現在の位置

在宅療養について考えてみませんか

【平成31年3月29日掲載】

皆さんこんにちは。健康福祉部長の西田です。
春風がとても気持ちのよい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

高槻市の75歳以上人口の将来像

さて、2025年には人口の多い「団塊の世代」が75歳以上(後期高齢者)となり、今後、医療や介護を必要とする高齢者の急増が見込まれています。

そのため、市では、高齢になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築に向けて「医療」「介護」「生活支援・介護予防」「住まい」を柱に、様々な取組を進めています。

以前のこちら部長室では、地域包括ケアシステムの構築における「介護予防」の観点から啓発冊子「65歳からの羅針盤」などについてご紹介しましたが、今回は「医療」に関する取組をご紹介します。

あなたは、人生の最終段階をどこで過ごしたいですか?

厚生労働省の調査によると、「人生の終末期を迎え、医療や介護が必要になった時、どこで過ごしたいですか」という問いに対し、約60%の人が「自宅で療養したい」と答えたそうです。

最近では、終活やエンディングノート(※1)、アドバンス・ケア・プランニング(※2)など、終末期を意識した言葉を多く耳にするようになりました。

高槻市民の在宅医療等の将来需要

大阪府の医療計画によると、高槻市民の在宅医療等の将来需要は12年間で1.8倍になると推計され、今後、自宅などで療養生活を送る方が増えていくと予測されています。

人生100年時代を迎え、老後生活の長期化が進んでいる中、皆さんもご自身やご家族が人生の最期まで“自分らしく過ごす”ために、どのような準備をしていけば良いかなどについて、日頃から考えておくことが大切です。

 

※1 人生の最終段階をどのように過ごしたいかなどを書き込むノートのこと
※2 もしもの時のために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、周りの人と話し合って共有する取組のこと。愛称は「人生会議」

リーフレットを作成しました

在宅医療の流れについて

市では、リーフレット「高齢者の在宅療養 ~いくつになっても、自分らしく暮らすために~」を作成しました。同リーフレットは、前述の本市の75歳以上人口の将来像や在宅医療の将来需要、在宅医療の流れなどを紹介しています。

在宅医療の提供体制

 “かかりつけ”の医師・歯科医師・薬剤師を持ちましょう

自宅などで自分らしく過ごすには、普段から健康保持に努めることが大切です。皆さんも、自分の健康保持をサポートしてくれ、なんでも気軽に相談できる “かかりつけ”の医師・歯科医師・薬剤師をあらかじめ持っておきましょう。

かかりつけを持ちましょう

高齢者の在宅医療リーフレット画像

 

 

このリーフレットが、ご自身やご家族の今後の人生を考え、話し合っていただく一助になれば幸いです。ホームページにリーフレットを掲載していますので、ご利用ください。

また、保健所のほか、公民館や老人福祉センターなどで配布する予定としています。

リーフレット「高齢者の在宅療養」

たかつき在宅療養安心ガイドブック

また、在宅医療や介護のことをもっと知りたいときは、「たかつき在宅療養安心ガイドブック」をご覧ください。在宅療養に関係する専門職や制度のことなど基礎的なことを紹介しています。こちらもホームページにデータを掲載しています。

たかつき在宅療養安心ガイドブック

「多職種連携 心がけ集」を発行しました

在宅での療養生活には、多くの医療や介護の専門職の方の支えが必要となり、1人の療養者に多くの職種(機関)が関わっています。

その多くの職種が一つのチームのように助け合うことで、一人ひとりに応じたきめ細やかな対応が可能となることから、市では医療・介護の関係機関がより円滑に連携できるよう取組を進めています。

心がけ集

昨年9月に市域の医療・介護専門職を対象とした研修会を実施し、より円滑に連携するために、各職種がお互いに心がけたいことについて話し合いました。

研修会で出た意見を基に、各職種間においてお互いに知っておきたいことを“心がけ集”としてまとめました。医療や介護の専門職の皆さんがお互いを理解して気持ちよく連携し、住民の方々が安心して望む場所で生活できるよう、この心がけ集を活用していただけたらと思います。

医療・介護の専門職の皆さんにおかれましては、ホームページに“心がけ集”を掲載しておりますので、ダウンロードしてご活用ください。

医療・介護の専門職が円滑に連携するための「心がけ集」

最後に

在宅での療養というと先のことと思いがちですが、いざというときに慌てないよう、ご自身やご家族が医療や介護が必要となった時にどのような暮らしを望まれるかについて、ぜひ元気なうちから考えていただきたいと思います。

皆さん一人ひとりが、住み慣れた地域で自分らしく暮らせるよう願っております。

こちら部長室バックナンバー

こちら部長室

プロフィール
西田 誠の写真
西田 誠
1963年(昭和38年)、大阪府生まれ。2015年(平成27年)8月から現職。趣味はギター演奏。

ページの先頭へもどる