事務局

 検査としては、この他にも検便等もあり、様々な方法で検査は出来ます。少しでも肉体的にも精神的にも負担が少なくて、採り易いという観点から、中学生では尿検査を選ばせていただいております。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 60歳で切った意味はどこにあるのですか。

 

事務局

 ピロリ菌の陽性者の数を調べると、東京オリンピックが開催された1965年辺りを境にかなり保菌者の率が下がってきています。その要因として、衛生状態が変わってきたことが言われています。例えば70代の方に検査をすると、陽性の方が60%~70%になるだろうと言われており、検査を実施したらかなりの確率でピロリ菌を持っていらっしゃるということになります。

また、高齢の方がピロリ菌検査陽性で除菌をされた場合に、今度は胃の調子がすごく良くなり、食べすぎ等で生活習慣病のリスクが上がってしまうという報告もあります。

60歳より上の方は、ピロリ菌検査で自分の胃の状況を知っていただくということよりも、胃がん検診を受けていただきたいという思いがありますので、今回ピロリ菌の検診につきましては60歳までと言う形で区切らせていただきました。

 

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 中学生は2年生、14歳のみが対象、そして大人の方は30歳からですが、最初に実施された年の15歳の方は、間が15年も開いてしまうので、それに対して経過措置的に20歳までならいつでも受けられるというような措置は考えていらっしゃいますか。

 

事務局

 今回は中学2年生のみということでさせていただくことを考えております。間の年代の方でも、胃やお腹の調子が悪いということで実際に病院の診察を受けられる中で、ピロリ菌の検査が行われることもあります。市として今回の事業を行うにあたっては、どうしてもある程度範囲を決めなければいけないということもございましたので、中学2年生という形でさせていただいたところです。

 

会長

 はい、どうもありがとうございます。

それでは次の議題に行きたいと思います。

続きまして、高槻島本夜間休日応急診療所患者統計について、事務局から説明をお願いします。

 

事務局

 資料に基づいて説明

 

会長

 ありがとうございました。

 何か質問ございませんか。

 

委員

 昨年度に比べて1割程度患者が増加しており、特に外科において茨木市からの患者が昨年度に比べて増加していますが、何か推察される要因はあるのでしょうか。

 

事務局

 平成25年4月から実施しております小児科の広域化に伴い来院される小児患者が増加いたしましたが、小児患者の中には外傷であったため外科を受診された方もたくさんおられました。平成25年度におきましては、外科の受診者のうち約半数を小児患者が占めております。また、広域化開始に合わせて茨木市が積極的に広報され、新たに高槻島本夜間休日応急診療所の認知が深まったことも要因と考えております。

 

会長

 2診制は何曜日の何時から何時まで実施されているのでしょうか。

 

事務局

 2診制につきましては、平日・土曜日の午前0時まで実施しております。日曜・祝日については既に終日2診体制で実施しております。従いまして、年間を通して午前0時までは2診体制をとっている状況であります。

 

会長

 他に質問ございませんか。ないようでしたら、続きまして、風しん抗体検査費用及び予防接種費用の助成について事務局から説明をお願いします。

 

事務局 

 資料に基づいて説明

 

会長

 ありがとうございました。

 ただいまの説明についてご意見・ご質問等はありませんか。

 

委員

 風しん発生数の推移についてお聞きします。

平成22年、23年は1桁台なのに平成24年、25年は極端に多いのはどういうわけですか。

 

事務局

 昔のことですが、風しんは毎年流行がありまして、何年間か流行が多い年がございました。そうすると、子どもに抗体がつく、抗体があると流行が低くなる、そういうことを繰り返しておりました。

これも同じようなことで、ある程度の方が抗体をお持ちの時には、流行があっても低いレベルにとどまるということがわかっておりますが、抗体をお持ちの方が少なくなってくると、このように大流行します。今回の流行で、一定の方が抗体を獲得されましたので、しばらくは流行のない時期が続くと思われますが、また、2~3年、4~5年して、抗体を持っていない方が多くなると大流行します。ですから、非流行時に予防接種を勧奨し、次の大流行を予防したいと考えております。

 

委員 

 意味は良くわかりました。10年ひと昔といいますが、22年から25年というとほんの3、4年ですよね。

 

事務局

 その前ですか。実は、平成20年までは、流行がありましたので、定点医療機関からの数だけの報告をいただいていました。そうなると、だんだん流行がなくなってくると統計が取れなくなってしまいます。平成21年から全数報告をすべての医療機関からいただくようになりまして、報告のとり方が違うということで、平成22年度からのデータとしております。

 

委員

 大阪府で10件というと、統計のうちに入らないのではないですか。

 

事務局

 それしか報告がなかった、それくらい少なかったのです。そうすると、今度は、爆発的に流行することもあります。1964年ですか、沖縄のほうで爆発的に流行したのは、当時の沖縄はアメリカの統治下で、また、島のため人の行き来も少なかったため、風しんの流行はなかったのですが、誰かが風しんを持ち込み、急速に流行することとなりました。このように抗体のない世代が増えてくると、流行するということになります。

 

会長

 それでは、議題(3)の「その他」に移りたいと思います。事務局から連絡事項はありますか。

 

事務局

 事務局から3点の報告事項がございます。それぞれの担当課よりご報告いたします。

 

事務局  

 麻しん(はしか)の予防接種緊急助成事業の結果について

 健康たかつき21のアンケート調査の実施について

 BCG予防接種の個別接種化に向けた検討の開始について

 それぞれ事務局より報告

 

会長

 ありがとうございます。

予防接種委員会の委員は何名ですか。

 

事務局

 予防接種委員会は委員10名でございます。

 

会長

 ただいまの3点の報告に対しまして、ご意見・ご質問等はありますでしょうか。

 

委員

 BCG予防接種の個別化についてお伺いします。個別化はいいと思うのですが、集団の場合、いわゆる9針の管針を2回押していると思うのですが、基本的には、技術評価をするということになっていて、集団の場合は、場所が限られていますが、個別化した場合は、赤ちゃんの健診などをする折に、何か接種の評価とかもあわせて検討されるのですか。

 

事務局

 2月に行われた予防接種委員会の中でも委員から接種率の低下や接種手技の獲得、それの確認等々の課題について、十分な審議ができるように、他市の調査をしておいてほしいというご要望をいただいておりまして、他市ではどのようにやっているのか、具体的には、1歳半健診で確認している市もあります。

また、確認の前に手技の獲得ということで、研修の場をどの時期にどれくらい継続的にやったというような、すでに個別化している他市の情報を集めている段階ですので、その辺をあわせて審議のほうをしていきたいと考えております。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 市のほうで積極的に同時接種をするというようなことを広報などに掲載していただいて、今でも個別でやりたいという意見は多いですので、そういう意味でも積極的に広報等をしていただければありがたいのですが。

 

事務局

 同時接種につきましては、まだ、国のほうの見解が出ていない状況ですので、その中で市が同時接種を勧奨していくのは非常に難しい状況です。ただ、保護者がスケジュールを組むのに非常に苦労しているという課題につきましては、全国的な課題ですので、国の検討の中でも同時接種については、今後、検討が進められるものと思います。その辺の動向については注意していこうと考えております。

      

委員

 はしかのことですが、母子手帳を見れば、中学生くらいまでなら、はしかをしていない人はチェックできるのですが、そういった時に、今は任意接種で、8,000円ぐらいかかりますけれど、その時点で、それを市の方で負担できるようなそういった制度はないのでしょうか。

 

事務局

 今のところございません。申し訳ございません。成人の方が外国旅行等で、もらって来る危険性は多いですので、こちらからの呼びかけといたしましては、ご自分を守るためにもまだ、接種をされていない場合は接種を考えてくださいという啓発をさせていただいております。

 

会長

 他にございませんか。

 

委員

 2009年のはしかの流行というのは、いわゆる1回接種で、日本の場合はまだ中蔓延の扱いなので、予防接種施策の問題もひとつあったかと思うのですが、5年間、特別的な接種をした等、先ほどのカーブを見ると、2014年のカーブが2009年よりも立ち上がりが少し急になっていますが、それはなぜなんですか。

 

事務局

 予防接種の率が低かったのではないかと思います。麻しんというのは、95%以上の方が免疫を持っていないといけないので。そうすると、1回の注射では、免疫がつかない方もいらっしゃる、免疫が落ちてくる方もいらっしゃる、95%の人に接種しても91%にしかなりませんので、95%の方に2回接種しない限り、免疫を確保する方が95%にならないので、そこのところが甘かったかなと思います。

なかなか95%の方に対して2回接種というのは難しいところです。

 

会長 

 ほかにご意見ございませんでしょうか。

ないようでしたら、これで、本日予定しておりました議題はすべて終了いたしました。活発なご意見をいただきありがとうございました。皆様からいただきましたご意見につきましては事務局と調整しながら、必要な対応をさせていただきます。

本日はご多忙の中、各委員の皆様、ご出席をいただきありがとうございました。

これで、平成26年度第1回保健医療審議会を閉会いたします。

 

お問い合わせ先
高槻市 健康福祉部 保健所 健康医療政策課
住所:〒569-0052 高槻市城東町5-7  地図
電話番号:072-661-9330
FAX番号:072-661-1800
お問い合わせフォーム(パソコン・スマートフォン用
※内容によっては回答までに日数をいただく場合があります。

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