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大阪府内で初!交通規制を伴う自転車レーンを整備しました

【平成29年4月11日掲載】

こんにちは。都市創造部長の梅本です。

さくらの写真

桜も見頃となり、清々しい季節になりました。この時期、自転車でお出かけされる方も多いと思います。高槻市では平成27年度に自転車まちづくり向上計画や自転車安全利用条例を制定し、自転車を安全快適に利用できるまちの実現に向けて種々の取組を進めています。平成28年6月22日掲載のこちら部長室では、法定外の表示となる矢羽根表示を高槻市で初めて整備し、これについてご紹介しました。

今回のこちら部長室では、大阪府で第1号となる”交通規制を伴う”自転車レーンを整備しましたので、ご紹介したいと思います。

自転車が走る部分を示した矢羽根表示第1号を整備しました

なぜ、今、自転車通行空間整備なの?

計画の表紙

国が公表している交通事故統計では、自動車事故は減少しているのに自転車が関連する交通事故は横ばいの状況です。特に本市は他市に比べて自転車利用率が高いことから、自転車関連事故は増加傾向にあります。

このため、本市では他市に先駆けて「高槻市自転車安全利用条例」を制定するとともに、「自転車を安全に利用できるまち」を目指して「たかつき自転車まちづくり向上計画」及び「たかつき自転車まちづくり実行計画」を策定しました。

この計画では、自転車関連事故の減少を目的に、自転車が安全に通行できる自転車通行空間を整備するハード対策と、交通安全研修などの普及啓発活動を推進するソフト対策を実施することとしています。

自転車は、道路交通法では軽車両に分類され、自動車の仲間であることから、自転車は原則、車道の左側を通行しなければならないとされています。しかしながら、このことをご存じない方が多いことや、車のすぐ横を自転車で走行することが怖いなどの理由により、歩道を走行される方が多いのが現状です。

このため、自転車で車道を走行する際の不安を解消するとともに、自転車運転者や車のドライバーに自転車の通行部分を意識してもらえるよう、自転車通行空間の整備を進めています。

自転車通行空間を3タイプで整備

矢羽根の写真

この自転車通行空間については、現地の道路条件など整備形態を3種類に分類しています。1つ目は「自転車道」で、縁石や柵などにより自転車通行空間を車道や歩道から物理的に分離するものです。2つ目は「自転車レーン」で、白色のラインや路面の着色により自転車通行空間を視覚的に分離するものです。3つ目は「車道混在」型で、これは自転車の通行する空間が確保できない場合、車道の左側端に矢羽根表示などを実施し、自転車運転者や車のドライバーに自転車が通行する部分を明示するものです。

本市ではこの3つのパターンで自転車走行空間の整備を進めており、これらを組み合わせネットワークを形成することで、安全快適な交通環境の創出を図る考えです。

大阪府内で初めて交通規制の伴う自転車レーンを宮田町二丁目などで整備

整備区間図

今回、自転車レーンの整備を行った区間は、別図のとおり、本市宮田町一丁目から土室町までの約1,470mです。整備内容は、下の写真のとおり白色と青色のラインを引くことで自転車が走行する空間を明示したものです。

また、この自転車レーンは、道路交通法により交通規制が伴うものとなっており、自転車しか通行できません。このため、車やバイクは、自転車レーンを通行できません。また、自転車利用者については、13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者など歩道を通行できる条件を満たす場合を除き、自転車レーンを通行しなければなりません。

このように交通規制の伴う自転車レーンの整備は大阪府内では初めてであり、高槻警察と本市が連携協力して行う、増加傾向にある自転車事故を少しでも減らそうという取組の一つです。

自転車レーンの写真

自転車利用者の皆さんは、この道路を通行される際には、自転車レーンをご通行ください。また、車やバイクで通行される皆さんは、自転車レーンに入ることはできませんのでご注意ください。

4月12日(水)に広報啓発イベントを実施

本市と高槻警察では、今回、大阪府内で初めて交通規制の伴う自転車レーンが整備されたことを広く知っていただくため、周知イベントを4月12日(水)の午前11時00分~午後0時30分にスーパーマルヤス宮田店(宮田町一丁目)で実施します。

イベントの内容は、自転車の点検整備や啓発グッズの配布などです。本市のマスコットキャラクターはにたんや自転車文化の普及・振興を図る活動を行う女性ユニット・ちゃりん娘の皆さんも応援に駆けつけますので、ぜひともご参加ください。

自転車は車道の左側を車と同じ方向に走ってください!

はにたんの写真

昭和45年に道路交通法が改正され、それまで車道を走っていた自転車が歩道を通行することができようになって半世紀になります。自転車は車道走行が原則なのですが、自転車は歩道を走るものと思っている方がまだまだ多いのが現状です。このため、本市では、時間は掛かりますが、自転車は車道の左側端をクルマと同じ方向に走っていただけるよう、自転車通行空間整備とともに、交通安全研修などによる啓発などの取組を粘り強く行ってまいりますので、ご理解をよろしくお願いします。

 

 

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プロフィール
梅本定雄
梅本 定雄
1958年(昭和33年)奈良県(吉野)生まれ。2013年(平成25年)から現職。趣味はマラソンやサイクリングで、パラグライダーも始めました。

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