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(地域教育監・春本一裕 第26回)
「青少年を健全に育むまち 高槻」をめざして
古代の和歌の中にも、春霞を歌枕としたものがたくさんあります。しかし、最近の春霞は、黄砂などの微粒子によって発生する場合が多いといわれています。ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠で巻き上がった砂ぼこりが偏西風に乗って朝鮮半島や日本に飛来するのが黄砂ですが、最近では砂塵に工場の排煙なども混じっていて、健康にも影響を及ぼしかねない状況になっています。環境問題は、決して他人事ではないですね。 地域教育監の春本です。 黄砂はともかくとして、冬から春への変化は、心もうきうきしてきます。しかし、浮かれすぎて?昔では考えられない事故や犯罪などが多発しています。また、犯罪の低年齢化も進んでいます。 そんななか、"地域の子どもは地域で守る!地域で育てる!"をコンセプトに、青少年指導員が各種の健全育成活動に取り組んでいます。 今回は、地域で活躍されている青少年指導員の役割と活動内容について紹介します。 ■青少年指導員とは……
指導員の皆さんは、青少年の健全育成を目的として、地域教育協議会や青少年健全育成協議会などの団体と連携・協調を図りながら、非行防止や社会環境の健全化など、各種の活動に取り組んでいただいています。 ■地域の実情に応じ広範な活動
1.青少年の健やかな心や体を育むための広報啓発活動と健全育成活動に関すること 2.青少年を非行防止や犯罪などから守るため、愛情とふれあいを基本に、青少年が気楽に話せる相談相手となること 3.関係機関と連携するなか、地域全域が一体となり、協働した体制づくりで健全な環境づくりに努めること 4.大阪府青少年健全育成条例及び高槻市青少年健全育成条例に定める趣旨に基づき、教育委員会が委託する実態把握調査に関すること 5.社会環境の地域情報を収集するとともに行政情報を伝達し、地域と行政のパイプ役に努め、適宜、教育委員会へ報告すること など ■青少年指導員協議会を設け各種団体等との連携・協力も最近の青少年問題は、一部の地域のみでなく社会全体に関わる問題が多くなっていることから、青少年指導員は、相互の連絡協調を図り、指導員としての資質の向上などを目的に「高槻市青少年指導員協議会」を結成し、関係各機関・各種団体と連携・協力しながら青少年の健全な育成について総合的な取り組みを進めています。《青少年指導員協議会の主な事業》
2.健全育成のための社会環境浄化 3.文化、スポーツ活動の普及・促進(水圧ロケット製作教室と飛行競技 、中学校吹奏楽部のブラスバンドフェスティバル、ちびっ子綱引き大会など) 4.街頭啓発の実施(高槻まつり、天神まつりなど) 5.研修事業の実施、運営体制の充実、研修事業への派遣(大阪府青指協 、三島ブロック青指協等) 6.年2回「青指だより」の編集・発行、7月の暴走族追放・少年非行防止月間啓発、11月の全国青少年健全育成強調月間街頭啓発など 青少年の健全育成をめざし、以上のような活動を積極的に取り組んでいます。 ■青少年の健全育成は地域から先日、青少年指導員の委嘱式があり、128人の方に青少年指導員を委嘱しました。指導員の皆さんは、青少年の健全育成に関する各種活動に日々積極的に取り組んでいただいていますが、青少年の健全な成長は、子どもたちをとりまく様々な課題や安全・安心について、家庭・地域・学校が連携を深めるなかで、一丸となって取り組んでいくことが大切です。 皆さんも、日頃から青少年指導員と連携を図りながら、健全育成事業に積極的に関わって非行やいじめを払拭し、青少年が誇りを持って「ふるさと 高槻」と言える、そんなまちづくりを進めましょう。 なお、「青少年指導員」や青少年の活動に関するお問い合わせは、青少年課までお気軽に連絡ください。
▽春本 一裕 (はるもと かずひろ) 1950(昭和25)年、大阪府生まれ 。前社会教育部長。2008(平成20)年4月より現職。趣味は、歴史散策と水泳と山歩き。 ■地域教育監のバックナンバー |
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