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春の全国交通安全運動 子どもから高齢者まで広がる交通安全の輪

【令和3年4月5日掲載】

市長が巡回する様子

こんにちは。都市創造部長の新井です。

春の陽気に誘われるように草木が芽吹き、色鮮やかに彩られる季節となり、暖かい日が増えてきましたが、引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に加え、体調管理には十分にご留意ください。

また、気候に恵まれる日々が続き、市内外を問わずお出かけをされる方も多いのではないのでしょうか。外出される際には、事故に遭わない・起こさないように『交通安全』を心掛けていただきたいと思います。

さて、今年も「春の全国交通安全運動」が4月6日から15日までの10日間実施されます。そこで、今回のこちら部長室では、春の全国交通安全運動に関する活動や交通安全全般の取組をご紹介します。

交通事故は減少傾向 自転車事故の割合が全国平均を上回っているなどの課題あり

高槻市過去10年の事故件数

まず、交通事故の発生状況についてご説明します。令和2年中の全国の交通事故の発生件数は、309,178件で前年より72,059件減、死者数は、2,839人で前年より376件減となり、統計が残る1948年以降で初めて3,000人を下回りました。また、本市の交通事故の発生件数は、全国と同様に減少傾向です。令和2年中の発生件数は、583件で前年より219件減、負傷者数は653人で前年より272人減でした。これは、新型コロナウイルス感染症の影響によるものもあると考えられますが、長年にわたって、市民、事業者、行政が一体となって積極的、継続的に交通安全対策を推進してきた大きな成果でもあります。しかしながら、減少傾向にあるとはいえ、毎年悲惨な交通事故が発生し、尊い命が失われているという事実に変わりはありません。特に、全国の傾向と同様に、本市でも交通事故死者数の内、65歳以上の高齢者が半数以上を占めていることや、本市の全交通事故に占める自転車事故の割合が3割以上と全国平均を上回っていることなど、対策が急務となっています。

4月6日から15日まで春の全国交通安全運動 市内でも取組を実施

春の交通安全ポスター

このような中、令和3年4月6日から15日まで実施される春の全国交通安全運動は、以下の3つが全国重点の項目です。

全国重点

1.子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保

2.自転車の安全利用の推進

3.歩行者等の保護を始めとする安全運転意識の向上

また、大阪での重点項目・スローガンは以下の通りです。

大阪重点

「信号遵守の徹底」

スローガン

「交差点 青でも左右 確認を」

その他、大阪府交通対策協議会では、交通安全イベント「令和3年春の全国交通安全運動初日キャンペーン」を交通対策協議会YouTubeチャンネルにて生配信予定です。ぜひご覧ください。

「令和3年春の全国交通安全運動初日キャンペーン」生配信イベント

日時

令和3年4月6日(火曜日)午後2時~午後2時40分

内容

岡田結実さん参加の交通安全教室、白バイ隊による出発式など

「令和3年 春の全国交通安全運動初日キャンペーン」生配信イベント

市内の商店街で啓発活動 自転車の安全利用を呼びかけ

商店街での啓発活動の様子

まず、大阪における重点項目「信号遵守の徹底」とスローガン「交差点 青でも左右 確認を」のもと、本市で行う取組についてご紹介します。

本市では、高槻市交通安全推進協議会、高槻交通安全協会等と協力し、市内の主要交差点において通学児童を中心に、歩行者の安全を確保するために、歩行者及び自転車利用者に正しい通行等を呼びかける街頭指導を4月6日に実施します。また、「アクトモール」「芥川商店街」「高槻センター街」といった市内の主要な商店街で、歩行者及び自転車利用者に対し、自転車の安全利用などを呼び掛ける啓発活動を4月7日・15日で実施します。今回、啓発活動を行う商店街内の道路はいずれも「歩行者専用道路」になっています。商店街には、たくさんの買い物中の歩行者がいますので、自転車に乗ったまま通行することは、道路交通法違反となることはもちろん、事故の原因になる大変危険な行為です。商店街を通行する際は、自転車を押して歩きましょう。

自転車安全利用の呼びかけ

日時・場所

  • 4月6日(火曜日)午前8時10分頃から 高槻市役所交差点(北・南)、北大手交差点などの主要交差点
  • 4月7日(水曜日)午後2時頃から アクトモール及び芥川商店街
  • 4月15日(木曜日)午後2時頃から 高槻センター街

高齢者に研修を実施 交通安全意識の向上を図る

次に、全国重点項目の1つである「高齢者の安全確保」に関する取組を紹介します。

高槻市交通安全推進協議会では、高槻市シニアクラブ連合会と連携し、高齢者交通安全リーダー制度を設けています。この制度は、日常のシニアクラブ活動の中で交通安全の話題を提供していただくために、各シニアクラブから選出された方に対して、高槻警察署の協力を得て交通安全に関する研修を実施するものです。昨年度は220人の方が研修を受講し、リーダーとなっていただいています。また、同協議会では、運動期間中、高齢者の事故防止を目的に、市内5箇所の老人福祉センターで交通安全映画を上映し、交通安全意識の向上を図っていきます。

交通安全映画上映会

日時・場所

4月6日(火曜日)~4月30日(金曜日) 随時上映(1日につき3~4回程度)

  • 富田老人福祉センター 

 上映作品:「見る待つ止まる確かめるシルバーエイジの交通安全」(予定)

  • 春日老人福祉センター

 上映作品:「われら交通安全ボランティア」(予定)

  • 芝生老人福祉センター

 上映作品:「お元気ですかお年寄りの交通安全」(予定)

  • 郡家老人福祉センター

 上映作品:「いつまでも安心して暮らすために」(予定)

  • 山手老人福祉センター

 上映作品:「孫と一緒に再確認!高齢者と交通ルール」(予定)

 

また近年、高齢者による自動車のブレーキの踏み間違えによる悲惨な事故が社会問題となっていて、全国的に高齢者が関わる交通事故が多発しています。運転に不安を感じるようになった高齢運転者の方は、ご自身のため、またご家族・周囲の人々の命を守るためにも、運転免許の自主返納やペダル踏み間違い急発進等抑制装置が搭載された安全運転サポート車の購入などをご検討いただければと思います。

運転免許の返納について

国によるサポカー補助金の申請受付が開始されます

子どもの安全確保 交通安全教室や交通指導員

全国的に小学生の歩行中の事故は、圧倒的に1年生が多く、歩行中の死者・重傷者数では、1年生は6年生の約3.7倍であるというデータがあります。そこで全国重点項目の1つである「子供の安全確保」に関する取組を紹介します。

大人が子どものお手本となる 交通安全教室を開催

子どもの交通安全教室

高槻市交通安全推進協議会では、小学校新1年生になる前に、正しい交通ルールを身に着けてもらうため、市立の幼稚園・保育園・認定こども園に対して、大阪府警察本部が作成した、小学校新入学児童向けの交通安全啓発DVDを配布し、交通ルールの啓発を行っています。また、同協議会では、その児童が小学校に上がった後にも交通ルールを学ぶ機会を提供するため、市内の全小学校に対して、高槻交通安全協会、高槻警察署と協力して、交通安全啓発冊子やグッズ配布を実施し、小学校に上がる前と新1年生になった後の2段階で交通安全意識の向上を図っています。

このほか本市では、子どもから高齢者までを対象に、それぞれの段階に応じた「交通安全教室」の開催や全校児童及びその保護者を対象に、同協議会と協力して「親と子の交通安全教室」を開催しています。

市民の皆さまにおかれましては、子どもに正しい交通ルールを伝えるために、まずは、「周囲の大人が普段から信号を守る」「道路を渡るときは左右の安全を確かめてから渡る」など、子どものお手本となるように心がけていただければ幸いです。

危険箇所の点検や子どもへ安全指導をする 交通指導員が活躍

交通指導員の活動

市内には小学校が全部で41校あり、全小学校区で現在約800人の交通指導員が活躍されています。交通指導員は、高槻市交通安全推進協議会から委嘱された小学校の保護者の皆さまや地元自治会などの方々で、昭和42年から半世紀を越えて活動しています。主な活動内容は、近畿交通安全デー(毎月15日)や初登校日などに通学路の危険箇所を子どもたちへ伝える交通安全指導、各小学校や行政と協力して行う通学路の安全点検があります。このほか、先にご紹介した「親と子の交通安全教室」での標識や信号確認・横断歩道の渡り方や危険な自転車走行などの実技的な指導も活動の1つになります。こうした活動を通じて、子どもたちの交通安全意識の醸成を図り、事故防止に向けて取り組んでいます。

交通安全の輪を広げ、交通事故を無くそう

いかがでしたでしょうか。ご紹介したとおり本市では、多くの市民の皆さまや事業者・関係団体が支え合い、正しい交通ルール・マナーの向上に向けた取組を実施することで交通安全の輪が広がっています。今後も引き続き、子どもから高齢者までの幅広い年齢層に対する交通安全の取組を実施することで、交通安全意識の向上を図り、1件でも多くの交通事故が無くなるよう全力で取り組んでまいります。皆さまにおかれましては、『交通事故に遭わない・起こさない』よう十分に気を付けて、良き季節をお過ごしください。

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プロフィール
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新井 進
1962年(昭和37年)、兵庫県生まれ、2歳から高槻市民。2019年(平成31年)4月から現職。座右の銘は「笑う門には福来たる」。

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