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暑い夏、熱中症にご注意ください

【平成30年8月10日掲載】

こんにちは。健康福祉部長の西田です。

はじめに、このたびの大阪府北部を震源とする地震ならびに平成30年7月豪雨により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。地震の発生から一月余りが経過しましたが、被災された皆様が一日でも早く日常を取り戻すことができるよう、今後もしっかり取り組んでまいります。

さて、今年は7月から記録的な猛暑が続いておりますが、皆様体調はいかがでしょうか?気象庁によりますと、今後も気温の高い状態がまだまだ続く見込みです。熱中症にかかるリスクが高くなると予想されるため、例年は7月末までのところ、8月31日まで熱中症予防強化月間が延長されています。

今回は、暑い夏に特に気をつけていただきたい「熱中症」についてお話したいと思います。

 

熱中症とは?

私たちの体には、異常な体温上昇を抑えるための調節機能が備わっています。しかし、高い気温などの下で、体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、だるさ、けいれんや意識の異常など、さまざまな症状を起こすことがあります。これが熱中症で、ひどいときには死に至ることもあります。屋外にいるときだけでなく、室内で特に何もしていなくても、水分補給を怠ると熱中症になる場合があります。

子どもや高齢者は特に注意が必要です!

地面に近いほど気温が高くなるため、身長が低い子どもは大人よりも気温の影響を受けやすい環境にあります。特に乳幼児は、体温調節機能が十分に発達していませんので、保護者の方は十分注意してあげてください。また、高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくく、体に熱がたまりやすいといわれます。このため、気づかないうちに熱中症になってしまうことが多いと考えられます。昨年5月から9月の本市での熱中症による救急搬送者数は131人で、搬送者の半数以上が子どもと高齢者でした。また今年は7月末時点で196人の方がすでに救急搬送されています。この数は、過去13年間の中で最も多く、これまで以上に熱中症予防対策が重要です。

熱中症予防のポイント

では、熱中症は、どうしたら防げるのでしょうか。

大切なのは、「暑さを避けること」と「水分をとること」です。

  • 外出の際は、日陰を選んで歩いたり、帽子や日傘を使用して直射日光を避けるなどの工夫をしましょう。
  • 室内では、扇風機やエアコンで室温を調節するように心がけましょう。
  • 水分をこまめにとるようにしましよう。

水分が多く含まれているフルーツや野菜を摂取することもおすすめです。なお、ビールなどのアルコール類で水分補給をするのは絶対にやめてください。アルコールには利尿作用があり、結果的には補給した分以上に水分を失ってしまうことになります。

また、「暑さに負けない体づくり」も熱中症予防には効果的です。日頃から適度な運動を行い、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。

「暑さに負けない体づくり」に必要な栄養素

暑い夏に積極的に摂っていただきたい栄養素をご紹介します。

  • ビタミンB1

炭水化物と同時に摂ることで、エネルギーに変える役割があります。豚肉、豆腐や味噌などの大豆製品、モロヘイヤ、玄米などに多く含まれます。

  • ビタミンC

免疫力をアップし、ストレスへの抵抗力を高めます。また、しみやそばかす予防にも効果的な栄養素になり、赤ピーマン、ブロッコリー、カラフルな夏野菜に多く含まれます。

  • クエン酸

疲れの原因となる乳酸の発生を抑えます。梅干し、レモンやグレープフルーツに多く含まれます。

これら3つの栄養素を特に意識しながら、他の栄養素もバランスよく取ることが「暑さに負けない体づくり」に大切です。

熱中症の対処方法

実際に熱中症になった場合の対処方法はどうすればいいのでしょうか。

熱中症になったときは、生命にかかわる緊急事態であることをまず認識しなければなりません。上記の図表を参考に、1「涼しい場所への避難」、2「脱衣と冷却」、3「水分・塩分の補給」を行ってください。重症の場合はためらわずに救急車を呼びましょう。

「ちょっと、ひと涼みしませんか」を声かけに

高槻市では「ひと涼み」という日本らしい習慣を広げていこうという、熱中症予防声かけプロジェクトに参加しています。
市庁舎と保健所にものぼりを立てていますので、どうぞ気軽に入って休憩していってください。

「ちょっと、ひと涼みしませんか」
みんなで声を掛け合って、熱中症を予防しましょう。

「熱中症予防声かけプロジェクト」について

最後に

先日5日に、阪神甲子園球場で記念すべき第100回全国高校野球選手権大会が開幕しました。開会式では、選手がペットボトルをポケットに入れて入場し、熱中症予防のための水分補給タイムがとられたことが、大会史上初めての措置としてニュースで取り上げられ大きな話題となりました。

皆様も今回お知らせした、熱中症予防の内容を参考にしていただき、これからの暑い夏を元気に乗り切ってください。

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プロフィール
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西田 誠
1963年(昭和38年)、大阪府生まれ。2015年(平成27年)8月から現職。趣味はギター演奏。

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