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(社会教育部長・春本一裕 第10回)
自分磨きの『学び舎ネット大会』
社会教育部長の春本です。 近年、この可愛い子どもたちに関する悲惨な事件が相次いでいます。親による子どもへの虐待、エスカレートしての殺害など、これまでの日本の社会では考えられないことが、毎日のように新聞紙上等をにぎわしています。 そこで今回は、家庭教育を通して親子・家族のあり方を考えてみようと、『学び舎ネット大会』をおってみました。 ■ところで「学び舎ネット」って何?
親や地域の方々が、子どもたちと共に、互いに学び高め合うことができる「家庭と地域づくり」のため、地域の成人を対象とした生涯学習の自主活動グループです。今回の大会は、市内各ネットが一堂に会する年1回の大会で、その計画立案から講師の選定・依頼も実行委員が中心になって取り組まれました。 現在、市内32の小学校区で28学級が開設され、約1,300人の方々が学んでいます。各学級で取り上げられるテーマは、「子育て」や「食育」・「環境問題」についての講演会から、「ゴスペル体験」・「絵手紙講座」・「健康講座(フラダンス体験・ボクササイズ・自力整体・ヨガ・ウォーキング他)」「料理教室(和菓子作り・ハーブ料理・乳製品料理他)」まで多種多彩。美術館や工房の見学なども行われます。 ■「第30回高槻市学び舎ネット大会」を開催!去る10月30日(火)には、高槻現代劇場中ホールで、大会実行委員会(山本重子実行委員長)と高槻市教育委員会が共催で「第30回高槻市学び舎ネット大会」を開催しました。今回は、開会にこぎつけるまでの実行委員さんと大会当日のネット生の感想に焦点をあて、担当職員の苦労談も書き加えてみました。
第30回高槻市学び舎ネット大会にむけて、実行委員会が発足したのは平成19年6月14日のこと。メンバーは、市内に28学級ある学び舎ネットから選ばれた13人。小学生のお子さんがいる保護者の方が中心で、ほとんど初対面のメンバーです。
雑誌モデル?三つ子ちゃんの母?その子どもさんに障がいがある?義肢デザイナー?ヨガスタジオの代表取締役?一体どんな方?会ってみたい・・・!!喧々諤々の論議の結果、テーマは「子育てとライフスタイル スーパーマザーの子育て奮闘記」と決定しました。
野上文代さんは、ご自分の経験から、現在は障がいをもつ子ども達や障がいのある方々の幸せな人生を願い、講演会・テレビ・ラジオ・執筆など、多方面で提言を続けておられます。また、ファッション誌『VERY』に毎月読者モデルとして紙面を飾り、モデルママとしても活躍中。 内容は、ご自分の経験を中心に話され、障がいを知ったときの気持ち、そのことを受け入れるまでの思い、また子どもが成長するにつれ初めて知るいろいろな壁。また、「自分が死ぬときには、一緒に連れていかなあかんかなーと思ったことも・・・」。「『障害児』って書きますが…、害虫・公害の『害』という漢字を人間に使うことは、きっと通常の子を育てていたら気づかなかったでしょう」という言葉には、会場が静寂につつまれました。
大会終了後、ネット生から「障がいがあろうとなかろうと、一生懸命生きるということを教えてもらった」「母親としての強い意志と愛が感じられた」「大変パワフルで前向きな姿勢を見習わないといけないと思った」「出産後からの話を聞いて、とても感動しハンカチが手放せなかった」といった感想や、「時間がなくても、子どものことだけに時間を費やすのではなく、そのパワーを蓄えるために、自分磨きや、ストレス発散もされている生き方が参考になった!」「子どもを授かったときの気持ちを思い出させてくれました」など、感動を受けた参加者から多くの声が寄せられました。 ■「学び舎ネット」は、自分自身を発見する場
学習は、子どものためでも、家族のためでもありません。自分自身のため、また、生きがいの発見にもつながります。自分で学習し、自分の生き方を見つけることは、子どもたちにとっても、家族にとってもプラスに作用し、自信を持った子育てにつながります。皆さんも「学び舎ネット」に参加し、自己をみつめるとともに、たくさんの友達と触れ合うなかで、自分流の子育てを見つけませんか。 「学び舎ネット」は、随時ネット生を募集しています。また、「学び舎ネット」自体の立ち上げについても、高槻市教育委員会が支援しています。 詳しくは、社会教育課(TEL 674−7654)まで。 平成19年度 高槻市学び舎ネット一覧表(28学級)
(あいうえお順・☆印は大会実行委員)
▽春本 一裕 (はるもと かずひろ) 1950(昭和25)年、大阪府生まれ 。2007(平成19)年4月より現職。趣味は、歴史散策と水泳と山歩き。 ■社会教育部長のバックナンバー |
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