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風しんが流行しています!~風しんの怖さや感染防止について~

【平成30年11月19日掲載】

こんにちは。健康福祉部長の西田です。
記録的に暑かった夏が過ぎ、秋の気配もすっかり深まり、朝晩冷え込んでまいりました。気温の変化が大きいこの季節は、より一層、体調管理にお気をつけください。

風しんが5年ぶりに流行しています!

さて、マスコミ報道などでご存知の方もおられると思いますが、今年は5年ぶりに風しんが流行しています。関東圏(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)を中心に7月下旬から風しん患者の報告数が急増しており、10月28日現在の全国患者報告数は1,692名に達しています。これは、過去5年間で1番多い患者報告数であり、患者報告数が1,000名を超えるのは、日本全国で風しんが大流行した平成25年(14,344名)以来、初めてになります。 本市でも、平成25年には115名の患者報告数がありましたが、26年、27年の患者報告はなく、28年と29年は1名でした。しかし今年は、すでに10月28日現在で4名の患者報告数となっており、今後、予防接種未接種者を中心に感染が拡大する可能性があります。
そこで今回は、皆さんに風しんの怖さや感染防止についてお話をし、風しんの予防に役立てていただきたいと思います。

 

風しん患者の報告数(年間)
  23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
全国 378 2,386 14,344 319 163 126 91 1,692
大阪府 53 408 3,192 17 10 13 10 56
高槻市 3 17 115 0 0 1 1 4

※平成30年の報告数は、平成30年10月28日現在の報告数になります。

風しんについて

風しんとは、風しんウイルスによっておこる急性の感染症で、潜伏期間は2~3週間(通常16日~18日)、主な症状は発しん、発熱、リンパ節の腫れなどがあります。昔は、「三日ばしか」などと呼ばれ、感染してもすぐに治るというイメージがあり、軽く考えられることが多い病気でした。しかし、妊婦、特に妊娠初期(20週頃まで)の方が風しんに感染すると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れなどの障がいをもって赤ちゃんが生まれることがあります。これらの障がいを「先天性風しん症候群」といいます。 風しんウイルスは、患者さんの飛まつ(唾液のしぶき)などによって感染します。また、他の人に感染する期間は、発しんの出る1週間前から発しんが出たあと1週間くらいになります。

予防と感染防止について

予防接種

風しん警報発令、ワクチンを打ちましょう。

風しんの予防には、予防接種を受けることがとても有効です。1回の接種で約95%、2回の接種で約99%の人に免疫ができます。
小さなお子様には、法定予防接種として、1歳児(第1期)と小学校入学前1年間の幼児(第2期)に麻しん風しん混合(MR)ワクチンを接種することになっていますので、対象の方は、期限内に漏れなく、確実に2回の予防接種を受けるようにお願いします。

現在、関東圏を中心に流行している風しん患者の多くは、法定予防接種の制度がなく、予防接種機会に恵まれなかった30歳代~50歳代の男性です。
赤ちゃんが「先天性風しん症候群」にならないためには、妊婦が風しんに感染しないことが大切ですが、妊娠中や妊娠の可能性がある場合は予防接種が受けられません。妊婦が感染する機会を減らすためにも、妊婦の周囲の方(配偶者を含む家族など)を含めた皆さんが、しっかり2回の予防接種を受けておくことがとても大切になります。風しんにかかったことがなく、予防接種歴がない、または抗体検査で免疫があることを確認できない場合は、任意での予防接種を検討してください。

本市では、妊娠を希望している女性やその配偶者などに対して、風しんの抗体検査や予防接種費用を助成しています。詳しくは、下記のリンク先を参照してください。
費用助成の対象ではない方も、自費にはなりますが、この機会にぜひ予防接種をご検討ください。
なお、予防接種を希望される場合は、かかりつけ医などの医療機関にご相談ください。

平成30年度風しんワクチン等予防接種事業

平成30年度風しん抗体検査事業

風しん予防のポイント

生まれてくる赤ちゃんのために「風しんワクチン」ポスター(PDF:952.6KB)

そのほかの予防法

また、感染防止には手洗いが大切です。外出後は、しっかりと手を洗いましょう。
万が一、発熱や発しんなど、風しんを疑う症状がある場合は、あらかじめ医療機関に連絡の上、受診してください。
受診の際など、外出する時にはマスクを着用し、妊婦との接触は避けてください。
社会全体で妊婦と赤ちゃんを守るという心がけをもって、感染防止に努めていただければと思います。

最後に

これから年末に向けて日増しに寒さも加わり、インフルエンザやノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の流行も心配される時期です。
皆さんも、風しんだけでなく、風邪などの感染症予防も心がけてお過ごしください。

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プロフィール
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西田 誠
1963年(昭和38年)、大阪府生まれ。2015年(平成27年)8月から現職。趣味はギター演奏。

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