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11月14日は世界糖尿病デー!生活習慣を見直しましょう

【令和2年11月13日掲載】

皆さんこんにちは、健康福祉部長の根尾です。

肌寒い日が続き、秋の深まりが感じられる季節になりました。涼しくなると体を動かしやすくなるので、皆さんも何か運動を始められてはいかがでしょうか?じっくり運動する時間のない方や運動不足と感じている方は、たった4分間で手軽に筋トレができる「高槻もてもて筋力アップ体操」がおすすめです。

さて皆さん、11月14日の「世界糖尿病デー」をご存じでしょうか。糖尿病の治療に使用されるインスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日に敬意を表し制定されたもので、糖尿病の予防や治療継続の重要性を周知する機会となっています。

糖尿病デーイベント

高槻市内でも、毎年11月14日の直前の日曜日に高槻市医師会地域連携パス(糖尿病)小委員会主催で、血糖測定や糖尿病に関する展示を行う糖尿病デーイベントが実施されていますが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から中止になりました。

そこで今回は同イベントの代わりにこの場を借りて、糖尿病について、そしていつまでも健康でいられる生活習慣についてお伝えします。

手軽に手堅く体力向上!「高槻もてもて筋力アップ体操」(愛称:もてきん 体操)

合併症の原因となる身近な病気・糖尿病

平成30年国民健康・栄養調査によると、日本では20歳以上の成人で男性の5.3人に1人(18.7%)、女性の10.8人に1人(9.3%)で「糖尿病が強く疑われる」となっていて、糖尿病は身近な病気です。糖尿病で困らないためには、糖尿病を知って、発症予防と重症化予防に取り組むことが重要です。しかし、糖尿病は痛みなどの自覚症状が少ないことから、医療機関や健診で糖尿病の疑いを指摘されても治療を受けない人が多くいます。血糖値が高いままでは、血管がもろく詰まりやすくなり、網膜症・腎症・脳梗塞・心筋梗塞などの様々な合併症の原因となり、生活の質(QOL)の低下や命に関わる事態を招いてしまいます。

そこで、地域で糖尿病を専門に取り組まれている高槻市医師会地域連携クリティカルパス(糖尿病)小委員会の先生方に発症予防・重症化予防のポイントを教えていただきましたので、皆さんにご紹介します。

糖尿病の発症予防のポイント

体重を測るはにたん
  • 定期的に体重を測り、BMI25以上の人は筋力を落とさないようにして減量する   

※BMI=体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)

  • 過食や脂肪・砂糖の過剰摂取に気を付ける
  • 主食・主菜・副菜のそろった栄養バランスの良い食事を心がける
  • ゆっくりよくかんで、3食きちんと食べる
  • 細切れでもよいので、日常生活の中で少しでも体を動かす

さらに、食事の最初に野菜を食べたり、食べ終わってから30~60分後に運動すると効果的です。

糖尿病の重症化予防のポイント

  • 前年の検査で良い結果であったとしても、1年に1回は必ず血液検査を受ける
  • 検査結果が、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)6.5%以上、空腹時血糖126mg/dl(ミリグラムパーデシリットル)以上、随時血糖200mg/dl(ミリグラムパーデシリットル)以上のいずれかの場合は、必ずかかりつけ医や健診を受けた病院を受診する

糖尿病はできるだけ早期に治療を開始し、血糖値をコントロールして、合併症を防ぐことが重要です。自己判断で治療を中断することなく、医師の指導のもと治療を継続しましょう。

生活習慣病の予防に 健康教室にご参加ください

市では、先ほどご紹介した発症予防のポイントを含む健康づくりのための食事や運動の実践方法が学べる健康教室を開催しています。同教室は、管理栄養士特製ランチの試食や食事バランス診断、運動指導士などによる自宅でも気軽に取り組める運動の実践指導など楽しみながら学べると、大好評いただいている教室です。糖尿病を含む生活習慣病を予防してずっと元気に過ごしていくためにも、ぜひ参加してみてください。今年度は、参加された方に素敵な景品をプレゼントします。教室の詳細や参加方法については、市ホームページや広報誌「たかつきDAYS」でご確認ください。

健康教室

運動の実践指導

管理栄養士特製ランチ

健康状態をチェック 特定健診を受けましょう

重症化予防のポイントは定期的な健診受診です。市では、国民健康保険にご加入の40~74歳の方を対象に、特定健診・特定保健指導を実施しています。特定健診とは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目して特定の項目を検査する健康診査のことをいいます。この結果により、生活習慣改善のための特定保健指導を受けることができますので、ご自身の健康状態をチェックするために、1年に1回必ず受けましょう。

【会場変更】高槻市国民健康保険特定健診・特定保健指導

予防は最大の治療 子どもも大人も糖尿病予防に取り組みましょう

平成30年度から開始した「第3次・健康たかつき21」では、全体目標である「健康寿命の延伸」の実現に向けた重点目標として、「生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底」を掲げています。その中でも、重大な合併症を引き起こす恐れのある糖尿病への対策は重要な課題の一つです。

家族で食事をするイラスト

また最近は、肥満を原因とする子どもの糖尿病も増えてきています。糖尿病の発症予防は、大人だけが取り組むのではなく、子どもの頃から、朝食を欠食せず3食規則正しく食べる、バランスよく食べる、よく噛んで食べる、清涼飲料水や菓子類は控えめに、適度な運動をする、規則正しく睡眠をとるなどの健康的な生活習慣を心がけることが大切です。

予防は最大の治療です。子どもも大人も一緒に糖尿病の発症予防に取り組みましょう。

「第3次・健康たかつき21」

健康は1日では成らず 毎日の生活習慣で作られます

毎日、忙しく生活していると、健康についてゆっくり考える時間はあまりないかもしれません。私は運動不足になりがちで、コレステロール値などが気になるので、健康診断を受診するほかに、健康チェックをかねて定期的に献血をしています。献血をすると検査項目は限られますが、無料で血液検査をしてもらえるので、社会貢献しながら健康チェックができます。

健康は1日では成らず、毎日の生活習慣で作られます。いつまでも健康でいられるよう、「世界糖尿病デー」のこの機会に、ぜひご自身やご家族の生活習慣や健診結果などを見直す時間をとってみてください。

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プロフィール
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根尾 俊昭
1965年(昭和40年)、大阪府生まれ。2020年(令和2年)4月から現職。趣味はドラマ・映画鑑賞。

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