現在の位置

家庭学習を支援する「学びup↑講座(まなびあっぷこうざ)」にご期待を

【令和2年3月24日掲載】

学校教育監の横山です。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、児童生徒、保護者の皆様には、多大なるご協力とご理解をいただき、ありがとうございます。再び子どもたちが安心・安全に学校生活が送ることができるよう、今後も子どもたちの健康を守る取り組みを行ってまいります。

さて、今回は市内全中学校にて実施している「学びup↑講座」について、ご紹介したいと思います。

中学生の自学自習力を育む高槻市の取り組み

本市の中学生の学力については、全国学力・学習状況調査などの結果から、向上傾向にあります。しかし、学校の授業以外の学習量が全国平均と比べて少ないという課題があり、子どもが自分で学習する習慣を身に付ける必要があると考えています。このことを踏まえ、中学生の自学自習力を育み、学力向上を図るために、「学びup↑講座」を実施しています。実施に当たっては、民間企業と連携し、そのノウハウを生かしながら、子どもたちの学びをサポートしています。市内全ての中学生が参加対象で、費用はテキスト代も含めてかかりません。講座は毎週土曜日もしくは日曜日を基本とし、市内全ての中学校にて開催しております。指導教科は数学と英語の2教科で、1教科45分間の講座となっています。本年度は、定員を大きく超える申し込みがあり、生徒の皆さん、そして保護者の皆さんの関心の高さが伺えました。

家庭での学習を促す「学びup↑講座」の流れ

面談でアドバイザーへ勉強方法を相談

「学びup↑講座」の内容ですが、まず講座の参加申し込み時に、生徒・保護者・アドバイザーの3者で面談を行います。面談では生徒一人一人に合わせたカリキュラムを作成し、「学びup↑講座」でどのような力をつけていきたいのかといった目標を事前に設定します。

講座では、毎回始めに10分確認テストに取り組み、学習内容が理解できているかを確認します。その後、作成したカリキュラムに基づき、テキストを使って学習を進めていきます。基本的には自分で考えながら取り組んでいきますが、途中でわからないところや、疑問に思ったことはアドバイザーに質問して解決することができます。各回の講座では宿題が設定され、次回の講座までに家庭で取り組みます。家庭ではパソコンやスマートフォンなどの端末を使って、インターネット動画で講師の授業を閲覧することができ、学習した内容をわかりやすく復習することができます。

またカリキュラムの進捗状況を確認するために、アドバイザーとの面談を実施し、学習の進め方に関するアドバイスや、カリキュラムの見直しを行います。

「学びup↑講座」にて熱心に学習する生徒たちの様子

ここで、「学びup↑講座」に参加している生徒の様子をご紹介します。講座開始の15分ほど前から、生徒たちは筆記用具やテキストが入ったカバンを持って会場へ集まってきます。生徒たちはまず教室の前で、自分の名前とQRコードが記された個人カードを手に取ります。そして、個人カードをタブレット端末にかざし、出席したことを記録させていきます。この時、カードをかざしている生徒の様子がカメラで撮影され、その画像が電子メールで保護者に届くようになっているため、保護者は安心して講座に参加させることができます。

生徒の入退室を記録するタブレット端末

生徒の入退室を記録するタブレット端末

 

本人の様子は保護者にもメールで届きます

本人の様子は保護者にもメールで届きます

 

 

10分確認テストに集中している様子

講座開始時刻になると、アドバイザーから10分確認テストが配付されます。すると、それまで聞こえていた話し声がなくなり、生徒の集中がテストに注がれ、教室の雰囲気が一気に学習モードへと切り替わっていきます。

アドバイザーに質問している様子

5分ほど経過すると、テストを終えた生徒から自己採点をはじめ、間違えたところについては、テキストを開いて自分でもう一度確認したり、アドバイザーに質問したりします。続けて、生徒たちはテキストを開け、自分の力で考えながら、問題に取り組んでいきます。テキストに問題の解答を書き込んでいる生徒、辞書や参考書で調べている生徒、近くの友達に相談している生徒など、自分ができることに一生懸命な様子です。また、わからないところをアドバイザーに質問し、思わず「わかった!」と声にしたり、学習に取り組む生徒の真剣な眼差しはとても印象的です。45分間の前半の講座が終わると、10分間の休憩となり、生徒たちはほっと一息。その後再び次の教科の講座が始まります。この45分間も生徒たちはそれぞれの課題に集中して取り組みます。講座が終わると、宿題が課され、生徒たちはその問題をカラーペンで印をしたり、範囲を別のメモ帳に記録したりします。そして、退室の身支度を終えると、生徒たちは再び個人カードを手に取り、タブレット端末にかざしてから帰っていきます。

どの子もにこやかな表情で教室を後にし、頑張った後の達成感がにじみ出ていました。

子どもたちの可能性を最大限に伸ばしていくために

本日開催された、市議会本会議では、令和2年度の予算案を可決いただきました。その中には、この「学びup↑講座」の予算も含まれていて、来年度も、しっかりと生徒たちの学びをサポートアップしていけるよう、教育委員会一同、スタートダッシュを切りたいと意気込んでいます。

今の子どもたちが成人して社会で活躍する頃には、社会は急激な変化の時代を迎えていると予想されます。本市では、子どもたちが様々な変化に積極的に向き合い、自主的に学び続け、他者と協働して課題を解決する力を育むことができるよう、今後も取り組みを進めてまいります。

こちら部長室バックナンバー

こちら部長室

お問い合わせ先
横山 寛の写真
横山 寛
1960年(昭和35年)、大阪府生まれ。2019年(令和元年)8月から現職。趣味はサッカー観戦。

高槻に住もう!たかつき ウェルカムサイト 定住促進特設サイト

ホットニュース

ページの先頭へもどる