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令和3年度高槻市市民避難訓練を実施しました

【令和4年1月12日掲載】

新年明けましておめでとうございます。危機管理監の中川です。

皆さまにおかれましては、新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の新たな変異株による感染拡大が懸念されますが、引き続き、マスクの着用や手洗いの徹底など基本的な感染対策の徹底にご協力をお願いいたします。

 

さて、昨年は、幸いにも本市では、大規模な災害は発生しませんでしたが、今後、高確率で発生が懸念されている南海トラフ地震や近年頻発している豪雨や台風などに備え、これまで以上に危機意識を持つとともに、災害対応力をさらに向上させる必要があるため、本市でも各種防災施策に鋭意取り組んでいます。また、地域の防災力向上のためには、地域住民の皆さま一人ひとりの力が必要不可欠です。そこで、今回のこちら部長室では、自助・共助を高める防災訓練の取組をご紹介します。

市民避難訓練を実施しました

昨年11月28日(日曜日)に市北東地域(概ねJR東海道線より北側、芥川より東側)において、高槻市コミュニティ市民会議との共催による「令和3年度高槻市市民避難訓練」を実施しました。

災害時の避難所に多数の避難者が避難する事態が生じれば、感染症拡大のリスクが高まるため、新型コロナウイルス感染症がまん延している状況下であっても、感染防止対策を徹底し、適切な避難所運営を行うことができるよう新型コロナの流行下における避難所運営訓練を地域の皆さまの協力を得て実施しました。

本来は、市民の皆さまに広く呼びかけ、ご参加いただく取組でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染状況を考慮し、地区コミュニティや自治会の役員を中心に参加者を限定して実施し、約500名の方にご参加いただきました。

訓練を実施した避難所(11箇所)

安岡寺小・北清水小・第九中・真上小・樫田小・芥川小・磐手小・日吉台小・清水小・北清水公民館・原公民館

新型コロナの流行下における避難所運営訓練

受付及び誘導訓練

新型コロナの流行下では、受付時に体調不良者を見分け、避難所に訪れた人と接触させないようにすることが重要です。受付時には、以下の内容を確認して発熱者や体調不良者を振り分け、一般避難者の居住スペースとは動線を分けます。

受付時の手続き

  1. マスクの確認
  2. 手指の消毒
  3. 体温の確認
  4. 避難者受付チェックシートの記入・提出
  5. 配布書類(健康状態記録表・避難所における注意事項)を渡し、各避難スペースへ誘導

避難者受付チェックシート(PDF:112.4KB)

健康状態記録表(PDF:40KB)

避難所における注意事項(PDF:101.1KB)

受付1

受付2

発熱者等専用スペース

一般用避難スペース及び発熱者等専用スペース設営訓練

新型コロナの流行下では、一般用避難スペースも感染防止に配慮し、世帯間で約1~2メートル距離をとっていただく必要があります。また、発熱者等専用スペースは、一般用避難スペースと入口から動線を分け、発熱者等専用スペース、発熱者等専用トイレを分かりやすく掲示し、一般用避難スペースを使用する方と接触しないような工夫をしています。

消毒等衛生用品使用訓練

消毒等衛生用品使用訓練

一般的に、新型コロナウイルスは飛沫と接触により感染します。そのため、避難所では「換気の徹底」「こまめな手洗いや手指消毒」「共用部分の定期的な消毒」が必要になります。訓練では、消毒液の作り方や、個人防護具の正しい着脱方法のデモンストレーションなどを行いました。個人防護具は、普段身に着ける機会がないため、皆さん興味深く聞き入っておられました。

ダンボールベッド・パーティション

段ボールベッド・パーティション取扱い訓練

段ボールベッドやパーティションは、1セットを3~5名で組み立てても、概ね15~20分程度かかります。部品数も多く組立に時間を要するため、避難者や地域の皆さまも避難所ではご協力をお願いします。訓練では、皆さん積極的に組立にもご参加いただきました。

マンホールトイレ設営訓練

マンホールトイレ設営訓練

高槻市内の小中学校に順次マンホールトイレを設置しています。今回は、市北東地域で設置済の小学校(芥川小・磐手小・北清水小・清水小・日吉台小)で設営訓練を実施しました。マンホールトイレは、断水時など一般のトイレが使用できない場合でも、日常的に使用しているトイレに近い環境を迅速に確保することができます。マンホールトイレに対する関心は非常に高く、テント・便器の組立にもご参加いただきました。

自助・共助の取り組みについて

災害発生時また発生前の段階では、行政機関は行政でしかできない活動(避難情報の発令、インフラ施設の応急対策など)に注力することとなり、個別に対応することが難しいのが現実です。その為、災害の危険から身を守るためには、まず自分の命は自分で守るという「自助」と地域住民同士の助け合い「共助」が重要です。災害時には、普段からの地域住民同士のつながりが大きな助け合いの力となります。本訓練でも、事前の準備や当日参加された皆さまが協力して段ボールベッド・パーティションの組み立て等を実施したことで、共助の重要性を実感していただけたと思います。

最後に

いざ災害が発生したときに、どの避難経路で避難所へ行くのか、避難所での生活を快適に送るために必要なものは何か、自分が取るべき行動は何か、など災害が発生した時のためにご自身で備えておくべきことはたくさん存在します。また、自分の身だけでなく身近な人をサポートできるようになることも大切です。市や地域の防災訓練に参加し、防災について考えてみる機会としていただければ幸いです。

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プロフィール
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中川 洋子
1966年(昭和41年)、京都府生まれ。2021年(令和3年)4月から現職。趣味は音楽鑑賞と食べ歩き。

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