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平成20年12月定例会閉会に当たってのあいさつ

平成20年12月19日、平成20年12月高槻市議会定例会の閉会に当たって、本会議場で述べた内容です。


閉会に当たりまして、一言、ご挨拶を申し上げます。

本定例会は、12月3日の開会以来、本日に至るまで17日間にわたり開催されてまいりました。その間、議員各位からいただきました、ご意見、ご指摘等につきましては、今後、その対応に十分に留意しながら、市民の皆様の信頼に応えることができるよう、市政運営に取り組んでまいります。

ここで、行政報告が3件ございます。

ジーエス・ユアサコーポレーションが土地を寄贈
ジーエス・ユアサコーポレーションが土地を寄贈
JR高槻駅北東地区における土地の譲り受けについて

まず初めに、JR高槻駅北東地区における土地の譲り受けについて、ご報告いたします。
本議会の冒頭でもご報告させていただきましたが、株式会社ジーエス・ユアサインターナショナルが北東地区内に所有する土地の一部を無償譲渡する旨の目録を今月16日に受理いたしました。 本市といたしましては、改めて感謝の意を表するとともに、今後、JR高槻駅北東地区のまちづくり並びに本市の防災力向上のため、有効利活用してまいりたいと考えております。

「学びの連鎖強化ビジョン」シンポジウムについて

次に、「学びの連鎖強化ビジョン」シンポジウムについて、ご報告いたします。
今月15日、生涯学習センターにおいて開催されました本シンポジウムは、学校、家庭、地域、その他さまざまな関係者の「横の連携」と、幼稚園から大学までのすべての教育機関の「縦の接続」を強化することで、学びの相乗効果を生み出すことを目的に実施されました。 当日は、私もパネラーとして参画しましたが、300人近い参加者があり、教育を取り巻くさまざまな関係者の幅広いネットワークづくりにより、大きな教育効果を生み出していけるものと思っております。

本シンポジウムの成果を活かし、今後も、教育条件の整備に努めてまいる所存でございます。

「多文化共生・国際理解教育事業」に係る訴訟について

最後に、「多文化共生・国際理解教育事業」に係る訴訟についてご報告いたします。
本件につきましては、第1審に続き、控訴審でも本市が全面勝訴したことを、本議会の冒頭でご報告させていただきましたが、原告はこの判決を不服として、今月10日に最高裁判所へ上告をいたしました。 本市といたしましては、訴訟代理人と協議の上、適切に対応してまいります。


さて、ことし今年も残り少なくなりましたが、ここで、本市における主要な出来事を、私なりに振り返ってみたいと思います。

2月には、JR高槻駅北東地区市街地整備事業において、関西大学との間で、「高槻新キャンパス」の設置に対する支援等に関して「基本合意書」の締結をいたしました。その後、7月の土地区画整理組合の設立認可や都市計画決定などを経て、11月には関西大学による建築工事の本格的着工を、そして今議会における、関連の補正予算、契約案件のご承認に至るまで、この1年で市街地整備事業が大きく前進したものと考えております。

庄所コミュニティセンターと子育てすくすくセンター
庄所コミュニティセンターと子育てすくすくセンター
4月には、戦略的な自治体経営、保健・医療・福祉の各分野の一層の連携・充実、子どもに係る施策の総合的・一体的な推進などを目的として、機構改革を行いました。

また、旧庄所小学校跡地に市内で17館目となる「庄所コミュニティセンター」「子育てすくすくセンター」が開設いたしました。この「子育てすくすくセンター」の開設により、全中学校区への子育て支援拠点の整備が完了いたしました。 さらに、近隣市町と合併をされた姉妹都市の益田市及び若狭町との提携再調印を行うとともに、姉妹都市の観光案内、特産品の展示販売を行う「姉妹都市交流センター」を大手町に開設いたしました。

学校図書館支援員
学校図書館支援員
5月には、大蔵司橋の架け替え工事が完了し、全面供用を開始しました。
北西部の住宅開発もあり、特に朝夕の通勤・通学時においては、多くの車両と歩行者が通行しておりましたが、これで慢性的な渋滞の解消と歩行者の安全で快適な歩行空間の確保が実現できました。

6月には、全小学校に学校図書館支援員を配置し、今年度から5・6年生に拡大した少人数授業と合わせて、「確かな学力」の定着に向けて取り組んでまいりました。
初夏から秋にかけて、ヒートアイランド対策や地球温暖化防止のため、「緑のカーテン大作戦」を展開し、市庁舎や保育所、幼稚園、小中学校など公共施設のほか、市民モニターの方々にもご家庭で取り組んでいただきました。多くの子どもたちや市民の皆さんにも参加していただき、環境問題について考えるきっかけになったものと考えております。

8月6日の夕刻には、局地的な豪雨により、市内中部地域を中心に、100世帯以上で家屋の浸水被害が発生し、本市も関係職員を動員させ対応に当たりました。自然災害の予測は困難ではありますが、被害を最小限に抑えるためにも、引き続き防災体制の更なる充実に努め、市民生活を守ってまいります。

8月の北京オリンピックでは、本市出身のバレーボールの佐野優子さん、陸上の金丸祐三さんが、また、9月に同じく北京で開催されたパラリンピックには、車椅子バスケットボールの高林美香さん、シッティングバレーボールに、本市在住の金木絵美さんがそれぞれ出場され、活躍されました。こうした選手に続いて、世界の舞台で活躍される市民が出て来られることが期待されます。

高度救助隊
高度救助隊
10月には、消防本部「高度救助隊」が発足いたしました。多様化・複雑化する大規模災害や、特殊な災害に、迅速かつ効果的に対応するために、最新鋭の救助機材を装備しており、これにより、更なる救助活動の強化が期待されます。

11月には、重点施策のひとつにも掲げております食育を総合的、計画的に推進するため、「食育推進計画」を策定いたしました。すでに各般の取組を実施しておりますが、引き続き、施策の充実に努めてまいります。

また、本年は市制施行65周年、中核市に移行して5年を迎えましたので、この1年、記念式典や様々な記念事業を実施してまいりました。これをひとつの節目といたしまして、この先50年、100年を見据えて、魅力あるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

以上、私の印象に残った主な事項をいくつか述べさせていただきました。

さて、本年は、原材料・食糧価格の高騰に伴う生活関連物資の価格上昇、世界的な金融危機の深刻化、景気減速による企業収益の悪化など、市民生活や本市の財政運営を取り巻く環境は、さらに厳しさを増しており、今後も当面、景気回復が見込めない厳しい情勢となっております。

大阪府においては、2月には橋下知事が就任され、意欲的に財政再建に取り組まれております。
今年度予算からの事業の縮小に加え、平成21年度にかけましても「福祉医療費助成制度」の見直しや「補助金の交付金化」など、本市の事業にも影響が予測されます。市民生活へ混乱が生じないよう、引き続き、市長会等を通じて十分に議論してまいりたいと考えております。
ユリカモメ
ユリカモメ

本市を取り巻く環境は、決して楽観視できるものではありませんが、私といたしましては、高槻の明るい未来を志向し、来年も引き続き、市政運営に全力で取り組んでまいりますので、宜しくお願いいたします。

最後になりましたが、議員各位におかれましては、この1年、市政発展のため、大変お世話になり、誠にありがとうございました。

時節柄、健康には十分ご留意いただき、引き続き、ご活躍いただきますよう、お願い申し上げますとともに、ご家族ともども良き新年を迎えられますよう、祈念申し上げまして、閉会に当たりましての、ご挨拶とさせていただきます。





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