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世界自閉症啓発デー 講演会を開催します!

【平成31年3月28日掲載】

みなさん、こんにちは。健康福祉部長の西田です。

各地から桜の開花のたよりが届き、春の訪れを感じますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、「世界自閉症啓発デー」に合わせて実施する取組についてご紹介します。

世界自閉症啓発デーとは

世界自閉症啓発デーポスター

自閉症は、自分の気持ちを伝えることや他人の言葉の意図を理解することなどが苦手という特性があることから、周囲から誤解を受けることがあります。そのような特性への理解を啓発するため、国連総会において、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議されました。このことを受け、わが国でも毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」として位置づけ、各地でシンポジウムなどを開催し、自閉症をはじめとする発達障がいについて、広く啓発する取組を行っています。

本市におきましても、その趣旨にのっとった取組を実施しており、毎年、市の主催、世界自閉症啓発デー高槻実行委員会(自閉症の人のバリアフリーを考える親の会 はぐくみ、社会福祉法人 北摂杉の子会)の企画運営で、講演会や映画会を開催しています。

障がい者の参加による講演会を開催

野沢和弘氏

今年も、4月4日(木曜日)午後1時30分から、生涯学習センター2階多目的ホールで、毎日新聞論説委員の野沢和弘さんにお越しいただき、「自閉症の人たちを取り巻く社会 ~加害者にも被害者にもならないために~」をテーマに講演会を開催します。

ジャーナリストであり、自閉症の子の父親でもある野沢さんならではの「発達障がい」をめぐる報道のあり方や、それに翻弄される家族の想いなど、両方の観点からお話しいただきます。

また当日は、メイン司会をはじめ、会場での資料配布や記録写真の撮影など、様々な場面で障がい者が参加し活躍します。チラシ・ポスターのデザインも障がい者が担当しており、社会参加の機会となっていることも本市の事業の特徴です。

催しそのものだけでなく、このような裏方にもぜひご注目ください。みなさんのご来場を心よりお待ちしています。

市内各所をブルーでライトアップ

ところで、みなさんの中で、JR高槻駅前の人工デッキなどがブルーでライトアップされていることにお気付きになった方はおられますか。

これは、世界自閉症啓発デーの啓発事業の一つ、「ライト・イット・アップ・ブルー」です。癒しや希望を表す青(ブルー)をシンボルカラーとし、各地のランドマークなどをライトアップし、自閉症や発達障がいへの理解を啓発する取組です。

今年から、本市でも初めて「ライト・イット・アップ・ブルー」を実施し、市内の各所をブルーでライトアップしています。いずれの場所も4月8日(月曜日)までライトアップしていますので、ぜひご覧ください。

JR高槻駅南側人工デッキ

人工デッキのブルーライトアップ

人工デッキの看板

人工デッキ上の屋根のライトアップには、毎冬JR高槻駅前ロータリーを美しいイルミネーションで彩っていただくなど、花と緑あふれる街づくりに取り組んでおられる「NPO法人花と緑のまちづくり 高槻景観園芸クラブ」の皆様にも多大なご協力をいただきました。

市総合センター前

市総合センター前のイルミネーション

市総合センター前の植え込みをライトアップしています。

 

障がい者福祉センター・子育て総合支援センター

投光器や既存のライトで、ライトアップしています。

障がい者福祉センターのライトアップ

障がい者福祉センター

子育て総合支援センターのライトアップ

子育て総合支援センター

自閉症をはじめとする発達障がいに理解を

自閉症の原因はまだ不明ですが、さまざまな研究から、先天的な脳機能の違いから引き起こされると考えられており、心の病気や育て方によって後天的に発症するものではありません。

では、私たちは自閉症などの広汎性発達障がいの方たちのために何ができるのでしょうか。

自閉症などの広汎性発達障がいがある人の多くは、耳で聞く言葉よりも、目で見て分かる情報のほうが理解しやすいと言われています。その人が理解している言葉を使い、写真や絵などを添えて説明することで理解しやすくなります。

また、人混みや大きな音、光などの刺激を苦手とする人が多く、そのような刺激を小さくするなどの配慮で、より過ごしやすい環境にすることができます。

この世界自閉症啓発デーの取組を通して、自閉症のことを知っていただきたいと思います。そして正しい理解をひろげていくことが、自閉症をはじめとする発達障がいのある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながっていくのではないでしょうか。

今後も、自閉症や発達障がいの方々が、自分らしく安心して暮らし続けていけるよう、障がい者施策をしっかりと進めてまいりますので、ご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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プロフィール
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西田 誠
1963年(昭和38年)、大阪府生まれ。2015年(平成27年)8月から現職。趣味はギター演奏。

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