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子どもたちの笑顔輝く「スクールフェスタ 2019」を開催しました

【令和元年12月27日掲載】

学校教育監の横山です。

今年も残りわずかとなりました。

来年はいよいよオリンピック・パラリンピックが日本で開催される年です。

日本を舞台に感動が生まれ、出場する選手だけでなく、一人でも多くの人たちに勇気と希望を与えてくれる機会になることを期待し、楽しみでなりません。

さて、今回は11月の29日と30日の2日間に渡って、高槻現代劇場で開催しました「スクールフェスタ」についてリポートします。

子どもたちの笑顔が主役

スクールフェスタは、市内の児童生徒が日頃の学習の成果や部活動の成果を発表することを通して、児童生徒の学び合いを深めるとともに、芸術文化に対する関心や学習意欲を高めることを目的に実施しています。

日常とは異なる環境で、仲間とともに多くの人の前で発表することは、子どもたちの感受性を刺激し、達成感をもたらします。

緊張しながらも堂々と発表する子どもたち一人一人の姿はとてもたくましく、どの会場でも子どもたちの笑顔が輝き、見ている私たち大人を感動させてくれる素晴らしい内容でした。

それでは、子どもたちが主役となって盛り上げた各会場の様子をご紹介します。

音楽を通じて感動を共有する「けやき音楽祭」

けやき音楽祭の様子

今年の「けやき音楽祭」には、市内代表12校の市立小学校の子どもたちが参加しました。

オープニングは出場者全員で歌う「はじめようコンサート」。続いて、トップバッターを務めた樫田小学校の全児童が披露してくれた「山のポルカ」の合奏と「うたえバンバン」の合唱を皮切りに、出場したどの学校も、練習してきた合唱や合奏を精一杯発表してくれました。

舞台にあがった子どもたちは、緊張しながらも、励まし合いながら呼吸と気持ちを合わせていました。発表を終えた子どもたちの表情は、どこか自信に溢れ、とても輝いていました。

それぞれの感性を大切にしながら、仲間と声や気持ちを一つにし、練習を積み重ねてきた成果を人前で発表した経験は、仲間との繋がりを深めるとともに、さらなる成長に繋がっていくものと期待します。

日常の学びを仲間とともにカタチにする「中学生交流会」

中学生交流会の様子

中学生交流会は、「だれもが、自分らしく、生き生きと、交流を楽しむこと」を目的に、市立中学校の支援学級に在籍している生徒とその学校の仲間が、日ごろ学習していることを自分自身が舞台で発表するだけでなく、他校の発表を見ることを通じて、学びを深めるものです。

歌、ダンス、創作劇、紙芝居、決意表明、学習発表など、発表の形式は様々ですが、『伝えたい』という思いはどの生徒も同じです。それぞれの表現方法で、自分たちの気持ちや考えを仲間と力を合わせて発表してくれました。会場は、大きな拍手につつまれました。

夢中になって取り組む子どもたちの姿は、感動や元気をあたえてくれました。生徒たちの熱い思いが市民の皆様に伝わり、会場全員の気持ちがつながりあう、素敵な交流会になりました。

伝えたい想いを言葉に乗せて発信する「中学生主張大会」

中学生主張大会の様子

今回の主張大会で発表してくれたのは、市内の中学生521名の応募があった中から、主催者の高槻ライオンズクラブと教育委員会による厳正なる審査の結果選ばれた10名です。

テーマは「元気・勇気・笑顔」。

幼い頃は簡単に言葉にできていたことも、様々な出会いや経験を経て人間形成がされていく中で、気持ちを素直に言葉にできなくなることがあるのではないでしょうか。

とりわけ中学生は、自分の将来と向き合うことも増え、親との関わりや仲間との関わり、様々な環境と出会い、たくさんのことを学び、感じながら日常を過ごして成長するが故に、うまく言葉にできなかったり、心とは裏腹な行動をしてしまうことがあります。

そんな多感な時期を過ごしている中学生を代表する10名が、「生きること」、「部活動を通して学んだこと」、「笑顔と共に歩む日々」など様々なテーマで、日ごろ感じている家族への感謝の気持ちや将来の夢、中学校生活で頑張っていることなど、熱い想いを発信してくれました。

想いをカタチにして豊かに表現する、その言葉一つ一つには重みがあり、これからの社会を支える人材となる若者の姿に、心強さを感じました。

 

心豊かに育む「読書感想文コンクール表彰式」

読書感想文コンクール表彰式

今回のコンクールにも、市内小中学校からたくさんの応募があり、受賞する感想文が選出されました。表彰式当日は、最優秀賞・優秀賞に選ばれた12名に表彰状及び記念品が贈呈されました。また、受賞者一人一人が感想文を発表してくれました。

本の中に登場する人物と自分自身を照らし合わせて「主人公の言葉を聞いてハッとさせられた」、「一人一人の意見も尊重しながら進めていくことが大切な事だと感じた」といった発表があり、それぞれが言葉選びや表現にこだわった内容でした。どの感想文からも、読書の喜びや楽しみが感じ取れ、すてきな本の世界へ私たちを引き込んでくれた一日となりました。

子どもの読書活動は、「子どもの読書活動の推進に関する法律」の理念にも掲げられていますが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことのできないものです。また、読書習慣を身につけることは、国語力を向上させるばかりでなく、一生の財産として生きる力ともなり、楽しみの基ともなります。

子どもたちの心を豊かに育むために、子どもたちが自主的に読書活動に取り組める環境整備を推進していくことの重要性を改めて感じました。

グローバルな社会を生き抜く「中学生英語スピーチ大会」

中学生英語スピーチ大会の様子

今回のスピーチ大会には、市内中学校から29組41名の参加がありました。スピーチ部門のほか、暗唱、ショウアンドテル、朗読、スキット、歌の部門があり、一人一人が創意工夫しながら授業や練習で培った成果を発表していました。

スピーチ大会の進行及び発表、発表後の審査員などからの講評については、全て英語で行われています。審査員から英語で講評を受けている際、発表者だけではなく参加者全員が真剣に聞き入っている表情はとても印象的でした。

スピーチ大会では、審査委員が発音や表現など複数の観点から審査し、ポイントを加算します。そして、一定の基準を満たした参加者には、高槻市都市交流協会特別賞のほか、それぞれの発表にふさわしいネーミングをその場で名付けられた賞が贈られます。また、その中でも非常に高い評価を得た参加者には、ベスト部門賞が贈られます。

今回の大会ではチームワーク賞、ジェスチャー賞をはじめとする様々な賞を13組が受賞し、評価が非常に高かった2組にはベストレシテーション(暗唱)賞、ベストスピーチ賞が贈られました。

審査委員長である関西大学の池田真生子教授からも、「大変だったと思いますが、皆さん、とても頑張っていたと思います。これからもできるだけ英語を聞いてほしいです。私が学生の頃はなかなかありませんでしたが、皆さんの周りには英語に触れるための色々な材料があります。これからも皆さん一緒に切磋琢磨して頑張ってください。」といったエールが送られました。

子どもたちの英語力の高まりを感じる大会となり、これから一層グローバルになるであろう社会を担っていく子どもたちの未来を考えると、とても頼もしく感じました。

スクールフェスタ2019を終えて

今年のスクールフェスタも、事前の準備から当日の運営に至るまで、高槻ライオンズクラブ様をはじめ、関係各所の方々のご協力のおかげをもちまして無事に終えることができました。

子どもたちが主役となって、様々なカタチで日ごろの学習の成果を人前で披露したことが、少しでも一人一人の自信に繋がり、これからの学びを深めることはもちろん、この経験を学校生活に持ち帰り、仲間と共有することで、一人一人が健やかに、豊かに成長することを願っています。

学校生活などにおける一瞬一瞬の時間や一つ一つの経験は、子どもたちが大人になっていく過程の中で大変貴重なものです。教育委員会といたしましては、高槻市教育振興基本計画に掲げる「めざす子ども像」の実現に向け、地域に開かれた特色ある学校づくりや教育環境の整備など、様々な取り組みを推進していきたいと思います。

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プロフィール
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横山 寛
1960年(昭和35年)、大阪府生まれ。2019年(令和元年)8月から現職。趣味はサッカー観戦。

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